2021年 CBC賞・ラジオNIKKEI賞

CBC賞

福島芝コースは時計を要し、金曜日のテレビユー福島賞(3勝クラス・芝1200m)で1分08秒3も時計を要したのに対し、小倉芝コースで行われた戸畑特別(2勝クラス・芝1200m)では、1999年の北九州短距離Sでアグネスワールドが記録した1分6秒5(良)を上回る、1分06秒4のレコードタイムで決着しました。

確かに小倉芝1200mは、コース最高部の2コーナー奥のポケット地点からスタートして、ゴールに向かって坂を下って行くコース。芝1200mなら息を入れたいポイントの3~4コーナーがスパイラルカーブで下りとなっているため、前半ペースが上がりやすく、結果、時計が出やすいコース形態ですが、同日の3歳未勝利(芝1800m)でも1分43秒8(良)のレコードタイムが記録されていることから、これまでにないレベルの超絶高速馬場というのが窺い知れます。

当然、CBC賞でも、1分06秒台の決着が予想されますが、ハンデ49㎏の逃げ馬プリカジュールがハナを主張し、外からピクシーナイトが競りかけて行く形で、前半3F32秒台までペースアップする公算大。展開上は差し馬有利でも、ここまで時計が速いと脚質よりも、いかにロスなく立ち回れるかが重要になってくるでしょう。戸畑特別も内々を行った、行ったの決着だったように、差し馬にはコーナーロスのリスクがあります。

CBC賞の出走メンバーで、もっとも指数が高い指数を記録しているのは、昨秋のスプリンターズSで、外差し馬場を大外枠を利して3着まで追い上げ、指数「-20」を記録したアウィルアウェイですが、同馬はその後が不振。今回で立て直されているかどうかも課題となります。

また、アウィルアウェイは昨夏の北九州記念でモズスーパーフレアが逃げる前半3F32秒4-後半3F35秒4の超絶ハイペースで3着の実績がありますが、今回は北九州記念時よりも1秒強も時計が速いだけに、コーナーロスや前走の高松宮記念時のように、出遅れた場合のリスクも生じます。

緩みない流れ、いわゆるハイペースでは、トップスピードを持続させるアウィルアウェイのような能力も必要ですが、超高速馬場となると前半からある程度ポジションを取っていける、スピード能力の重要性も増します。前に行ける実力馬を本命にするのが最良でしょう。

ラジオNIKKEI賞

福島島コースは、土曜日のテレビユー福島賞で1分8秒3で決着。さらに雨が降るとなると、ややタフな馬場で持久力勝負となるでしょう。

詳しくは、『SPAIA AI競馬』のコラムをご一読ください。出走馬の力関係と有力馬、穴馬を紹介していますm(__)m。

https://spaia-keiba.com/news/detail/13904

2021年7月3日(土)の予想

本日は午後の予想提供なし。函館4レースで終了し、明日に備えますm(__)m。

本日2番 函館4R 3歳未勝利 ダ1000m
 ◎ (10)エコロテッチャン
 〇 (9)アルマロベイラ
 ▲ (7)メイショウマグワシ
 △ (12)ドナテッラ
 △ (1)スエヒロヴァン

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にドナテッラ(-2.0pt)、アルマロベイラ(5.0pt)、スペシャリティ(7.7pt)、マテンロウアスカ、メイショウマグワシ(ともに17.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、芝の新馬戦で逃げて2着、4走前の未勝利戦も逃げて2着しているスピード馬(10)エコロテッチャンを推します。4走前は不良馬場で好走、ダートで通用の資質を感じることができました。今回はかなり低調なメンバー構成。スピード任せに押し切れると見ました。

 ○は、休養明け&初ダートの前走では、押して押してボレアとネオトリニティーのハナ争いに加わって行ったために8着に失速したものの、ここが目標とするならば、良い叩き台になった(9)マテンロウアスカ。前走で厳しい流れを経験したことで、持久力強化が見込め、また、今回でレースの流れに乗せやすくなるでしょう。楽に2番手にはつけられるメンバー構成だけに、対抗評価としました。

 ▲は、新馬戦以来のダート戦となりますが、プラス28㎏の大幅馬体増で変わり身期待の(7)メイショウマグワシ。これまでガリガリ過ぎた馬だけの、この体重増加は明確にプラス。減量騎手器用で51㎏も好ましく、ここでの激走の条件が整いました。

結論 馬連10-9,7,12,1 (20:13:13:4) 複勝10 (50)

本日1番 福島2R 3歳未勝利 ダ1700m
 ◎ (11)ラブカプチーノ
 〇 (7)ユキヤコンコン
 ▲ (13)アポロスマイル
 △ (6)モモエチャン
 △ (9)ロジディ-プ
 △ (14)アデウス
 △ (3)ピュアマジョリック

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にラブカプチーノ(-1.7pt)、アポロスマイル(-1.0pt)、ビリーヴインミー(1.7pt)、ユキヤコンコン(2.0pt)、アデウス(6.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、4走前にこのクラスで2着し、前々走も2着とここでは力量上位の存在の(11)ラブカプチーノを推します。前走は1番人気を背負って、逃げの競馬と勝ちに行ったために最後が苦しくなりましたが、内容は悪くありません。巻き返しを期待します。

結論
馬連11-7,13,6,9,14,3 (20:15:5:4:4:2) 複勝11 (50)

本日3番 函館1R 2歳未勝利 芝1200m
 ◎ (1)プラソン
 〇 (5)カルネアサーダ
 ▲ (4)ナムラリコリス
 △ (3)コスモツカサ
 △ (9)ニシノタマユラ
 △ (10)フォーネリー

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にナムラリコリス(-2.0pt)、カルネアサーダ(-1.0pt)、ハッピーバレー(5.0pt)、プラソン、コスモツカサ(ともに6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦ではスタート直後に内から寄られる不利があり、そこからエキサイトして折り合いを欠きながら、外々を回る競馬になった(1)プラソンを推します。しかし、前走の道中のスピードには見どころがあり、6着を死守したのはたいしたもの。折り合って2戦目で前進を期待します。

結論 馬連1-5,4,3,9,10 (20:20:5:4:1) 複勝1 (50)

2021年 帝王賞

休養明けの実績馬が多く、混戦ムードの一戦

いよいよ上半期の総決算・帝王賞。かつてはマキバスナイパー(2001年)、ネームヴァリュー(2003年)、アジュディミツオ―(2006年)ボンネビルレコード(2007年)、フリオーソ(2008年)がこのレースを制すなど、地方勢、特に船橋所属馬の活躍が目立っていた。しかし、近年はJRAのダート番組が充実。早期からダート路線に転向する馬が目立つようになったことや、地方の中距離レースが減ったこと等から、地方馬の活躍が激減。2011年度以降は地方馬の連対ゼロとなっている。

このようにJRA勢の独壇場が続く帝王賞だが、一昨年の帝王賞で4歳馬のオメガパフュームとチュウワウィザードがワン、ツーを決め…

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2021年6月26日(土)の予想

おはようございます。本日もプラス収支を目指して、がんばるまん😊

本日1番 東京11R 江の島S 芝1800m

 ◎ (3)シングフォーユー
 〇 (7)ジュランビル
 ▲ (8)ラインベック
 △ (1)カントル
 △ (5)ウ゛ィアメント
 △ (6)トウケイミラ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカントル(-16.3pt)、サトノフウジン(-14.7pt)、トウケイミラ、ジュランビル(ともに-13.3pt)、シングフォーユー(-11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
3)

 そこで◎には、3走前に東京芝1800mの3勝クラスで連対している(3)ジュランビルを推します。同馬は、東京芝1800m~芝2000mで好走実績が多い馬。前走の弥彦Sは新潟のタフな馬場で、強い勝ち馬ユニコーンライオンを負かしに行ったことで苦しくなりましたが、今回は先行勢が手薄。ドリームアローの逃げで、スローペースが濃厚のここなら巻き返せるでしょう。

 ○は、3走前のうずしおSでは、前半4F47秒8-後半4F45秒3の超スローペースを、2番手でレースを運んで2着と好走した(7)ジュランビル。近走2走は前に行けずに崩れていますが、今回のメンバーなら前に行けるでしょう。巻き返しを期待します。

 ▲は、デビュー3戦目の東京スポーツ杯2歳Sで3着、若駒Sでも3着の実績がある(8)ラインベック。同馬は5走前のNHKマイルCでも、超絶高速馬場で前々、内々が残る流れを、外から差して0.6秒差(8着)に善戦しているように、芝も走ります。成長期の4歳馬だけに、休養中の成長力もあると見て、3番手評価としました。

結論 馬連3ー7,8,1,5,6 (20:10:10:5:5) 複勝3 (50)

本日2番 札幌2R 3歳未勝利 ダ1000m

 ◎ (10)メイショウエニシア
 〇 (3)アヴォカド
 ▲ (4)インディナート
 △ (6)ハクサンタマテバコ
 △ (7)ワールドクルーズ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にメイショウエニシア(-3.0pt)、アヴォカド(0.3pt)、ワールドクルーズ(2.7pt)、カフェリリー(3.0pt)、ハクサンタマテバコ(4.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビュー2戦目に休養明け&初ダートながら、逃げて2着と好走した(10)メイショウエニシアを推します。前走は芝で後続を引き離しての逃げ。馬場も悪く、完全なオーバーペースになってしまいました。しかし、今回は実績のあるダート。前走の厳しい流れの経験がスピードの持続強化に繋がると見て、巻き返しを期待します。

 ○は、4走前に◎メイショウエニシアの2番手でレースを運んで2着の(3)アヴォガド。同馬はその後、あとひと押しのレースが続いていますが、意欲の連闘策で鞍上強化のここは、変わり身を期待します。

 ▲は、札幌ダ1000mで2戦2連対の実績がある(3)アヴォカド。同馬は滞在競馬は合うようで、北海道では馬券圏内を外したことはありません。また、前走ではスタートダッシュもついていただけに、ここでの変わり身が期待できるでしょう。

結論 馬連10-3,4,6,7 (20:10:10:10) 複勝10 (50)

【netkeibaTV】『今年の激走馬はこの馬だ! クロノ「以外」で買うべき渾身の1頭とは?』出演

今回はTAROさんとご一緒しました😃
宝塚記念の予想の参考にぜひお役立て下さい。

【SPAIA AI競馬】新連載「2歳馬PP指数ジャッジ」

この度より『SPAIA AI競馬』にて「2歳馬PP指数ジャッジ」を連載させて頂くことになりました。毎週月曜日17時に掲載されます😊

タイミングが良かっただけかもしれませんが、なんと!!!
掲載当日に『YAHOO!ニュース』の競馬ランキング部門で山崎の2歳馬ジャジの記事が1位になりました😃


2021年 関東オークス

今年は中央か?地方か?

3歳牝馬限定の唯一のダートグレードとなる関東オークス。関東オークスは、2012年に川崎のアスカリーブルが中央の強豪を抑えて優勝するなど、地方馬の活躍が目立つ。2016年は船橋のミスミランダー(7番人気)が2着に食い込んで波乱。2018年も川崎のゴールドパテック(5番人気)、大井のクレイジーアクセル(3番人気)が2着、3着に食い込み、昨年も船橋のアクアリーブル(4番人気)が2着と好走した。

地方馬のこのレースでの成績は、過去10年で1着1回、2着4回、3着6回。中央馬が1~3着を独占した年は、2013年しかない。中央馬の活躍ばかりが目につくダートグレードで、地方馬のこの成績は驚くほど優秀だ。これは地方競馬が牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を目的として、2010年よりグランダムジャパン(対象レースの競走成績に応じてポイントを付与し、上位3頭の地方馬はボーナスがもらえる)を開催するなど、牝馬の番組が充実していることが一番の理由だろう。

現在のグランダムジャパンの3歳シーズン対象レースは、最終戦の関東オークスを除くと、桜花賞(浦和)、若草賞(名古屋)、ル・プランタン賞(佐賀)、東海クイーンカップ(名古屋)、留守杯日高賞(水沢)、東京プリンセス賞(大井)、のじぎく賞(園田)の計7レース。地区にもよるが、成長合戦の3歳戦らしく、後半戦になるにつれてレベルが高くなる傾向がある。実際に過去10年で連対した地方馬5頭中4頭は、東京プリンセス賞で3着以内の馬か、のじぎく賞の勝ち馬だ。

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【競馬王】パドックオーラ予想のショコ壱番屋さんと対談

6月8日発売の『競馬王7月号』では、パドックオーラ予想でお馴染みの人気YouTuber、ショコ壱番屋さんと対談させて頂きました💗

ショコさんははっきり言って、動画よりも実物のほうが美人で、足が長くてスタイルがいいです✨✨✨

独り言が多いのも地で、笑っちゃいました…

ぜひ、ご一読ください🥺

対談兼、平安Sを予想中…

2021年 安田記念

本日の天気予報によると、府中は雨が降らないようです。

東京はかなりの高速馬場で、本来、安田記念は1分31秒前後で決着しても不思議ありませんが、逃げ馬トーラスジェミニの鞍上が大逃げ嫌いの戸崎騎手。そうなると、1分31秒5前後くらいの決着になるのではないでしょうか。

また、馬場の内側が悪化しており、各馬が4コーナーから外に外に出して行く、前開催の新潟芝のようなレースになっているので、外枠のほうが楽でしょう。ワンターンで内から外に出すのは、楽ではありません。

前走の大阪杯でも最内枠に泣かされたサリオスですが、今回も最内枠。内から外に出すロスが生じて4着ということになりかねないので、安田記念はもっと大胆に攻めることにしました。

『SPAIA AI競馬』のコラムでは、出走馬の力関係と有力馬、穴馬を紹介しています。ぜひ、ご一読下さいm(__)m。

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2020年 さきたま杯

混戦を制する馬は、あの馬

さきたま杯はGⅡに昇格して、今年で11年目。秋に行われる浦和記念と並ぶ、浦和二大レースのひとつとしてすっかり定着するようになった。主なメンバー構成は、東京スプリントやかきつばた記念の上位馬。さらにGⅡ昇格後は、GⅠ・かしわ記念の上位馬の出走が目立っている。また、稀にGⅠフェブラリーSの連対馬も出走して来ることもある。

その中でも最有力は、前走1200m~1400mの東京スプリントやかきつばた記念よりも…

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