2022年 京浜盃の予想

雲取賞の上位3玉は強いですが、前走で羽田盃出走権を取りに行った後の一戦。ここはそれらが取りこぼすことで、大波乱の可能性もあります。ここはそのストーリーも視野に入れて予想を組み立ててみました。

大井11R 京阪盃 ダ1700m
 ◎ (1)ノブレスノア
 ○ (11)マイブレイブ
 ▲ (8)プライルード
 △ (6)ナッジ
 △ (9)シャルフジン
 △ (5)シルトプレ
 △ (4)フォラステロ

見解
 ◎ (1)ノブレスノア

 同型馬不在のハイセイコー記念を、マイペースで逃げ切り勝ちした実力馬。前々走の全日本2歳優駿は、2歳ダート路線では圧倒的な存在のドライスタウトに外から食らいついて行く競馬。勝ちに行く競馬をしたために3角過ぎではもう手応えを失っており、11着大敗を喫しました。

 前走のニューイヤーCはGⅠの舞台で無理をさせたあとの一戦らしく、状態ひと息。案の定、やや出遅れて外のリヴィフェイスにハナを奪われたために、序盤から押して押して何度か先頭に立ったものの、終始リヴィフェイスにマークされ、 ラスト2F13秒2-13秒9の苦しい展開になって4着に敗れました。

 しかし、前走で厳しい流れを経験したことで、今回での粘りが増すでしょう。前走でニューイヤーCを逃げ切りした同型馬の(9)シャルフジは、今回で二走ボケが懸念されること、また、同馬は折り合う競馬もできることから、今回はノブレスノアの前からの押し切りに期待しました。

 ○ (11)マイブレイブ

 4走前の平和賞で2着。このレースでは後のニューイヤーCの1着馬ミゲルや2着馬リヴィフェイスが相手。4走前は内枠から好発を切って、外から前を主張してくる各馬に行かせて、2列目の最内を確保。前がペースを引き上げた中、最短距離競馬で4角出口で外に出しての2着。

 当時5着もミゲルはラスト1Fを過ぎたところで挟まれて鞍上がバランスを崩す不利があっての5着でしたが、正攻法の競馬でリヴィフェイスを4着に下したのは上々。前走の雲取賞では4着完敗でしたが、今回は上位3頭が羽田盃出走権を取りに行った後の一戦で本調子ではないことが予想されるだけに、同馬を3番手評価としました。


 ▲ (8)プライルード

 4走前の平和賞で2着。このレースでは後のニューイヤーCの1着馬ミゲルや2着馬リヴィフェイスが相手。4走前は内枠から好発を切って、外から前を主張してくる各馬に行かせて、2列目の最内を確保。前がペースを引き上げた中、最短距離競馬で4角出口で外に出しての2着。

 当時5着もミゲルはラスト1Fを過ぎたところで挟まれて鞍上がバランスを崩す不利があっての5着でしたが、正攻法の競馬でリヴィフェイスを4着に下したのは上々。前走の雲取賞では4着完敗でしたが、今回は上位3頭が羽田盃出走権を取りに行った後の一戦で本調子ではないことが予想されるだけに、同馬を3番手評価としました。

 △ (6)ナッジ

 昨秋のJBC2歳優駿では1番人気で2着と好走した馬。JBC2歳優駿は内からエンリルがハナを主張したところで外から(9)シャルフジンに競られて、前半3F通過34秒8のオーバーペースとなりました。その流れを利して最後方からじわじわ位置を押し上げ、直線外一気で優勝したのがアイスジャイアント、中団の内で脚をタメて直線内から馬群を捌いて、抜け出して2着だったのがナッジです。

 JBC2歳優駿では4角先頭からシャルフジンがしぶとい粘りを見せていましたが、同馬とナッジの着差は0.9秒。前走の平和賞ではシャルフジンの2着でしたが、同じくらいの実力はあります。展開次第では同馬との逆転も可能なだけに、警戒が必要でしょう。

 △ (9)シャルフジン

 3走前のサンライズC、前々走のJBC2歳優駿では△ナッジに先着を許しましたが、3走前のサンライズCは外からモーニングショーにプレッシャーを掛けられ、4角で同馬を振り切りに行ったことが仇となり、最後に失速したもの。また、JBC2歳優駿の敗因は前記したとおり。

 しかし、前走の平和賞では同型馬不在で、これまでよりも楽に逃げられたのも勝因ですが、前走でも稍重ながらラスト2F12秒3-13秒3と失速しているように、厳しいペースだったのも明らか。休養中に成長した面もあったのでしょう。地力をつけているとは見ていますが、今回は休養明け好走後になるので、狙い下げました。

 △ (5)シルトプレ

 デビューから3戦は短距離を使われ、追走に苦労する面を見せていましたが、4走前より距離を延ばして本格化した。3走前の鎌倉記念では、前半3F36秒0-後半38秒9の超ハイペース。逃げた◎ノブレスノアの外3番手から3角では同馬に並びかけ、抵抗する同馬を直線半ばで競り落とし、外から伸びてくるママママカロニを寄せつけずの勝利と、強い内容でした。

 前々走全日本2歳優駿ではスタートで外の馬にぶつけられて後手を踏み、後方からの競馬になったものの、結果的にそれゆえに勝ちに行く競馬をしなかったために、展開に恵まれる形となっての5着。前走の平和賞では好位の内と追走と、正攻法の競馬で△ナッジと0.1秒差の3着。先行力は△シャルフジンに見劣り、末脚は△ナッジに見劣る面はありますが、安定した走りができる点は魅力。このタイプは崩れにくいので、警戒しました。

 △ (4)フォラステロ

 前走のジェムストーン賞では逃げたミゲルを終始マークで乗り、直線では3着以下を引き離しての同馬とのマッチレースを制した馬。ミゲルはマイル前後がベストの馬。前走は距離が短かった面もあるし、目標にされる競馬得苦しかった面もありますが、それでもアサマ差制したのは大したもの。今回は3ヵ月の休養明けで大幅延長と課題もありますが、人気薄なので一考しました。

結論 1-11,8,6,9,5,4 (5:5:5:5:4:1) 複勝1 (50)

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2022年 京成盃グランドマイラーズ

お待たせして申し訳ありませんm(__)m。一昨年、昨年とこのレースを制したカジノフォンテンと狙う予定でしたが、近走不振でこの調教も近2年ほど動けておらず、ここは穴狙いをすることにしました。

船橋11R 京成盃グランドマイラーズ ダ1800m
 ◎ (10)スマイルウィ
 〇 (7)カジノフォンテン
 ▲ (1)モジアナフレイバー
 △ (5)ラッキードリーム
 △ (6)ティーズダンク
 △ (12)ギガキング
 △ (2)ハイランドピーク
 △ (8)ケラススヴィア

見解
 昨年のこのレース、そして本番・かしわ記念を連覇した(7)カジノフォンテン、昨秋のJBCスプリントで4着のモジアナフレイバー、昨秋の昨年のオーバルスプリントでテイエムサウスダンの2着と好走した(6)ディーズダンクなど、強豪が集った一戦。しかし、それらの実績馬は、ここが勝負ではなく、かしわ記念が目標。それゆえに格下の馬でもチャンスがあると見ています。

 ◎ (10)スマイルウィ

 前走のハートビートトレインは10番枠から好発を切って逃げたものの、2角から終始ファルコンビーク(昨年の川崎マイラーズCの3着馬にプレッシャーをかけられ、前半4F48秒9-後半4F50秒8とややハイペースの逃げ。しかし、直線ではどんどん同馬を引き離し、終わってみれば2着の同馬に4馬身差をつけての勝利でした。

 今回は同型の馬のケラススヴィアが出走していますが、テンの速さはスマイルウィのほうが上。また、カジノフォンテンは前走で距離2100mの川崎記念を使った後の一戦で、斤量58kgと昨年と条件は同じですが、近走不振。かつてほど行きたがらなくもなっているだけに、今回は折り合う可能性が高いと見ています。軽いダートを利して平均からやや速い程度の流れなら、逃げもしくら外2番手からの粘り込みがありそうです。

 〇 (7)カジノフォンテン

 昨年はGⅠ・川崎記念、かしわ記念を優勝した馬。川崎記念は単騎マイペースの逃げ切りだったことから、フロック的なことも言われましたが、3角手前から動いて押し切った内容は本物。その次々走のかしわ記念では内のサルサディオーネ、ワークアンドラブに行かせて、その外3番手を追走し、向正面でじわじわ位置を上げ、3角ではも馬はう先頭に並びかけ、4角先頭から押し切る競馬でした。

 カジノフォンテンは中距離でもマイペースで行ければ問題ありませんが、一昨年、昨年のこのレースを連覇しているように、マイルがベストの馬。今回は得意条件ではありますが、昨秋以降が近走不振で対抗評価までとしました。

 ▲ (1)モジアナフレイバー

 2019年の東京大賞典や一昨年のマイルCS南部杯で3着の実績がある馬。一昨年のマイルCS南部杯は砂を入れ替える前の盛岡で1分33秒0の日本レコード決着。このウルトラ高速ダートに対応し、自己最高指数を記録したのは、基礎スピードが高ければこそ。

 同馬は休養明けで挑んだ昨秋のJBCスプリントは、2番枠からのスタートで外から被されたため、ダートの深い中団内目を追走。レッドルゼルをマークでレースを進め、結果的に直線で馬場のいい外に出したことで、進路確保がスムーズではなかったものの4着に善戦。

 また、前走の南関東の重賞ゴールドCでは、休養明け好走の反動でパフォーマンスを下げましたが、(6)ティーズダンクのクビ差2着なら悪くありません。前走の根岸Sは地方競馬のように尾持ちスタートができない中央で昨年のフェブラリーS同様に出遅れ。3番枠だったために後方から徐々に外目に出しながらの追走となり、直線で前との差を詰めてはいたものの、7着が精一杯。今回は地方なので出遅れないと見ていますが、差し馬の同馬はここでも外に出しながらの競馬になるため、やや狙い下げました。

 △ (5)ラッキードリーム

 2歳時にJBC2歳優駿を優勝し、去年は門別のクラシック3冠を制した南関東の強豪が相手の前々走ダービーグランプリでは、5番枠から出遅れ。しかし、キャッスルトップ、ケラススヴィア、ギャルダルが競り合って先行争いが激化したことで、中団内と追走し、3~4角で外目に出して行った同馬は展開に恵まれる形での5着。大井移籍初戦の前走・日吉オープンでは、スタミナが不足する休養明けながら逃げ切り勝ちと、勢いがあります。前走から前進があればここでもチャンスがありそうです。

 △ (6)ティーズダンク。

 3走前のオーバルスプリントでは、アランバローズに5馬身差をつけ、2着と好走した馬。3走前は逃げたアランバローズにテイエムサウスダンが競り掛け、前半3F34秒9-後半3F37秒4のかなりのハイペース。離れた4番手から向正面で前との差を詰をじわじわ詰めた同馬は、展開は噛み合ったもの。

 前走のゴールドCでは5番枠から好発を決めて、内からハナを主張してくるジョーロノ、外からハナを主張いてくるアランバローズ、ベストマッチョに行かせて、じわじわ位置を上げ。4角先頭から▲モジアナフレイバーの追撃を振り切って勝利。同馬はどこからでも動けるのが強みで、ここでは実力上位の存在。しかし、今回は休養明けととなるために狙下げました。

 △ (12)ギガキング

 他では3走前のダービーグランプリで、速い流れを好位馬群の中目でレース進め、3角から徐々に進出し、4角先頭からジョエルの追撃を0.1秒振り切って勝利した馬。また、前々走の三里塚賞ではそのジョエルとの差をさらに広げて完勝。前走の報知グランプリカップでは5番枠から出遅れたものの、逃げたキャッスルトプの2番手外からプレッシャーをかけ、同馬がが失速した3角手前で先頭に立つ正攻法の競馬。後続との差を広げて、2着のキタノオクトパスに2馬身差、3着馬(3)ゴールドホイヤーに5馬身差をつける完勝でした。

 昨年のクラシックではやや足りない面がありましたが、その後、に成長し、現4歳世代ではトップクラスの1頭と言えるでしょう。ただ前走は休養明けながら消耗度の高いレースをしているので、反動が出る危険性もあるため、今回は狙い下げました。

 △ (11)ハイランドピーク。

 浦和移籍後は1400m路線を使われ、差し馬有利の流れとなったことでさきたま杯5着、オパールS5着とそれなりの結果は残せていますが、2018年のエルムSを優勝し、翌年のエルムSでも2着の実績があるように、本来はマイル~1800mくらいでこその馬。

 3走前の生田オープンでは、好位で流れに乗り、3~4角の内から位置を押し上げ、昨日のダイオライト記念を制したノーヴァレンダをクビ差下しての勝利。前走の報知オールスターCは、前々走で勝島王冠ではなく、相手が弱い1400mのビオラ賞を使っていることから、勝島王冠の好走馬よりも余力があると見ていたところ、案の定、勝島王冠の上位3頭に先着の5着。

 今回はマイル戦で前々走よりも条件は向きますが、前走2100m戦を中団でレースをした後の一戦となるために、序盤で置かれて後方からのレースになる公算大。前がペースを引き上げて、展開に恵まれないと厳しい面があるので、狙い下げました。

 △ (8)ケラススヴィア

 同馬は昨年の牝馬クラシック2冠馬で、関東オークスでも2着。今秋は不振でしたが、前走の東京シンデレラマイルでは逃げて3着と復調気配を見せました。ただ、昨年の3歳ダート路線馬はレベルがそこまで高くなかったことを考えると、もうワンランクの成長が欲しいところです。同馬は今回が引退レース。成長を期待するのは厳しい状況なのかもしれませんが、同馬は東京2歳優駿牝馬、桜花賞を逃げ切り、前々走の東京シンデレラマイルで逃げて3着に善戦しているように、マイルくらいがベストの馬。今回は同型馬の出方次第では逃げられるメンバー構成。一考の価値はありそうです。

結論 10-7,1,5,6,12,2,8 (16:12:6:6:6:1:1) 複勝10 (50)


2022年 ダイオライト記念の予想

今週は地方、中央、ドバイと鬼ブラックローテーションですが、がんばります😊 また、本日は出応えを感じています✨✨

船橋11R ダイオライト記念 ダ2400m
 ◎ (13)ヴェルテックス
 〇 (6)ミューチャリー
 ▲ (3)メイショウカズサ
 △ (2)2トーセンスーリヤ

見解
 ◎ (13)ヴェルテックス

 前々走の名古屋グランプリでは後に佐賀記念、名古屋大賞典を連続好走するケイアイパープルを2馬身半差で圧倒し、強さを見せつけた馬。前々走はダンビュライト、ライトウォーリア、ケイアイパープルの3頭の競り合いを見ながら、その直後の2列目を追走し、3~4角の外から動いて4角で先頭に並びかけて行く競馬。ヴェルテックスの位置でも苦しい競馬でした。

 前走の川崎記念では3着。前走はサルサディオーネが楽に主導権を握ったこともあり、前半5F63秒9-後半5F64秒5の平均ペース。中団内々から3角手前から動いて、3~4角で中目に出しながら、ジリジリ前との差をつめて、2着のエルデュクラージュとはクビ差。3角先頭に立ったエルデュクラージュは、前走で自己最高指数を記録した後の一戦で、2014年のムスカテールや2015年のサミットストーンのパターンが推測されるだけに、長距離適性が高く、近走充実のこの馬が本命。

 ○ (6)ミューチャリー

 昨秋のJBCクラシックで初GⅠ制覇を達成した馬。JBCクラシックは当日初騎乗だったダノンファラオやカジノフォンテンが馬場を探りながらのレースでペースが上がない中、7番枠から1角で外に出し、終始ダートの軽い外から前との差を詰め、3~4角で先頭から押し切っての優勝でした。JBCクラシックはさすが地元金沢を知り尽くした吉原騎手ならではの好騎乗でしたが、外から食らいつくオメガパフュームを半馬身振り切って自己最高指数を記録した辺りに地力強化を窺わせました。

 JBCクラシックで自己最高指数を記録した後の疲れ残りの一戦となった前走の東京大賞典では、個人的には消しレベルの低評価でしたが、4着と善戦。次走でフェブラリーSを使うことを意識しての早仕掛けだったのかもしれませんが、やや速い流れを好位の中目から徐々に位置を上げて3角で2番手、4角ではオメガパフュームを大外に張って先頭で直線と、攻めすぎの競馬でのオメガパフュームと0.5秒差でした。

 前走のフェブラリーSでは、昨年同様にスピード不足で10着大敗。マイルの速い流れでは、後方に置かれ過ぎて物理的に苦しい競馬になってしまいますが、ダ1600mのグレードレースでは、5戦して全て6着以下に対して、ダ1800m以上のダ―トグレードでは10戦して全て5着以内。このことからもわかるように、同馬は中距離ベストの馬。ここでの巻き返しが期待されます。

 ▲ (11)メイショウカズサ

 昨年のプロキオンS、白山大賞典、浦和記念を制した馬。前記の3レースは全て重、不良馬場での逃げ、先行策で優勝したもの。前走の佐賀記念は良馬場で馬場がタフ。そのうえギベオンに前半で絡まれて厳しいペースになりました。さらに前走はスタミナが不足する休養明け、追い切り本数不足で馬体重27Kg増と明確に太目でもありました。今回はひと叩きされたことで体も絞れて息持ちも良くなるはずですが、今回も前に行ってこそのノーヴァレンダに絡まれる危険性もあるので狙い下げました。ノーヴァレンダに行かせてプロキオンS時のように折り合う競馬をする可能性もありますが、それならばよりチャンスが広がるでしょう。

 △ (2)トーセンスーリア

 前走の金盃から古巣・大井の橋本厩舎に戻った馬。同馬は2020年の新潟大賞典や2021年の函館記念を優勝しているように、ダートよりも芝でこその馬。おそらく昨年より1着賞金が3000万円に増額された、岩手県知事杯OROカップ(芝1700m)狙いの移籍と推測されますが、前走では川崎川崎ジュニアC以来のダート、それも前々走から3Fの距離延長でありながら、中団内目から3角手間で中目に出し、砂を被る競馬でも問題なく対応して、勝ち馬と小差の6着に善戦しました。前走からダートに慣れての前進を見込めば、ここで通用しても不思議ないでしょう。

結論 馬複13-6,3,2 (22:20:8) 複勝13 (50)



2022年 桜花賞の予想

1番人気のスピーディキックは難儀な条件。ここそれほど人気のないあの馬の狙います✨✨

浦和11R 桜花賞 ダ1600m
 ◎ (4)ヒストリックノヴァ
 〇 (2)クールフォルテ
 ▲ (9)ロマンスロード
 注 (11)スピーディキック
 △ (5)プラチナプライド
 △ (1)ラインブレイカー

見解
 ◎には、デビュー3戦目の中央の初ダート戦(未勝利)を2列目の外から早めに動いて7馬身差で圧勝すると、次走のエーデルワイス賞でもクビ差2着と好走した(4)ヒストリックノヴァを推します。牡馬相手の兵庫ジュニアGPでは6着に敗れたものの、昨年暮れの大一番、東京2歳優駿牝馬はロマンスロードやスティールルージュなど、逃げ馬が何頭も出走して流れが速くなった中で、中団外から3~4角で早めに動いて4角3番手、ラスト1Fで先頭に立ったところで、外からスピーディキックに差されたものの、濃い内容の2着でした。

 前走のユングラグ賞はスタートで出遅れて、左右から挟まれて最後方からの競馬。向正面で少し位置を上げましたが、ここでもジョーストーリーとロマンスロードがペースを引き上げて絶望的な位置になってしまったこと、前哨戦で無理をさせたくなかったこともあったようで、最後は追っていませんでした。中央の未勝利戦で圧勝した実績を考えると、やや伸び悩み気味ではありますが、前々走の内容から、ここでの巻き返しに期待しました。

 〇は、前々走の東京2歳優駿牝馬で3着と好走した(2)クールフォルテ。前々走は中団中目を追走し、直線で捌いて◎ヒストリックノヴァと0.1秒差。勝ちに行かなかったことでやや展開に恵まれた面もありますが、キャリア4戦でそのレベルまで走れれば上々でしょう。

 前走の桃花賞は、逃げ、先行馬が手薄。11番枠から位置を取りに行って好位の外を追走し、4角で2番手に上がって逃げ馬ラインブレイカーに並びかけたものの、直線では差を広げられ、ゴール前でまた迫まってクビ差2着。同馬は後半型の馬だけに、勝ちに行っての2着ならば仕方ありません。しかし、今回は再び東京2歳優駿牝馬でペースを引き上げたロマンスロードやスティールルージュらがペースを引き上げてく展開が濃厚。当時のような差す競馬で巻き返しを期待します。

 ▲は、前々走の東京2歳優駿牝馬では、外から(3)スティールルージュに競り掛けられ、かなり厳しいペースで逃げながらも5着に粘った(9)ロマンスロード。前々走で競り掛けたスティールルージュが直線で手応えを失って16着まで失速していることから、その厳しさがわかるはず。その苦い経験から前走のユンフラグ賞同様にスティールルージュに競り掛けて行かずに、案外と楽に逃げられる可能性もあるので、穴馬として一考したいです。

 前走のユングフラウ賞は大外12枠から逃げることができず、テンの速いジョーストーリーの2番手で折り合う競馬となりましたが、ここならハナを奪取する可能性も十分。今回は最後の直線距離が約220mと短く、前からでも押し切りやすい浦和1600mコース。そのうえで前が有利な馬場。東京2歳優駿牝馬よりもペースを落としていければ、馬券圏内もありそうです。

 

 以下特注馬として、門別のリリーCとエーデルワイス賞を連勝し、前走の東京2歳優駿牝馬も優勝した(11)スピーディキック。ただ、リリーCもエーデルワイス賞も東京2歳優駿牝馬も、前がペースを引き上げたことで、差し馬の同馬は展開に恵まれたもの。連勝できるのは強さの裏付けではありますが、今回はそれ以来のぶっつけ本番。また、直線の短い浦和では3角から動いていく必要性があり、これまでのような直線ズドンの競馬ができないので、ここは同馬ににとってもっとも向かない条件と言えるでしょう。

 あとは△にデビュー3戦目、休養明けのローレル賞でハナ差2着と好走した(5)プラチナプライド。ローレル賞は逃げ馬が多数の出走していたこともあって、これまでから一転して3列目最内でレースを進めて2着。ローレル賞はテンの速いジョーストーリーが逃げて後半4F12秒3-13秒1-14秒4-14秒8の消耗戦となっているだけに、逃げ争いに加わっていかなかったことが功を奏した面がありますが、それでもスティールルージュとハナ差は立派な内容。

 その次走の東京2歳優駿牝馬では1番人気を裏切り、8着に敗れましたが、これは休養明け好走の反動によるものでしょう。前走のユングフラウ賞では1番枠から内によれて後手を踏んだものの、推して好位の内まで位置を上げ、ジョーストーリーのオーバーペースに巻き込まれたことも敗因のひとつですが、1400mでは追走に苦労しているあたりから距離が短いのでしょう。マイル戦のここでの巻き返しを警戒しました。

 他では、前々走の桃花賞では、ハナを主張して逃げ切った(1)ラインブレイカー。前走はそこまで前半のペースが速かったわけではないのに、ラスト3F12秒8-13秒3-13秒6と失速してはいましたが、それでも成長の一端を見せられました。

 また、前々走東京2歳優駿牝馬は、休養明け好走後の疲れ残りの一戦。また3番枠からゲート出たなりで出して、差し馬有利の流れを先行したために苦しくなっかたもの。1角で牛から寄られて、力みながら追走する場面もありました。ここは1番枠でも前々走同様に逃げられない可能性が高いですが、ロマンスロードやスティールルージュが前に行ってくれることで展開がいくらか楽になるので買い目に加えました。これまでのキャリア5戦と浅い馬なので、まだ伸びしろもあるでしょう。

結論 馬複4-2,9,11,5,1 (16:10:14:6:4)

2022年 黒船賞の予想

本日は実質4頭立て!? ◎には1頭かわして欲しいものです(^▽^)/


高知4R 黒船賞 ダ1400m
 ◎ (3)イグナイター
 〇 (6)ラプタス
 ▲ (5)サクセスエナジー
 △ (11)ヘリオス

見解
 ◎には、前々走の兵庫GTであのテイエムサウスダンと0.4秒差(3着)の(3)イグナイターを推します。兵庫GTは外からヒロシゲゴールドに競られて、かなり速いペースで逃げて、交流重賞で勝ち負けになる指数を記録。力をつけています。前走の黒潮スプリンターズCは8番枠から出遅れ、序盤からそれを挽回していく競馬。1角でかなり外に張られるロスがありましたが、7馬身差の楽勝でした。

 同馬は折り合う競馬もできる馬。今回は1月のリステッド競走、すばるSを逃げ切り勝ちしたピンシャンが回避したとはいえ、逃げ馬のヘリオス、ラプタス等がそれなりにペースを引き上げていくとなれば、折り合える強みもあり、上位争いが期待できるでしょう。

 ○は、4走前にかきつばた記念、3走前のサマーチャンピオンを逃げて圧勝した(6)ラプタス。前走の兵庫GTは斤量が59Kgと重かったこともあり、大外13番枠から出遅れ。ペースが速かったこともあり、無理には行かずに3番手を追走し、結果2着とまとめました。ここでは力が上でまともなら勝ち負けですが、今回はスタミナが不足する休養明けとなるので、対抗評価までとしました。

 ▲は、1400mの交流重賞を5勝、昨秋は1200mの東京盃も制した(5)サクセスエナジー。同馬はキックバックが苦手で揉まれると脆い面がありますが、前に出して行くか、ロスがあっても外々に出して行ければ強い馬。今回は5番枠ですがヘリオス、ラプラスらが前に行けば、好位の外に出して行けるし、交流重賞では隊列が縦長になるのでやりようがあります。休養明けの前走・根岸Sは、13番枠から一旦好位の直後から位置を下げて、速い流れの終始外々と苦しい展開になりましたが、今回は条件が向くので巻き返してくれるでしょう。

 あとは△に昨秋に復帰して東京ダ1400mグリーンチャンネルCと、霜月Sを逃げて連勝し、前走の根岸Sでも2着と好走した(11)ヘリオス。ただ、前走はジャスティンが逃げてくれたことで、上手く折り合って好走したもの。今回のメンバーだと自らペースを作っていく必要があり、○ラプタスとの兼ね合いや、休養明け好走後になる点がやや不安。近走の勢いから、あっさりと突破しても不思議ありませんが、1番人気が濃厚のここは狙い下げます。

結論 馬連3-6,5,11 (22:14:14) 複勝3 (50)

2022年 名古屋大賞典の予想

不安予想のある1番人気馬は本命にしない主義なので、今回は攻めます✨

名古屋11R 名古屋大賞典 ダ1900m
 ◎ (3)アメリカンフェイス
 〇 (6)アナザートゥルース
 ▲ (7)クリンチャー
 注 (1)エブリワンブラック
 △ (10)ケイアイパープル

見解
 ここでは昨年の佐賀記念を9馬身差で独走し、名古屋大賞典でも3馬身差の圧勝を収めた(7)クリンチャーの実力が断然。しかし、今回は東京大賞典以来の休養明けの一戦。同馬は休養明けだった昨年の帝王賞やみやこSでパフォーマンスを下げていることから、ここで取りこぼしがあっても不思議ではありません。前走の東京大賞典でも、好位でレースを進めて2着と好内容でしたが、今回は▲までとします。

 そこで◎には、前走の佐賀記念で2着の(3)アメリカンフェイスを推します。前走は逃げたメイショウカズサに2周目向正面でケイアイパープルが並びかけ、3角で早くも先頭に立ち、緩みない流れ。やや出負けして中団でレースを進めたことで展開に恵まれての2着でした。

 しかし、今回もジンギ、アナザートゥルース、トミケンシャイリあたりが前に行く展開。それらがペースを引き上げなければクリンチャーが昨年のように早めに動いてペースを引き上げる公算大。アメリカンフェイスは今回も展開に恵まれると見て、勝ち切れるまではともかく、中心視しました。

 同馬はこでまで重賞勝ちの実績がなく、クリンチャー、ケイアイパープル、アナザートゥルース等に比べると実績面で見劣りますが、5歳馬で勢いがあることと、名古屋競馬を知り尽くした地元の岡部騎手への手替わりにも期待しました。

 ○は、キックバックが苦手で揉まれないように厳しいペースで逃げ、先行しているうちに体力がついて強くなった(6)アナザートゥルース。同馬は昨秋のみやこS、チャンピオンCでは揉まれない競馬でともに3着。

 前走の東京大賞典でも内枠から被されないようにしっかり出してキャッスルトップの2番手を追走し、同馬が3角手前で失速したところでミューチャリーが外から並びかけて来たので、抵抗して3角先頭と、早めに動いたここでも勝ち馬オメガパフュームや2着クリンチャーと小差の6着に善戦しました。

 今回は休養明けながらしっかりと乗り込まれており、万全の態勢。しかし、今回も上位争いに加わるためには前に行くか、好位の外でレースを進めるしか策がなく、乗り方に制約がつくので対抗評価としました。

 以下特注馬として、3走前の師走Sで4着の(1)エブリワンブラック。3走前は逃げてこそのアメリカンルシードが大逃げを打ったことで、中団の内を追走した同馬は展開に恵まれての4着。ここも前が潰し合えばチャンスがあるので一考しました。

 あとは△に前走の佐賀記念が3角先頭から2着アメリカンフェイスに5馬身差、3着メイショウカズサに8馬身差をつけて完勝した(10)ケイアイパープル。しかし、前走はハイペースでの押し切りで消耗度が高い内容。また、初重賞制覇を果たした馬の次走は取りこぼしが多く、同馬もキックバックが苦手で前に行くか、好位の外と乗り方に制約がつく馬なので狙い下げました。

結論 馬複3-6,7,1,10 (18:18:8:6) 複勝3 (50)

2022年 フジノウェーブ記念の予想

おはようございます😊 本日は地方生え抜きのあの馬から行きます✨✨

大井11R フジノウェーブ記念 ダ1400m
 ◎ (4)ワールドリング
 〇 (3)レッドフレイ
 ▲ (1)ルーチェドーロ
 △ (11)リンゾウチャネル
 △ (5)ハートプレイス
 △ (6)ハルディネロ
 △ (9)リコーワルサー
 △ (15)クルセイズスピリツ
見解
 ◎には、昨夏のアフター5スター賞ではあのサブノジュニアを倒して勝利、続く東京盃でも再度サブノジュニアに先着し、地方勢では再先着したように実力は高いものがある(4)ワールドリングを推します。前走の楠賞は逃げ馬が残る展開でもあったし、前2戦で頑張った疲れもあり、1番人気を裏切って4着に敗れました。

 あのサブノジュニアも昨秋のダートグレードで頑張った後の南関東のオープン・ビオラ賞では1番人気で大敗したように、競走馬は大目標が終わった後の一戦で取りこぼすことは良くあることです。今回はレース間隔を開け、立て直されての一戦。復活を期待します。

 ○は、4走前はJRAの1400mのオープン戦で3着しているように、能力は高く、距離適性もある(3)レッドフレイ。前々走のA2・カウントダウン賞では9番枠からやや出負けして、中団やや後ろからの競馬になりましたが、じわじわ位置を挽回し、4角大外から差し切って勝利。前走のA2・駿麗賞では、13番枠からじわっと出して好位外の3番手を追走し、4馬身差の圧勝。大井1400m適性も勢いもあるので対抗評価としました。

 ▲は、4走前にJRAの1400m戦、端午Sを勝利している(1)ルーチェドーロ。ただ4走前は前半3F33秒5-後半38秒3の超絶ハイペース。7番枠からやや出負けして、二の脚も他馬にやや見劣り、序盤から後方からになったことで、激流に乗らずに展開に恵まれての勝利。このことからその後一度も印を打ったことがありません。

 しかし、山林堂騎手への乗り替わりで叩き台が予想された休養明けの前走・船橋記念では、案の定、最内1番枠から出遅れて後方2番手から追走も忙しく、直線入り口ではほぼ最後方と絶望的な位置でしたが、馬群を捌きながら3着接戦の4着まで追い上げました。今回は前走から2Fの距離延長で追走が楽。もっと変わってくるでしょう。

 以下特注馬として、一昨年の東京記念3着、昨年のダイオライト記念5着などの長距離にも実績があるものの、ともに勝ち馬から離されたものであり、ベストは昨年のブリリアントCで3着の実績がある1800mくらいの(11)リンゾウチャネル。前走の金盃はスタミナが不足する休養明けながら距離が長かったのもあるし、折り合い難で揉まれ弱い面があるために逃げたエメリミットに競りかけてペースが速くなっての9着大敗。1400mは距離が短いものの、この距離だと自然に折り合えるのは好材料。一考の価値があります。

 あとは△に昨秋以降は4戦3勝と勢いがある(5)ハートプレイス。同馬は前々走のノースウインド賞では先行して2着接戦の3着、前走のウインタースプリントは先行して2着。自在性があって幅広い展開に対応できることが魅力。また、今回はストーミーデイの回避でクルセイズスピリツが大外15番枠からでも逃げられるメンバー構成。前走は逃げたクルセイズスピリツに他馬が競り掛けて速い流れになりましたが、同型馬不在の今回は前走よりも流れが落ち着きそうなので、距離延長の今回でも警戒しました。

 他では前々走のサンタアニタTでは速い流れを好位の外でレースを進めて3着の(6)ハルディネロ。前々走から1の距離短縮となった前走のビオラ賞は最内枠から出遅れたものの、二の脚で逃げ馬の後ろの2列目まで挽回し、4角で前の2頭の外に出して差し切りV。しぶとい脚を見せ得ての勝利でした。前走で1400mを経験したことで、今回は前走よりもレースの流れに乗っていけるはず。

 さらに前走の勝島王冠は、好位の外を追走し、抑え切れない手応えで3角からじわっと進出して、4角で早くも先頭から粘って2着の(9)リコーワルサー。最後の直線では苦しくなって内に大きくよれてしまったものの、実力があるところは見せられました。今回は昨年のこのレース以来の1400m戦。昨年は逃げたクルセイズスピリツにプレッシャーをかけに行く競馬で6着に失速しましたが、長らく中距離路線を使ったことで折り合いも付くようになって来ているので警戒が必要でしょう。

 最後に昨年のこのレースでは逃げて5着、3走前のビオラ賞では4着でしたが、大外15番枠ながら同型馬の回避で前記2レースよりも楽に逃げられる可能性が高い(15)クルセイズスピリツ。前走のウインタースプリントでは他馬に競られてハイペースで逃げながらも2着に粘っており、今年も順調そのもの。1馬券圏内まで粘れる可能性もあるので、警戒しました。

結論 馬複4-3,1,11,5,6,9,15 (7:7:3:2:2:2:2) 複勝4 (50)

2022年 エンプレス杯の予想

マルシュロレーヌ、テオレーマの引退で再び女王不在で推移していくことになった牝馬限定のダートグレード路線。果たして新女王は現れるのか? とても楽しみな一戦となりました。

川崎11R エンプレス杯 ダ2100m
 ◎ (12)サルサディオーネ
 〇 (5)ウェルドーン
 ▲ (9)レーヌブランシュ
 注 (4)ショウナンナデシコ
 △ (3)メモリーコウ
 △ (10)ダイアナブライト

見解
 エンプレス杯は前年のエンプレス杯で連対実績のある、前年9月以降のJPNⅡ(GⅡ)でも連対している馬が有力。2016年のアムールブリエ、2019年のプリンシアコメータ、2015年のワイルドフラッパーがそのパターンで連対しています。そこで◎には、昨年のエンプレス杯で2着の実績があり、昨秋の日本テレビ盃でも自ら前半4F48秒7-後半4F52秒5(ラスト4F12秒5-12秒6-13秒0-14秒4)の消耗戦も持ち込み、逃げ切り勝ちを収めた(12)サルサディオーネを推します。

 前走の川崎記念は同型馬揃いで後続とのリードが奪えず、カジノフォンテンやエルデュクラージュらに早めに交わされて苦しい競馬になりましたが、昨年のエンプレス杯同様に単騎で逃げられるここは巻き返しに期待しました。

 ○は、昨年の関東オークス馬であり、ジャパンダートダービーやレディスプレリュードでも3着の実績がある(6)ヴェルドーン。昨年の関東オークスは、ジャパンダートダービーよりもハイレベルの決着。ハイペースで逃げたケラススヴィアを好位からねじ伏せた関東オークスは古馬牝馬が相手のJPNⅢ(GⅢ)レベルのものがありました。

 前走のクイーン賞は休養明け好走後の一戦で、サルサディオーネがレースメイクする激流に好位の外から積極的に乗って行ったために10着大敗を喫しました。同馬はキックバックが苦手ゆえに外枠から勝ちに行ったにせよ、さすがにサルサディオーネを深追いし過ぎました。今回は立て直されての一戦。巻き返しを期待します。

 ▲は、2014年のワイルドフラッパー、2019年のプリンシアコメータ、2020年のアンデスクイーン、2021年のマルシュロレーヌなど、このレースでの活躍が目立つ、前年のレディスプレリュードの覇者(6)レーヌブランシュ。昨秋のレディスプレリュードは最内枠から逃げたクリスティの2番手外から、終始同馬にプレッシャーをかけながら追走し、3~4角先頭から押し切っての1着。

 前走のTCK女王盃は出脚が悪く、外から被されて位置取りを悪くして好位の後ろからの競馬となったうえに、4角から直線序盤に掛けて包まれて進路を失う不利。当日が砂煙が舞う時計の掛かるダートだったことから、前半のペースが上がらず、レースが後半勝負になったことから、もっと前の位置が取れていれば、また違った結果になっていたと推測されるだけに、3番手評価としました。

 以下特注馬として、3走前のカノープスS、前走のベテルギウスSと牡馬相手のオープン、リステッド競走で1着、2着と好走した(4)ショウナンナデシコ。特に3走前の内で包まれて最後の直線序盤では進路がない状態から、ラスト1F手前で先頭列の狭い間を割ってすっと伸び、グレートタイムに1馬身半差をつけての危なげない内容、好指数での勝利でした。

 前走のTCK女王盃は好位の内目で流れに乗れてはいたものの、4角中目からダノンレジーナに内に来てこられて、直線序盤で進路を失う不利。▲レーヌブランシュほどではないにせよ、同馬も直線でスムーズさを欠く競馬だっただけに警戒が必要です。

 あとは△に一昨年のブリーダーズゴールドC2着後、牡馬相手に果敢に挑戦し、昨年の東海S、マーチSともに3着と好走した(3)メモリーコウ。特に東海Sは、インティが1角を回るあたりで先頭に立って激流に持ち込んだことで、中団中目で立ち回った同馬は展開に恵まれました。昨夏以降が不振でしたが、前走のTCK女王盃では小差の5着と復調を見せているだけに、ここで展開に恵まれれば一発あるでしょう。

 他では前々走のクイーン賞ではサルサディオーネが逃げ切り態勢のところを、大外から一気に差し切って優勝した(3)ダイアナブライト。前々走は2番手のリネンファッションが8着に敗れたように、前が厳しい流れでしたが、同馬は中団内から3~4角で位置を押し上げ、直線最序盤2番手から食らいついて行くような競馬で重賞初制覇を達成。前走のTCK女王盃は休養明け好走の反動で7着に敗れましたが、前々走同様に展開に恵まれれば、この馬も一発ありそうです。


結論 馬複12-5,9,4,3,10 (14:14:14:4:4) 複勝12 (50)