2018年04月22日

本日の見所(マイラーズCなど)

2018年 フローラS、マイラーズC
________________

●フローラS

フローラSは、みなさんもご存知のオークスのトライアル。このレースは桜花賞から中1週で行われるため、桜花賞組の参戦はほどんどありません。そのためレベルが低い年もありますが、昨年の優勝馬モズカッチャンなどのように、遅れてデビューした大物が出現することもあります。

2016年のオークス2着馬チェッキーノも、2013年オークス3着馬デニムアンドルビーも、2010年に史上初のオークス同着を決めたサンテミリオンも、このレースの優勝馬です。今年は桜花賞組の層が厚いですが、桜花賞路線と別経由のキャリアの浅い馬が勝てば、オークスでも上位に食い込めるチャンスはありそうです。

また、フローラSの脚質傾向は、いたってワンパターン。ストレートが長い東京芝2000mの舞台は、本来、差し、追い込み馬でも十分に勝ち負けを意識できますが、このレースはまだ、体力のない3歳牝馬の対決。しばしばスローペースの前から押し切りが決まります。いや、過去10年を見てもパンパンの良馬場、超高速馬場でスローペースにならなかった年は一度もありません。年はありません。(平均ペースの2016年度は良馬場発表も、午前中の雨の影響あり)

実際にこのレースの過去10年を見ても、1番人気を裏切っているのは、2017年ホウオウパヒューム、2016年ビッシュ、2014年マジックタイム、2009年ミクロコスモスなどのように、4コーナー10番手以下だった馬たちばかりです。また、中団くらいで立ち回れば前まで届くこともありますが、その場合は昨年のモズカッチャンのようにイン強襲がほとんどです。

本日は、パンパンの良馬場。高速馬場。やっぱり前を意識して動いて行ける馬でなければ、苦戦するでしょう。逃げ、先行馬を本命とし、中団よりも前で立ちまわれることを前提に馬券を組み立てたいです。


●マイラーズC

安田記念の前哨戦の位置付けとなるマイラーズC。このレースは4月の阪神最終週から、4月の京都開幕週に舞台を移して、今年で7年目。しかし、京都に移してから、全く本番・安田記念には繋がらなくなりました。京都で行われるマイラーズCをステップにして安田記念で連対した馬は、これまで皆無です。

これは、なぜか? 良馬場ならば走破タイム1分32秒台は当然、1分31秒台でも平気で出るほどの超高速馬場で、スピードばかりが求められるからです。前哨戦で求められるのは「負荷」。つまり、心肺機能の強化(スタミナの強化)です。しかし、マイラーズCではそれを補えないのだから、本気で安田記念を勝ちたいのであれば、ここをステップにするのはタブーでしょう。

このレースは、牡馬混合の古馬マイル路線では、唯一のG2。賞金目当てで出走させるならばともかく、本気で安田記念を勝ちたい馬がここをステップに選ぶ陣営がいるのだとすれば、調教師としての見識を疑っちゃいます。いないことを信じていますが…(笑)。

また、それだけスピードが問われるレースだからこそ、コーナーロスは致命的。昨年のマイラーズCでイスラボニータとエアスピネルの勝敗を分けたのも、終始インにこだわて騎乗したイスラボニータ&ルメール騎手と、外から来られて外に出しながらの競馬になったエアスピネル&武豊騎手の差でしょう。

エアスピネルは、また、昨年と同じ4番枠を引き当てましたが、昨年と同じ乗り方だと勝つまでは厳しいか? しかし、外に出さなければ、包まれて何もせずに終わる可能性もあるので、騎乗パターンの選択は外に出しながらの一択しかないのかもしれません。それがずば抜けた先行力がなく、決め手もない馬の内枠、1番人気馬の怖さです。

また、このレースの穴は、一昨年、2番クルーガー、1番ダノンシャーク、4番クラレントで決まったことからもわかるように、最短距離を立ち回れる内枠です。あと、超高速馬場&外回りコースでは、インに拘った騎乗(インから合流地点で馬群が開いたところで、外へ出すパターンを狙ってくる騎乗)をするルメール騎手ですが、この騎手は過剰人気にになるので、むしろ厄介な存在か?

まとめるとマイラーズCは、能力の他に位置取りで決まることが多いということ。また、スタミナが求められないだけあって、2013年の優勝馬グランプリボスや2015年の2着馬サンライズメジャーなど、休養明けの馬もよく好走しています。
posted by 山崎エリカ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年04月21日

本日の見所福島牝馬S)

018年 福島牝馬S
_________

春の福島開催の締めくくりを飾る福島牝馬S。一応、阪神牝馬Sと並ぶヴィクトリアMのトライアルレースですが、本番にはほとんど繋がっていません。G2の阪神牝馬Sと比べてレベルが低いからでしょう。ただし、今年は阪神牝馬Sも行った、行ったの凡戦(PP指数上も凡戦)だっただけに、本番に繋がるかは「?」。もし、通用するとすれば、もともと強い馬が巻き返すパターンでしょう。

また、阪神牝馬Sがヴィクトリアマイルの前哨戦らしくスロー〜平均ペースよりになりやすいのに対して、こちらは平均ペース〜ハイペースになりやすいのが特徴。これは決め手よりも先行力を生かしたい馬が多く出走してくるもの理由ですが、1コーナー手前から下り坂、2コーナーの途中から上り坂という福島1800mのコース形態も影響しているはず。

前半の下り坂でペースが上がって、2コーナーを過ぎて一度ペースが緩んだ後、3コーナーからじわじわとペースが上がっていくのがこのコースの特徴。なぜ、3コーナーから動いて行くのかというと、最後の直線が短く、4コーナーの急カーブで外に膨らんでしまうと、そのロスを取り戻すのが難しいからです。

よって、全体の傾向としては逃げ馬よりも差し馬が有利だし、良馬場ならば、福島3週目からBコース仕様ということもあり、内枠(3〜4コーナー内々を立ち回れる馬)有利です。今年もスタートが速いカワキタエンカがハナを切るのでしょうか、前へ行くことでしか持ち味が生きないノットフォーマルがどう絡んでくるか?

もちろん、カワキタエンカは昨年のローズSでオーバーペースで逃げて、リスグラリューやモズカッチャンなどを撃破したほどの実力馬。しかし、この馬は休養明けの洛陽Sでオーバーペース、それも馬場の悪い内を通って10着に大敗したことが、前走の中山牝馬Sの好走に繋がたのも確か。前走のように単騎で逃げられないとやや厳しいようにも感じます。

カワキタエンカは強いですが、福島の最終週らしくやや時計が掛かる上に、平均ペース以上が濃厚のここでは全幅の信頼が置けないというのも本音。差し馬を本命にするのがベストでしょう。個人的には人気薄の差し一発を狙ってみたい一戦です。
posted by 山崎エリカ at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年04月18日

東京スプリントの予想

今年も波乱か!?
________

今年のトゥインクルナイター開幕後の最初のダートグレードとなる東京スプリント。このレースはダートグレードとしては歴史が浅く、今回が10回目。かつて4月に行われていたJRAのプロキオンS(阪神ダ1400m)が夏場へ移行し、スプリント路線馬は3月の黒船賞から5月のかきつばた記念まで出走するレースがないという状況が考慮され、「東京シティ盃」から名を改めてこの時期に施行されました。

つまり、4月に行われる短距離のグレードレースはここしかないため、前年のG1・JBCスプリントの上位馬をはじめとするトップクラスのスプリンターが集います。このレースでは、2011年に前年のJBCスプリントの優勝馬スーニが11着に凡退したこともありました。しかし、それは東日本大震災の影響により、本来、始動戦の役割を果たしている黒船賞が中止になるなど、まともなローテーションで出走できなかったことが一番の敗因でしょう。


続きは、こちら!


予想は、こちら!
posted by 山崎エリカ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想

2018年04月15日

本日の見所(アンタレスS)

2018年 アンタレスS
___________

上半期の大一番・帝王賞へと繋がって行くアンタレスS。このレースは、2013年のホッコータルマエや一昨年のアウォーディーなどの連勝馬、次世代のスターが通過点として出走してくることが多いです。今年もダート路線に転向して破竹の5連勝、前走では平安Sを圧勝したグレイトパールが出走してきます。

グレイトパールは、前々走の仁川Sでは3着馬を9馬身以上突き放してコスモカナディアンとのマッチレースを制し、前走の平安Sでも2年連続・帝王賞2着のクリソライトに4馬身差。平安Sは、早め先頭に立った後の帝王賞馬ケイティブレイブが4着に沈んだように、極端なほどのハイペース。出脚が悪く後方からの競馬になったグレイトパールには展開の後押しがあったのも確かでしょう。しかし、ほどんど淀みが生じてない流れの中での圧勝は、そもそもスピードが違うこと以外の何でもありません。

しかし、そんなグレイトパールでも今回のアンタレスSでは死角はふたつ。ひとつ目は、今回が長期休養後の始動戦であること。実はこのレースの過去10年を見ても、長期休養明けで馬券に絡んだ馬は1頭もいません。ホッコータルマエもアウォーディーも同年の名古屋大賞典からの連戦でした。また、その他の馬も前年の12月以降にレースを使われていました。そもそも芝のレースよりもスタミナが必要なダート戦のほうが、休養明けの馬は不利です。

さらにふたつ目の死角は……包まれる可能性が高い最内枠に入ってしまったこと。グレイトパールは前走、出脚が悪く終始押して押しての競馬。それでエンジンが必要以上に掛かり過ぎてしまい、骨折という悲劇と引き換えに、圧勝という喜劇を手にしたようなレースぶりでした。この馬はいつも出脚が悪いわけではありませんが、前走を今回に当てはめると、包まれていた可能性は大大大。

このふたつの死角は、目を潰れるものでしょうか? 1番人気ということを考慮すると、けっこう怖いですけど……。
posted by 山崎エリカ at 11:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年04月14日

本日の見所(アーリントンC)

2018年 アーリントンC
___________

かつてオグリキャップが中央馬を相手に初勝利を飾ったことで有名なペガサスS。その後、アーリントンパークとの交換競走として名称が「アーリントンC」に変わり、今年よりNHKマイルCのトライアルレースに位置付けられました。

今年のアーリントンCは、ニュージ―ランドTや桜花賞から中1週で行われるため、メンバーが集うのかを不安視する声もありました。しかし、今年の3歳牡馬路線でもっともハイレベルだった朝日杯フューチュリティSで3着のタワーオブロンドンや毎日杯の3着馬インディチャンプ、こぶし賞でケーアイノーディック(ニュージーランドT・2着)を撃破したパクスアメリカーナなど、意外と強豪が集ったような?

立ち回りが上手かったり、展開に恵まれたり、レースぶりに課題があったりと、実績に実質が伴わない人気馬が多いのも確かですが、一応は、メンバーが揃ったと言えるでしょう。

また、これまでは1回阪神初日に行われていたこともあり、差し、追い込み有利な阪神芝1600mながら、ペースがそこまで上がらず、逃げ、先行馬の活躍が目立ちました。今開催の阪神は例年以上に高速馬場なので雨さえ降らなければ、例年レベルの決着タイムにはなると見ています。

しかし、フィリーズレビューをオーバーペースにした張本人ラブカンプーが出走してくる上にウォーターパルフェ、エアアルマスなどの先行馬も揃ったとなると、前が苦しくなりそう…。ラブカンプーは、前走で大失速しているので、今回はタメ気味に逃げると見てますが、スプリント路線でスピードを生かして勝ち上がって来た馬が、マイル路線でいきなり折り合うのは難しいこと。差し、追い込み馬を本命にするのが好ましいでしょう。

前記したタワーオブロンドンのように、メンバー質「?」の京王杯2歳Sを制して、朝日杯フューチュリティSではダノンプレミアムの直後を立ち回って3着など、実績に実質が伴っていない馬が多いので、ここは素質の裏付けがあるキャリアの浅い馬の上昇度に賭けるのがベストでしょう。
posted by 山崎エリカ at 08:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年04月11日

あなたに代わって聞いてきました!

中内田調教師編
_______

ウマニティで「皐月賞の有力馬に関して、どの調教師の方から何を聞きたいですか」のアンケートを実施致しました。その結果、中内田調教師が断トツの得票率61.5%で見事1位を獲得。そこでユーザーの皆様から頂いた質問を、中内田調教師に直撃インタビューしてきました!

今回は残念ながらダノンプレミアムは右前脚挫跖(ざせき)のため皐月賞には出走出来ませんが、3部作をご覧頂くと中内田調教師の人柄やダノンプレミアムの課題や適性、そして中内田厩舎の今後の展望が見えてきます!


中内田調教師インタビューPart1
「馬券を買ってくれる人がいるから、僕たちは仕事ができる」


中内田調教師インタビューPart2
「運とか、ツキとかやっぱりあるし、それらは自分で切り開いて行くものだと思っています」


中内田調教師インタビューPart3
「ダノンプレミアムは、(中略)もっと長い距離の馬だと思っています」
→明日12日、6時に配信予定ですのでチェキュラ!


似たような質問は、ひとつにまとめて聞いております。また、皐月賞に関しての質問、「どの枠がいいか?」「どの馬をマークするか?」も、ダノンプレミアム回避の都合上、割愛させて頂きました。せっかく頂いた質問なのに、申し訳ありません<(_ _*)>。

ブログのコメント欄でしたらお答えできますので、気になる方はコメント下さいね♪


また、中内田調教師から、先週の日曜日にコメントを頂いています。

「ダノンプレミアムはまだ挫跖の治療中です。数日中に完治すれば、ダービーに向かいところです。競馬はクラシックだけではないので、どのタイミングでも馬を第一に考えてのこと。ご理解いただければ幸いです」


trainer-nakauchida.jpg
posted by 山崎エリカ at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

マリーンCの予想

実質女王のクイーンマンボ
始動戦でも本領発揮なるか?
_____________

船橋で行われるマリーンCは、数ある牝馬限定ダートグレードの中でも本命党好みのレースです。もともと船橋競馬場は、直線が長い上にスパイラルカーブが使用されており、後続馬でもトップスピードに乗せたまま3〜4コーナーを回ることが可能。内ががっぽり開いてイン突きが決まることがほとんどなく、騎手の手腕が問われにくいコース。このため1番人気の勝率、複勝率がもっとも高い競馬場となっています。

さらにマリーンCは…


続きは、こちら!

予想は、こちら!
posted by 山崎エリカ at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想

2018年03月31日

本日の見所(ダービー卿CT)

018年 ダービー卿CT
___________

ダービー卿CTは、この先のマイラーズCや京王杯スプリングC、さらには安田記念へと繋がる一戦。ハンデ戦ではありますが、2010年の優勝馬ショウワモダン、2013年の優勝馬トウケイヘイロー、2015年のモーリスのように、同年の安田記念や秋のG1戦線で活躍している馬もけっこういます。上がり馬が勝てば、この先のG1レースが見えてくる場合もあるでしょう。

また、ダービー卿CT当日からAコース→Bコースに替わり、前週のよりも馬場が高速化する傾向。騎手は前週のイメージで乗ることが多いために、前週の日曜日に雨の影響を受けて時計を要した年ほど、このレースがスローペース化しやすくなっています。

このレースの逃げ馬の成績は、過去10年で3勝、2着1回と、極端な活躍は見せられていません。しかし、これは一昨年のキャンベルジュニアや昨年のクラレントのように、本来、逃げ馬ではない馬が逃げていることも少なくないのが理由です。キャンベルジュニアは最内枠から押し出されての逃げ、クラレントは大外枠からロスを嫌っての逃げでした。

さて、今回はどの馬が逃げるのかというと、昨夏の関屋記念をスローペースで逃げ切ったマルターズアポジ―の可能性が高いでしょう。同馬は前走で芝1800m戦を使われていることを考えると、ペースが速くなることもないはず。しかし、ある程度思い切った逃げを打たなければ、前走で芝1400m戦を使われているソルヴェイグや前走・東風Sを逃げ切り勝ちしたミュゼエイリアンにハナを譲ることになるので、序盤はある程度速く、道中でペースを緩めそう。

まとめると前々を意識して動いて行けるか、モーリスには及ばずとも、モーリスくらいの末脚を持つ馬を本命◎にするのが好ましいでしょう。もちろん、最初の2コーナーで外を回ると、終始外を回ることになる円状コースの中山芝1600mだけに、外枠だったら内枠のほうが有利なのも確か。その辺りも加味して予想を組み立てれば、より的中に近づけるでしょう。
posted by 山崎エリカ at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年03月29日

佐賀記念の予想

実績のある地方馬が参戦
久々に混戦の様相
___________

先日行われた黒船賞が短距離路線の実績馬にとっての始動戦とするならば、こちらは中距離路線の実績馬にとっての始動戦。2011年のエスポワールシチーや一昨年のアウォーディーのように、ここから始動する実績馬もいます。名古屋大賞典の前後にJRAではハンデ戦のマーチSが行われますが、実績馬はハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることが多いです。

よって、主な対戦図式は、休養明けの実績馬vs佐賀記念の上位馬となります。この場合、休養明けの実績馬が優勢であっても不思議ないですが、このレースに関しては佐賀記念の上位馬が優勢。なぜなら佐賀記念の上位馬は、実績馬が出走してくれば、対戦を避けるように、より出走手当てが高いダイオライト記念やマーチSに出走することが多いからです。


しかし、今年は佐賀記念の上位馬不在。
続きは、こちら!


予想は、こちら!
posted by 山崎エリカ at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想

2018年03月25日

本日の見所(マーチS)

2018年 マーチS
________

「1番人気は勝てない」というジンクスを持つマーチS。2009年には2000年のタマモストロング以来、1番人気のエルポワールシチーが優勝しましたが、それ以降は全く勝てていません。一昨年は1番人気のバスタータイプが連対を死守しましたが、これも久しぶりの出来事でした。

なぜ、マーチSは1番人気馬が勝てないのかというと、理由はいたって簡単! これはこの時期、地方では名古屋大賞典、中央ではアンタレスSやオープンの総武S、仁川Sが行われ、有力馬を所有する陣営はハンデ戦のこのレースよりも前記のレースを目標に使うことが多いからでしょう。

マーチSはG3でありながら「総武Sや仁川Sを使った後で、おつりがあれば出走」「ハンデが軽いから出走」「実績馬でハンデ重いけど、始動戦だから、まあ、いっかぁ〜」という具合に、流動的に使ってくることが多いために荒れるのです。

そして多くの場合、総武Sや仁川Sの勝ち馬が1番人気に支持されますが、まず、中途半端な着順で終わります。もちろん、今回が始動戦でハンデが重い実績馬が1番人気に支持されることもありますが、陣営のやる気があまりないのでぶっ飛びます。

前走の総武Sや仁川Sを勝利した馬で、ここも優勝した馬となると最近は、2007年のクワイエットデイくらい。この馬はペースがそれほど速くなくとも、逃げるのはなかなか難しい阪神ダ2000mの仁川Sを、逃げ切り勝ちしたほど馬。

また、2009年に優勝したエルポワールシチーは、同年の平安S・2着、フェブラリーS・4着の実績馬でありながら、そこまで速いラップを刻んだわけでもないのに、ラスト1Fで急失速。ダイショウジェット、サトノコクオー、トーセンアーチャーなどに0.2秒差まで追い詰められるギリギリセーフの勝ち方でした。これは前走のフェブラリーSが大目標だったことと、トップハンデ57.5sが影響したものでしょう。

今年は、仁川Sの勝ち馬は出走して来ず、総武Sの勝ち馬センチュリオンが2番人気。1000万下、準オープンを連勝したハイランドークが1番人気に支持されています。(このコラムを更新時点) 今年も「1番人気は勝てない」ジンクスや前走のオープン勝ち馬が勝てないジンクスは続行か? それも終止符を打つか? とても楽しみなマーチSとなりました。


※高松宮記念は、有料コラム(拡大版)のために、公開いたしません(m´・ω・`)m ゴメン…。
posted by 山崎エリカ at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所