2021年 小倉記念・関屋記念の予想

おはようございます😊 こちらでは重賞レースの予想を掲載します。

本日2番 小倉11R 小倉記念 芝2000m
 ◎ (9)モズナガレボシ
 〇 (1)アールスター
 ▲ (6)ダブルシャープ
 △ (2)ファルコニア
 △ (3)グランスピード
 △ (5)ショウナンバルディ

見解
 昨年同様に異例の小倉の開幕週で行われる小倉記念。今年は2回小倉ではなく、4回小倉で行われます。今開催は前開催から約1ヵ月ぶり。エアレーションが施されていることから、開幕週でもある程度は時計を要し、開幕週でも差しが決まる可能性が高いと見ていましたが、それどころか記録的な雨の影響で極悪馬場で行われます。

 また、小倉芝2000mが舞台の小倉記念は、過去10年で追い込み馬の1着が1回、連対が3回に対して、逃げ馬の連対はゼロ。なぜ、逃げ馬が不振なのかというと、これは小倉芝2000mのコース形態にあります、

 逃げ馬は先頭でコーナーに侵入し、コーナーで最短距離を回ることで息を入れながら後続とのリードを広げるもの。しかし、小倉芝2000mは、最初のコーナーまでの距離は約472mと長く、逃げ馬は序盤から積極的に行かないと後続とのリードを広げられないし、同型馬が多数出走していれば、競り合いは免れません、向正面の距離も長く、最後の直線も約293mと短いため、後続馬が向正面から動いてくることで、緩みないペースが生まれやすいというのもあります。

 ただ、ここまで馬場が悪化するとレースが消耗戦となり、脚質の有利不利よりも、スタミナの豊富さが重要。そこも踏まえて予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、デビューから長い間ダートを走っていましたが、芝路線に転向してから上昇中の(9)モズナガレボシを推します。同馬は、芝では大崩れせずに安定して走れています。前走の佐渡Sは、差し馬が上位を占める一戦で、勝ちに行く競馬で3着。勝ち馬は3歳牝馬のアナザーリリックで斤量が52㎏だったのに対して、この馬は斤量57㎏と明確に重かったことからも、内容が濃いものがあります。

 また芝2600mの5走前、皿倉山特別で3勝目を挙げ、3走前の芝2400m御堂筋Sで自己最高指数タイを記録する等、長距離実績があることからも、豊富なスタミナがあると言えます。今回はハンデ53㎏と軽いことからも、チャンスは十分にあるでしょう。

 ○は、昨年12月の休養明けの一戦こそ崩れましたが、ここ2年間は条件戦でずっと安定した成績を残しているように、実力はある(6)ダブルシャープ。前走の不知火Sは行きっぷりが悪く、最後方からの競馬になりましたが、向正面のラスト4F過ぎから外を進出開始。4角では4頭並走の一番外でコーナーロスが大きかったものの、マイペースの競馬で逃げ粘るグランスピードをゴール前で捉えて勝利。前半3Fが36秒7とかなり遅い流れを、自ら動いて勝利した内容も好ましく、充実していると言えます。

 また、同馬は2回小倉最終日のタフな馬場で行われた4走前の壇之浦Sでも2着に好走しているように、スタミナは豊富。また、下級条件でも安定して走れる馬は、成績以上に高い潜在能力を持っていることも多く、この馬も重賞で通用する力はあるでしょう。

 ▲は、重馬場の4走前のスピカSでは、やや速い流れを逃げ馬を目標にしながら3~4角で速めに潰しに行って、最後までしぶとく粘って、3着と好走した(3)グランスピード。重馬場の厳しい流れに対応できていることから、道悪は合うはず。ブリンカーを着用した前走の不知火Sでも、デビュー3戦目の野路菊S以来の逃げでクビ差2着まで粘れているように、近走内容も充実しているので3番手評価としました。

 あとは△にデビューしてから大崩れしたのは、休養明けの神戸新聞杯のみという堅実派の(2)ファルコニア。前走のエプソムCは出遅れて後方からになりましたが、3~4角の内ラチ沿いから発馬ロスを挽回。直線序盤では中団の内目でまごつくヴェロックスの前の位置を取り、そこから馬場の良い外に出し、3着と好走。直線で馬場のギリギリ良い内目を走らせたことで、勝ち馬と0.3秒差に好走しました。
 
 つまり、鞍上の判断力の良さ、上手さが功を奏した一戦だったということ。時計の掛かる馬場にも実績があるので、極悪馬場もこなせるとは見ていますが、前走で上手く乗って指数最高値を記録となると、ここで更なる上昇があるかどうかが微妙で狙い下げました。

 他では、近3走は安定して好成績を残している(5)ショウナンバルディ。前走の七夕賞はスタート直後に外のカウディーリョと接触があり、そこから無理せず中団よりやや前からレースを進める形。先行馬である同馬とカウディーリョが前の位置を取り切れなかったこともあり、レースは行った、行ったの前残り決着となりました。この馬は内目から直線で外に出して勝ち馬と0.2秒差。差す競馬で指数最高値を1pt更新と、新味を見せました。

 問題点があるとすれば、2~3走前のように勝ちに行く競馬をした場合でしょう。2~3走前は、高速馬場をマイペースで逃げられたことで3着、2着と善戦していますが、タフな馬場で積極的な競馬をすると、ペース次第では失速の恐れがあります、実際に道悪の4走前の福島民報杯では、オーバーペースで逃げた影響もあるにせよ、16着大敗を喫しているので、逃げるグランスピードにプレッシャーをかけに行った場合には、危うい可能性もあると見て、狙い下げました。

結論 馬連9-6,3,2,5 (13:13:12:12) 複勝9 (50)

本日2番 新潟11R 関屋記念 芝1600m
 ◎ (17)マイスタイル
 〇 (6)ロータスランド
 ▲ (15)ミラアイトーン
 △ (3)シャドウディーヴァ
 △ (11)ソングライン
 △ (13)カラテ
 △ (5)アトミックフォース
 △ (14)クリスティ
 △ (18)パクスアメリカーナ

見解
 関屋記念はサマーマイルシリーズの重賞の中では、唯一の別定戦。このため中京記念以上のメンバーが集います。今年も一昨年のフィリーズレビューの勝ち馬プールヴィルこそ出走を取り消したものの、2018年のエムソムC勝ち&昨年の関屋記念勝ちのサトノアーサー、一昨年の函館記念の勝ち馬マイスタイル、一昨年の京都金杯の勝ち馬パクスアメリカーナ、今年2月の東京新聞杯の勝ち馬カラテ、昨年の阪急杯勝ちのベストアクター、前走の中京記念勝ちのアンドラステ、一昨年のファルコンS勝ちのハッピーアワーと、重賞ウイナーが7頭集いました。

 また、土曜日は記録的な雨の小倉と比べると新潟はそこまではなく、時計は標準レべル。関屋記念が行われる新潟芝1600mは、最初の3角までの距離が約550mと長く、逃げ馬の出方次第でハイペースにもスローペースにもなります。今回で逃げたいのはクリスティとマイスタイル。この2頭を見ながらミラアイトーンが3番手。グランデマーレ、アトミックフォース、ロータスランド辺りも前を意識して来るでしょう。しかし、持久力型の逃げ馬はマイスタイルのみなので、意外とペースが落ち着くのではないでしょうか。

 そこで◎には、2018年の洞爺湖特別、五稜郭特別、2019年の函館記念を逃げ切り勝ちしているように、前に行ってこその(10)マイスタイルを推します。同馬は一昨年のマイルCSでもマイペースで逃げて4着。長期休養明けの前々走ダービー卿CTでも、差し、追い込み馬が台頭する展開を自ら演出しながらも4着。前走の新潟大賞典は時計の掛かる新潟で、前半3F34秒2の暴走レベルの大逃げを打ち、さらに馬場の悪い内を通ったために14着大敗を喫しました。しかし、同馬は一昨年の京都金杯で2着、マイルCS4着等、マイル実績もあり、函館記念で逃げ切り勝ちの実績があるようにスタミナもある馬。それだけに時計の掛かる新潟は合うでしょう。

 〇は、今年3月末に1勝クラスを制し、その後、2勝クラスと格上挑戦の米子Sも連勝した(6)ロータスランド。特に前走の米子Sは重馬場で緩みない流れを先行して完勝と、強い内容でした。前走の中京記念は、「格上挑戦、次走はいらず」という格言があるように、米子Sで激走したダメージで5着に敗れましたが、それでも2番手でレースを進めて勝ち馬アンドラステと0.4秒差なら上々。ここでの巻き返しが期待できるでしょう。

 ▲は、平均ペースで流れた3~4走前のリステッド競走で、先行策からともに3着と好走している(15)ミラアイトーン。同馬はかなりのスローペースとなった前々走のリステッド競走・谷川岳Sでも3着と好走しており、前でレースを運べる優位性を生かせる展開になればここでもチャンスがあります。前走のエプソムCは休養明け好走後の反動で出遅れ、15着大敗を喫しましたが、今回での巻き返しがあっても不思議ないでしょう。

 △に一昨年の東京新聞杯で2着、今年は同レースで3着、さらに芝2000mの前走マーメイドS3着と、重賞で勝ち切れないまでも、上位争いに加われる実力はあるシャドウディー。同馬が勝ち切れないのは、スピード不足で好位が取れない弱点があるからですが、そういう馬は時計の掛かる馬場でこその面があります。同馬は重馬場の府中牝馬Sでも、トロワゼトワルが大逃げを打ったことで展開に恵まれたとはいえ、2着に好走しているように道悪得意。さらにマイル実績もあるとなると、ここでも有力でしょう。

 あとはデビューから5戦し、唯一、連対を外したのが前々走の桜花賞のみの(11)ソングライン。しかし、前々走のは3角手前でメイケイエールが内から接触し、外に押しのけられる大きな不利があったもの。度外視できる内容でした。前走のNHKマイルCは、中団よりもやや前でレースを進め、直線では外からシュネルマイスターにハナ差差されたものの、3着グレナディアガーズ(朝日杯FSの覇者)に2馬身半も差をつけたことは十分評価ができます。スタミナが不足する休養明けで、時計の掛かる馬場をこなすのは簡単ではありませんが、斤量が51㎏と軽いことと、3歳馬の成長力に期待します。

 他では、前々走の東京新聞杯は、中距離の逃げ馬であるダイワキャグニーが最内から先手を取ってスローペースとなりましたが、その好位で流れに乗って、重賞初制覇を達成した(13)カラテ。同馬は不良馬場の東京芝1600mで2勝目を挙げたように、持久力が豊富なタイプ。時計の掛かる馬場の3走前、若潮Sでも早めに動いて3馬身差の完勝を収めているように、時計の掛かる馬場はこの馬には持って来いの条件。しかし、前走の安田記念が、挫跖でダービー卿CTをスキップしての休養明けの一戦だったこともあり、出遅れてただ回って来ただけの13着と、あまりに見せ場がなかっただけに狙い下げました。その後、立て直されたことにより、どこまで復調しているかと言ったところです。

 さらに昨年の新潟大賞典では、逃げてしぶとく粘って2着と好走した(5)アトミックフォース。重馬場の4走前、東風Sでは3頭は後の七夕賞の覇者トーラスジェミニに競りかけ、オーバーペースに巻き込まれながらも4着を死守。その次走のダービー卿CTでも、◎マイスタイルが逃げるハイペースを中団から3~4角で早めに動いて5着と善戦しているだけに、展開ひとつで粘れそうです。

 その他、スタミナが不足する休養明けの前々走、六甲Sはタフな馬場をマイペースで逃げ切り勝ちした(14)クリスティ。前走のヴィクトリアマイルは休養明け好走後の一戦だったこともあり、10着大敗を喫しましたが、今回は休養明け3戦目。◎マイルタイルが共存を図る出方をすれば、この馬も逃げ粘れるでしょう。

 最後に長期休養明けの3走前、リゲル賞で4馬身差の圧勝を収めた(18)パクスアメリカーナ。同馬はその次走の京都金杯も勝利し、前走のマイラーズCでも3着と好走。ここでは一番の実績馬ではありますが、今回は2年4ヵ月にも及ぶ骨折休養明けとなるために狙い下げました。本来は、ここまでの休養明けとなると苦しいものがありますが、同馬は鉄砲成績が【2・0・1・0】と抜群なので、無印にはできませんでした。

結論 17-6,15,3,11,13,5,14,18 (20:6:6:6:6:2:2:2) 複勝17 (50)


2021の年8月14日(土)の予想

おはようございます😊 本日は朝一番、札幌1レース、2歳未勝利戦から予想スタート.。6頭立てですが、穴狙い予想です✨ 小倉7レーの後は、9レース以降から予想を出しますm(__)m。

おまけ 札幌12R 札幌道新スポーツ賞 芝1500m
 ◎ (5)ジャカランダレーン
 〇 (3)アナザーラブソング
 ▲ (9)イルヴェントデーア
 △ (4)ヴァトレニ
 △ (13)ジュリオ
 △ (1)ダンツイノーバ
 △ (14)エリモグリッター

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にナギサ(-11.3pt)、ジャカランダレーン(-10.7pt)、アナザーラブソング、ヴァトレニ、プレトリア(ともに-10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、芝1400mの新馬戦を勝利し、その後の2歳オープンでも連続3着と好走した実力馬(5)ジャカランダレーンを推します。前走は最初の2角までの距離が短く、外枠不利の札幌芝1500mの13番枠から勝ちに行き、終始外を回るロスの大きい競馬で勝利と、復調を感じさせました。今回は更なる上昇が見込め、昇級戦でも十分に期待できると見て、本命としました。

 ○は、前半4F47秒6-後半4F45秒4のかなりスローペースとなった5走前の小豆島特別で、後方の外からからしぶとく伸びて2着と好走した(3)アナザーラブソング。今回は内枠のナギサが逃げ、ダンツリーバーも前に行くとなると、内々で脚をタメてのロスのない競馬になる可能性が高く、対抗評価としました。

結論 馬連5-3,9,4,13,1,14 (10:10:10:10:5:5) 複勝5 (50)


本日1番 新潟10R 柳川特別 芝2000m
 ◎ (11)サルビア
 〇 (16)リヴェール
 ▲ (8)ミッキーバディ-ラ
 △ (17)フェルミスフィア
 △ (3)ロングトレーン
 △ (9)サヴァイウ゛
 △ (13)エクレアスピード
 △ (14)ゼンノジャスタ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にテンハッピーローズ(-13.7pt)、グリンデルヴァルト(-12.0pt)、ミッキーバディーラ(-11.7pt)、サトノファビュラス、サルビア(ともに-11.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから芝1400mを2連勝した(11)サルビアを推します。同馬は前々走のファルコンSでもスピード面でヒケを取ることなく、前半3F33秒7-後半3F35秒0のかなりのハイペースの2列目の中目から4着と好走。前走の葵Sでは距離が短く、流れに乗れませんでしたが、得意距離のここならば巻き返して来るでしょう。デビュー2戦目のりんどう賞はタフな馬場で、そこで結果を出していることから、道悪でも問題ないはず。

 ○は、中京芝1400mの前々走を逃げ切り勝ちした(16)リヴェール。休養明けの前走、直江津特別は出遅れ、3角で挟まれて外傷を負ったこともあり、9着に敗れましたが、今回は立て直されての一戦。巻き返しを期待します。同馬もタフな馬場の福島で1勝目を挙げていることから、道悪もこなせるでしょう。

結論 馬連11-16,8,17,3,9,13,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝11 (50)

本日2番 小倉7R 3歳未勝利 芝2000m
 ◎ (3)フローレスクイーン
 〇 (6)レッドアストラム
 ▲ (11)ショウサンイチマツ
 注 (2)スズカオーザ
 △ (8)クリノエルザ
 △ (12)ヤマニンミレニアム

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にフローレスクイーン(-1.0pt)、レッドアストラム(0.3pt)、ヤマニンミレニアム(7.3pt)、クリノエルサ(12.0pt)、ジューンサクラ(12.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、逃げ、差し自在の脚質で、重馬場の4走前で好位の外から早めに動いて2着に好走するなど、芝では安定した走りを見せている(2)フローレスクイーンを推します。ダートの前走では上位馬に離された6着に敗れたものの、芝替わりで巻き返しに期待します。小倉はど不良でとてもタフな馬場なので、前走でタフなダートを経験していることはプラスになるでしょう。

 ○は、重馬場の3走前、小倉芝2000mの未勝利でクビ差の2着と好走しているように、時計の掛かる馬場が得意の(6)レッドアストラム。スタミナが不足する休養明けの前走では、タフな馬場の新潟で出遅れ、そこから位置を押し上げていったために、ラスト100mで甘さを見せましたが、今回は再び立て直されての一戦。前走からレースを間隔が開いたとはいえ、前走でタフな馬場を経験しているので、ど不良でもこなしやすいでしょう。

 ▲は、今回が初芝になりますが、ど不良で時計の掛かる芝なら、芝の高速馬場や差す競馬ばかりしている馬よりも優位性がある(11)ショウサンイチマツ。スピード競馬ではないので、そこまで軽斤量の優位性はありませんが、減量騎手起用で斤量53㎏のもプラスでしょう。

 以下特注馬として、今回が初出走ですが、乗り込み十分で直前の坂路追いでは併せ馬に先着もしている(2)スズカオーザ。ここは未勝利で頭打ち気味の馬が多いので、新勢力である同馬を警戒しました。

 あとは△に初芝の前走で前進を見せ、着順は10着ながらもここでは能力値4位にランクインの(8)クリノエルザ。前走は初芝の一戦らしく、序盤で置かれて後方からとなり、人気薄の逃げ馬が2着に粘る流れを4角大外から追い込む形となりましたが、今回はど不良で消耗戦が予想されるだけに、追い込む形が吉と出る可能性が高いでしょう。

 他では、これまで掲示板入りの実績すらないのに、ここでは能力値3位となる(12)ヤマニンミレニアム。同馬も追走力が乏しい追い込み馬ですが、だからこそ展開に恵まれる可能性があり、ここは無印にはできませんでした。馬場は内から悪化してくるので、大外枠も悪くないでしょう。

結論 馬連3-6,11,2,8,12 (20:10:10:5:5) 複勝3 (50)

本日4番 小倉2R 2歳未勝利 芝1200m
◎ (3)キリシマコトブキ
 〇 (13)コウユーキレカ
 ▲ (9)イールテソーロ
 注 (12)カッコヨカ
 △ (11)カシノコマンド
 △ (5)カシノプルタオルネ
 △ (10)カシノトムキャット

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にイールテソーロ(3.0pt)、カッコヨカ(8.0pt)、カシノコマンド(9.3pt)、コウユーキレカ(12.0pt)、キリシマコトブキ(12.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦では出遅れたうえに外から寄られて後方からの追走になりましたが、直線で外に出すとよく伸びて、メンバー最速の上がり3Fタイムで5着と好走、素質の一端を見せた(3)キリシマコトブキを推します。前走は外枠から勝ちに行く競馬で最後に苦しくなりましたが、10着という着順ほど大負けしていません。人気薄ながら今回のメンバーでは能力値5位にランクイン。新馬戦で見せた末脚は光るものがあっただけに、ここでの前進を期待します。

○は、新馬戦から1Fの距離短縮となった前走で前進を見せた(13)コウユーキレカ。前走は距離短縮ということもあり、そこまでスタートは速くなかったものの、早めに動いて前半3F33秒5のハイペースで逃げるイチザウイナーの2番手を追走。それで同馬と0.6秒差(7着)なら悪くないし、前走でこの距離を経験したことで、今回は追走が楽になると見て、対抗評価としました。

 ▲は、新馬戦では最内枠から押して押して逃げ、外からヴェラフォルツァに競りかけられ、4F目で十分に息を入れられないながらもゴール手前まで粘った(9)イールテソーロ。同馬はここでは能力値1位。新馬戦で逃げて失速した馬というのは、2戦目でダメージが出る場合もありますが、スムーズに前進すれば上位争いでしょう。

結論 馬連3-13,9,12,11,5,10 (15:15:10:6:2:2) 複勝3 (50)

本日3番 札幌1R 2歳未勝利 芝1800m
 ◎ (5)フォルトゥナ
 〇 (6)セイウンプラチナ
 ▲ (3)レッドラディエンス
 △ (2)マイネルシーマー

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にセイウンプラチナ(-1.3pt)、マイネルシーマー(1.7pt)、レッドラディエンス(2.0pt)、フォルトゥナ(11.0pt)、ブルーレーン(15.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、前走の新馬戦は時計の掛かる福島、特にタフな馬場だった福島2週目日曜日で、馬場状態を考えれば実質ハイペースの一戦で、逃げて5着の(5)フォルトゥナを推します。同馬の直後の2番手を追走して6着に敗れたマイネルアルザスが、次走の未勝利戦で2着に巻き返していることからも、前が厳しいレースだったと言えます。フォルトゥナはマイネルアルザスよりも前の位置から直線入り口まで粘っていたように内容が濃く、ここでの前進を期待します。

 ○は、デビューから上昇一途で、前走では2番手から持ったまんまで4角で先頭に立ち、勝ち馬と0.1秒差(2着)に好走した(6)セイウンプラチナ。前走では結果的に早めに先頭に立ったことが最後の伸びを欠く結果になちましたが、もうワンテンポ仕掛けてを遅らせていければ、ここも上位争いでしょう。

結論 馬連5-6,3,2 (25:15:10) 複勝5 (50)

2021年 ブリーダーズGCの予想

一気打ちムードも…

伝統の帝王賞に次ぐ、長い歴史を持つブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦に生まれ変わって今年で8年目。このレースは2013年まで牡馬混合GⅡで行われていたが、南関東を始めとする本州地区からの参戦がほとんどなく、晩年は出走馬が6頭、8頭……という状況。メンバーが集まらないという問題を抱えていた。

そこで牝馬限定のダートグレードが7月のスパーキングレディーカップから10月のレディスプレリュードまで行われないことに目をつけ、牝馬限定のGⅢとして、装いを新たにした。佐賀ヴィーナスカップから始まるグランダムジャパンの古馬シーズン・第5戦に組み込むことで、盛り上げる目的もあったようだ。

しかし、それでも本州地区からの参戦がほとんどなく、中央勢の独壇場。過去7年で地方馬が馬券に絡んだことは1度もない。夏場のこの時期は……

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2021年 クラスターCの予想

サマーチャンピオンの9月以降により、強豪が集結

クラスターカップは岩手という北の土地柄、北海道でリフレッシュ放牧に出されていた実績馬が函館競馬場で追い切られて出走してくることも多いレースだ。このせいかGⅠ連対などの実績馬が度々出走し、能力差の大きいレースとなり、人気どおりの決着となることが多い。

この傾向は同時期の佐賀ダ1400m戦、サマーチャンピオンが9月上旬に移行したことで変わってくるかもしれないが、過去10年では1番人気の勝率50%、連対率70%、複勝率90%という手堅さ。2番人気も勝率20%、連対率40%、複勝60%とほどんど荒れていないのである。

全体的に人気馬が信頼できるレースだが、その中でも…

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2020年8月8日(日)の予想

おはようございます! 本日も張り切って行きましょう😊 あとは12レースからの提供となります。

おまけ2 新潟12R 3歳上1勝クラス 芝1600m
 ◎ (10)フラーズダルム
 〇 (4)セイイーグル
 ▲ (5)リュクスフレンド
 注 (1)スリートップキズナ
 △ (2)サイレントスウープ
 △ (6)ルリマツリムーン
 △ (12)マイネルプリンチペ
 △ (18)モズマンジロウ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサイレントスウープ(-12.3pt)、スリートップキズナ(-11.0pt)、リュクスフレンド、マイネルプリンチペ(ともに-7.7pt)、セイイーグル(-7.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、デビュー2戦目の新潟2歳Sで3着、その次走の野路菊Sでも、ホウオウアマゾンやダディーズビビッドなどの強豪相手に3着と好走した素質馬(10)フラーズダルムを推します。同馬は今年4月に戦列復帰してからはダート戦を使われていましたが、今回は実績のある芝1600m。これまでのキャリアが6戦と浅い3歳馬だけに、休養中の成長力も見込め、ここでの変わり身を期待します。

 ○は、このクラスで5度の連対実績があり、休養明けの前々走でも2着と好走した(4)セイイーグル。同馬は前々走でトップスタートを切っていったんハナに立ったものの、外からヴェルザスカがハナを主張してきたので、同馬を行かせて共存を図り、直線で再び先頭に立ったものの、ヴェルザスカに差し返されてクビ差。負けはしたものの、3着馬には2馬身差を付けており、上々の内容でした。前走は休養明け好走の反動が出たものの、3戦目の今回での巻き返しを期待します。

 ▲は、タフな馬場の厳しい流れを先行した3走前のアネモネSこそ11着と崩れたものの、後半型の競馬では全て4着以内と安定した走ちを見せている(5)リュクスフレンド。同馬は高速馬場だとテンに置かれるので、今回も後方内々から脚をタメる形になると見て、3番手評価としました。

 以下特注馬として、このクラスでは上位にこられるものの、古馬が相手で斤量51㎏の前走では上昇し、2着と好走した(1)スリートップキズナ。前走は内枠から出負けしたものの、速い流れを中団までポジションを取りに行って、勝ち馬と0.2秒差。今回も斤量51㎏で内々からロスのない立ち回りが出来れば、上位争いに加われるでしょう。

結論 馬連10-4,5,1,2,6,12,18 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝10 (50)

本日4番 新潟8R 3歳上1勝クラス 芝2200m
 ◎ (1)レヴェッツァ
 〇 (3)ブレークアップ
 ▲ (2)マイネルマーティン
 △ (4)メラーキ
 △ (5)シルバーエース
 △ (9)シバノトロフェオ ←取消
 △ (13)ハナビマンカイ
 △ (14)クリノクラール

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にレヴェッツァ(-9.3pt)、リフレーミング(-8.3pt)、ジューンロールオン(-6.0pt)、シルバーエース、ハナビマンカイ(ともに-5.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

  そこで◎には、デビュー2戦目の未勝利戦を好指数で勝利し、前々走の毎日杯で5着した実力馬(1)レヴェッツァを推します。古馬初対戦となった休養明けの前走の春日井特別では、前々走から2Fの距離延長&かなりのスローペースで行きたがるところを、上手く宥めて中団の後方で折り合って、1勝クラスとしては好指数で2着。成長力を見せました。同馬は能力値、最高値ともに1位と高いものがあり、軸馬としては信頼できるでしょう。

結論 1-3,2,4,5,9,13,14 (15:10:5:5:5:5:5) 複勝1 (50)

本日2番 函館8R 3歳未勝利 芝2000m
 ◎ (9)エアサージュ
 〇 (5)アドマイヤハレー
 ▲ (10)マイネルデステリョ
 △ (7)シンシアリダーリン
 △ (2)グッドラベリング
 △ (4)ブルームラッシュ
 △ (6)カフジアスール
 △ (14)ルージュアリュール

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカフジアスール(-7.7pt)、エアサージュ(-6.0pt)、アドマイヤハレー(-5.3pt)、アイスジェイド、シンシアリダーリン(-4.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦では好位からメンバー最速の上がり3Fタイムを駆使して勝利した(9)エアサージュを推します。新馬戦はラスト2Fも11秒3-11秒3と減速しておらず、文句なしの内容。高い素質を感じさせました。前走のゆりかもめ賞は、新馬戦から2Fの距離延長で2番手から、勝ちに行く競馬。結果、しまいが甘くなって5着に敗れたものの、0.3秒差なら悪い内容ではありません。新馬戦で2着に下したナギサは2勝クラスで活躍していることからも、潜在能力は明確に上で、休養中の成長力にも期待しました。

結論 9-5,10,7,2,4,6,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝9 (50)

本日3番 函館3R 3歳未勝利 ダ1700m
 ◎ (13)カイザーレウ゛ァンテ
 〇 (3)ショウネンジダイ
 ▲ (8)メモリーエアシップ
 △ (4)グランディス
 △ (11)ランスルー
 △ (10)グレイシャーベイ
 △ (9)メルカデオ

見解

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にグランディス(-6.0pt)、ランスルー(-4.7pt)、ショウネンジダイ(-2.7pt)、カイザーレヴァンテ(-0.7pt)、ケイアイマヌカ(-1.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビュー2戦目の前々走は、休養明けで初ダートの一戦らしく出遅れて後方からとなったものの、直線大外から上がり3F最速で伸びて、2着と好走した(12)カイザーレヴァンテを推します。前走はスタミナが不足する休養明けで逃げる競馬。最後は息が持たなくなるのは仕方がありません。ひと叩きされての前進に期待します。

 ○は、ダ1400mでは追走に苦労していましたが、ダ1700mを使われるようになって成績が上昇し、近2走で3着、2着の(3)ショウネンジダイ。近2走は前へ行った馬が競り合って、差し馬の同馬は展開に恵まれた面はありますが、向正面である程度動けるので、対抗評価としました。

 ▲は、5走前に3着と好走後、行きっぷりが悪くなり、それに伴って成績が悪化しましたが、クロス鼻皮を着用した前走では行きっぷりが一変し、好位の中目からの競馬で3着と好走した(8)メモリーエアシップ。同馬は脚質に幅が出たので、これまでよりも成績が安定してくるでしょう。立ち回りひとつで馬券圏内突入もあると見ます。

結論 13-3,8,4,11,10,9 (10:10:10:10:8:2) 複勝13 (50)

2021年 エルムS・レパードSの予想

おはようございます! こちらではエルムSとレパードSの予想を掲載します本日も張り切って行きましょう😊

本日1番 函館11R エルムS ダ1700m
 ◎ (10)レピアーウィット
 〇 (4)スワーアラミスヴアラミス
 ▲ (5)タイムフライヤー
 注 (6)ウェスタールンド
 △ (1)ダンツキャッスル
 △ (11)ロードブレス
 △ (13)オメガレインボー

見解

 かつてエルムSが2回札幌の2週目に行われていた頃は、実質GⅡレベルの豪華メンバーでした。10月10日(スポーツの日)前後に行われるGⅠ・マイルCS南部杯の前哨戦として、アドマイヤドンやローマンレジェンドなどの新興勢力(4歳馬)や、エルポワールシチーのようなGⅠ馬が出走してくることもあったからです。

 しかし、エルムSの施行時期が2015年より1回札幌3週目(今年は1回函館11日目)に繰り上がってからは、マイルCS南部杯までレース間隔が開きすぎるため、秋のGⅠを見据えるトップクラスの参戦はほぼ皆無。GⅢのマーチS、アンタレスS、平安S、プロキオンSの上位馬が主力となるようになりました。2015年以降、オープンのマリーンSの上位馬やリステッド競走の大沼Sの上位馬の活躍が目立つのもそのせいでしょう。

 また、今年は札幌ダ1700mから函館ダ1700mに舞台を変えて行われます。札幌ダ1700mはコーナーが緩いのでコーナーからでも動いて行けるため、脚質による有利不利はありませんが、函館は札幌と比べるとコーナーがきつく、最初の1角までの距離も短い部類なので、1角までに隊列が決まれば、前が残りやすいのが特徴。

 実際に函館ダ1700mで行われた2013年のエルムSでは、馬場が軽かったこともあり、行った、行ったが決まっています。一方、今年のマリーンSは、外枠のローザノワールとタイムフライヤーが競り合って1角を過ぎても隊列が形成されなかったためにかなりのハイペースとなりました。

 つまり、1角までにハナを奪い切れる馬がいれば、ペースが落ち着くことが多いのですが、逃げてこそのアメリカンシードは内枠を引いたとはいえ、テンがそこまで速くないので、他馬に競られる可能性もあります。しかし、他に何が何でもハナへ行きたい馬もいないので、アメリカンシードがハナを奪い切ったところで、ペースが落ち着く可能性が高く、さすがに前哨戦のマリーンSほどのハイペースにはならないと見ています。

 そこで◎には、 休養明けの前々走でマーチSを勝ち、能力はこのメンバーでも十分に足りるまで成長してきた(10)レピアーウィットを推します。前走のアンタレスSは、3番手でレースを運んだものの、ケイアイパープル、メイショウカズサが競り合って、異様なオーバーペースとなり、3角過ぎで失速したために、そこで先頭に立ってしまう形。アンタレスSで4.8秒も大敗したメイショウカズサが、次走のプロキオンS(小倉ダ1700m)で巻き返しのVを決めているように、展開が厳し過ぎました。ここはアメリカンシードを目標にしながら、レースを運べるメンバー構成、巻き返しを期待します。

 ○は、昨年のマーチSでクリンチャーや◎レピアーウィットを撃破して優勝した(4)スワーヴアラミス。同馬はその後に2度休養し、成績がひと息でしたが、ここに来て復調の兆し。前々走の大沼Sで2着、前走のマリーンSではトップハンデ57,5㎏を背負って、前へ行った2頭を追い掛けながらの3番手から、向正面で位置を押し上げてきたオメガレインボーとの競り合いを制しました。同馬の天井は前走よりも上。さらなる上昇が期待できるので、3番手評価としました。

 ▲は、昨年のこのレースの覇者(5)タイムフライヤー。同馬は3走前の根岸Sで3着の実績もありますが、昨年のマリーンSも勝利しているようにダ1700m前後がベスト。休養明けのかしわ記念は、状態面に問題のあった一戦でしたが、前走のマリーンSで逃げ馬に競りかけて行くオーバーペースの競馬をしたことで、スピード&持久力が良化し、ここで変われる可能性が高まりました。

 以下特注馬として、ダートに路線転向してから一気に本格化し、2018年のチャンピンズC2着の実績を持つ(6)ウェスタールンド。同馬が重賞初制覇を達成したのは、昨年4月のアンタレスSですが、その次走のエルムSで2着に好走するなど、重賞で安定した走りを見せていました。長期休養明けの前走、プロキオンSは馬体重18㎏増が示すように、体が太く、いつも以上に行きっぷりも悪く、そのうえ展開が前有利となったために7着に敗れました。前走内容を見る限り、一変までは難しいと見ていますが、それでもひと叩きされたことによる前進はあるでしょう。

 あとは△に5走前に初ブリンカーで一変すると、程なく、3勝クラスの立夏S、リステッド競走の大沼Sを連勝した(1)ダンスキャッスル。前走のマリーンSは、差し有利の展開ながら3着に敗れましたが、これは前々走で自己ベスト指数を記録した後の一戦だったことが影響しているはず。今回は前走から前進があると見て、警戒しました。

 他では、昨年にダート路線に転向して3連勝し、その後もBSN賞と日本テレビ盃を連勝した(12)ロードブレス。日本テレビ盃は前へ行った3頭がペースを引き上げ、後続を引き離したことで実質差しの競馬。展開に恵まれた面があったのは確かですが、その後の浦和記念2着、名古屋大賞典3着、アンタレスS3着と、重賞で上々の走りを見せられているので警戒しました。前走の平安Sは13着大敗と、明確に調子落ちと言える内容でしたが、立て直されての今回は変われる可能性があります。

 最後にここへ来て調子を上げ、前々走のアハルテケSでオープン初制覇を果たした(13)オメガレインボー。前走のマリーンSはかなりのハイペースを中団の外から早めに動いて3着。直線でいったん勝ち馬スワーヴアラミスを交わしたものの、差し返されて2着でしたが、まずまずの内容ではありました。今回は休養明け3戦目。前走からさなる上昇があれば、ここでも通用するでしょう。

結論 10-4,5,6,1,11,13 (15:10:10:5:5:5) 複勝10 (50)

おまけ 新潟11R レパードS ダ1800m
 ◎ (2)レプンカムイ
 〇 (13)タイセイアゲイン
 ▲ (15)メイショウムラクモ
 △ (4)ホッコーハナミチ
 △ (10)ルコルセール
 △ (7)ロードシュトローム
 △ (3)タマモブトウカイ
 △ (5)オセアダイナスティ

見解

 レパードSが行なわれる新潟コースは、全競馬場の中でもっとも直線が長いせいか、大回りのイメージがあります。しかし、直線が長いからこそコーナーの距離が短く、距離が350mもありません、実は、相当な小回りで急カーブということになり、後方の馬がトップスピードで最後のコーナーを曲がれば、遠心力で大外に振られることになります。

 このため勝ち負けに持ち込むならば、3コーナーの入り口までにある程度、前目のポジションを取るのが理想的で、基本的には前が有利。実際に過去10年で逃げ馬の優勝が2回、2着が4回。また、3角2番手も1着が1回、2着が2回、3着が1回と好成績です。ただし、前に行きたい馬が揃うと、一転してかなりのハイペースとなり、一昨年のように差し馬ハヤヤッコが優勝することもあります。

 今回は逃げ馬のレプンカムイ、オセアダイナスティ、スマートパルフェ、ロードシュトロームの4頭。かなりハイペースになるパターンも視野に入れたいところですが、テンの速いレプンカムイが内枠に入ったことで意外とスムーズに隊列が決まり、平均ペース前後で収まる可能性が高いと見ています。前が有利な展開を想定して、予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、前々走の1勝クラスを1クラス上の指数で勝利した(2)レプンカムイを推します。前走のインディアTは、大外から2番手を追走し、3角から仕掛けて直線で逃げ馬を捉えて先頭に立ったものの、外からホッコーハナミチに差されて2着。勝ち馬はレコード決着で速い時計が求められた中、内枠から終始最内を通り、直線で外に進路を切り替えるロスのない競馬で勝利していることを考えると、負けて強しの内容でした。

 同馬は新馬戦で、ラスト2Fを12秒3‐12秒1でまとめて逃げ切り勝ちと、高い素質をアピールした馬。ゴッドセレクションが勝利したデビュー2戦目の2着も高く評価できます。不安点を挙げると、3走前、4走前は控える競馬で崩れていること。これまで強い競馬をしているのは、逃げか、2番手。今回は前に行って揉まれない競馬をすることが条件となりそうですが、2番枠の今回は2番手以内に行けると見て、本命馬としました。

 ○は、新馬戦ではラスト2Fを、12秒0-11秒8で8馬身差の圧勝を収め、続くプラタナス賞も勝利した実績は光る(13)タイセイアゲイン。同馬は休養明けとなった今年初戦、強敵が揃った伏竜Sでも中団中目で立ち回り、4着好走と能力の高さを見せました。近2走は出脚がひと息で、後方からの競馬となり、本来の能力を出し切れていませんが、まともに走れば今回のメンバーでも十分に通用する素質を持った馬。一発があっても不思議ありません。

 ▲は、3走前の1勝クラスで古馬3勝クラス勝ちレベルの指数で圧勝すると、強敵が揃った前々走の伏竜Sでは2着と好走した(15)メイショウムラクモ。王者不在の現在の3歳ダート路線ですが、同馬はその中でトップ級の実力馬。前走の2勝クラス、いわき特別は外枠から1角で外を回り、向正面で先頭に並びかけて3頭並走。3角入り口で逃げ馬が失速し、直線序盤で先頭。あとは後続との差を広げて7馬身差と古馬オープン級の指数で圧勝。前走同様に走れれば、好走必至ですが、問題は休養明け好走後の一戦であること。今回で反動が出る危険性もあるので3番手評価としました。

 △にデビュー3戦目の未勝利戦を好指数勝ちすると軌道に乗り、そこから着実に上昇している(4)ホッコーハナミチ。前走のインディアTは2勝クラスとしては優秀な部類の指数での勝利。ただし、内枠からかなり押して位置を取りに行き、3列目の最内を追走。3~4角で前の馬が少し外に進路を切り替えたところで、2列目に上がり、直線では2頭分外に切り替えて勝利と、展開&進路取りが上手く行った面はありました。レース運びが上手いことも能力の一つですが、レース内容は◎レプンカムイの方が上。充実しているのは明確ですが、そこまで高い評価はできませんでした。

 あとはデビューから3戦は芝でしたが、3走前に初ダートを使われると好指数で圧勝し、以降ダートを使われ、現在3連勝中の上がり馬(10)ルコルセール。前走の渡島特別は出遅れたものの、外枠からじわっと位置を上げて好位外の3番手を追走。4角で仕掛けて外を回りながら勝利と、強い内容でした。ダートでは底を見せていない馬だけに、ここも上昇してあっさりの可能性もあるし、このあたりでいったん底を見せる可能性もありそうです。

 他では、6走前の1勝クラスを1クラス上の指数で逃げて圧勝した(7)ロードシュトローム。初勝利も逃げの競馬、前々走の鳳雛Sもかなりのハイペースで逃げて3着と善戦あいているように、現状では逃げた方が能力を出し切れる傾向にあります。しかし、前走のジャパンダートダービーは、キャッスルトップのテンが速かったので、進路を外に切り替えて2番手から追走。大金星を飾ったキャッスルトップと0.4秒差(6着)の好走と、2番手からでも上々の内容でした。

 昨年のこのレースでジャパンダートダービーの5着馬ミヤジコクオウが2着に巻き返したように、ジャパンダートダービー敗退馬はレパードSで好走例が多いというのも、同馬の好走を後押しするデータ。今回で逃げられない可能性もありますが、ある程度、前に行けさえすれば問題はないので警戒しました。

 さらに前々走から2.5Fの距離延長となった前走で一変して、1勝クラスを勝利した(3)タマモブトウカイ。前走は距離が伸びたことで追走が楽になり、好位の中目でレースを進めたことが好走要因ですが、ダ1800mでもペースが速くなった場合には出番があるでしょう。斤量も前走51㎏から今回56㎏と増量されますが、長距離戦では斤量の影響があまりないので、警戒しました。

 最後に休養明けで初ダートの3走前を、10馬身差で圧勝した(5)オセアダイナスティ。3走前はかなりのハイペースの2番手を追走したことも考えれば、かなり強い内容。前々走は3走前で激走した後の一戦だったこともあり、出遅れて5着に敗れましたが、前走の湯浜特別は逃げて7馬身差の圧勝。同馬は当然ここで通用する能力がありますが、逃げて圧勝した馬というのは消耗度が高く、2連続好走が難しいので、ここは狙い下げました。

結論 2-13,15,4,10,7,3,5 (10:10:10:10:4:3:3) 複勝2 (50)

2021年8月7日(土)の予想

おはようございます! 本日もがんばります😊 本日は函館10レースで終了です。

おまけ1 函館10R 駒場特別 ダ1700m
 ◎ (8)ユアヒストリー
 〇 (10)バイシュラバナ
 ▲ (12)グレースルビー
 △ (5)ショウリノカンパイ
 △ (6)コスモセイリュウ
 △ (7)フラッグアドミラル
 △ (9)シークレットアイズ
 △ (14)ペイシャノリッジ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバイシュラバナ(-16.3pt)、グレースルビー、ペイシャノリッジ(ともに-14.7pt)、ショウリノカンパイ(-14.3pt)、コスモセイリュウ(-13.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、4走前に1クラス上の指数で圧勝した(8)ユアヒストリーを推します。4走前の3着馬はウェルドーンで、同馬はその後関東オークスを優勝。このことからもかわるように、同馬が4走前で記録した指数は、2勝クラスのここでもNO.1のものです。近2走は出遅れで能力を出し切れていませんが、まともに走ればこのクラスは楽勝する力を秘めているだけに、立て直された今回は本命としました。

 ○は、3~4走前に芝のレースを使われたことで、行きっぷりが良化し、中団より前で立ち回れるようになり、前々走で1勝クラスを制し、骨折&去勢休養明けの前走、青梅特別でも3着と善戦した(10)バイシュラバナ。同馬は前走、前々走比で指数をダウンさせており、休養明け2戦目での前進があると見て、対抗評価としました。

 ▲は、昇級後の2戦は前が残る流れを中団、後方から追い上げて2着、3着と好走してる(12)グレースルビー。今回もスマートアリエルの逃げで、ペースはそこまで上がらないと見ていますが、それでも馬券圏内に突入してくる馬なので、3番手評価としました。

 以下特注馬として、札幌ダ1700mの新馬戦で5馬身差を収め、同舞台の前々走でこのクラスを制した(5)ショウリノカンパイ。昇級戦の前走、渡島特別でも3着に善戦しているように、新馬戦で激走の疲れが抜けて、完全復活。今回も内の逃げ馬を見ながら、好位で立ち回れる組み合わせで要警戒としました。

結論 8-10,12,5,6,7,9,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝8 (50)

本日1番 新潟9R ダリア賞 芝1400m
 ◎ (1)タガノフィナーレ
 〇 (2)ベルウッドブラボー
 ▲ (5)ニシノレバンテ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルウッドブラボー(-3.3pt)、ニシノレバンテ(-2.0pt)、コムストックロード(-1.7pt)、タガノフィナーレ(-1.0pt)、デカメロン(9.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦ではスタートはそこまで速くなかったものの、好発を決めた内枠の馬が抑えてくれたことで、マイペースで逃げ、ラスト2Fを11秒4-11秒2とゴールに向けて加速しながら勝利した(1)タガノフィナーレを推します。前走はスローペースとはいえ、最後が坂の阪神でラスト1F11秒2はかなり優秀。それも自ら作ったラップだけにケチのつけようがありませんでした。

 タガノフィナーレの母タガノミューチャンも芝1400mの新馬戦をスローペースで逃げ切り勝ち。走破タイムが平凡だったので、評価は上がりませんでしたが、次走500万下を人気薄で勝利し、阪神ジュベナイルFにまで駒を進めたました。新馬戦の内容は娘タガノフィナーレの方が上。この馬も母同様に評価は上がりませんが、なかなかの素質馬です、

 ○は、新馬戦ではあの白毛馬ハイアムズビーチとの直線での叩き合いで敗れる形での3着でしたが、前走では圧倒的な1番人気に支持されて、しっかりと勝利した(2)ベルウッドブラボー。前走は着順が悪い馬ばかりの相手関係。相手は弱かったですが、4着以下は離されており、走破タイム自体もまずまず。今回のメンバーではNO.1の指数で勝利しました。レースぶりもコーナーで置かれ気味で、直線で外へ外へと行こうとしていた新馬戦から進化していただけに、ここは有力でしょう。

 ▲は、福島芝1200mの新馬戦ではゲートも二の脚も良くスッとハナに立ち、コントロールしながら逃げて、4角出口から直線で再加速して逃げ切った(5)ニシノバンテ。しかし、前走はラスト2Fで11秒6-11秒9と減速しており、そのうえで1Fの距離延長。ここもハナを狙える組み合わせですが、距離延長はプラスではないと見て、3番手評価までとしました。

結論 1-2,5 (40:10) 複勝1 (50)

本日3番 新潟2R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (12)ルージュラテール
 〇 (10)ビレッジライナー
 ▲ (9)グッドグロウス
 △ (2)ダイゴシンリュウ
 △ (8)ジョブックフィオリ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルージュラテール(-2.0pt)、ソリタリオ(1.0pt)、グッドグロウス(2.0pt)、ジェイケイミリミリ(5.0pt)、ニホンピロポート(5.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、前走は直線早めに先頭に立ち、勝ちに行く競馬で4着以下には大きな差をつけて、2着と好走した(12)ルージュラテールを推します。同馬が最後に差されたのは、目標がなかったため。負けて強しでした、今回のメンバーでは明確に能力上位。脚をしっかりタメれば、好走必至でしょう。

 〇は、前々走では勝ち馬グランドラインに離されたものの、中団の内からメンバー最速の上がりを駆使して2着馬と0.4秒差(4着)と好走した(10)ビレッジライナー。大外枠の前走は序盤で脚を使って、出していったために9着と崩れたものの、ゆったり追走できれば、巻き返せるでしょう。

結論 12-10,9,2,8 (20:20:5:5) 複勝12 (50)

本日4番 新潟1R 2歳未勝利 芝2000m
 ◎ (3)ミヤコプレジール
 〇 (1)ロードリライアブル
 ▲ (11)ウロボン
 △ (2)カガヤキホコレ
 △ (6)コスモフロイデ
 △ (8)ブレッシングクライ
 △ (10)シゲルエアロギアス
 
見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にミヤコプレジール、ウロボン(ともに0.0pt)、ロードリライアブル(1.0pt)、コスモフロイデ(3.0pt)、サトノギベオン、シゲルエアロギアス(ともに6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAのミッキーブンブンが勝利した前走の新馬戦で、向正面で早めに上がり、直線ではミッキーブンブンと叩き合いした(3)ミヤコプレジールを推します。前走は3着馬を6馬身離しての2着。ここならば能力上位と見ます。

結論 3-1,11,2,6,8,10 (15:15:5:5:5:5) 複勝3 (50)

本日2番 函館1R 2歳未勝利 芝1800m
 ◎ (12)ヒルノロワール
 〇 (11)ヒシアラカン
 ▲ (2)レディベル
 △ (5)カラーインデックス
 △ (6)セイウンプラチナ
 △ (10)ポイズンアロウ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒルノロワール(-1.0pt)、アスクワイルドモア(0.3pt)、セイウンプラチナ(1.7pt)、レディベル、カラーインデックス、ヒシアラカン(ともに4.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAAのリューベックが勝利した新馬戦の2着馬ヒルノロワールを推します。前走はリューベックのマイペースの逃げで、ラスト2Fを11秒6-11秒6と最後まで減速せずに、同馬が勝利したレース。ヒルノロワールは内枠から外に進路を切り替え、中団でレースを運びましたが、コーナー毎に外に張られており、ややスムーズさを欠きました。それでありながら、リューベックと同じメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。ここでは能力値1位となるだけに、本命馬としました。

結論 12-11,2,5,6,10 (8:8:8:8:8) 複勝12 (50)

2021年8月1日(日)の予想

本日は朝一番、新潟1レースから行きます。本日1番はクイーンSで予想終了です。


本日3番 函館6R 3歳未勝利 芝1200m
 ◎ (11)アークライト
 〇 (9)ロケットペンダント
 ▲ (13)ペイシャケイティー
 注 (14)エコロキング
 △ (1)オオシマサフィール
 △ (5)ジャグリング
 △ (7)イルクオーレ
 △ (12)ハービンクレア

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にアークライト(-3.7pt)、シュアーヴアリア(-3.0pt)、エコロキング(0pt)、トーアアネラ、ニシノワクテカ(ともに-0.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから6戦して2着4回の実績馬(11)アークライトを推します。前々走は3着以下を引き離しており、前走は直線で進路が開くまで待って、ラスト300mで追い出されて、抜け出したところで、外から展開が向いた差し馬にクビ差差されたという内容。負けて強しでした。能力値1位のここは決めたいところで、今回の本命としました。

 ○は、休養明けの前々走ではスタートでアオり、後方に置かれたものの、直線競馬の外枠だったこともあり、すぐに馬群に取り付き、メンバー最速タイの上がり3Fタイムで5着と好走した(9)ロケットペンダント。前走は馬体重14㎏減が示すように、休養明け好走の反動で大きく体を減らし、14着大敗を喫しました。しかし、今回は馬体重10㎏増と回復しており、巻き返しが期待できるでしょう。

 ▲は、1200mで1~2番手からスピードを生かす競馬で2着4回の実績がある(13)ペイシャケイティー。同馬は近走、先行力が喪失し、それに伴って成績もひと息でしたが、前走では外枠から楽に速い流れの好位に取り付き、スピード面での復活を見せました。前走は結果的に、前へ行った3頭が競り合って、差し、追い込み馬が台頭する流れとなったために、4着に敗れましたが、先行馬最先着は果たせました。もう少し脚をタメて行ければ、馬券圏内突入も可能でしょう。

結論 11-9,13,14,1,5,7,12 (0:10:10:5:5:5:5) 複勝11 (50)

本日4番 新潟2R 2歳未勝利 直線芝1000m
 ◎ (18)スピードドリブン
 〇 (11)エシェロン
 ▲ (15)アンサングヒーロー
 注 (8)ロープスピニング
 △ (2)パナシュ
 △ (6)シーズアクイーン
 △ (10)チアリング
 △ (14)エスティメート

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエシェロン(3.0pt)、シーズアクイーン、ロープスピニング(ともに5.0pt)、アンサングヒーロー(6.0pt)、チアリング(10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、新馬戦ではスタート後に躓く不利があったものの、先行するスピードを見せた(18)スピードドリブン。前走は最後に失速しましたが、内で脚をタメていた1番人気馬エシェロンよりも内容は良かったとも言えます。今回は有利な直線競馬の外枠。でスピードを生かして前進を期待します。

 ○は、デビュー2戦目の前走では、好スタートから逃げ馬に行かせて、2番手からレースの流れに乗って2着と好走した(11)エシェロン。直線1000mの今回を目標とするならば、前走で行き切ったほうがスピードに乗せやすかったですが、ここでは能力値1位の存在だけに、対抗評価としました。

結論 馬連18-11,15,8,2,6,10,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝18 (50)

本日2番 新潟1R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (9)ベルクレスタ
 〇 (1)プラウドオブユー
 ▲ (10)マニカルニカ
 △ (6)ギャラクシーセブン
 △ (2)ダイヴトゥブルー
 △ (8)マイネルヘリテージ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルクレスタ(-2.0pt)、マニカルニカ(1.0pt)、プラウドオブユー、ショウナンラタン(ともに2.0pt)、パウダリースノー(3.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦では大外枠からスタートが悪く、そこから位置を取りに行ったので、終始外を回る競馬でロスが大きかった(9)ベルクレスタを推します。同馬はロスの大きい競馬でもメンバー最速の上がり3Fタイムを駆使して2着と強い内容。能力値1位のここは決めたいところで今回の本命としました。

 〇は、新馬戦では出脚が悪かったものの、外目の枠から上手く内に潜り込み、3~4角の内から直線も内を通って、マイペースで逃げ切った勝ち馬に0.5秒差(3着)まで迫った(1)プラウドオブユー。前走ではメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。デビュー2戦目で行きっぷりに良化が見られれば、ここも上位争いでしょう。

結論 馬連9-1,10,6,2,8 (15:15:10:5:5) 複勝9 (50)

2021年 クイーンステークスの予想

おはようございます😊 本日もプラス収支を目指して、がんります٩( ‘ω’ )و

本日1番 函館11R クイーンS 芝1800m
 ◎ (8)ウインマイティー
 〇 (6)マジックキャッスル
 ▲ (3)フェアリーポルカ
 注 (12)シゲルピンクダイヤ
 △ (9)テルツェット
 △ (10)サトノセシル

見解
 クイーンSは例年、1回札幌2日目の芝1800mで行われますが、今年は1回函館10日目の芝1800mで行われます。札幌も函館も同じ洋芝ですが、もともと函館のほうが時計が掛かる傾向があります。時計が掛かる馬場では前半のペースがそこまで速くなくても、上がりが掛かるので、瞬発力よりも長くいい脚をつかえる持久力が重要。

 また、今週から函館の芝はBコース使用となります。雨に祟られた2週目こそタフな馬場でしたが、そこから高速化し、先週は3週目より時計が速くなりました。25日の日曜日に行われた2勝クラスの芝1200m戦では、前の2頭で決着し1分08秒7の好時計をマーク。馬場の内側が悪くなかったこともあり、Bコース使用でも大きな影響はありませんでした。

 ただ函館芝1800mは札幌芝1800m同様、1角までの距離が短く、外に張られやすい外枠の馬は不利。外に張られることを嫌って積極的に出して内のポジションを取りに行って失速というパターンもよくあるので、そこは踏まえて予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、昨年のオークスの3着馬(7)ウインマイティーを推します。オークスでは好位馬群の中、5番手からレースを進め、3角では外から動いたクラヴァシュドールの直後からじわっと動いて2列目まで位置を押し上げ、ラスト2F目で堂々の先頭。最後は内のウインマリリン、外のデアリングタクトに差されはしたが、しぶとく食らいついての0.2秒差。今回1番人気のマジックキャッスルにも先着しました。

 このように同馬は先行するとしぶとく、これまでの3勝は全て3角5番手以内。今回は前に行きたい馬が多く、序盤ではそこまで前の位置が取れないとは見ていますが、ペースが上がらなければ向正面で位置を押し上げて3角5番手以内を取ることも可能。今回はマクリが得意のM.デムーロ騎手が鞍上だけに、ペースが上がらなければ、向正面で動いて行く公算大。

 理想を言えば、オークスのようにもっと距離が長いほうが前半のペースが落ち着くので、同馬の持久力を存分に生かせそうですが、前開催の福島芝ほどではないにせよ、他場と比べると時計の掛かる函館芝というのは好ましい条件。配当妙味もあるだけに、芝1800mでも一考の価値があるでしょう。

 ○は、今年1月の愛知杯で重賞初制覇を果たした(6)マジックキャッスル。愛知杯は前へ行った3頭が後続を大きく引き離し、5F通過57秒9の激流。同馬は大外枠からやや出負けし、中団後方からレースを進めた。最後は一列前にいて直線で早めに動いたランブリングアレーとの一騎打ちをクビ差制し、自己最高指数「-23」を記録しました。この指数は展開に恵まれたものとはいえ、今回の出走馬中1位タイのもの。

 また、前々走の阪神牝馬Sで2着、前走のヴィクトリアマイルで3着と善戦しており、ここでは能力値も1位となります。前走のヴィクトリアマイルでは、最内枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が内の馬場が悪いと判断して開けていたスペース(実際はかなり回復していた)を無理なく中団まで押し上げました。3~4角でもロスなく立ち回り、直線でもジリジリと脚を伸ばし、最後は外から伸びてきたランブリングアレーに交わされたものの3着を死守。

 ヴィクトリアマイルで自己最高指数を記録した馬は、2017年にこのレースで1番人気に支持されたアドマイヤリードのように、ここで人気を裏切るケースが多いですが、マジックキャッスルは愛知杯の時ほど走れておらず、それだけに疲れはないはず。ただ楽に前の位置を取れるスピードがないので、差し損ねる危険性もあります。また、最後の短い直線を意識して、早めに動いた場合にはしまいの甘さを見せる危険性も潜んでいるだけに、対抗評価までとしました。

 ▲は、昨年の中山牝馬S、福島牝馬Sを連勝し、昨年のこのレースでは2番人気に支持された(3)フェアリーポルカ。昨年のこのレースでは馬体重18kg増が示すように、休養明けで明確に太め残り。さらにかなり高速馬場の札幌芝1800mで行われたこともあり、しまいが甘くなって4着争い接戦の6着に敗れました。同馬は不良馬場の中山、福島に好走実績があるように、時計が掛かる馬場でこその馬。

 3走前の中山牝馬Sでもタフな馬場でロザムールが肉を切らせて骨を立つ消耗戦に持ち込んだ中、中団の内から馬群を捌いて位置を押し上げ、4角3番手からしぶとく粘って、勝ち馬のランブリングアレーと0.1秒差(3着)に善戦しています。そういう意味で、今の函館で行われるクイーンSは、2回札幌2日目で行われた昨年のクイーンSよりも状況がいいはず。近2走はダートを使われ4着に敗れていますが、実績のある芝のここで巻き返しを期待します。

 以下特注馬として、3歳時に桜花賞2着、秋華賞3着などの実績がありながら、古馬になってからはひと息でしたが、昨年12月の中日新聞杯では2着と、復調の兆しを見せた(12)シゲルピンクダイヤ。中日新聞杯は超スローペースで折り合いに苦労する馬が多い中、好位の外で楽に折り合って、勝ち馬ポッケリーニとクビ差。

 前走のヴィクトリアマイルでも2番枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が広げたスペースを無理なくじわっと押し上げ、好位の内目を立ち回って、2着争いの5着と善戦しており、もう一押しあれば重賞初制覇があっても不思議ないレベル。大外枠の今回で前の位置を取りに行った場合、1角で外に張られる危険性はありますが、ズムーズな立ち回りができれば、上位争いも可能でしょう。

 あとは△に復帰戦となった昨夏の1勝クラスを勝利すると、とんとん拍子で勝利を重ね、前々走ではダービー卿CTを制覇した(9)テルツェット。前々走はマイスタイルが緩みないペースで逃げたことで、出遅れて後方からの競馬となった同馬は展開にも恵まれ、マジックキャッスルの愛知杯と同じ自己最高指数「-23」を記録。

 前々走で自己最高指数を記録したために、前走のヴィクトリアマイルでは余力なく、14着大敗。同馬はゲートが甘く、前走でも出遅れて後方から。そのまま後方馬群の内目に入り込み、3~4角でも後方の内でロスなくレースを進め、直線序盤で内ラチ沿いを完璧に取り切ったものの、いつもの伸びを見せられませんでした。

 今回は立て直されての一戦となり巻き返しも見込めますが、これまで7戦して6戦でほぼ出遅れている点がネック。ダービー卿CTの時のようにペースが速くなればチャンスはありますが、ヴィクトリアマイルのようにスローペースの上がり勝負になると、取りこぼしの危険性もあるでしょう。

 他では、3走前の精進湖特別で逃げて2着、前走の洞爺湖特別では逃げ切り勝ちしているように、平均ペースで逃げるとしぶとい(10)サトノセシル。前走で4着に下したイカットは、次走で2勝クラスを卒業し、ここに出走してきているように、洞爺湖特別は2勝クラスとしては上々なレベル。今回は休養明け好走後の一戦となりますが、順当に前進し、平均ペースで1~2番手でレースを運べれば、格上挑戦のここでもチャンスがあるでしょう。同型馬の出方が気になるところですが、逃げられる可能性が高いだけに、買い目に加えました。

結論 馬連8-6,3,12,9,10 (20:10:10:5:5) 複勝8 (50)

2021年 クイーンステークス

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