2019年02月23日

明日の見所(中山記念など)

2019年 阪急杯、中山記念
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●阪急杯

阪急杯は、本番・高松宮記念に繋がりやすいレース。2013年のロードカナロアや2014年のコパノリチャードなどがこのレースを勝って、高松宮記念も優勝しています。また、2013年のこのレースを逃げ切り勝ちしたミッキーアイルも、次走の高松記念では2着と好走しています。

しかし、本番に繋がっているのは、このレースをハイペースで逃げ、先行して連対した馬がほとんど。このレースを差して勝った2013年のダイワマッジョーレや2017年のトーキングドラムは、高松宮記念ではドボンしています。

このメカニズムは至って簡単! 阪急杯が行われる阪神芝1400mは、スタートして約243mで最初の3コーナーを迎える阪神芝1200mよりも最初のストレートが1F分長く、逃げ、先行馬が多く出走しているほど、顕著にペースが上がりやすいからです。

つまり、阪急杯は、差し馬有利の流れになりやすいということ。過去10年を振り返っても、10年とも前傾ラップ。もっともペースに緩みが生じた昨年でも前半3F34秒2-後半3F34秒6で決着しています。ゆえにこのレースを不利な逃げ、先行策で連対した馬たちは、高松宮記念へと繋がり、有利な差しで連対した馬たちは、相手強化の高松宮記念では通用しないことが多いのです。

今年、このレースで勝ち負けするのは、逃げ、先行馬か? それとも差し馬か? 昨年のように馬場が軽ければ、昨年のこのレース同様にダイアナヘイローが再び逃げ切る可能性もありますが、昨年の阪神Cの上位馬に、ロジクライが加わり、昨年よりも先行勢が手強いのも確か。差し馬を中心視するのが上策でしょう。


●中山記念

中山記念は、一昨年からG1に格付けされた大阪杯への前哨戦ですが、ドバイ国際競走やQエリザベス2世Cの前哨戦としても大切な役割を果たします。中山記念がこの時期に行われていなければ、ジャスタウェイやリアルスティール、ヴィブロスのドバイでの快挙、ネオエアリズムの香港での快挙がなかったかも〜と言っても過言ではないでしょう。

なぜなら、中山記念が行われる中山芝1800mは、タフなコースだからです。中山芝1800mは最初の1コーナーまでの距離が約205mと短く、スタートしてすぐに急坂を上がって行くコースのために、前半ペース事態は上がらずにスローペース。しかし、上級条件となると中緩みしないのがポイント。

これまでのG1馬やこの先のG1馬が集う中山記念ともなると、向こう上面の下り坂でスピードに乗せて、動いて行くことがほとんど。高速馬場ならば、坂を下った辺りの5F目から1F11秒台の脚が問われることも少なくありません。つまり、5F目から1F11秒台の脚を使っても最後までバテない持久力がなければ、勝ち負けに持ち込めないということ。

競走馬の前哨戦は、「心肺機能を鍛えて疲れを残さない」ことがポイントなので、中山記念は実にその条件を満たしていると言えます。休養によって失われたスタミナを、このレースで先行することで補うことが出来るのです。逆に言うと、基礎能力が高くなければ、休養明けでは厳しいものがあるでしょう。

実際に過去10年でこのレースを休養明け(中10週以上)で連対しているのは、2009年のカンパニー(1着)、2011年のキャプテントゥーレ(2着)、2014年ジャスタウェイ(1着)、2015年のヌーヴォレコルト(1着)、2016年ドゥラメンテ(1着)、2017年ネオエアリズム(1着)、2018年のアエロリット(2着)。G1勝ちの実績がある馬と、その後のG1馬ばかりです。

しかも、今年も先週の小倉大賞典こそ出遅れましたが、意欲の連闘策のマルターズアポジーが逃げる可能性が高く、緩みないペースで流れる可能性大。展開そのものは、差し、追い込み馬が有利になりそうですが、最後の直線が短い中山では、よほどの道悪にでもならない限り、向こう正面から動いて行く必要性があります。

しかし、差し、追い込み馬は、スタミナに自信がないから、前半で脚をタメているわけであり、それらが早仕掛けをすれば最後バテるのが常。逃げ馬も展開上不利な一方で、差し、追い込み馬の末脚も発しがちなレースなので、先行馬か向こう上面で動いて行ける馬を中心視したいところです。また、芝1800m以上の距離実績がない馬は、通用していないのでご注意を!


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2019年02月17日

本日の見所(フェブラリーSなど)

2019年 小倉大賞典、フェブラリーS
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●小倉大賞典

小倉大賞典が行われる小倉芝1800mは、スタートしてすぐに最初の1コーナーを迎えるために、内枠が有利なコース。この傾向は馬場が高速化するほど顕著。また、2コーナーまでに坂を上って行くコースなので、他場の芝2000mコースよりも逃げ、先行馬ががんばれます。

このため、過去10年で2010年のオースミパーク、2012年のエーシンジーライン、2014年のラストインパクト、2015年のカレンブラックヒル、2017年のマルターズアポジ―と逃げ切り勝ちが5度も決まっています。(2015年は道悪。カレンブラックヒルは、外から切り込んでくる逃げ馬に一度ハナを譲って、2コーナーを過ぎてハナを奪う形)

しかし、今年は、逃げ、もしくは早め先頭を狙わなければ、能力を出し切れないマルターズアポジー、ケイティクレバー、マイスタイル、サイモンラムセス、タニノフランケルなどの逃げ馬が揃いました。さらに先行馬もブラックスピネ、スティッフェリオなど多数で、これは昨年の札幌記念と同じか、それ以上の異常事態です。

確かに現在の小倉芝コースは、昨年の札幌記念時ほどのタフな馬場ではありませんが、ここまで逃げ、先行馬が集うと、さすがに前から押し切るのは厳しいでしょう。消耗戦が濃厚だけに差し馬を中心に馬券を組み立てたいです。内の差し馬は、直線で前がバテて下がってくるのを捌くのが大変なので、今回に関しては外枠のほうが好ましいでしょう。


●フェブラリーS

フェブラリーSが行われる東京ダ1600mは、2コーナー奥の芝からスタートするため、スピードがある馬ほど序盤で加速がつきます。その上、前半で坂を下り、最初の3コーナーまでの距離も約640mと長いため、重賞の場合、逃げ馬は3コーナーの入口あたりまで息が入れられないことがほとんど。

フェブラリーSの過去10年を見ても、平均ペースで収まったのは、最低16番人気のコパノリッキーが優勝した2014年のみ。それ以外は緩みないペースで流れて、差し、追い込み馬有利のレースとなっています。特に昨年は、極端に時計が掛かり、前代未聞レベルの消耗戦となりました。逃げ、先行馬があまりにもバテ過ぎて、その後のスランプを誘発してしまったほど。

今年は、下馬評ではインティが逃げるということになっていますが、普通に出して行けば、前走ダ1400mのすばるSを逃げ切り勝ちしているサクセスエナジーがハナに立つはず。インティはそこまでテンが速くなく、そこを考慮さえてか(?)、ダ1800mを中心に使われ、芝スタートコースは未経験です。

確かにサクセスエナジー、インティの後の先行勢が手薄で、強いのはサンライズソアくらいだというのを考えると、前からでも押し切れそうな感はあります。しかし、中央のダ1600m戦は東京のみでレース数が少なく、さらに特殊コース。ダ1400mレベルのペース配分でレースをしてしまう問題騎手も少なくありません。

また、東京ダートコースは、外差しばかりが決まっていた先週ほど時計を要していませんが、それでも昨秋と比べると時計を要しており、時計の掛かる馬場状態。普通に考えると、前半からある程度レースが流れる可能性が高いでしょう。仮に前半である程度レースが流れなかった場合でも重賞だと3〜4コーナーからペースアップし、内の先行馬は進路を失いがちになるので、どうであれ、直線の外から動ける馬のほうが有利でしょう。まあ、荒れる可能性が高いでしょうね♪


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2019年02月16日

本日の見所(ダイヤモンドSなど)

2019年 京都牝馬S、ダイヤモンドS
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●京都牝馬S

1回京都開催最終週の芝1600m戦から、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わって今年で3年目。エリザベス女王杯や秋華賞組は1月の愛知杯へ、スプリント路線馬は京都牝馬Sへという形で定着してきました。

このレースが行われる京都外回りの芝1400mの舞台は、スタートしてから約200m地点で京都コース最大の名所、小高い丘を登り、後半が下り坂になるため、前半ペースがそこまで上がらないのがポイント。京都芝1200m戦ほどではないにせよ、前半ペースがそこまで上がらないことが多いのがポイント。一昨年の2着馬ワンズインザムーン(7番人気)のように、逃げ、先行馬が穴を開けることもしばしばあります。

また、先週の京都芝コースは、先々週から馬場が回復し、標準的な馬場(ただし、直線は外のほうが伸びる)。騎手が差し馬場だった先々週の意識で仕掛けを遅らせるため、スローペースのレースが連発していました。先週がやたらと前有利のレースが多かっただけに、今週は多少なりとも早めの仕掛けを意識してきそうな感はあります。

その上で、今年の京都牝馬Sは、何が何でも逃げたい馬は不在ながら、先行馬多数のメンバー構成。京都外回りの芝1400mで標準的な馬場、さらにスピードタイプの逃げ馬不在ならば、さすがにハイペースになることもないでしょう。しかし、先行馬が多数となれば、スローペースも考えづらく、平均ペースくらいが濃厚。脚質の有利不利よりも、直線の外から動ける馬を中心視したいところです。


●ダイヤモンドS

長距離の重賞路線は、ステイヤーズS→(万葉S)→ダイヤモンドS→阪神大賞典→天皇賞(春)という流れ。しかし、昨年の阪神大賞典&天皇賞の(春)に覇者レインボーラインはもちろんのこと、ステイヤーズSの覇者リッジマンは不在、今年の万葉Sの覇者ヴォージュも不在。このレースを3度も制したフェイムゲームは引退し、そのライバルのアルバートも戦線離脱。芝3000m以上を未経験の馬も多く、新興勢力同士の戦いとなりました。

このことが今年のこのレースを難しくさせているのですが、長距離は超々高速馬場で行われる京都の天皇賞(春)や菊花賞、万葉Sでない限り、フロックが利かないのも事実。長距離の場合、一速から二速、二速から三速と徐々にギアをあげていく必要があり、一速から急に五速、六速まであげるような馬は、通用しないからです。序盤で一速、二速で走っていたら、3コーナーで絶望的な位置になります。

昨年、トップハンデ58.5kgのフェイムゲームが優勝したように、過去のこのレースでトップハンデ馬が活躍しているのも、歴代の優勝馬が名だたるステイヤーばかりなのも、そのせいでしょう。今回が軽ハンデだったとしても、ギアチェンジが求められないレースである以上、あまり意味がないのです。(斤量はスピードのアップダウンに影響する)

つまり、ダイヤモンドSは、実力どおりの決着することが多いということ。また、このレースで穴を開けているのは、2012年の優勝馬ケイアイドウソジン(12番人気)のように、「芝3000mが未経験だっただけで、実はステイヤーだった」という馬ばかりです。そういう隠れステイヤーがいるかいないかを吟味するのが、このレースの最重要ポイント。前記のタイプがないない場合には、ほぼ芝3000m以上で強いレースをしている順に決着する可能性が高いでしょう。


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注目逃げ馬注目逃げ馬

『競馬最強の法則』用
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『競馬最強の法則・3月号』の連載を予告なくお休みしたら、「注目逃げ馬がわからなくて困る」というメールを頂きました。

ごめんなさい<(_ _*)>

確かにこの期間は、活躍が見込める馬がいるので、事前にまとめてあったものを公開しますexclamation

続きは、次号にて。

#イベリス
#コントラチェック
#アンドラステ


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2019年02月11日

佐賀記念の予想

ここもハイレベルな4歳馬か?
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佐賀記念は、夏のサマーチャンピオンと並ぶ佐賀二大レースのひとつ。JRAの中距離路線G3は、前年11月のみやこSからここまでレースがないために、なかなかの強豪が集います。2009年にはスマートファルコンが、2013年にホッコータルマエが出走して、圧勝したこともあったほど。

主にホッコータルマエのように東海SでフェブラリーS出走権を逃した東海S(旧、平安S)の上位馬や、東海Sで通用しなかった馬、また、前年12月のベテルギウスSや同年1月のポルックスS上位の上り馬が出走してきます。また、佐賀記念の開催時期によっては、2014年のランフォルセのように川崎記念の上位馬が出走してくることもあります。

このように中央勢が手強いために、地方勢が他のG3よりも苦戦の傾向。地方馬のこのレース3着以内は、2008年のチャンストウライ(1着)まで遡らなければありません。チャンストウライのように、前年の帝王賞で4着、名古屋GPで3着など、よほどの実績馬ではない限り、今後も地方馬の苦戦は続くでしょう。

さて、それでは佐賀記念ではどのような馬を狙えばいいのかというと……。


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2019年02月08日

今週の見所(京都記念など)

2019年 共同通信杯、京都記念
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●共同通信杯

昨日のクイーンCの「見所」で、クイーンCは桜花賞への前哨戦の意味合いを持つレースであることをお伝えしました。共同通信杯も同じで、弥生賞やスプリングSと並ぶ、皐月賞の前哨戦の意味合いを持ちます。弥生賞やスプリングSと異なるのは、皐月賞への優先出走権があるかないかです。

つまり、すでに朝日杯フーチュリティS勝ちの実績があるアドマイヤーマーズは、総収得金額上位の枠で皐月賞にも出走できるし、NHKマイルCにも出走できるということ。わざわざトライアルに出走する必要がないのです。ですから、共同通信杯で勝ち負けして、本番に直行すれば、弥生賞やスプリングSからの優先出走権獲得のチャンスを、例えば、きさらぎ賞で勝ちそこなった他の同系列牧場の馬たちに渡すことができます。もちろん、先週のゆりかもめ賞を強い勝ち方をしたサトノジェネシスなどにもです。

だから、クラシックがノーザンF系列の馬たちで埋め尽くされていく――。他牧場で賞金が足りていない有力馬がいれば、出走予定のなかった馬にも出走させることが可能という、素晴らしいシステム(?)です。これが競馬をつまらなくさせてはいますが、ルールの範囲内で行っているので、仕方がありません。

今回、伝えたいのは、前記システムの批判ではなく、このレースの連対馬ディーマジェスティ、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ゴールドシップなどが、本番・皐月賞を制したのは、必然であるということ。もともと実績馬やそれに対抗できる素質を秘めた馬たちがこのレースを使い、重賞で敗れた馬や遅れてデビューした馬たちが皐月賞トライアルに回るわけですから、本番に繋がることが多いのは当然でしょう。

今年はその筆頭が朝日杯フーチュリティSを強い勝ち方をしたアドマイヤマーズですが、他にも小頭数ながら素質馬が多数。また、今回も本来は札幌2歳Sの時のように、持久力を生かしてこそのナイママの陣営から、「末脚生かしたい」というコメントが出ているだけに、高速馬場前提ならば、前に行く馬が楽にレースを運べそうな感はあります。今回も本来は札幌2歳Sの時のように、持久力を生かしてこそのナイママの陣営から、「末脚生かしたい」というコメントが出ているだけに、高速馬場前提ならば、前に行く馬が楽にレースを運べそうな感はあります。

メンバー最速の上がりで勝ち上がって来た馬たちを相手に、ナイママが末脚で挑むというのは可笑しな話ですが……脚をタメれば、どの馬も切れる脚を使えますが、どの馬も33秒台の末脚が使えるわけではありません。しかし、明日、土曜日の雪の影響で、東京が高速馬場ではなかった場合には、その選択も正しいものになるかもしれません。もちろん、今回は相手指定ですが、先週のきさらぎ賞同様に、馬場が悪くなるほど、波乱の要素を含みます。


●京都記念

京都記念は、一昨年よりG1に昇格した大阪杯の前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦でもあります。また、昨秋のG1で上位争いをした一線級の馬たちにとっては、休養明けの始動戦になります。前走でジャパンCや有馬記念、日経新春杯、昨年のクリンチャーやアルアインのように菊花賞組など、距離2400m以上を使われている馬が多く出走してくるのがこのレースのポイント。

前走で今回距離よりも長距離を使われている馬が多く参戦することや、例年のように少頭数で行われることもあり、芝2200m戦としては各馬の仕掛けどころが遅くなることがほとんど。過去10年でまあまあ速い流れだったのは、雨の影響を受けて時計の要す馬場となった一昨年のみと、とてもスローペースが発生しやすいのがこのレースの傾向です。

レース全体の傾向としては、逃げ、先行馬が圧倒的に有利であり、3年前に1番人気に支持されたレーヴミストラルが1番人気で2桁着順に敗れたように、追い込み馬は受難。また、4年前に断然の1番人気に支持された追い込み馬ハープスターのように、スローペースを意識して、普段よりも早めに仕掛けて最後失速と、人気を裏切るケースも少なくありません。

つまり、追い込みタイプは狙い下げる必要があるということ。過去10年でこのレースを差して勝ったのも、次走の天皇賞(春)でも2着と好走した抜群の末脚を持つ2013年のトーセンラーのみです。今年のような差し馬場の京都でも基本的には先行馬から予想を組み立てるのが好ましいでしょう。


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2019年02月07日

今週の見所(クイーンC)

2019年 クイーンC
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桜花賞の前哨戦のグレードレースは、みなさんもご存知のように、昨年からG2に昇格したチューリップ賞とフィリーズレビュー。しかし、フリーズデビューは距離が芝1400mと短く、短距離指向が強いレースとなるため、クイーンCはチューリップ賞に次ぐ、第二の桜花賞の前哨戦、もしくはNHKマイルCの前哨戦としての意味合いを持ちます。

近年は、3年前のメジャーエンブレムや一昨年のアドマイヤミヤビ、昨年のテトラドラクマのように、このレースを勝って桜花賞やNHKマイルに直行する馬がとても多いのです。これには強豪が同じレースで凌ぎを削り、無駄な消耗を避けることを目的とする、ノーザンFの意向も影響しています。同じ馬が重賞を何連覇もするよりも、同じ馬が重賞を何連覇もするよりも、ブラックタイプが複数いたほうが、牧場にとっても都合がいいわけですから。

また、このレースは、2歳最強牝馬決定戦の阪神ジュベナイルF組が有力。しかし、阪神ジュベナイルFを大目標とし、そこで好走した馬は、一昨年のレーヌミノルや昨年のマウレアのように取りこぼす場合もあります。メジャーエンブレムのように、圧倒的な存在ならばともかく、阪神ジュベナイルFで能力を出し切れなかった馬を狙うのがこのレースでの基本。

ただし、阪神ジュベナイルFで能力を出し切ったタイプや、いくらなんでも能力が足りないという馬ばかりだった場合には、別路線組が浮上し、波乱になる場合もあります。さて、今年はどちらか?

また、今年のクイーンCは、珍しく小頭数で9頭立て。逃げたい馬は、赤松賞を逃げ切り勝ちしたジョディーだけ。しかし、アークヴィグラスの出方ひとつで変わってくるでしょう。個人的に、アークヴィグラスの鞍上の瀧川騎手の出方、レースに対する考え方は手中に入れたつもりなので(雲取賞のヒカリオーソは、99%逃げると思った)、これに関しては、明日8日20時半からの『競馬王チャンネル』とレース当日の予想でお伝えします。


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2019年01月29日

川崎記念の予想

ケイティブレイブがどう乗るかが鍵
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ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することがほとんど。

また、ドバイワールドCを本気で目指す馬ほど、前年の東京大賞典からドバイワールドCへ直行する傾向があり、その場合はメンバーが一気に手薄。新興勢力にもチャンスが巡ってきます。一昨年のこのレースで準オープンを勝ったばかりのオールブラッシュが優勝したのは、前年の東京大賞典の連対馬の不在がもたらしたものでしょう。前年の東京大賞典の連対馬、アポロケンタッキー、アウォーディーともにドバイワールドCへ直行でした。


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2019年01月27日

本日の見所(シルクロードSなど)

2019年 根岸S、シルクロードS
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●根岸S

ダ1400mのグレードレースは地方競馬では数あれど、中央で行われるのは今回の根岸Sと夏のプロキオンSのみ。さらに中央のダ1400mは、東京、京都、阪神、中京と中央4場で行われていますが、スタート地点がダートなのは、東京コースのみ。このため地方からの参戦が目立ちます。今年は岩手から参戦予定だったラブバレッドが中央へ移籍。地方からの参戦は、船橋のキタサンミカズキのみですが、強い地方馬の参戦なくしてこのレース盛り上がりません。

話は戻りますが、東京ダ1400mは、各馬のスタートダッシュが速くなる芝スタートコースではありませんが、前半ペースがかなり速くなることがあるのがこのレースの特徴。これは最初の3コーナーまでの距離が約442mとやや長い上に、前半で坂を下って、後半で坂を上るコースだから、物理的にペースが上がるのです。

実際に根岸Sの過去10年を見ても、逃げ馬の勝率はゼロ。2008年にはタイセイアトムが逃げて2着に粘っていますが、この年は降雪により、月曜日に代替開催。不良馬場の上に、2列目を追走していたトウショウギアが故障して、有力馬がことごとく後退する不利がありました。基本的に差し、追い込み馬が有利のレースを考えてもいいでしょう。、

さて、今回で逃げる可能性が高い馬はというと、当然マテラスカイでしょう。大外枠に入りましたが、内枠にこの馬の抵抗できるほどスピードがある馬もいなので、まず、逃げるでしょう。鞍上の武豊騎手は、他馬に絡まれるのが嫌いなので、序盤で行き切るかの勢いで出して行くはず。

ただし、テンが一番速い馬が逃げると、隊列がスムーズに形成されることが多いので、同じハイペースでも、極端に上がり過ぎないのがポイント。競馬はレッドゲルニカのように、テンがそこまで速くない馬が逃げると、快速馬が競り掛けて超絶ハイペースが発生しやすくなるのです。

しかし、レッドゲルニカは鞍上が逃げたがらない蛯名騎手ですから、マテラスカイの2列目を狙ってくるはず。それならば、前半3F35秒前後−後半36秒台半ばくらいでまとまるのではないでしょうか。案外と前からでも強ければ押し切れる気がしています。


●シルクロードS

シルクロードSが行われる京都芝1200mは、スタートしてから内回りの3コーナーの坂を上がって行くコース。それゆえに京都が超高速馬場で、いかなる快速馬が逃げたとしても、前半3F32秒台に突入することはありません。例年のシルクロードSならば、前半3F34秒前後まで掛かることが多く、34秒台半ばならば後半3F33秒台でまとめてスローペースが発生することもあります。つまり、逃げ、先行馬が断然有利ということ。実際に過去10年でも逃げ馬が5連対もしているほどです。

しかし、今回は、ラブカンプー、サイタスリーレッドトウショウピスト、セイウンコウセイとテンの速い馬たちが揃いました。これだけ他場で前半3F33秒前後で行ける馬が揃って、ここで34秒台半になるとは、さすがに考えづらいでしょう。33秒倍台半ば、場合によってはそれ以上速くなって前が崩れることも視野に入れて馬券を組み立てたいです。


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2019年01月26日

本日の見所(愛知杯)

2019年 愛知杯
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3年前より暮れのターコイズSがG3に昇格した影響で、かつてほどメンバーが集わなくなった愛知杯。今年は昨年のこのレースの覇者エテルナミノルや春の福島牝馬Sの覇者キンショ―ユキヒメなどの重賞ウイナーが出走しているものの、それらは近走不振。他、重賞ウイナーは、昨年の紫苑Sの覇者ノームコアのみですが、京都大賞典の2着馬レッドジェノヴァが出走していますから、ここ3年と比較をすると、まずまずのメンバー構成ではあるでしょう。

また、中京芝コースは、先週の日曜日はやや雨の影響があったものの、ベースは普通の高速馬場。さらに中京芝2000mは、最初の1コーナーまでの距離は、約314mと普通ですが、スタンド前の直線の上り坂の中間からスタートするため、比較的ペースが落ちつきやすい舞台。

おそらくは内枠のティーエスクライがまずはハナを主張し、中目からランドネが出して、この2頭の主導権争いになると見ていますが、ランドネは番手でもオーケーの馬。ティーエスクライがペースを引き上げていたとしても、平均ペースくらいで止まる可能性が高いでしょう。先行馬のノームコア、ワンブレスアウェイも、ハイペースにはしたくないタイプです。

つまり、どの位置からでも脚を引き出せる展開になる可能性が高いということ。能力どおりに決まる可能性が高いのではないでしょうか。穴が開くとすれば、もともと強い近走不振馬。実績馬が立て直しを図って出走してきているので、それらの一発ならばありそうです。


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