2021年8月7日(土)の予想

おはようございます! 本日もがんばります😊 本日は函館10レースで終了です。

おまけ1 函館10R 駒場特別 ダ1700m
 ◎ (8)ユアヒストリー
 〇 (10)バイシュラバナ
 ▲ (12)グレースルビー
 △ (5)ショウリノカンパイ
 △ (6)コスモセイリュウ
 △ (7)フラッグアドミラル
 △ (9)シークレットアイズ
 △ (14)ペイシャノリッジ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバイシュラバナ(-16.3pt)、グレースルビー、ペイシャノリッジ(ともに-14.7pt)、ショウリノカンパイ(-14.3pt)、コスモセイリュウ(-13.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、4走前に1クラス上の指数で圧勝した(8)ユアヒストリーを推します。4走前の3着馬はウェルドーンで、同馬はその後関東オークスを優勝。このことからもかわるように、同馬が4走前で記録した指数は、2勝クラスのここでもNO.1のものです。近2走は出遅れで能力を出し切れていませんが、まともに走ればこのクラスは楽勝する力を秘めているだけに、立て直された今回は本命としました。

 ○は、3~4走前に芝のレースを使われたことで、行きっぷりが良化し、中団より前で立ち回れるようになり、前々走で1勝クラスを制し、骨折&去勢休養明けの前走、青梅特別でも3着と善戦した(10)バイシュラバナ。同馬は前走、前々走比で指数をダウンさせており、休養明け2戦目での前進があると見て、対抗評価としました。

 ▲は、昇級後の2戦は前が残る流れを中団、後方から追い上げて2着、3着と好走してる(12)グレースルビー。今回もスマートアリエルの逃げで、ペースはそこまで上がらないと見ていますが、それでも馬券圏内に突入してくる馬なので、3番手評価としました。

 以下特注馬として、札幌ダ1700mの新馬戦で5馬身差を収め、同舞台の前々走でこのクラスを制した(5)ショウリノカンパイ。昇級戦の前走、渡島特別でも3着に善戦しているように、新馬戦で激走の疲れが抜けて、完全復活。今回も内の逃げ馬を見ながら、好位で立ち回れる組み合わせで要警戒としました。

結論 8-10,12,5,6,7,9,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝8 (50)

本日1番 新潟9R ダリア賞 芝1400m
 ◎ (1)タガノフィナーレ
 〇 (2)ベルウッドブラボー
 ▲ (5)ニシノレバンテ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルウッドブラボー(-3.3pt)、ニシノレバンテ(-2.0pt)、コムストックロード(-1.7pt)、タガノフィナーレ(-1.0pt)、デカメロン(9.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦ではスタートはそこまで速くなかったものの、好発を決めた内枠の馬が抑えてくれたことで、マイペースで逃げ、ラスト2Fを11秒4-11秒2とゴールに向けて加速しながら勝利した(1)タガノフィナーレを推します。前走はスローペースとはいえ、最後が坂の阪神でラスト1F11秒2はかなり優秀。それも自ら作ったラップだけにケチのつけようがありませんでした。

 タガノフィナーレの母タガノミューチャンも芝1400mの新馬戦をスローペースで逃げ切り勝ち。走破タイムが平凡だったので、評価は上がりませんでしたが、次走500万下を人気薄で勝利し、阪神ジュベナイルFにまで駒を進めたました。新馬戦の内容は娘タガノフィナーレの方が上。この馬も母同様に評価は上がりませんが、なかなかの素質馬です、

 ○は、新馬戦ではあの白毛馬ハイアムズビーチとの直線での叩き合いで敗れる形での3着でしたが、前走では圧倒的な1番人気に支持されて、しっかりと勝利した(2)ベルウッドブラボー。前走は着順が悪い馬ばかりの相手関係。相手は弱かったですが、4着以下は離されており、走破タイム自体もまずまず。今回のメンバーではNO.1の指数で勝利しました。レースぶりもコーナーで置かれ気味で、直線で外へ外へと行こうとしていた新馬戦から進化していただけに、ここは有力でしょう。

 ▲は、福島芝1200mの新馬戦ではゲートも二の脚も良くスッとハナに立ち、コントロールしながら逃げて、4角出口から直線で再加速して逃げ切った(5)ニシノバンテ。しかし、前走はラスト2Fで11秒6-11秒9と減速しており、そのうえで1Fの距離延長。ここもハナを狙える組み合わせですが、距離延長はプラスではないと見て、3番手評価までとしました。

結論 1-2,5 (40:10) 複勝1 (50)

本日3番 新潟2R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (12)ルージュラテール
 〇 (10)ビレッジライナー
 ▲ (9)グッドグロウス
 △ (2)ダイゴシンリュウ
 △ (8)ジョブックフィオリ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルージュラテール(-2.0pt)、ソリタリオ(1.0pt)、グッドグロウス(2.0pt)、ジェイケイミリミリ(5.0pt)、ニホンピロポート(5.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、前走は直線早めに先頭に立ち、勝ちに行く競馬で4着以下には大きな差をつけて、2着と好走した(12)ルージュラテールを推します。同馬が最後に差されたのは、目標がなかったため。負けて強しでした、今回のメンバーでは明確に能力上位。脚をしっかりタメれば、好走必至でしょう。

 〇は、前々走では勝ち馬グランドラインに離されたものの、中団の内からメンバー最速の上がりを駆使して2着馬と0.4秒差(4着)と好走した(10)ビレッジライナー。大外枠の前走は序盤で脚を使って、出していったために9着と崩れたものの、ゆったり追走できれば、巻き返せるでしょう。

結論 12-10,9,2,8 (20:20:5:5) 複勝12 (50)

本日4番 新潟1R 2歳未勝利 芝2000m
 ◎ (3)ミヤコプレジール
 〇 (1)ロードリライアブル
 ▲ (11)ウロボン
 △ (2)カガヤキホコレ
 △ (6)コスモフロイデ
 △ (8)ブレッシングクライ
 △ (10)シゲルエアロギアス
 
見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にミヤコプレジール、ウロボン(ともに0.0pt)、ロードリライアブル(1.0pt)、コスモフロイデ(3.0pt)、サトノギベオン、シゲルエアロギアス(ともに6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAのミッキーブンブンが勝利した前走の新馬戦で、向正面で早めに上がり、直線ではミッキーブンブンと叩き合いした(3)ミヤコプレジールを推します。前走は3着馬を6馬身離しての2着。ここならば能力上位と見ます。

結論 3-1,11,2,6,8,10 (15:15:5:5:5:5) 複勝3 (50)

本日2番 函館1R 2歳未勝利 芝1800m
 ◎ (12)ヒルノロワール
 〇 (11)ヒシアラカン
 ▲ (2)レディベル
 △ (5)カラーインデックス
 △ (6)セイウンプラチナ
 △ (10)ポイズンアロウ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒルノロワール(-1.0pt)、アスクワイルドモア(0.3pt)、セイウンプラチナ(1.7pt)、レディベル、カラーインデックス、ヒシアラカン(ともに4.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAAのリューベックが勝利した新馬戦の2着馬ヒルノロワールを推します。前走はリューベックのマイペースの逃げで、ラスト2Fを11秒6-11秒6と最後まで減速せずに、同馬が勝利したレース。ヒルノロワールは内枠から外に進路を切り替え、中団でレースを運びましたが、コーナー毎に外に張られており、ややスムーズさを欠きました。それでありながら、リューベックと同じメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。ここでは能力値1位となるだけに、本命馬としました。

結論 12-11,2,5,6,10 (8:8:8:8:8) 複勝12 (50)

2021年8月1日(日)の予想

本日は朝一番、新潟1レースから行きます。本日1番はクイーンSで予想終了です。


本日3番 函館6R 3歳未勝利 芝1200m
 ◎ (11)アークライト
 〇 (9)ロケットペンダント
 ▲ (13)ペイシャケイティー
 注 (14)エコロキング
 △ (1)オオシマサフィール
 △ (5)ジャグリング
 △ (7)イルクオーレ
 △ (12)ハービンクレア

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にアークライト(-3.7pt)、シュアーヴアリア(-3.0pt)、エコロキング(0pt)、トーアアネラ、ニシノワクテカ(ともに-0.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから6戦して2着4回の実績馬(11)アークライトを推します。前々走は3着以下を引き離しており、前走は直線で進路が開くまで待って、ラスト300mで追い出されて、抜け出したところで、外から展開が向いた差し馬にクビ差差されたという内容。負けて強しでした。能力値1位のここは決めたいところで、今回の本命としました。

 ○は、休養明けの前々走ではスタートでアオり、後方に置かれたものの、直線競馬の外枠だったこともあり、すぐに馬群に取り付き、メンバー最速タイの上がり3Fタイムで5着と好走した(9)ロケットペンダント。前走は馬体重14㎏減が示すように、休養明け好走の反動で大きく体を減らし、14着大敗を喫しました。しかし、今回は馬体重10㎏増と回復しており、巻き返しが期待できるでしょう。

 ▲は、1200mで1~2番手からスピードを生かす競馬で2着4回の実績がある(13)ペイシャケイティー。同馬は近走、先行力が喪失し、それに伴って成績もひと息でしたが、前走では外枠から楽に速い流れの好位に取り付き、スピード面での復活を見せました。前走は結果的に、前へ行った3頭が競り合って、差し、追い込み馬が台頭する流れとなったために、4着に敗れましたが、先行馬最先着は果たせました。もう少し脚をタメて行ければ、馬券圏内突入も可能でしょう。

結論 11-9,13,14,1,5,7,12 (0:10:10:5:5:5:5) 複勝11 (50)

本日4番 新潟2R 2歳未勝利 直線芝1000m
 ◎ (18)スピードドリブン
 〇 (11)エシェロン
 ▲ (15)アンサングヒーロー
 注 (8)ロープスピニング
 △ (2)パナシュ
 △ (6)シーズアクイーン
 △ (10)チアリング
 △ (14)エスティメート

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエシェロン(3.0pt)、シーズアクイーン、ロープスピニング(ともに5.0pt)、アンサングヒーロー(6.0pt)、チアリング(10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、新馬戦ではスタート後に躓く不利があったものの、先行するスピードを見せた(18)スピードドリブン。前走は最後に失速しましたが、内で脚をタメていた1番人気馬エシェロンよりも内容は良かったとも言えます。今回は有利な直線競馬の外枠。でスピードを生かして前進を期待します。

 ○は、デビュー2戦目の前走では、好スタートから逃げ馬に行かせて、2番手からレースの流れに乗って2着と好走した(11)エシェロン。直線1000mの今回を目標とするならば、前走で行き切ったほうがスピードに乗せやすかったですが、ここでは能力値1位の存在だけに、対抗評価としました。

結論 馬連18-11,15,8,2,6,10,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝18 (50)

本日2番 新潟1R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (9)ベルクレスタ
 〇 (1)プラウドオブユー
 ▲ (10)マニカルニカ
 △ (6)ギャラクシーセブン
 △ (2)ダイヴトゥブルー
 △ (8)マイネルヘリテージ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルクレスタ(-2.0pt)、マニカルニカ(1.0pt)、プラウドオブユー、ショウナンラタン(ともに2.0pt)、パウダリースノー(3.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦では大外枠からスタートが悪く、そこから位置を取りに行ったので、終始外を回る競馬でロスが大きかった(9)ベルクレスタを推します。同馬はロスの大きい競馬でもメンバー最速の上がり3Fタイムを駆使して2着と強い内容。能力値1位のここは決めたいところで今回の本命としました。

 〇は、新馬戦では出脚が悪かったものの、外目の枠から上手く内に潜り込み、3~4角の内から直線も内を通って、マイペースで逃げ切った勝ち馬に0.5秒差(3着)まで迫った(1)プラウドオブユー。前走ではメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。デビュー2戦目で行きっぷりに良化が見られれば、ここも上位争いでしょう。

結論 馬連9-1,10,6,2,8 (15:15:10:5:5) 複勝9 (50)

2021年 クイーンステークスの予想

おはようございます😊 本日もプラス収支を目指して、がんります٩( ‘ω’ )و

本日1番 函館11R クイーンS 芝1800m
 ◎ (8)ウインマイティー
 〇 (6)マジックキャッスル
 ▲ (3)フェアリーポルカ
 注 (12)シゲルピンクダイヤ
 △ (9)テルツェット
 △ (10)サトノセシル

見解
 クイーンSは例年、1回札幌2日目の芝1800mで行われますが、今年は1回函館10日目の芝1800mで行われます。札幌も函館も同じ洋芝ですが、もともと函館のほうが時計が掛かる傾向があります。時計が掛かる馬場では前半のペースがそこまで速くなくても、上がりが掛かるので、瞬発力よりも長くいい脚をつかえる持久力が重要。

 また、今週から函館の芝はBコース使用となります。雨に祟られた2週目こそタフな馬場でしたが、そこから高速化し、先週は3週目より時計が速くなりました。25日の日曜日に行われた2勝クラスの芝1200m戦では、前の2頭で決着し1分08秒7の好時計をマーク。馬場の内側が悪くなかったこともあり、Bコース使用でも大きな影響はありませんでした。

 ただ函館芝1800mは札幌芝1800m同様、1角までの距離が短く、外に張られやすい外枠の馬は不利。外に張られることを嫌って積極的に出して内のポジションを取りに行って失速というパターンもよくあるので、そこは踏まえて予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、昨年のオークスの3着馬(7)ウインマイティーを推します。オークスでは好位馬群の中、5番手からレースを進め、3角では外から動いたクラヴァシュドールの直後からじわっと動いて2列目まで位置を押し上げ、ラスト2F目で堂々の先頭。最後は内のウインマリリン、外のデアリングタクトに差されはしたが、しぶとく食らいついての0.2秒差。今回1番人気のマジックキャッスルにも先着しました。

 このように同馬は先行するとしぶとく、これまでの3勝は全て3角5番手以内。今回は前に行きたい馬が多く、序盤ではそこまで前の位置が取れないとは見ていますが、ペースが上がらなければ向正面で位置を押し上げて3角5番手以内を取ることも可能。今回はマクリが得意のM.デムーロ騎手が鞍上だけに、ペースが上がらなければ、向正面で動いて行く公算大。

 理想を言えば、オークスのようにもっと距離が長いほうが前半のペースが落ち着くので、同馬の持久力を存分に生かせそうですが、前開催の福島芝ほどではないにせよ、他場と比べると時計の掛かる函館芝というのは好ましい条件。配当妙味もあるだけに、芝1800mでも一考の価値があるでしょう。

 ○は、今年1月の愛知杯で重賞初制覇を果たした(6)マジックキャッスル。愛知杯は前へ行った3頭が後続を大きく引き離し、5F通過57秒9の激流。同馬は大外枠からやや出負けし、中団後方からレースを進めた。最後は一列前にいて直線で早めに動いたランブリングアレーとの一騎打ちをクビ差制し、自己最高指数「-23」を記録しました。この指数は展開に恵まれたものとはいえ、今回の出走馬中1位タイのもの。

 また、前々走の阪神牝馬Sで2着、前走のヴィクトリアマイルで3着と善戦しており、ここでは能力値も1位となります。前走のヴィクトリアマイルでは、最内枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が内の馬場が悪いと判断して開けていたスペース(実際はかなり回復していた)を無理なく中団まで押し上げました。3~4角でもロスなく立ち回り、直線でもジリジリと脚を伸ばし、最後は外から伸びてきたランブリングアレーに交わされたものの3着を死守。

 ヴィクトリアマイルで自己最高指数を記録した馬は、2017年にこのレースで1番人気に支持されたアドマイヤリードのように、ここで人気を裏切るケースが多いですが、マジックキャッスルは愛知杯の時ほど走れておらず、それだけに疲れはないはず。ただ楽に前の位置を取れるスピードがないので、差し損ねる危険性もあります。また、最後の短い直線を意識して、早めに動いた場合にはしまいの甘さを見せる危険性も潜んでいるだけに、対抗評価までとしました。

 ▲は、昨年の中山牝馬S、福島牝馬Sを連勝し、昨年のこのレースでは2番人気に支持された(3)フェアリーポルカ。昨年のこのレースでは馬体重18kg増が示すように、休養明けで明確に太め残り。さらにかなり高速馬場の札幌芝1800mで行われたこともあり、しまいが甘くなって4着争い接戦の6着に敗れました。同馬は不良馬場の中山、福島に好走実績があるように、時計が掛かる馬場でこその馬。

 3走前の中山牝馬Sでもタフな馬場でロザムールが肉を切らせて骨を立つ消耗戦に持ち込んだ中、中団の内から馬群を捌いて位置を押し上げ、4角3番手からしぶとく粘って、勝ち馬のランブリングアレーと0.1秒差(3着)に善戦しています。そういう意味で、今の函館で行われるクイーンSは、2回札幌2日目で行われた昨年のクイーンSよりも状況がいいはず。近2走はダートを使われ4着に敗れていますが、実績のある芝のここで巻き返しを期待します。

 以下特注馬として、3歳時に桜花賞2着、秋華賞3着などの実績がありながら、古馬になってからはひと息でしたが、昨年12月の中日新聞杯では2着と、復調の兆しを見せた(12)シゲルピンクダイヤ。中日新聞杯は超スローペースで折り合いに苦労する馬が多い中、好位の外で楽に折り合って、勝ち馬ポッケリーニとクビ差。

 前走のヴィクトリアマイルでも2番枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が広げたスペースを無理なくじわっと押し上げ、好位の内目を立ち回って、2着争いの5着と善戦しており、もう一押しあれば重賞初制覇があっても不思議ないレベル。大外枠の今回で前の位置を取りに行った場合、1角で外に張られる危険性はありますが、ズムーズな立ち回りができれば、上位争いも可能でしょう。

 あとは△に復帰戦となった昨夏の1勝クラスを勝利すると、とんとん拍子で勝利を重ね、前々走ではダービー卿CTを制覇した(9)テルツェット。前々走はマイスタイルが緩みないペースで逃げたことで、出遅れて後方からの競馬となった同馬は展開にも恵まれ、マジックキャッスルの愛知杯と同じ自己最高指数「-23」を記録。

 前々走で自己最高指数を記録したために、前走のヴィクトリアマイルでは余力なく、14着大敗。同馬はゲートが甘く、前走でも出遅れて後方から。そのまま後方馬群の内目に入り込み、3~4角でも後方の内でロスなくレースを進め、直線序盤で内ラチ沿いを完璧に取り切ったものの、いつもの伸びを見せられませんでした。

 今回は立て直されての一戦となり巻き返しも見込めますが、これまで7戦して6戦でほぼ出遅れている点がネック。ダービー卿CTの時のようにペースが速くなればチャンスはありますが、ヴィクトリアマイルのようにスローペースの上がり勝負になると、取りこぼしの危険性もあるでしょう。

 他では、3走前の精進湖特別で逃げて2着、前走の洞爺湖特別では逃げ切り勝ちしているように、平均ペースで逃げるとしぶとい(10)サトノセシル。前走で4着に下したイカットは、次走で2勝クラスを卒業し、ここに出走してきているように、洞爺湖特別は2勝クラスとしては上々なレベル。今回は休養明け好走後の一戦となりますが、順当に前進し、平均ペースで1~2番手でレースを運べれば、格上挑戦のここでもチャンスがあるでしょう。同型馬の出方が気になるところですが、逃げられる可能性が高いだけに、買い目に加えました。

結論 馬連8-6,3,12,9,10 (20:10:10:5:5) 複勝8 (50)

2021年 クイーンステークス

毎週、土曜日17時掲載の『SPAIA AI競馬』の.コラムを参考にして下さい😊

2021年7月31日(土)の予想

本日は函館7Rとそれ以降のレースを出しますm(__)m。


本日4番 新潟12R 3歳上1勝クラス 芝1400m
 ◎ (13)オプティミスモ
 〇 (9)ジネストラ
 ▲ (8)ララクリスティーヌ
 △ (1)クムシラコ
 △ (5)ブランシェット
 △ (6)キャロライナリーパ
 △ (10)コミカライズ
 △ (11)アスクキングコング
見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にジネストラ(-10.7pt)、コミカライズ(-8.3pt)、ララクリスティーヌ(-7.7pt)、オプティミスモ(-6.7pt)、クイーンカピオラニ(-6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、芝1400mの新馬戦では、現2勝クラスのジャーレイボビーを2着に下して勝利し、デビュー2戦目のファンタジーSでは、勝ち馬メイケイエールと0.3秒差(4着)と好走した実力馬(13)オプティミスモを推します。前走のフェアリーSは、道中で頭を上げるほど折り合いを欠いて前の馬群に突っ込み、位置を下げる不利。また、前に行って内を突いた馬には苦しい展開、馬場でもあり、直線で馬場の悪い内から2頭目を通したこともあり、12着大敗を喫しました。

 それでも今回のメンバーで、能力値4位にランクインしているのは、ファンタジーSが好指数だったからこそ。同馬はその後に骨折し、今回はそこから立て直されての一戦。キャリアの浅い3歳馬だけに、休養中に成長している可能性も十分あり、減量騎手器用で斤量49㎏のここは巻き返しに期待します。

 ○は、休養明けの前々走アネモネSでは成長力を見せ、タフな馬場でカイトゲニーが4F45秒6のクレイジーペースで逃げて、先行馬総壊滅状態となった中、2番手から2着に粘った(9)ジネストラ。前走の桜花賞は休養明け好走の反動で11着大敗を喫しましたが、今回は立て直されての一戦。同馬はスタミナ特化型だけに、新潟の超高速馬場となると、前の位置が取れずに、中団からの競馬になる可能性もありますが、自己条件で相手弱化のここなら上位争いに食い込めるでしょう。3歳牝馬で斤量52㎏も好ましいです。

 ▲は、芝1400mの新馬戦を勝利し、デビュー2戦目の紅梅Sでは2着と好走した(8)ララクリスティーヌ。前々走の紅梅Sは、後のNHKマイルCの2着馬であるソングラインとに3馬身引き離されましたが、
中団馬群の中から少し内に刺さりつつも立て直して、馬群を捌いて最後までしぶとく伸びて2着を死守した点は立派。確かに前々走は、前へ行った2頭が競り合って、前半3F33秒5の超ハイペースになったことで、展開に恵まれた面もありますが、同馬もキャリアの浅い3歳馬。立て直された効果と休養中の成長力に期待できるでしょう。

結論 13-9,8,1,5,6,10,11 (15:10:5:5:5:5:5) 複勝13 (50)


本日3番 函館10R 美利川特別 芝1200m
 ◎ (15)エムオーシャトル
 〇 (14)インザムービー
 ▲ (11)ホーリーライン
 △ (7)モンファボリ
 △ (6)クープドクール
 △ (9)リャスナ
 △ (10)ナイントゥファイブ
 △ (13)メイショウハボタン

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にインザムービー(-12.3pt)、ナイントゥファイブ(-11.7pt)、マリノディアナ、ベッラヴォルタ(ともに-10.3pt)、モンファボリ(-10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、4走前の黒松賞を初芝ながら逃げて圧勝したスピード馬(15)エムオーシャトルを推します。その後の近3走は、全てオーバーペースの競馬に巻き込まれて、本来の能力を出し切れていませんが、ここは同型不在で大外枠でも久々にすんなりした自分の競馬ができそうなメンバー構成。4走前に見せた素質の高さに期待します。

 ○は、3走前の小郡特別と前々走の大倉山特別でともに2着の(14)インザムービー。前走のHBC賞は休養明け好走後の一戦。最内枠のミニオンペールと競り合って、前半3F33秒1までペースを引き上げたことにより、9着に敗れましたが、外の◎エムオーシャトルを見ながらレースの流れに乗れれば、巻き返せるでしょう。

結論 馬連15-14,11,7,6,9,10,13 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝15 (50)

本日2番 函館9R 八甲田山特別 芝2600m
 ◎ (14)ダノンセレスタ
 〇 (8)ヴォリアーモ
 ▲ (2)テーオーラファエロ
 △ (6)アルバーシャ
 △ (11)モンテディオ
 △ (9)ウインローズブーケ
 △ (10)デルマラッキーガイ

見解

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にモンテディオ(-9.7pt)、デルマラッキーガイ(-8.7pt)、アルバーシャ(-7.7pt)、ダノンセレスタ(-7.0pt)、ピエナアラシ、ウインローズブーケ(ともに-5.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、5走前のルスツ特別は今年の目黒記念を制したウインキートスと0.5秒差(3着)、4走前の1勝クラスでは、今年の天皇賞(春)でオーバーペースの逃げを打ち、見せ場を作ったディアスティマと0.3秒差(2着)など、強豪相手に好戦した(14)ダノンセレスタを推します。同馬は芝2600m戦でも3着2回と実績があります。今回と同距離の前走、積丹特別では勝ちに行く競馬で最後が甘くなりましたが、しぶとい内容に見どころはありました。今回はレースを順調の強みを生かして、さらなる前進を期待します。

結論 馬連14-8,2,6,11,9,11 (10:10:10:10:5:5) 複勝14 (50)

本日1番 函館7R 3歳上1勝クラス 芝2000m
 ◎ (3)テイエムタツマキ
 〇 (2)クロスザルビコン
 ▲ (8)ラズルダズル
 注 (9)タイミングハート
 △ (4)オータムヒロイン
 △ (6)マイネルエキサイト
 △ (10)マイネルデステリョ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にクロスザルビコン(-9.3pt)、タイミングハート(-8.0pt)、ポーラーサマー(-6.0pt)、ジャッキー(-5.0pt)、オータムヒロイン(-5.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、6走前に芝1600mの新馬戦で2着、4走前に未勝利勝ちををしている(3)テイエムタツマキを推します。その時の新馬戦の勝ち馬、未勝利戦で倒した2着以下の馬たちは、1勝クラスでも通用していることから、テイエムタツマキも1勝クラスで通用する力はあるはず。

 近3走は相手も強く、前走の大寒桜賞は、雨の影響を受けてやや時計を要した中で、オーバーペースの大逃げを打ったタマモネックタイを追い掛けて失速。しかし、あの馬場で前に行ける脚は今回のメンバーならばスピード上位。今回は楽に前へ行けるメンバー構成。3歳馬の休養中の成長力と、マイペースの競馬で変わり身を期待します。

 ○は、長期休養後の近2走では、このクラスで4着、2着と安定した走りを見せており、ここでは能力値1位の(3)クロスザルビコン。同馬はこれまでゲートが甘く、前に行けないのが課題でしたが、前走の臥牛山特別では、五分のスタートを決めて好位で立ち回って勝ち馬とクビ差。先行できるようになったので、今後はより手堅いタイプになると見て、対抗評価としました。

 ▲は、格上挑戦になりますが、昨夏の新潟芝2000mの未勝利戦で現3勝クラスのコトブキテティスに0.2秒差(2着)の実績があり、その時に記録した指数は、1勝クラスでも通用レベルの(8)ラズルダズル。今回は長期休養明け3戦目。変われるとしたら、逃げ、先行型が手薄で、楽に前に行ける可能性が高いここでしょう。

結論 馬連3-2,8,9,4,6,10 (15:10:10:5:5:5) 複勝3 (50)

2021年 アイビスサマーダッシュ

毎週、土曜日17時掲載の『SPAIA AI競馬』の.コラムを参考にして下さい😊

2021年7月24日(土)の予想

おはようございます😊 本日は3レースの後、11レース以降から予想を出します。

本日1番 函館11R TVh杯 芝1200m
 ◎ (4)キュールエサクラ
 〇 (7)ファーストフォリオ
 ▲ (9)ショウナンアリアナ
 注 (12)ヴェントヴォーチェ
 △ (2)キーダイヤ
 △ (3)ヤマニンペダラーダ
 △ (5)メイショウミモザ
 △ (10)チェリングソング

見解

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にショウナンアリアナ(-16.0pt)、キュールエサクラ、ヴェントヴォーチェ(ともに-15.0pt)、ヤマニンペダラーダ(-13.3pt)、シルヴェーヌ、ファーストフォリオ(ともに-12.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、5歳馬ながここまでのキャリア9戦の(4)キュールエサクラを推します。同馬は力の要る馬場の京都芝1400m・3歳1勝クラスで、好位の外から抜群の手応えで直線一気に先頭に立ち、メンバー最速タイの上がり3Fタイムで押し切り、その次走のフィリーズレビューでは2番人気に支持されたほどの馬。その後、2度の長期休養を余儀なくされましたが、前々走の三陽特別では、逃げてこのクラスでも連対レベルのなかなかの好指数勝ち。

 前走の志摩Sでは、そこまで高速馬場とはいえない状況下で、外からシャイニーロックにプレッシャーをかけられ、レコードタイムを演出するオーバーペースの逃げて8着に失速しました。プレッシャーをかけたシャイニーロックも6着失速。しかし、シャイニーロックがその次走の多摩Sで2着に巻き返したように、キュールエサクラも巻き返して来る公算大。前走で厳しい流れを経験しているので、今回で多少厳しいペースになっても、しぶとさを見せてくれるはず。前走から距離が短くなるのも好材料です。

結論 馬連4-7,9,12,2,3,5,10 (12:12:10:4:4:4:4) 複勝4 (50)

本日2番 新潟12R 3歳上1勝クラス 直線芝1000m
 ◎ (13)シンシアハート
 〇 (4)ライクマジック
 ▲ (11)セルレア
 注 (5)スイーツマジック
 △ (2)ジューンアクア
 △ (7)フォルセティ
 △ (9)テセウス
 △ (14)グラスレガシー
 △ (17)シャルロワ

見解

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にペイシャクェーサー、クレデンザ(ともに-16.3pt)、グレースルビー(-14.7pt)、スペロデア(-14.3pt)、ペイシャノリッジ(-13.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから4戦はダートを使われていた馬ですが、前走は初芝の直線競馬で一変、枠順に恵まれ、斤量に恵まれたとはいえ強かった(13)シンシアハートを推します。今回は昇級戦になりますが、前走からさらに斤量が軽くなり、スピードを生かすには持ってこいの49㎏。今回も再び枠順にも恵まれました。芝でのさらなる上昇度に期待します。

 ○は、これまでのキャリア3戦で、阪神芝1200mの新馬戦をマイペースで逃げ切り勝ちした(4)ライクマジック。その次走のあざみの賞では、大外枠で前に行けず、3角でも最後方。しかし、前が競り合って前半3F33秒5のハイペースになったために、結果的に展開に恵まれ、新馬戦よりもパフォーマンスを上げる形で8着と好走。

 前走では最内枠を利してハナに立ったものの、スンリに競られてオーバーペースで逃げたために、直線にさしかったところでもう手応えがなく、タイムオーバー。しかし、スピードは見せられていたし、スタミナがあまりないので、直線1000mは歓迎でしょう。今開催は昨秋以来のAコース使用で、内の馬場が良好なので、4番枠でもそこまで減点材料ではないでしょう。斤量49㎏を利しての巻き返しが濃厚です。

 ▲は、昨年の雷光特別では、外枠を利して3着と好走した(11)セルレア。同馬は直線1000mで1勝目を挙げているように、この距離がベストの馬。近2走はこの距離で大敗も、かなり馬場が悪化した状況の中の直線1000mの内枠で、馬場の良いところを全く走れなかったもの。実力負けではありません。今回は外目の枠。巻き返しが濃厚でしょう。

 以下特注馬として、5走前のかかさぎ賞では押してかなりのハイペースで逃げる逃げ馬の直後から、ロスなくレースを進めて2着に粘り、前走では最内枠から斤量49㎏を利して内枠を利して逃げ、あとちょっとのところまで粘った(5)スイーツマジック。前走は開幕週としては時計を要しており、結果的にペースを引き上げ過ぎた形。高速馬場の新潟は良いし、Aコース使用で内からもがんばれる馬場なら、上位争いに加われるでしょう。

結論 馬連13-4,11,5,2,7,9,14,17 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝13 (50)


本日3番 函館4R 3歳未勝利 芝1200m
 ◎ (9)アコルダール
 〇 (16)フィエゾン
 ▲ (1)デクラーク
 △ (14)タイセイブレイズ
 △ (3)エムティースマイル
 △ (7)シェーンシュタット
 △ (10)リツィタル
 △ (15)アルバリーニョ

見解

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にリツィタル、ロゼクラン、アルバリーニョ、フィエゾン(ともに-0.7pt)、デクラーク、センショウライツ、タイセイブレイズ(ともに0.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、デビュー2戦目の初芝の一戦で上がり3Fタイム2位の馬を0.5秒上回る、断トツの上がり3Fタイムで4着に食い込んだ、瞬発力の持ち主(9)アコルダールを推します。その後は2Fの距離延長やダートで本来の能力を出し切れていませんが、今回はデビュー2戦目と同じ芝1200m戦。芝にも慣れて、さらなる上昇を期待します。

結論 馬連9-16,1.14,3,7,10,15 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝9 (50)

2021年 マーキュリーCの予想

昨年ワン、ツーを決めた2頭の復活はあるのか?

海の日の前後に行われる、岩手競馬の夏の風物詩マーキュリーカップ。夏場は実績馬が秋の大一番に備えて休養することが多いものため、このレースは上半期で結果を出せなかった馬が、賞金加算を狙って出走してくることが多い。また、昨年のこのレースの覇者、マスターフェンサーは交流重賞初出走だったように、JRAのオープン馬が新規参戦してくることもけっこうある。

とにかく多様な路線からの参戦が目立つレースだが、意外と同年の帝王賞に出走し、そこで上位だった馬の取りこぼしが見受けられる。2010年にこのレースを制したカネヒキリのように、帝王賞の連対馬ならば、当然、高い信頼度があるが、そのような実績馬がこのレースに出走してくることは稀なこと。

2014年にこのレースで単勝オッズ1.0倍台の大本命に支持されたソリタリーキングのように、帝王賞の3~4着馬がこのレースで上位人気に支持されて、4着という中途半端な着順で終わることがしばしば。2012年に帝王賞の4着馬シビルウォーがこのレースで1番人気に支持されて勝利したこともあるが、帝王賞の上位馬は人気ほど信頼できないことは覚えておいたほうがいいだろう。

では、最有力はどのようなタイプかというと…

続きはこちら!
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13085

予想はこちら
https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2021072010020610

2021年7月18日(日)の予想

函館記念、中京記念は別ページに予想登録済です。本日もがんばります。

おまけ 小倉12R 3歳上1勝クラス ダ1700m
 ◎ (4)サワヤカコーズサン
 〇 (16)アスクスタイルマン
 ▲ (13)キョウワウォール
 △ (2)タイキフォース
 △ (7)ソジュン
 △ (3)ダンツトレノ
 △ (9)ヴォワドアンジェ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサワヤカコーズサン(-13.7pt)、ヴァンタブラック(-10.0pt)、パイプライナー(-9.7pt)、タイキフォース(-9.3pt)、ヴォワドアンジェ(-7.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、前走では2着馬に7馬身、3着馬に9馬身差をつけて圧勝した(4)サワヤカコーズサンを推します。同馬が前走で記録した指数は、2勝クラスでも勝てるレベルのもの。前走の疲れが心配でしたが、前走からレース間隔を開け、疲れを取っての出走となるだけに、ここも上位争いが期待できるでしょう。今回は同型馬が揃った一戦ですが、能力差が大きいので本命馬としました。

 〇は、初ダートの前々走では中団で1番人気馬をマークしてレースを進め、いきなり結果を出した(16)アスクスタイルマン。同馬は前々走でもこのクラス3着。前走はやや早めに動いて6着に敗れたものの、今回は立て直されての一戦。速い流れが予想される中で、2~3走前のように、大外から末脚を生かす競馬なら上位入線が可能でしょう。

 ▲は、ブリンカーを着用した前走では、かなりの速い流れになった中、これまでよりも早めに動いて一変、勝ち馬に0.3秒差(3着)まで迫った(13)キョウワウォール。同馬は決め手はないもの、いい脚を長く使える馬。ペースが前走以上に速くなる可能性が高い今回で、思い切った後方待機策なら、展開利が見込めるでしょう。

結論 馬連4-16,13,2,7,3,9 (10:10:10:10:5:5) 複勝4 (50)


本日2番 函館10R 渡島特別 ダ1700m
 ◎ (8)ルコルセール
 〇 (1)スーパーフェイバー
 ▲ (7)ファイナルマズル
 △ (4)ナムラゴロフキン

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヴィーダ( -17.7pt)、ルコルセール(-17.3pt)、スーパーフェイバー(-13.3pt)、コスモセイリュウ(-13.0pt)、ファイナルマズル(-11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから3戦は芝で負け続けていましたが、前々走でダートを使われると、2クラス上でも通用可の指数で圧勝した(8)ルコルセールを推します。前走も1クラス上の指数で勝利。
今回2番人気で能力値1位のヴィーダも強い馬ですが、同馬は休養明けの前走、檜山特別で自己最高指数を記録した後の一戦で、その反動が懸念されるだけに、ここはルコルセールが最有力でしょう。

 ○は、休養明け2戦目、大幅距離延長となった前走では、持ったままで逃げ馬の直後を追走し、直線で抜け出して完勝した(1)スーパーフェイバー。ダ2400mで好転したことは確かですが、それを差し引いても圧巻の内容でした。成長期の3歳馬が順調な成長を見せたのでしょう。距離1700mの今回も、逃げ馬不在で前々を意識して動けるメンバー構成。ここも期待できるでしょう。

結論 馬連8-1,7,4 (30:10:10) 複勝8 (50)

本日4番 小倉8R 3歳上1勝クラス 芝1200m
 ◎ (15)カーフライターク
 〇 (10)ペプチドルーカス
 ▲ (9)ダブルアンコール
 △ (8)カゼノタニノアヤカ
 △ (16)グランレイ
 △ (3)ラマルセイエーズ
 △ (6)ピュリフィアン
 △ (7)ニシノガブリヨリ
 △ (18)タツリュウオー

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダブルアンコール(-9.7pt)、グランレイ(-9.3pt)、ペプチドルーカス(-9.0pt)、カゼノタニノアヤカ(-8.3pt)、ジュストコル、ファタリテ(ともに-7.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、2年前の小倉芝1200mの新馬戦を6馬身差の圧勝をした(15)カーフライタークを推します。同馬はそのわりに、その後の膝骨折などの影響もあって伸び悩んでいますが、4走前の小倉ではクビ差の2着と復活しました、その後は人気を裏切り続けていますが、今回は休養明け3戦目。得意の小倉ならば復活が期待できるでしょう。

結論 馬連15-10,9,8,16,3,6,7,18 (10:10:9:9:3:3:3:3) 複勝15 (50)

本日3番 小倉6R 3歳未勝利 芝1200m
 ◎ (5)ミッキーフランケル
 〇 (18)テーオーディエス
 ▲ (9)リオンキング
 △ (3)メイショウイジゲン
 △ (4)エイシンイシュタル
 △ (7)ラキエスヴィブロ
 △ (12)アイファーリンクス

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にメイショウイジゲン、エイシンイシュタル(ともに-1.7pt)、キョウジ(1.0pt)、メイショウミツヤス(4.0pt)、ゴールドマイヤー(4.7pテーオーディエスt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、タワーオブロンドンの弟(5)ミッキーフランケルを推します。同馬は芝1400mの新馬戦では出遅れ、そこから前の馬群に突っ込むかの勢いで、折り合いを欠きながら前を追い掛け、本来の能力を出し切れずの6着敗退。その後はダートを使われてひと息でしたが、立て直された前走では、スピードに見どころがありました。

 兄タワーオブロンドンは芝でも馬場が渋るとまるっとダメな馬。そういうタイプはダートはダメで高速馬場の芝でこそのタイプが多いもの。もし兄弟で似ている点があるならば、芝に戻る今回で潜在能力発揮の可能性が高いはず。同馬は思ったよりも人気ですが、馬体&フットワークも芝でこそのタイプだけに、ここは本命としました。

 ○は、芝1400mの新馬戦で2番手で流れに乗って2着、その次走でも出遅れて中団外からレースを進めて、勝ち馬と0.3秒差(5着)に好走した(18)テーオーディエス。同馬は立て直された前走では、スピード面での復調を見せており、距離が短くなる今回での復活を期待します。

 ▲は、芝1400mの新馬戦では、好スタートを切って2番手につけるスピードを見せ、6着となかなかの好走を見せた(9)リオンキング。久々の芝の前走は、かなりのハイペースの2番手でレースを進めたために9着と失速しました。しかし、もう少し脚をタメる競馬ができれば、上位争いに加われるでしょう。

結論 5-18,9,3,4,7,12 (10:10:10:10:5:5) 複勝5 (50)

2021年 函館記念・中京記念の予想

おはようございます😊 本日もプラス収支を目指してがんばりますがんばるまん٩( ‘ω’ )و

おまけ 函館11R 函館記念 芝2000m
 ◎ (3)ワールドウインズ
 〇 (8)トーセンスーリヤ
 ▲ (2)ハナズレジェンド
 △ (9)サトノエルドール
 △ (5)ジェットモーション
 △ (6)タイセイトレイル
 △ (11)ディアマンミノル
 △ (15)バイオスパーク

見解
 例年は2回函館で行われる函館記念ですが、今年は函館開催の前に札幌開催が行われたことにより、今年は1回函館6日目で行われます。これのより開催前は例年よりも高速馬場で行われる可能性が高いと見ていましたが、先週の開催が雨に祟られたこともあり、案外と時計を要しています。例年の開催とはほぼ変わらない2分前後の決着になる可能性が高いでしょう。

 そこで◎には、4走前に格上挑戦の関門橋Sを勝利し、オープン通用の実力を見せた(3)ワールドウインズを推します。4走前はややタフな馬場で逃げたミスディレクションが最下位に敗れるかなり速い流れを、後方外からしぶとく差し切った形。

 今回は確たる逃げ馬不在でそこまでペースが上がらない可能性はありますが、前哨戦の前走、巴賞が積極的に出していく、ここが勝負の良い負け方。これで今回でそこまでペースが上がらなかったとしても、追走に苦労する可能性が薄らぎました。思ったよりは人気ですが、人気の呪縛から解放されたことで他馬のマークが薄くなり、後方強襲などの戦法を取りやすくなったのも本命に推した理由です。

 ○は、昨年の新潟大賞典勝ちの実績馬(8)トーセンスーリヤ。昨年の新潟大賞典は、やや時計が掛かる馬場である程度レースが流れた中、やや後手を踏んだものの3列目の内々を追走し、3~4角では最短距離を通って優勝。同馬はその後も極端な道悪にさえならなければ安定して走れているのが魅力。前走の新潟大賞典でもマイスタイルが後続を引き離して、前半5F57秒1のクレイジーな逃げを打った中、先行策(離れた3番手で実質差し)から粘って4着。

 トーセンスーリヤは逃げ馬不在の昨年の宝塚記念で逃げており、確たる逃げ馬不在の今回でも逃げる可能性があります。トーセンスーリヤは逃げてこそというタイプではないので、逃げるメリットもありませんが、昨年の宝塚記念ではスタートも良くなかった中、かなり激しく押してハナを主張して、オーバーペースの競馬と、かなり無茶したわりには7着と崩れなかったので、平均ペースくらいで収められるようであれば、逃げても粘れる可能性はあります。

 ▲は、昨秋以降はダートの中距離路線を主体に使われていましたが、前走の都大路Sでは、久々の芝ながらメンバー最速の上がり3Fタイムを記録と、末脚の健在ぶりをアピールした(2)ハナズレジェンド。同馬は一昨年のSTV賞でも、そこまでペースが上がらない中、最後方から内々を立ち回って4角で加速。直線ではスペースを拾いながら中目に誘導し、しぶとく伸びて勝利と、操作性に富んだ馬。今回は相手が強化されますが、前崩れの展開か、ある程度レースが流れて、2番枠を利した競馬ができれば、チャンスがあるでしょう。

 以下特注馬として、休養明け&ブリンカーを着用で挑んだ3走前の美浦特別では変わり身を見せ、いきなり1着と結果を出した(9)サトノエルドール。3走前はいつものように出遅れたものの、1~2角の外から位置を押し上げ、向正面では徐々に逃げ馬から離れた2列目の2番手外まで上がって、そのまま追撃。3~4角ではすっと動いてラスト1Fで逃げ馬を捉えての完勝でした。

 前々走の新潟大賞典では、さすがに休養明け好走の反動が出て10着に敗れましたが、前走の巴賞では巻き返しV。前走は超絶スローペースだったこともあり、前々走同様に向正面の外から早めに動いて、前にいたマイネルファンロンらを捉えての勝利でした。今回はさすがに前走のような競馬はさせてもらえないでしょうが、ここへ来ての地力強化が目立っているのは確か。軽視禁物でしょう。

 あとは△に前々走の三方ヶ原Sでは、内枠を利して最短距離の競馬ができたとはいえ、ラスト5Fからハロン11秒台が連発する流れを、ロングスパートで勝利したことは評価できる(5)ジェットモーション。前々走はかなりの高速馬場。しかし、いい脚を持続させるタイプは持久力があるにで、時計の掛かる馬場でさらに良さが出るもの。

 また、前走の巴賞は、超スローペースの中団からレースを進めて、前々走同様に内を攻めるも、ラスト100mまで進路がない状態での7着敗退。度外視できる内容でしたので、ここは警戒しました。前走の敗退により、ハンデが軽めの54㎏になったのも好ましいでしょう。

 他では、2019年のアルゼンチン共和国杯の2着馬(5)タイセイトレイル。前記レースでの同馬は、ゲート出たなりで後方から、最短距離から追い上げて勝ち馬ムイトオブリガードと0.2秒差。同馬はこの時に自己最高指数を記録しました。

 タイセイトレイルは昨年の阪神大賞典でドレッドノータスやキセキと競り合って厳しいペースになりながらも、勝ち馬ユーキャンスマイルと0.5秒差(6着)に善戦。このしぶとい粘りが評価されて、長距離戦では勝ちに行く競馬をしていますが、本来はアルゼンチン共和国杯のように脚をタメてこその馬。また、突き詰めると、長距離よりも中距離でこそのところがあるので、立て直されて、一気距離短縮の今回は、同馬の一発を警戒しました。

 さらに3走前の御堂筋Sを勝利し、前々走のメトロポリタンSでも3着と、末脚勝負に徹するように充実した(11)ディアマンミノル。前走の前黒記念は前半5F通過63秒3の超絶スローペースを意識して、外から早めに動いたために末脚不発。14着に敗れました。しかし、2~3走前のように末脚勝負に徹すれば、巻き返せるでしょう。

 最後にもともと中距離のオープンで善戦していた馬ではありますが、4走前の福島記念では上手く内目を立ち回って重賞初制覇を果たした(15)バイオスパーク。その後の2戦は2桁着順に敗退していますが、立て直された前走、新潟大賞典は速い流れを早めに動いて勝ち馬と0.9秒差(9着)。前崩れの展開になれば、外から突っ込んでくる可能性もあるでしょう。

結論 馬連3-8,2,9,5,6,11,15 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝3 (50)

本日1番 小倉11R 中京記念 芝1800m
 ◎ (2)ダノンチェイサー
 〇 (3)アンドラステ
 ▲ (9)ボッケリーニ
 △ (1)ミスニューヨーク
 △ (4)ドリームソルジャー
 △ (8)カテドラル

見解
 先週のプロキオンSも中京ダ1400mから小倉ダ1700mと大きな条件変更でしたが、中京記念も中京芝1600mから小倉芝1800mに変更。芝1800m時代の北九州記念のような舞台設定となりました。

 小倉芝1800mでは、今夏の開幕日の3歳未勝利戦でレコードタイムが更新されましたが、従来の小倉芝1800mのレコードタイムは、2004年の北九州記念(優勝馬ダイタクバートラム)の1分44秒1。小倉開幕週で行われていた北九州記念は、良馬場ならばとても時計の速い決着で、内と前が有利。差し馬はよほど速い脚で上がって来られる馬しか通用していませんでした。

 今夏の小倉芝も開幕週でレコード決着が連発したほどの「超々絶」高速馬場。昨日土曜日は、雨の影響もあったにせよ、さすがに開幕週と比べると少し時計が掛かりだして来ましたが(昨日、土曜日の芝1200m戦、雲仙特別の1分07秒4は極端なハイペース)、それでも馬場が回復すれば、かなりの高速馬場状態にはあるでしょう。こうなると外枠の差し馬は不利。前走で長い距離を使っている馬は置かれ気味で追走に苦労しがちになるので、なるべくなら距離短縮馬を狙いたいもの。

 そこで◎には、3走前の信越Sでは、新潟芝1400m戦を楽に好位の内目で立ち回って3着と好走した(2)ダノンチェイサーを推します。前々走から1Fの距離延長となった前走の東風Sでは、9着大敗を喫したものの、これはかなりかなりタフな馬場&かなり速い流れを、外枠から勝ちに行く競馬をしたため。

 同馬は芝1400mでも通用するスピードがあり、芝1800mのきさらぎ賞を勝利し、高速馬場の昨夏の小倉日経賞でボッケリーニ(2着)と0.1秒差(3着)に好走していることから、かなりの高速馬場の小倉芝1800m戦はベスト条件と見ています。重賞ウイナーだけあって、ハンデは56㎏と重いですが、2番枠を引き当てた今回は、内々、前々で立ち回っての上位粘り込みに期待します。

 ○は、これまで重賞に5回挑戦して、そのうち4回が4着以内という善戦マンの(3)アンドラステ。唯一、10着に敗れた3走前の京成杯オータムHは、内と前の決着で中団の中目を追走。後半で速い脚が求められた中、3~4角の内で進路がなく、後方列まで位置を下げ、ラスト1Fまで進路がない状態で敗れたもの。

 前々走のターコイズSでは、好位の内目でロスなく立ち回り、最後に勝ち馬スマイルカナとの差をハナ差まで詰めて来ましたが、惜しい2着。前走のマーメイドSは前々走から2Fの距離延長で行きたがって折り合いを欠いたことや、終始外を走ったことで、最後の坂で脚が止まってしまっての4着。初めての芝2000m戦だったことを考えれば悪くありませんが、京成杯オータムHの時のように、芝1600mでも追走に苦労している時があることを考えると、芝1800m辺りがベストでしょう。内枠の今回は有力と見ました。

 ▲は、昨年12月の中日新聞杯で重賞初制覇を成し遂げ、今年2月には今回と同じ小倉芝1800mの小倉大賞典で2着と好走した(9)ボッケリーニ。小倉大賞典は時計の掛かる馬場状態の中、前へ行ったトーラスジェミニとディアンドルがペースを引き上げ、3番手以下を離したことで、ボッケリーニは好位の外ながら、実質差しの後半型の競馬でした。ラスト1Fで前がバテたことで、3番手でレースを進めたテリトーリアルとのクビの上げ下げの決着でハナ差。

 前走の新潟大賞典は、かなりタフな馬場でマイスタイルが後続を引き離して、前半5F57秒1のクレイジーな逃げ。このレースでも好位でありながら実質差しの競馬でしたが、結果的には同馬よりも後方で脚をタメた馬たちに差される形での5着でした、ゴール手前でトーセンスーリヤと接触して下がる不利がなければ4着はあったと見ていますが、どのみち馬券圏内は厳しかったはず。

 同馬は高速馬場で超絶スローペースとなった昨年12月の中日新聞杯を、好位の内で脚をタメて、直線で外に持ち出すとメンバー最速の上がり3Fタイムで優勝しているように、高速馬場でこその馬。楽に前の位置が取れるほどスピードがある馬ではないので、今夏の小倉開幕週のような馬場は向きませんが、少し時計が掛かり出した今の小倉芝ならチャンスがあるはず。今回は外目の枠ですが、それでも上位争いに加わってくる可能性が高いです。

 以下特注馬として、重馬場で行われた3走前のスピカSでは、アガラスのオーバーペースの逃げを利して、中団外から差し切り勝ちをしているように、タフな馬場&速い流れはお手の物の(1)ミスニューヨーク。同馬は3走前のインパクトが強かったのか(?)、前走のマーメイドSの大敗もあいまって、今回は人気落ちしましたが、同馬はかなりの高速馬場にも対応できる末脚があります。

 4走前の小倉芝1800m戦、虹の松原Sはかなりの高速馬場でしたが、前へ行った2頭が競り合う速い流れを利して中団外から勝ち馬にクビ差まで迫ったように、高速馬場適性もあります。脚をタメてこその馬なので、前走のマーメイドSのように、ペースが上がらない中での終始外々からの競馬になると、コーナーロスで消耗し、大崩れする場合もありますが、今回は最内枠。内枠を生かしたコーナーロスの少ない競馬ができればチャンスがあるでしょう。

 あとは△に昨夏の阿武隈Sでは後方内々で脚をタメて、直線では中目を割って伸びて勝利した(4)ドリームソルジャー。同馬はその後調子を落としましたが、長期休養明け2戦目の前走、都大路Sでは、内と前が残る馬場&流れを後方から3~4角の外から位置を押し上げて勝ち馬に0.5秒差(8着)まで迫り、復調を見せました。理想を言えばもう少し時計を要して欲しかったところですが、人気薄のここは一考の価値があるでしょう。

 他では、3走前の東京新聞杯、前々走のダービー卿チャレンジTともに2着の(8)カテドラル。3走前はダイワキャグニーが最内枠から無理目に出して逃げて、スローよりの平均ペースになった中、中団の内で脚を温存し、3~4角でも内を通して、直線で外に出すと一気に伸びて、ラスト2F目では先頭列に並びかけ、抜け出すかの好内容。しかし、内から来たカラテにアタマ差出られてゴールイン。惜しくも重賞初制覇を逃いました。

 前々走はマイスタイルがスタートから押して主導権を主張し、速い流れ。前が崩れたことで展開に恵まれたが、4走前のキャピタルS時のように、勝ちに行かなければ、大崩れせずに走れる点が魅力。前走のGⅠ・安田記念は超高速馬場でロスが許されない状況の中で出遅れ、3~4角の外々からの競馬となったのも敗因のひとつですが、そもそも相手が強すぎました、しかし、前走で無理をさせなかったことで、ここへ向けての余力が残せたはず。今回は相手弱化で速い末脚でも上がってこられるだけに、外枠でも警戒が必要でしょう。

結論 馬連2-3,9,1,4,8 (15:15:10:5:5) 複勝2 (50)