2017年09月24日

本日の見所(オールカマーなど)

2017年 神戸新聞杯 オールカマー
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●神戸新聞杯

阪神芝2400mの神戸新聞杯は、よく「スローペースの瞬発力勝負」というのを目にします。確かに5F通過はダービーよりも1秒ちょっと遅いことが多いのですが、ラスト1Fで大きく(12秒台半ばくらいまで)減速していることを考えると、そう考えるのが正しいのかどうか?

個人的には、レースがラスト1Fで減速する=各馬が能力を出し尽くした証だと考えているし、そうなるのは前半スローペースでも仕掛けのポイントが速いか、レースが淀みないペースで流れているかのどちらかだと判断しています。

実際に神戸新聞杯は、前記したどちらかに該当していることが多く、この場合は、前がラスト1Fで甘くなったところを後方勢が差しているという判断が正しいはず。つまり、神戸新聞杯は瞬発力があったとしても、最後までそれを持続させる力がなければ通用せず、結局、ほぼ能力どおりに決着していることになります。

となると、ここは前走の信濃川特別で、ダービーを1ポイント上回る指数をマークしたキセキが一番強く、この馬を本命馬にするのが相応しいのかもしれません。キセキはこの春は、それこそいい脚を一瞬しか使えなかったものを、体力をつけることで、いい脚が長く使えるようになったタイプです。

ただ、前走の信濃川特別は、レースが淀みなく流れたことで、展開に恵まれ、能力全開の競馬をしてしまっているのも事実。先週のセントライト記念に出走していた、同レース3着馬のサーレインブランド同様に、前走で大幅に指数を上昇させてしまっているので、今回でのダメージが気になるところです。

また、逆にダービー馬レイデオロは、前走の日本ダービーでは超スローペースで、馬の行きたいままに行かせて、ペースを上げずにポジションを上げる最高騎乗の勝利。最高騎乗でありながら、それほど高い指数がマーク出来なかったことが問題ですが、デビュー5戦目でダービーを制したことは大したもの。現時点では、強さや素質の裏付けがやや足りないのですが、新馬戦で見せていたズブさがどんどん解消されて、地道に成長している点に不気味さは感じます。

さらに、神戸新聞杯が瞬発力勝負であるとすれば、勝つのは一番トップスピードが速いサトノアーサーということになるのではないでしょうか。この馬が使えるいい脚は、春の時点では3Fまで。しかし、過去10年の神戸新聞杯では、後半の競馬に徹するとすれば、良馬場ならば4F連続で11秒台前半が刻めないと勝てていません。このあたりが、神戸新聞杯が瞬発力勝負のようには思えない理由です。

サトノアーサーは、デビュー2戦目のシクラメン賞で上がり3F32秒7の鬼脚を使ったように、もともとトップスピードの質が高い馬。体力さえつけば、もっともっと強くなると見ているんですが、これを検証するのはレースでのみ。つまり、今回はやってみなければわからないということ。思いのほか成長していないという可能性も…。

おそらく勝つのは、キセキ、レイデオロ、大きく成長していた場合のサトノアーサーの可能性が高いのですが、どれも一長一短ある馬ばかり。揃いも揃っていいほうに転がるというのは、競馬では滅多にないこと。何がに破たんが起こるからこそ、番狂わせの波乱が頻発しているわけです。よって、今回は勝てないかもしれないけど、十中八九は上位に来るであろう、いかにも複勝タイプの人気薄の馬を本命にします。

一見、攻めの予想に感じるかもしれませんが、前記3頭よりもマイナス要素が少ないという意味では、守りの予想。3着も視野に入れながら、2着に来たらラッキー高配当。もし、前記の3頭共倒れなら、超高配当がゲットできるかもしれません。


●オールカマー

このレースは、ちょうど20年前にダートでは断然の存在だったアブクマポーロが恐ろしく負けて以来、地方馬が出走するのをご遠慮するようになり、すっかりレース名「ALL COMEON!(品種や所属に問わず、何でも来い!)」どおりではなくなりました。

また、一応、天皇賞(秋)のステップレースということにもなっていますが、このレースの上位馬がジャパンCで勝ち負けすることはあっても、天皇賞(秋)には、全く繋がらない一戦。例年ならば、宝塚記念組が出走し、それらが結果を出すことで、なんとかG2としての水準を保てていますが、今年は、宝塚記念の出走馬がなんとゼロ。確かに今年の宝塚記念は11頭立てと小頭数でしたが、「一体、どうなっちゃってるの?」と言いたくなるようなメンバー構成です。

しかも、タンタアレグリアやアルバート、モンドインテロなど、序盤のスプードが足りないステイヤータイプが揃った一戦。先行馬手薄で、逃げ馬はグランアルマダ、番手タイプはマイネルミラノのみ。マイネルミラノは、マイネルルールにより逃げてはいけないことになっていますが、他に番手を狙う馬がいないのだから、グランアルマダの出方ひとつでは逃げる可能性もあるし、グランアルマダにハナを譲ったとしても早めに先頭を奪う可能性が高いでしょう。

極端なスローペースに持ち込めば、決め手不足の他マイネル2頭、特に前走で復調の兆しを見せたマイネルサージュが入着賞金すらも稼げない可能性があるし、マイネルミラノ自身も前に行ったほうがいいタイプ。もっと言えば、マイネルミラノは他が行かずにしかたなく逃げた2016年の函館記念の指数が一番高く、本質は逃げ馬。逃げ馬になると成績の乱高下がきつくなりますが、ローテーションとペースが噛み合いさえすればG1のひとつは勝てるんじゃないかというレベルの馬だけに、今回の条件で近走成績も充実していれば躊躇なく狙いました。

しかし、マイネルミラノのこの夏の成績は、函館記念・11着、札幌記念13着。函館記念は道悪でペースがきつかったのが敗因としても、昨年はそういう競馬で完勝しているわけだし、前走の札幌記念では流れが向いていたはずなのに殿負けしたことを考えると、さすがに本命にするのはビビります。中山は昨日金曜日の雨の影響を受けて、本日、土曜日はやや馬場が重く、時計を要していましたが、明日は馬場が乾いてもうワンランク速くなり、土曜日よりも前が有利になると見ています。

つまり、メンバーが強いぶん、超スローペースの決め手勝負になった先週のセントライト記念より、ちょっと速く流れはするものの、基本的に逃げ、先行馬と決め手ある馬が有利の決着。そう考えていたら、自然と人気薄の馬にぶち当たってしまいました。近走成績も意外といいので、ここは素直に本命にしました。
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2017年09月22日

森泰斗騎手@25日船橋で復帰

ステーキ食べに行ったよ♪
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先週、俳優の宮川一郎太さん、森泰斗騎手、スポニチの秋田麻由子ちゃん、馬主さんなどなどと、すごくお気に入りのステーキ屋さんに行って来ました。なかなか予約が取れないお店なので、場所は秘密だけど、ここのお店はそれまで魚派だった私を肉派にさせたの。


ギョギョッϵ( 'Θ' )϶ 

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牛の赤身肉を1年間パーシャルさせているから柔らかく、歯ごたえも◎。さらに炭火焼で余分な油を落としているからさっぱりと食べられます。特別な焼肉のタレを使わず、醤油とニンニクだけで美味しく食べられる!

しかも、付属の茹でたニンジンが身がジギュッと閉まって甘く、美味しいから「沢山ください」とおかわりしちゃう。馬がニンジン大好きなのは、味気ない牧草ばかり食べているから、こういった甘さが絶妙に感じるのだろうと馬の気持ちを考えながら食しています(笑)。


さて、本題の森泰斗騎手ことタイティ。25日の船橋開催から復帰するとのこと。かかとは普通に生活できるまで回復しているけど、完治するのに時間がかかるようで、当面は、レースを絞って乗る模様。ちなみに休養中は、これまで出来なかったことをやろうと初めての海外、ハワイへ行ったらしいです。

休養中もけっして、「ゴルァァァ、(現在、南関東リーディング1位の)矢野」という感情は生まれていない模様。「成績が下がるのは気になったけど、日本ダービーでもない、ジャパンダートダービーでもないけど、自分にとって東京ダービーを勝ったことは大きいことで、やっと勝ったって安心して気が抜けて…自分の不注意による落馬だから」と言っていました。

なんて、エレガントな回答なのか? 某所の有料予想で自分が回収率2位のときに、回収率1位の予想家に「外れろ! 外れろ!」と怪物くんのように、念力集中させている自分が、下品で下民に思えてきたよ…L(゜□゜)」。


また、いちろたさんは、2017年10月昼12:30〜スタートの『トットちゃん!』に出演するとのこと。珍しくいい感じのキモコワ役ではないらしく、見て欲しいとのことです(≧▽≦)。


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2017年09月20日

オーバルスプリントの予想

1番人気は勝てないジンクスを打ち破れるか?
リエノテソーロ? サイタスリーレッド?
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更新したはずが…されてませんでした(;''∀'')。


2011年にダートグレードとして生まれ変わり、今年で早7年目のオーバルスプリント。オーバルスプリントは、かつて12月に南関東限定の重賞(S2)として行われていましたが、格上げに伴って9月に移行。2010年までさきたま杯(当時は、G3)がこの時期に行われていたために、変更当初は紛らわしいと感じていましたが、最近は、すっかりとお馴染みになりました。

ところで、みなさん、このオーバルスプリントには、「1番人気は勝てない」というジンクスがあるのは、ご存知でしょうか? 昨年もオーバルスプリントと全く同じコース、浦和ダ1400mのさきたま杯(G2)を逃げ切り勝ちしたソルテが1番人気に支持されましたが、結果は2着でした。一昨年も、1番人気のタガノトネールが3着。2014年にはエーシンビートロンが2着入線しているものの、他の1番人気馬は全て4着以下に敗れています。




posted by 山崎エリカ at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想

2017年09月17日

明日の見所(セントライト記念)

2017年 セントライト記念
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セントライト記念が行われる中山芝2200mは、前半で高低差約5.3mの最高地点を目指し、後半で最低地点まで下って行くコース。前半で坂を上るので極端にペースが上がることはありませんが、向こう正面の下り坂も手伝って、上級条件ほど淀みなく流れることが多いコース。

近年のセントライト記念は、逃げ馬不在、もしくは強い逃げ馬不在でスローペースで決着していますが、本日、日曜日の時点ではかなりタフな馬場。台風一過で月曜日はどこまで馬場が回復するかが鍵ですが、台風の後は雲ひとつない晴天で気温が上がることが多いので、想定以上に馬場が早く回復し、レースの上がりが速い決着になりそうです。警戒すべきは、前々と決め手ある馬ということになるのでしょう。中山は最後の直線が短いこともあり、追い込み馬は向こう上面で上がって行かないと、厳しいものがあります。

また、今回のメンバーで一番の実績馬は、当然、皐月賞馬のアルアインです。確かに今年の皐月賞は戦前の段階から言われていたほど低レベルではありませんでしたが、けっしてレベルが高くもありませんでした。決着指数でいえば、オークスよりも0.3秒遅い、準オープンレベルの-18ポイント。つまり、今回のメンバーで準オープン通用の馬がいれば、下剋上も可能ということになります。

今回のメンバーでそのレベルに近い指数をマークしている馬は、すみれSの勝ち馬クリンチャーと信濃川特別の3着馬サーレインブランド。しかし、クリンチャーは決め手がないために先行馬になったような馬。超スローペースのダービーでは、前に行くことさえも出来ずに13着に凡退しているように、上がりの速いレースは向かないでしょう。

ダービー後に「クリンチャーは、ルメール&レイデオロのように前へ行っていれば、チャンスがあったのに…」という祐介叩きのコメントを散見しましたが、リプレイを見直すと行かなかったんじゃなくて、行けずに外から来られたから、ブレーキかけています。

また、サーレインブランドは、信濃川特別が淀みないペースで流れて前が崩れたところをジリジリと追い込んで来たもの。外から強烈な末脚で伸びて来たキセキと、上がり3Fタイムを比較しても0.4秒も見劣るものでした。その内容自体も「どうかなあ?」と思うのですが、後方の2番手から位置を上げられないまま、直線を迎えてしまった点が一番のネック。

クリンチャーは現時点で4番人気、サーレインブランドは現時点で5番人気と穴人気に支持されています。しかし、そのレベルならば成長力で突破できる素質馬が1頭だけ見当たるので、今回はその馬を本命とし、アルアインが対抗。アルアインが始動戦で本領発揮できなければ、The・万馬券という決着に期待したいです!
posted by 山崎エリカ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年09月15日

今週の見所(ローズS)

2017年 ローズステークス
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オークス圧勝のソウルスターリングは、天皇賞(秋)が目標のために毎日王冠に出走予定。また、オークス3着のアドマイヤミヤビは直前で屈腱炎を発症して戦線離脱。本来は「主役不在のローズS」という表現がピッタリかもしれません。しかし、今年は春の牝馬クラシックが史上空前と言っても過言ではないほどのハイレベル。さらにフラワーCの内容圧巻で怪物と呼ばれたファンディーナが出走するとなると、かつての主役と名脇役が揃った超豪華メンバー構成と言えるでしょう。

また、今年のオークスでソウルスターリングがマークした指数は、-21ポイント。これは古馬オープンレベルの数字で、2012年のオークス馬ジェンティルドンナと並ぶもの。例年のオークスは、古馬1000万下レベルしかないために、前哨戦では直前の上り馬に食われることも少なくありません。2014年には未勝利を勝ったばかりのタガノエトワールが2着したこともありました。

これは馬番3番タガノエトワールが内々を上手く立ち回ったのも好走要因ですが(秋の阪神開催は、馬場高速化で近年は内枠有利の傾向。特に外回りのこのレースでは、合流地点で馬群がバラけたところで、内々をすくってくる内枠の馬が多い)、ヌーヴォレコルトとハープスターで決着した年のオークスは、高い注目度とは裏腹に、オークスのレベルが低かったのが一番の理由。つまり、オークスのレベルが低い年ほど、下剋上が起こりやすいのです!

しかし、今年はオークスが超A級の上に、ファンディーナの皐月賞は明らかに実力以外の何かが混在した敗戦(おそらくは、クラシックに間に合うように仕上がりすぎるほど仕上げて使ったことが敗因)なので、下剋上を起こすのはなかなか厳しいものがあるでしょう。

確かに、2014年のローズSで前走1000万下・3着のラスヴェンチュラスが3着入線したように、ハイレベルでも前走1000万下で上位だった馬が、3着くらいに突っ込んでくることも少なくはありません。それでも勝ち負けするとなると簡単ではないはず。稀に春の活躍馬が休養中に能力を喪失するパターンもあるので、絶対とは言えませんが、今年は80%くらいの確率で春の実績馬が勝ち負けすると見ています。

しかし、さすがにどう転がるかはわからない推定1番人気のファンディーナにぶっ込めるほど勇気はありません。ここはクラシック組を本命にしてリスクヘッジを図りたいところ。また、ファンディーナは、皐月賞で好スタートを決めて楽に逃げられそうだったところから、内々で待機して外のアダムバローズにハナを譲ったように、スタートの速い馬。

阪神芝1800mのローズSは、昨年、逃げたクロコスミアが2着に粘ったように、逃げ、先行馬がけっして不利ではありません。しかし、差しや追い込みが決まることも多いように、決して前々が楽でもないコース。また、競走馬が休養するとスタミナが不足するので、そこで初めて逃げの手に出るかもしれない不利を考えると、やはり本命は避けたほうがいいように感じます。

もし緩いペースで折り合いを試みたとして、気性難タイプの馬のようなチグハグな走りになってしまう可能性もあるし、台風の影響で馬場が悪化すれば、オーバーペースに巻き込まれてしまう可能性もあります。それでも勝ってしまうようならば、本当に怪物でしょう。とにかく、ここは狙い下げて様子を見たいところです。
posted by 山崎エリカ at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年09月08日

今週の見所(セントウルSなど)

2017年 京成杯AH、セントウルS
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●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、枠番7&8の連対率が6.2%に対して、枠番1&2の連対率は20%もあります。

枠番7&8の該当馬は、2008年の勝ち馬キストゥヘブン、2011年の2着馬アスコットフィス。枠番1&2の該当馬は、2008年の2着馬レッツゴーキリシマ、2009年の勝ち馬ザレマ、2012年の勝ち馬レオアクティブ、2着馬スマイルジャック、2016年の2着馬カフェブリリアント。

2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多いため、どちらかと言えば、逃げ、先行馬は不利。逃げ馬の3着以内は、2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、先行馬の勝利も2010年のファイアーフロートまで遡らなければありません。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコが追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがかなり利いて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーの中目から直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

あくまでも超人気薄の立場で、他馬がノーマークだったから上手く外に出せたものであり、人気を背負う立場ならば、外から蓋をされて、仕掛けのタイミングが遅れていた可能性も十分。追い込み馬は本来、昨年のロードクエストのように、前半でなるべくロスがないようにレースを運び、4コーナーである程度前の位置につけて、実質、「差し」の競馬をしないと厳しいものがあります。

まとめると、京成杯オータムHは内枠が断然有利。脚質は、好位から差し。イメージとしては、内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬を狙ったほうがいいでしょう。しかし、自分が狙いたい本命馬や穴馬が思ったとおりのゲートを引き当ててくれないのが競馬。細かくは枠順決定後に判断したいところです。

今年はマルターズアポジーとボンセルヴィーソの強豪逃げ馬が2頭いて、これらの攻防が楽しそうなんだ! マルターズアポジーは前半でペースを上げて、中盤で楽をするタイプの逃げ馬。ボンセルヴィーソは前半で無理をせず、中盤で加速していくタイプの逃げ馬。馬番にもにもよりますが、同じあたりのゲートならマルターズポアジーが逃げて、2番手はボンセルヴィーソの隊列が濃厚。

向こう上面でペースを落としたいマルターズアポジーにとっては、ボンセルヴィーソはうざい存在でしかないし、前半で無理をしたくないボンセルヴィーソにとっては、先にリードを奪うマルターズポアジーが糞むかつく存在のはず。ボンセルヴィーソが内枠を引いて、隊列がボンセルヴィーソ、マルターズポアジーになれば、そこまでペースが上がらない可能性が高いですが、逆だった場合は、淀みない流れになる可能性が高いかなあ?


●セントウルS

センントウルSは、「なんじゃ、こりゃ?」のメンバー構成。セントウルSはG2なのに、G2以上を勝ったことがある馬が1頭もいないという、メンバー構成に驚きました。秋華賞トライアルに出走して秋華賞出走の権利が獲れないくらいなら、2012年にこのレースの優勝したエピセアロームのように、クラシック戦線から離脱して、ここを目標に切り替えるというのもありかもしれません。

しかも、スプリント戦なのに、先行力のない馬ばかり。さらに阪神芝1200mは、約半分の600mが3-4コーナー。ポンとスタートを切って、最初の3コーナーで内目を確保できれば、コーナーリングで大きくリードを奪えるコース。昨年のビックアーサーが勝ち、一昨年にアクティブミノルがアドバルーンを打ち上げているように、内枠&逃げ、先行馬が有利なコースです。
前残りが多発のコースで、先行勢が手薄となれば、前へ行ける馬の一発に賭ける方が得策かもしれません。確かに先行馬もワンパンチ足りない馬ばかりですが、差し勢も特筆するほど強い馬がいません。前残りでアッサリ万馬券ということも…。

前が残れるような流れになると、強烈な末脚を持つメラグラーナが差して来るような気もしなくはありませんが、高速馬場のセントウルSで差し馬を積極液に狙うのは、けっこう危険なこと。実際に過去10年を見ても人気を裏切った大半は差し馬。外枠ならばコーナーロスにより末脚が不発することが多く、内枠すぎれば3コーナーで内に切り込んでくる馬のごちゃごちゃで位置を下げすぎて、前まで届かないというパターンが目立っています。

メラグラーナは近2走の敗因がペースや馬場にあるとするならば、上位には来られるとは見ていますが、勝ち切るまではどうかなあ? 斤量に恵まれた今回は、ラピスラズリSのときのように、好スタートを切れちゃったりしてね。枠順確定後にもう一度、考えてみることにします(;´・ω・)。


★枠順確定前に「見所」を綴ってみましたが、妄想枠順が出来上がって、そこから発展してしまうので、よろしくないかもしれませんね(笑)。
posted by 山崎エリカ at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年09月07日

今週土曜日は川崎に来てね♪

9月9日(土) 場立ち予想やります!
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今週の土曜日は、18時35分から川崎競馬場のロジータホールでばんえい競馬の場立ち予想を行います!

お近くの方や、ばんばを見たい方、中央競馬でやられてリマッチしたい方は、ぜひ、馬券を買いに来てください♪


当日は、ばんばと小学生との綱引き対決も行います。悪代官が斬りつけられて終わる時代劇のように、最後はばんばがやられるのが恒例となっているわけですが、力持ちの大人がいったい何人揃えば、本気でばんばに勝てるのかと真剣に考えてしまいます(;´・ω・)。


前回の大井の場立ちで写真を撮るのを忘れたので、ちょっと前に国防省へ行ったときの写真を更新します。好奇心が旺盛すぎて、自衛官の方たちに「ジープのタイヤはどこが作ってるの?」に始まって、「ミサイルは、どこ? どうやって運んだの??」などと質問して困らせちゃいました。

国家機密なのでミサイルがどこにあるのかはさすがに教えてもらえませんでしたが、なんとなく想像がついちゃった…。もうちょっとこっそり置いてあるもんかと思ていたけど、けっこう大胆に置いてありました。関係者の誰もが目につくところに置くことで、簡単にはスイッチを入れられない状況を作っているのだと感心。

ちなみにミサイルが現地組み立てなのは知らなかったよ。確かに大きすぎるものでもないし、運搬中にテロリストなんぞに強奪されたら大変なことになっちゃうよね。よく考えたらわかることなんだけど、私は能天気で平和ボケしているところがあるので、考えたことがありませんでした。しかし、国防省へ行ったことで戦争しない絶対はないという危機感が増してきました。

ついでに、「力持ちの自衛官が何人揃ったら、ばんば綱引きに勝てるか?」ってのも質問したら、「15人いても勝てないと思います!」って言っていました(笑)。


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posted by 山崎エリカ at 10:44| Comment(3) | TrackBack(0) | お知らせ

今週の見所(紫苑S)

2017年 紫苑ステークス
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秋の中山開幕初日に行われる、秋華賞トライアルの紫苑S。中山開催でもっとも馬場が高速化するのは、通年、野芝がメインのこの開催。近年はエアレーションやシャッタリング作業で一時期と比べると時計を要すようになったと言っても、やはり時計が速く、内枠と逃げ、先行馬が有利のイメージが強くあります。しかし、昨年、大外枠から勝ちに行く競馬をしたビッシュが優勝したように、外差しがぶっ飛んで来ることも少なくありません。

この理由として、紫苑Sが行われる中山芝2000mはレースが淀みなく流れることが多いためでしょう。中山芝2000は、前半が上り坂のため、前半3Fのペースはそこまで速くなりませんが(紫苑Sならば34秒台後半〜35秒台前半)、向こう上面で下り坂があるために、上級条件ほどそこでペースが上がります。

特に、昨年のビッシュ(戸崎騎手)やファータグリーン(田辺騎手)などのように、決め手ニ欠ける馬&ベテラン騎手のコンビは、向こう上面で位置を上げて来るので、他馬もそれにつられてペースを上げる傾向。結果、1000m通過が60秒を切ることがほとんどで、過去10年で一番遅かったのは一昨年の60秒6。他の年は60秒以内で通過しています。

つまり、過去10年でスローペースになったのは、一昨年のみ。これは外枠を引いたカンデラと内枠を引いたノットオーソリティにハナ争いが注目される中、けん制しあってレースが進み、隊列が乱れなかったもの。しかし、前半5F60秒6-後半5F59秒9なので、極端なスローペースでもありません。

もちろん、逃げ馬がいるか不在か、戸崎騎手や田辺騎手などのベテラン騎手が向こう上面でペースを上げられるような馬に乗っているかどうかにもよりますが、全体的な傾向としては、レースが流れると判断していいでしょう。レースが流れれば、総合力が問われることになりますから、スピード特化型や瞬発力特化型の馬は通用しません。おおむね能力どおりに決着することになります。

今年は、通年と比べても春の実績馬が少ないメンバー構成。今年の春の牝馬クラシック戦線は、ハイレベルと言われ、実際にメンバー質の高い一戦でした。この夏に地力をつけた上り馬が台頭するのは、そう簡単でもないでしょう。しかし、春の実績馬を差し置いて、実績馬が勝った場合には、フロックが利きずらい舞台設定だけに、新星誕生と考えてもいいでしょう。
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2017年09月03日

本日の見所(新潟記念など)

2017年 小倉2歳S、新潟記念
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●小倉2歳S

小倉2歳Sが行われる小倉芝1200mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして、ゴールに向かって坂を下って行くコース。しかも、芝1200mなら息を入れたいポイントの3コーナー、4コーナーが“スピードを落とさずに回れる”ことがウリのスパイラルカーブのため、逃げ、先行馬が息を入れるスポットががありません。

小倉芝1200mのレコードタイムが1分06秒6と、他場と比べて次元が違うのは、コース形態上、逃げ、先行馬が激化せざを得ない舞台だから。スピードのある馬ほど、コーナーでスピードを落とし切れないため、上級条件ほどウルトラハイペースが発生します。

つまり、前がキレイに崩れるってこと。小倉芝1200mで行われる、最上級条件の北九州記念史上、逃げ馬の3着以内がゼロというのも、このコースの恐ろしさを物語っていますねぇぇ。言葉を選ばずに言わせてもらえば、このコースを考案した人は、頭が悪いか、性格が悪いかのどちらか。だって、強い馬ほど自滅することになるんだもの!

もちろん、小倉2歳Sも問答無用に例年、「超」のつくハイペース。ただし、こちらはまだ体力がついていない2歳馬がレースメイクすることになる2歳限定戦。古馬と比べれば、それほど速いペースにはなりません。また、永遠の1勝馬から将来のG1馬が集う舞台設定のため、2012年のベルカント(2着)のように、強ければ逃げ馬でも残れるし、先行馬でも通用します。

ただし、逃げ、先行馬が押し切るには、ワンランク上の馬であるということを念頭に入れておく必要があるでしょう。また、そこまで強くなくても、2010年のに逃げて2着入線したシゲルキョクチョウのように通用することもありますが、この場合は、今回のメンバーにおいてキャリアが豊富である必要があります。なぜ、キャリアが豊富である必要があるのかは、前回の札幌2歳Sで綴ったとおりです。


●新潟記念

新潟記念は、距離2000mでありながらワンターンコースで行われます。芝2000mでワンターンコースなのは、当然、ストレートが日本一長い新潟だけ。最初の3コーナーまでの距離は約948mもあるので、先行争いが激化することもあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広く、メンバー次第ということ。

また、逃げ、先行馬が多ければハイペースになる、逃げ、先行馬が少なければスローペースになるのは展開における基本的な考え方ですが、ことストレートの長いコースの中距離以上では、それがキレイに当てはまりません。実は、ストレートの長いコースの中距離以上では、逃げ、先行馬の数よりも、逃げ馬がいるかいないかで展開が決まることが多いのです。

例えば、新潟記念の過去10年で前半5F58秒1-後半5F59秒7ともっとも前半が速い流れだった2007年は、逃げ馬が不在だった年。内枠から好スタートを切ったトリリアンカットに外枠からガッツ後藤騎手のトップガンジョーが競り掛け、3コーナーまで隊列争いがもつれました。

逆に過去10年で前半5F61秒8-後半5F57秒8ともっとも前半が遅い流れだった2009年は、逃げ馬のメイショウレガーロがある程度行き切る形で、隊列がすぐに決まりました。2010年〜2012年あたりも逃げ馬がしかりといて、ペースが落ちついています。

さて、今年は逃げ馬がいるのかというと、ウインガナドルがいます。この馬がある程度行き切ってくれれば、ペースはスローで落ち着く可能性がありますが、3歳馬で体力があまりないから〜とか、同系列のマイネルフロストのアシストのつもりで乗られると、他の先行馬が積極的に出して隊列争いがもつれる可能性も…。個人的には逃げウインガナドル、2番手マイネルフロストでペースが落ち着くと見ていますが、実は、新潟芝2000m、こと新潟記念においては、それがそれほど重要ではなかったりします(;´・ω・)。

ここまで展開に長く触れておいてこういうのも何ですが、スローペースに落ちたとしても、高速馬場で直線フラットコースの新潟では、後続勢が4コーナーでもう上がって来てしまうからです。前半でペースが落ちるほど、ラスト4F目などの速い地点からペースが上がり、能力の足りない馬は、直線で早くも脱落します。

逃げ、先行馬が前半のスローペースで流れに乗ったとしても、後半で再加速できないと勝ち負けするのは厳しいということ。つまり、新潟記念は、意外と強い馬が勝っているのです。過去10年の連対馬を見ても、PP指数の能力値上位馬や、最高値の高い馬ばかり。勢いだけの上り馬が容易に通用しないことや、軽ハンデ馬の一発が少ないのもこのためでしょう。
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2017年09月01日

明日の見所(札幌2歳S)

2017年 札幌2歳S
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昨年のこのレースでキャリア4戦のトラスト(5番人気)とキャリア5戦のブラックオニキス(10番人気)で決着したように、特にこの時期の2歳戦は、キャリアが豊富な馬が優勢。先週の新潟2歳Sの2着馬コーディエライト(5番人気)も、メンバー中で2番目にキャリアが豊富な馬でした。

コーディエライトのように、逃げて変わり身を見せた馬というのは逃げ限定タイプであることが多く、新潟2歳Sで逃げられなかった場合を想定すると危うくて、私は本命にすることが出来ませんでした。しかし、まんまと逃げて2着に粘られてしまいました(;´・ω・)。

確かに新潟2歳Sの勝ち馬フロンティアのように1戦1勝でも通用する馬も少なくありません。しかし、そういう馬は、この先の重賞でも通用するような素質馬ばかり。過去に1戦1勝で札幌2歳Sを勝利した馬にロジユニヴァースやレッドリヴェールなどがいますが、これらは後のダービー馬と阪神ジュベナイルFの勝ち馬です。

つまり、横一線の力関係ならば、キャリアが豊富な馬のほうが有利であること。これはデビュー2戦目よりも、デビュー3戦目、それよりもデビュー4戦目のほうが伸びシロが大きいからです。デビュー5戦目を超えてくると、それほど大きな伸びシロがありませんが、とにかくデビュー5戦目までは成長力を見せてくれます。

デビュー5戦目までに未勝利を勝ち上がれない馬の多くが、しっかり休養させて成長を促すか、条件を変えない限り、永遠に未勝利のまま終わってしまうことが多いのは、ほとんど伸びシロがないから。競馬は大いにして、新馬戦をかっこいい勝ち方をした馬が、人気の中心に支持され、一見、そちらを狙うほうが堅実で順当な予想に感じます。しかし、その実、配当妙味のない穴馬を狙っているようなもの。キャリアが豊富な能力上位馬を狙うほうが、よっぽど堅実で順当なのです。

よって、新馬戦を強烈な勝ち方をした馬がいない今年の札幌2歳Sも、堅実で順当な予想を心がけます! もっともこの先の2歳重賞で通用するかしないかは新馬戦でマークした指数の比重が大きく、新馬戦で指数「-3」をマークしたあの馬は、ギリギリ本命候補の基準を満たしていますが、低レベルの今年の新潟2歳S出走ならばともかく、なかなかのメンバーが集ったここはどうか? 不安があるので、対抗に止めることにします!
posted by 山崎エリカ at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所