2022年 桜花賞の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.03.17
2022年 桜花賞の予想

1番人気のスピーディキックは難儀な条件。ここそれほど人気のないあの馬の狙います✨✨

浦和11R 桜花賞 ダ1600m
 ◎ (4)ヒストリックノヴァ
 〇 (2)クールフォルテ
 ▲ (9)ロマンスロード
 注 (11)スピーディキック
 △ (5)プラチナプライド
 △ (1)ラインブレイカー

見解
 ◎には、デビュー3戦目の中央の初ダート戦(未勝利)を2列目の外から早めに動いて7馬身差で圧勝すると、次走のエーデルワイス賞でもクビ差2着と好走した(4)ヒストリックノヴァを推します。牡馬相手の兵庫ジュニアGPでは6着に敗れたものの、昨年暮れの大一番、東京2歳優駿牝馬はロマンスロードやスティールルージュなど、逃げ馬が何頭も出走して流れが速くなった中で、中団外から3~4角で早めに動いて4角3番手、ラスト1Fで先頭に立ったところで、外からスピーディキックに差されたものの、濃い内容の2着でした。

 前走のユングラグ賞はスタートで出遅れて、左右から挟まれて最後方からの競馬。向正面で少し位置を上げましたが、ここでもジョーストーリーとロマンスロードがペースを引き上げて絶望的な位置になってしまったこと、前哨戦で無理をさせたくなかったこともあったようで、最後は追っていませんでした。中央の未勝利戦で圧勝した実績を考えると、やや伸び悩み気味ではありますが、前々走の内容から、ここでの巻き返しに期待しました。

 〇は、前々走の東京2歳優駿牝馬で3着と好走した(2)クールフォルテ。前々走は中団中目を追走し、直線で捌いて◎ヒストリックノヴァと0.1秒差。勝ちに行かなかったことでやや展開に恵まれた面もありますが、キャリア4戦でそのレベルまで走れれば上々でしょう。

 前走の桃花賞は、逃げ、先行馬が手薄。11番枠から位置を取りに行って好位の外を追走し、4角で2番手に上がって逃げ馬ラインブレイカーに並びかけたものの、直線では差を広げられ、ゴール前でまた迫まってクビ差2着。同馬は後半型の馬だけに、勝ちに行っての2着ならば仕方ありません。しかし、今回は再び東京2歳優駿牝馬でペースを引き上げたロマンスロードやスティールルージュらがペースを引き上げてく展開が濃厚。当時のような差す競馬で巻き返しを期待します。

 ▲は、前々走の東京2歳優駿牝馬では、外から(3)スティールルージュに競り掛けられ、かなり厳しいペースで逃げながらも5着に粘った(9)ロマンスロード。前々走で競り掛けたスティールルージュが直線で手応えを失って16着まで失速していることから、その厳しさがわかるはず。その苦い経験から前走のユンフラグ賞同様にスティールルージュに競り掛けて行かずに、案外と楽に逃げられる可能性もあるので、穴馬として一考したいです。

 前走のユングフラウ賞は大外12枠から逃げることができず、テンの速いジョーストーリーの2番手で折り合う競馬となりましたが、ここならハナを奪取する可能性も十分。今回は最後の直線距離が約220mと短く、前からでも押し切りやすい浦和1600mコース。そのうえで前が有利な馬場。東京2歳優駿牝馬よりもペースを落としていければ、馬券圏内もありそうです。

 

 以下特注馬として、門別のリリーCとエーデルワイス賞を連勝し、前走の東京2歳優駿牝馬も優勝した(11)スピーディキック。ただ、リリーCもエーデルワイス賞も東京2歳優駿牝馬も、前がペースを引き上げたことで、差し馬の同馬は展開に恵まれたもの。連勝できるのは強さの裏付けではありますが、今回はそれ以来のぶっつけ本番。また、直線の短い浦和では3角から動いていく必要性があり、これまでのような直線ズドンの競馬ができないので、ここは同馬ににとってもっとも向かない条件と言えるでしょう。

 あとは△にデビュー3戦目、休養明けのローレル賞でハナ差2着と好走した(5)プラチナプライド。ローレル賞は逃げ馬が多数の出走していたこともあって、これまでから一転して3列目最内でレースを進めて2着。ローレル賞はテンの速いジョーストーリーが逃げて後半4F12秒3-13秒1-14秒4-14秒8の消耗戦となっているだけに、逃げ争いに加わっていかなかったことが功を奏した面がありますが、それでもスティールルージュとハナ差は立派な内容。

 その次走の東京2歳優駿牝馬では1番人気を裏切り、8着に敗れましたが、これは休養明け好走の反動によるものでしょう。前走のユングフラウ賞では1番枠から内によれて後手を踏んだものの、推して好位の内まで位置を上げ、ジョーストーリーのオーバーペースに巻き込まれたことも敗因のひとつですが、1400mでは追走に苦労しているあたりから距離が短いのでしょう。マイル戦のここでの巻き返しを警戒しました。

 他では、前々走の桃花賞では、ハナを主張して逃げ切った(1)ラインブレイカー。前走はそこまで前半のペースが速かったわけではないのに、ラスト3F12秒8-13秒3-13秒6と失速してはいましたが、それでも成長の一端を見せられました。

 また、前々走東京2歳優駿牝馬は、休養明け好走後の疲れ残りの一戦。また3番枠からゲート出たなりで出して、差し馬有利の流れを先行したために苦しくなっかたもの。1角で牛から寄られて、力みながら追走する場面もありました。ここは1番枠でも前々走同様に逃げられない可能性が高いですが、ロマンスロードやスティールルージュが前に行ってくれることで展開がいくらか楽になるので買い目に加えました。これまでのキャリア5戦と浅い馬なので、まだ伸びしろもあるでしょう。

結論 馬複4-2,9,11,5,1 (16:10:14:6:4)

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