2022年 ダイオライト記念の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.03.23
2022年 ダイオライト記念の予想

今週は地方、中央、ドバイと鬼ブラックローテーションですが、がんばります😊 また、本日は出応えを感じています✨✨

船橋11R ダイオライト記念 ダ2400m
 ◎ (13)ヴェルテックス
 〇 (6)ミューチャリー
 ▲ (3)メイショウカズサ
 △ (2)2トーセンスーリヤ

見解
 ◎ (13)ヴェルテックス

 前々走の名古屋グランプリでは後に佐賀記念、名古屋大賞典を連続好走するケイアイパープルを2馬身半差で圧倒し、強さを見せつけた馬。前々走はダンビュライト、ライトウォーリア、ケイアイパープルの3頭の競り合いを見ながら、その直後の2列目を追走し、3~4角の外から動いて4角で先頭に並びかけて行く競馬。ヴェルテックスの位置でも苦しい競馬でした。

 前走の川崎記念では3着。前走はサルサディオーネが楽に主導権を握ったこともあり、前半5F63秒9-後半5F64秒5の平均ペース。中団内々から3角手前から動いて、3~4角で中目に出しながら、ジリジリ前との差をつめて、2着のエルデュクラージュとはクビ差。3角先頭に立ったエルデュクラージュは、前走で自己最高指数を記録した後の一戦で、2014年のムスカテールや2015年のサミットストーンのパターンが推測されるだけに、長距離適性が高く、近走充実のこの馬が本命。

 ○ (6)ミューチャリー

 昨秋のJBCクラシックで初GⅠ制覇を達成した馬。JBCクラシックは当日初騎乗だったダノンファラオやカジノフォンテンが馬場を探りながらのレースでペースが上がない中、7番枠から1角で外に出し、終始ダートの軽い外から前との差を詰め、3~4角で先頭から押し切っての優勝でした。JBCクラシックはさすが地元金沢を知り尽くした吉原騎手ならではの好騎乗でしたが、外から食らいつくオメガパフュームを半馬身振り切って自己最高指数を記録した辺りに地力強化を窺わせました。

 JBCクラシックで自己最高指数を記録した後の疲れ残りの一戦となった前走の東京大賞典では、個人的には消しレベルの低評価でしたが、4着と善戦。次走でフェブラリーSを使うことを意識しての早仕掛けだったのかもしれませんが、やや速い流れを好位の中目から徐々に位置を上げて3角で2番手、4角ではオメガパフュームを大外に張って先頭で直線と、攻めすぎの競馬でのオメガパフュームと0.5秒差でした。

 前走のフェブラリーSでは、昨年同様にスピード不足で10着大敗。マイルの速い流れでは、後方に置かれ過ぎて物理的に苦しい競馬になってしまいますが、ダ1600mのグレードレースでは、5戦して全て6着以下に対して、ダ1800m以上のダ―トグレードでは10戦して全て5着以内。このことからもわかるように、同馬は中距離ベストの馬。ここでの巻き返しが期待されます。

 ▲ (11)メイショウカズサ

 昨年のプロキオンS、白山大賞典、浦和記念を制した馬。前記の3レースは全て重、不良馬場での逃げ、先行策で優勝したもの。前走の佐賀記念は良馬場で馬場がタフ。そのうえギベオンに前半で絡まれて厳しいペースになりました。さらに前走はスタミナが不足する休養明け、追い切り本数不足で馬体重27Kg増と明確に太目でもありました。今回はひと叩きされたことで体も絞れて息持ちも良くなるはずですが、今回も前に行ってこそのノーヴァレンダに絡まれる危険性もあるので狙い下げました。ノーヴァレンダに行かせてプロキオンS時のように折り合う競馬をする可能性もありますが、それならばよりチャンスが広がるでしょう。

 △ (2)トーセンスーリア

 前走の金盃から古巣・大井の橋本厩舎に戻った馬。同馬は2020年の新潟大賞典や2021年の函館記念を優勝しているように、ダートよりも芝でこその馬。おそらく昨年より1着賞金が3000万円に増額された、岩手県知事杯OROカップ(芝1700m)狙いの移籍と推測されますが、前走では川崎川崎ジュニアC以来のダート、それも前々走から3Fの距離延長でありながら、中団内目から3角手間で中目に出し、砂を被る競馬でも問題なく対応して、勝ち馬と小差の6着に善戦しました。前走からダートに慣れての前進を見込めば、ここで通用しても不思議ないでしょう。

結論 馬複13-6,3,2 (22:20:8) 複勝13 (50)



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