おはようございます😊 本日もプラス収支を目指して、がんります٩( ‘ω’ )و
本日1番 函館11R クイーンS 芝1800m
◎ (8)ウインマイティー
〇 (6)マジックキャッスル
▲ (3)フェアリーポルカ
注 (12)シゲルピンクダイヤ
△ (9)テルツェット
△ (10)サトノセシル
見解
クイーンSは例年、1回札幌2日目の芝1800mで行われますが、今年は1回函館10日目の芝1800mで行われます。札幌も函館も同じ洋芝ですが、もともと函館のほうが時計が掛かる傾向があります。時計が掛かる馬場では前半のペースがそこまで速くなくても、上がりが掛かるので、瞬発力よりも長くいい脚をつかえる持久力が重要。
また、今週から函館の芝はBコース使用となります。雨に祟られた2週目こそタフな馬場でしたが、そこから高速化し、先週は3週目より時計が速くなりました。25日の日曜日に行われた2勝クラスの芝1200m戦では、前の2頭で決着し1分08秒7の好時計をマーク。馬場の内側が悪くなかったこともあり、Bコース使用でも大きな影響はありませんでした。
ただ函館芝1800mは札幌芝1800m同様、1角までの距離が短く、外に張られやすい外枠の馬は不利。外に張られることを嫌って積極的に出して内のポジションを取りに行って失速というパターンもよくあるので、そこは踏まえて予想を組み立てたいです。
そこで◎には、昨年のオークスの3着馬(7)ウインマイティーを推します。オークスでは好位馬群の中、5番手からレースを進め、3角では外から動いたクラヴァシュドールの直後からじわっと動いて2列目まで位置を押し上げ、ラスト2F目で堂々の先頭。最後は内のウインマリリン、外のデアリングタクトに差されはしたが、しぶとく食らいついての0.2秒差。今回1番人気のマジックキャッスルにも先着しました。
このように同馬は先行するとしぶとく、これまでの3勝は全て3角5番手以内。今回は前に行きたい馬が多く、序盤ではそこまで前の位置が取れないとは見ていますが、ペースが上がらなければ向正面で位置を押し上げて3角5番手以内を取ることも可能。今回はマクリが得意のM.デムーロ騎手が鞍上だけに、ペースが上がらなければ、向正面で動いて行く公算大。
理想を言えば、オークスのようにもっと距離が長いほうが前半のペースが落ち着くので、同馬の持久力を存分に生かせそうですが、前開催の福島芝ほどではないにせよ、他場と比べると時計の掛かる函館芝というのは好ましい条件。配当妙味もあるだけに、芝1800mでも一考の価値があるでしょう。
○は、今年1月の愛知杯で重賞初制覇を果たした(6)マジックキャッスル。愛知杯は前へ行った3頭が後続を大きく引き離し、5F通過57秒9の激流。同馬は大外枠からやや出負けし、中団後方からレースを進めた。最後は一列前にいて直線で早めに動いたランブリングアレーとの一騎打ちをクビ差制し、自己最高指数「-23」を記録しました。この指数は展開に恵まれたものとはいえ、今回の出走馬中1位タイのもの。
また、前々走の阪神牝馬Sで2着、前走のヴィクトリアマイルで3着と善戦しており、ここでは能力値も1位となります。前走のヴィクトリアマイルでは、最内枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が内の馬場が悪いと判断して開けていたスペース(実際はかなり回復していた)を無理なく中団まで押し上げました。3~4角でもロスなく立ち回り、直線でもジリジリと脚を伸ばし、最後は外から伸びてきたランブリングアレーに交わされたものの3着を死守。
ヴィクトリアマイルで自己最高指数を記録した馬は、2017年にこのレースで1番人気に支持されたアドマイヤリードのように、ここで人気を裏切るケースが多いですが、マジックキャッスルは愛知杯の時ほど走れておらず、それだけに疲れはないはず。ただ楽に前の位置を取れるスピードがないので、差し損ねる危険性もあります。また、最後の短い直線を意識して、早めに動いた場合にはしまいの甘さを見せる危険性も潜んでいるだけに、対抗評価までとしました。
▲は、昨年の中山牝馬S、福島牝馬Sを連勝し、昨年のこのレースでは2番人気に支持された(3)フェアリーポルカ。昨年のこのレースでは馬体重18kg増が示すように、休養明けで明確に太め残り。さらにかなり高速馬場の札幌芝1800mで行われたこともあり、しまいが甘くなって4着争い接戦の6着に敗れました。同馬は不良馬場の中山、福島に好走実績があるように、時計が掛かる馬場でこその馬。
3走前の中山牝馬Sでもタフな馬場でロザムールが肉を切らせて骨を立つ消耗戦に持ち込んだ中、中団の内から馬群を捌いて位置を押し上げ、4角3番手からしぶとく粘って、勝ち馬のランブリングアレーと0.1秒差(3着)に善戦しています。そういう意味で、今の函館で行われるクイーンSは、2回札幌2日目で行われた昨年のクイーンSよりも状況がいいはず。近2走はダートを使われ4着に敗れていますが、実績のある芝のここで巻き返しを期待します。
以下特注馬として、3歳時に桜花賞2着、秋華賞3着などの実績がありながら、古馬になってからはひと息でしたが、昨年12月の中日新聞杯では2着と、復調の兆しを見せた(12)シゲルピンクダイヤ。中日新聞杯は超スローペースで折り合いに苦労する馬が多い中、好位の外で楽に折り合って、勝ち馬ポッケリーニとクビ差。
前走のヴィクトリアマイルでも2番枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が広げたスペースを無理なくじわっと押し上げ、好位の内目を立ち回って、2着争いの5着と善戦しており、もう一押しあれば重賞初制覇があっても不思議ないレベル。大外枠の今回で前の位置を取りに行った場合、1角で外に張られる危険性はありますが、ズムーズな立ち回りができれば、上位争いも可能でしょう。
あとは△に復帰戦となった昨夏の1勝クラスを勝利すると、とんとん拍子で勝利を重ね、前々走ではダービー卿CTを制覇した(9)テルツェット。前々走はマイスタイルが緩みないペースで逃げたことで、出遅れて後方からの競馬となった同馬は展開にも恵まれ、マジックキャッスルの愛知杯と同じ自己最高指数「-23」を記録。
前々走で自己最高指数を記録したために、前走のヴィクトリアマイルでは余力なく、14着大敗。同馬はゲートが甘く、前走でも出遅れて後方から。そのまま後方馬群の内目に入り込み、3~4角でも後方の内でロスなくレースを進め、直線序盤で内ラチ沿いを完璧に取り切ったものの、いつもの伸びを見せられませんでした。
今回は立て直されての一戦となり巻き返しも見込めますが、これまで7戦して6戦でほぼ出遅れている点がネック。ダービー卿CTの時のようにペースが速くなればチャンスはありますが、ヴィクトリアマイルのようにスローペースの上がり勝負になると、取りこぼしの危険性もあるでしょう。
他では、3走前の精進湖特別で逃げて2着、前走の洞爺湖特別では逃げ切り勝ちしているように、平均ペースで逃げるとしぶとい(10)サトノセシル。前走で4着に下したイカットは、次走で2勝クラスを卒業し、ここに出走してきているように、洞爺湖特別は2勝クラスとしては上々なレベル。今回は休養明け好走後の一戦となりますが、順当に前進し、平均ペースで1~2番手でレースを運べれば、格上挑戦のここでもチャンスがあるでしょう。同型馬の出方が気になるところですが、逃げられる可能性が高いだけに、買い目に加えました。
結論 馬連8-6,3,12,9,10 (20:10:10:5:5) 複勝8 (50)