2021 弥生賞

ダノンザキットは能力値、最高値ともに1位。レースぶりも非の打ち所がありません。しかしチューリップ賞のメイケイエールのような実力馬でも格下馬に迫られ、4頭の大接戦になるのがトライアルの怖さでもあります。

詳しくは、『SPAIA AI競馬』のコラムをご参考ください♪
PP指数を用いて、能力上位馬と穴馬を紹介していますごめん

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2021年 オーシャンS・チューリップ賞

オーシャンステークス

オーシャンSが行われる中山芝1200mは、外回りの坂の頂上付近からスタートして、約4.5mもの坂を下って行くコース。スタートしてから約275mで最初の3コーナーを向かえますが、「どこがコーナー?」というくらいコーナーが緩いために、そこでスピードが減速することなく、ペースが上がりやすいのが特徴。

実際にこのレースの過去10年を振り返っても、全てが超~ややハイペース。平均~スローペースになったことは一度もありません。2019年にモズスーパーフレアが逃げ切りを決め、2015年~2016年のハクサンムーンが逃げて2着と好走していますが、それらは後のGⅠでも通用したように、G1級の実力馬ばかり。展開上、有利なのは中団~差し馬です。

しかし、追い込み馬は下り坂で加速したまま4コーナーをカーブすることになるので、大外を回るロスが生じやすい外枠の馬は不利でしょう。実際に2016年に1番人気に支持された、大外16番のアルビアーノが5着に敗れています。

こう書くと、外枠の追い込み馬はもちろん、逃げ、先行馬は狙い下げたくなるかもしれません。しかし、実力が上位なのは前に行ける馬です。これをどういうバランスで攻めるかが肝でしょう。

チューリップ賞

4年前にGⅡに格上げされたチューリップ賞。しかし、それにより桜花賞最大の前哨戦という感が薄らぎ、本番には繋がりにくくなりました。3年前のアーモンドアイや一昨年のグランアレグリア、昨年のデアリングタクトのように、トライアルを使わずに本番に直行する有力馬が多くなった一方、賞金が高くなったことで、ここを目標とする馬が多くなったからです。

また、チューリップ賞の全体的な傾向としては、牝馬のトライアル重賞らしく、無理をさせたくないことや折り合いを学ばせる目的もあり、スローペースになりやすいということ。過去10年でもっともペースが速くなったのは重馬場で行われた2015年ですが、その年も前半4F48秒5‐後半4F49秒2と平均ペースの範囲内。このため逃げ馬が穴を開けるケースが目立ち、過去10年の逃げ馬の成績は、1着1回、3着3回と悪くありません。

しかし、それ以上に前年の阪神ジュベナイルFで3着以内、上がり3F2位以内だった馬の活躍が目立ちます。阪神ジュベナイルFの3着以内馬の過去10年のこのレースでの成績は【8・3・5・3】。4着以下だったのは、2012年の優勝馬ローブティサージュと、2015年の 2着馬ウインファビラスと3着馬ブランボヌール。この3頭はいずれも上がり3F3位以下というのが共通項。同レースで1~2番手以内か上がり2位以内で3着以内の決め手ある馬が活躍しているのです。つまり、レースではスピード(先行力)と決め手が求められているということです。

ただし、今年は阪神ジュベナイルFの3着以内馬が不出走。押し出されるようにして、阪神ジュベナイルFの4着馬メイケイエールが断然の1番人気に支持されていますが、同馬は出遅れ癖があり、コントロールも難しい馬。最内枠に入った今回は、積極的に出していけばコントロールが難しくなり、折り合いに専念すれば包まれるリスクを背負います。対抗にはしたいけど、本命にはしたくないというタイプの馬に映りますが…。

2021年 エンプレス杯

上位混戦を制する馬は?

今年で67回目を迎えるエンプレス杯は、数ある牝馬限定ダートグレードの中でも、もっとも歴史があるレース。かつては砂の女王決定戦の位置付けで、地方競馬のグレード制導入元年(1995年)には、ホクトベガが歴史的大差勝ちを収めたこともあった。しかし、2011年にJBCレディスクラシックが創設して以来、牝馬限定のダートグレードが充実し、ここ数年はレベルが低下。TCK女王盃などと横並びのようなレースになっている。

TCK女王盃と横並びだけあって、当然、前走TCK女王盃の連対馬が活躍。JBCレディスクラシックが創設された2011年以降(2012年は、積雪のため開催中止)のこのレースでの成績は、【3・1・2・2】。1着の該当馬は、2011年のラヴェリータ、2014年のワイルドフラッパー、2017年のワンミリオンス、2020年のアンデスクイーン。2着の該当馬は、2017年のリンダリンダ。3着の該当馬は、2011年のミラクルレジェンド、2019年のビスカリア。

4着以下だった馬は、2015年のアクティビューティ(4着)と2018年のミッシングリンク(6着)だが……


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2021年 阪急杯・中山記念

阪急杯

阪急杯は、本番・高松宮記念に案外と繋がることが多いレース。2013年のロードカナロアや2014年のコパノリチャードなどがこのレースを勝って、高松宮記念も優勝しています。また、2013年にこのレースを逃げ切り勝ちしたミッキーアイルも、次走の高松記念では2着と好走しています。

しかし、本番に繋がっているのは、このレースをハイペースで逃げ、先行して上位争いをした馬がほとんど。2019年のミスターメロディもこのレースを先バテ7着から、本番・高松宮記念で巻き返しVでした。

一方、このレース差し、追い込みで勝った2013年のダイワマッジョーレ、2017年のトーキングドラム、2019年のスマートオーディン、2020年のベストアクターは、高松宮記念では見事にドボンしています。

このメカニズムは至って簡単! 阪急杯が行われる阪神芝1400mは、2コーナー奥からのスタートで最初の3コーナーまでの距離が約443mもあるために、逃げ、先行馬が多く出走しているほど、顕著にペースが上がりやすいからです。そしてトップスプリンターが集う舞台だけに、例年、それらがそれなりに集っており、差し馬有利の流れになりやすいということ。

実際に過去10年でもっともペースが遅かった2019年でも前半3F34秒2-後半3F34秒6(1分20秒3)で決着しています。ゆえにこのレースを不利な逃げ、先行策で上位争いした馬たちは高松宮記念へと繋がり、有利な差し追い込みで上位争いした馬たちは、相手強化の高松宮記念では通用しないことが多いのです。

今回はマイル路線の逃げ馬レシステンシアが参戦。鞍上の北村友一騎手は、楽にハナへ行けたら押さえてペースを緩めて、行けなければ押してペースを引き上げることが多い騎手。阪神ジュベナイルFは先行馬が集っていたことで、後者の騎乗が嵌りました。

今回はロードアクア、メイショウチタン、シャンダルムと先行勢が手薄になったことで、前者のパターンが想定されますが…。さすがに前半が34秒半ばまで遅くなることはなく、ややハイペースにはなると見ています。ただし、高速馬場の阪神でこのペースだと先行馬でも十分に残れるので、前目を主体に予想を組み立てたいです。

中山記念

2回中山開幕週に行われる中山記念は、1回中山開催で8日間使用されたCコースからAコースに変更される。このためグリーンベルトが発生し、馬場が高速化することが多いもの。実際に昨日の3勝クラスの幕張S(芝1600m)で1分31秒8で決着しており、今年はかなりの高速馬場。このメンバーでレースが流れれば、1分45秒台は余裕で出るでしょう。

こうなると内枠の逃げ、先行馬を狙いたくなるが、案外とそう簡単でもないことも多い。円状コースで内枠有利の中山外周りの芝1600mならまだしも、今回は内回りの芝1800mは取り立てるほど内枠有利のコースではなく、タフなコースだからでしょう。

中山芝1800mは最初の1コーナーまでの距離が約205mと短く、スタートしてすぐに急坂を上がって行くコースのため、前半のペースは遅くなります。しかし、上級条件、それもGⅠ馬や将来のGⅠ馬が集う中山記念ともなると、前が後続にまくられないように向正面の下り坂でスピードに乗せて動いて行くため、ラスト5F目からペースアップすることが大半。この早仕掛けがたたって前が失速し、外差しが決まることも少なくありません。

今回は逃げ馬バビットに、テンの速いトーセンスーリヤ、パンサラッサ、ウインイクシードなど、前に行きたい馬がそれなりに出走しています。また、昨日の芝のレースでは、内と前を楽々と残らせてしまっていることもあって、トーセンスーリヤ、コスモカレンドゥラ、マイネルハニーなどの内枠の馬は内のスペースを拾いにくる可能性が高いでしょう。中山記念は先行争いが激化して、差しが決まる想定で予想を組み立てたいです。

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2021年 小倉大賞典・フェブラリーS

小倉大賞典

小倉大賞典が行われる小倉芝1800mは、最初の1コーナーまでの距離が約272mと、スタートしてすぐにコーナーを向かえます。外枠の馬は1コーナーから外を回ることになるので、内枠が断然有利なコースですが、これはトラックバイアスのない高速馬場であればの話。

小倉最終週になると馬場の内側が荒れ、先行各馬が直線で馬場の良い外を走らせようと早めに動いて行くため、結果、外差しが決まることが多くなります。今年は変則ロングラン開催だった昨年ほどではありませんが、何が何でもハナを狙うトーラスジェミニが出走。外からベステンダンクやディアンドらが内に切り込んで2列目を狙ってくるとなると、外差しが決まる可能性が高いでしょう。

また、外から差すということは、ロスの大きい競馬になるということ。このためマイル路線組は、容易に通用しません。時計が掛かって流れも速くなるほど、この傾向は顕著になるでしょう。このレースの過去10年を見ても、3着以内の馬30頭中、芝1800m以上で1勝していた馬が29頭。芝1800m以上で2勝していた馬が27頭でした。

つまり、芝1800m以上で好指数を記録したことがある馬の中から、差し馬を主体に馬券を組み立てれば、的中に近づけるでしょう。

フェブラリーステークス

昨年のフェブラリーSの1着、2着馬が不在。単勝オッズ10倍台が5頭という大混戦ムードとなりました。『AI競馬 SPAIA』さんでは、では、フェブラリーSの傾向と、PP指数を用いて、実力上位馬と穴馬を紹介しています。

昨秋のマイルCS南部杯の指数など、交流重賞の指数も完全網羅で一発比較できますので、ぜひ、ご一読くたさい(^▽^)/

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2021年 京都牝馬S・ダイヤモンドS

京都牝馬ステークス

1回京都開催最終週の芝1600mから、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わって今年で5年目。今年は阪神芝1400mに舞台変更して行われます。近年はエリザベス女王杯や秋華賞組は1月の愛知杯へ、高松宮記念やヴィクトリアマイルを目指す、スプリント~マイル路線馬は京都牝馬Sへという形ですっかり定着。今年も全頭、前走がマイル以下にレースに出走していた快速馬ばかりです。

こうなると当然、前半ペースが上がるでしょう。今年も逃げ馬イベリス、楽にハナへ行ければ行くカリオストロ、アンリミット、ビッククインバイオ、メイショウショウブと逃げ、先行勢が揃っています。また、阪神芝1400mは前半上り坂の京都芝1400mよりも、スローペースになりにくいコース形態ということもあり、超高速馬場を考慮しても、前から押し切るのはそんなに楽ではないはず。

前半3F33秒台半ばまでペースが上がって、中団辺りが好ポジションとなると見て予想を組み立てたいです。近走成績が悪い馬が多いメンバーだけに、想定外の高配当を拾うこともありそうです(^▽^)/

ダイヤモンドステークス

長距離の重賞路線は、ステイヤーズS→(万葉S)→ダイヤモンドS→阪神大賞典→天皇賞・春という流れ。しかし、近2年の天皇賞・春の出走馬は、パフォーマープロミスとメイショウテンゲンのみ。しかし、それらは昨秋の2戦がひと息で、昨年のステイヤーズS組、万葉S組vs新興勢力の対決となりました。

このレースは芝3000m以上のレース経験がある方が有利で、前走ステイヤーズSや万葉Sの上位馬が活躍が目立ちます。その一方、昨年は16頭立ての16番人気馬ミライヘノツバサがアドバルーンを打ち上げたように、超絶人気薄が勝ち負けすることもあります。

しかし、ミライヘノツバサがフロックだったのかというと、けっしてそうではなく、ジェケトラが優勝した2017年のハイレベルな日経賞で2着の実績がありました。その後、骨折により長期間休養していたこと、復帰してからも順調さを欠いて、何度も休養させていたことや芝3000m以上が未経験だったことで、人気の盲点となっただけです。

このように、このレースで穴を開けているのは、「芝3000以上が未経験だっただけで、実はステイヤーだった」という馬ばかりです。2012年に16頭立ての15番人気で優勝した、ケイアイドウソジンもまさにこのタイプで、距離が長くなったことで自分型の競馬、ハナを主張できたことで、持久力にモノを言わせて逃げ切ったのです。

このような隠れステイヤーがいるかいないかを吟味するのが、このレースの醍醐味であり、重要ポイントとなります。距離を延ばして、成績(指数)を上昇上昇させた馬は、その距離よりも長い適性がある馬が多いので、そこを中心に狙いましょう。基本的に距離が長くなるほど、フロックが利かないし、軽ハンデのアドバンテージも大きくないので、慎重に吟味していけば、的中に近づけるはずです。

2021年 共同通信杯・京都記念

共同通信杯

クイーンCの傾向で、クイーンCは桜花賞への前哨戦の意味合いも持つレースであることをお伝えしました。共同通信杯も同じで、弥生賞やスプリングSと肩を並べる皐月賞の前哨戦の意味合いを持ちます。弥生賞やスプリングSと異なるのは、皐月賞への優先出走権があるかないかだけ。

実際に過去10年の優勝馬、ゴールドシップ(2012年)、イスラボニータ(2014年)、リアルスティール(2015年)、ディーマジェスティ(2016年)、スワーヴリチャード(2017年)、ダノンキングリー(2019年)が後の皐月賞やダービーで連対しています。また、このレースの2着馬ディープブリランテ(2012年)は、その後ダービー馬となり、ドゥラメンテ(2015年)は、皐月賞、ダービーを制して2冠馬となりました。

近年は弥生賞やスプリングSを使わずに、皐月賞へ直行する馬も多くなっているだけに、弥生賞やスプリングS以上にクラシックに繋がるレースと言っても良いかもしれません。つまり、レベルが高く、敗戦の理由なく、前走G1以外で3着以下に敗れたような馬は、ほとんど通用していません。そうなると本来は前走で新馬戦や未勝利戦を使われていた馬は通用しないはすですが、このレースに限っては前走新馬組に限り、通用しているのがポイント。

なぜかと言うと、大手牧場のノーザンFは、このレースに期待馬を出走させてくる傾向があり、前記したリアルスティールのように、新馬戦をやたらと高い指数で制した馬や素質馬を出走してくる場合もあるからです。ただし、ノーザンF以外の前走新馬戦出走馬は通用していないし、前走未勝利組も通用していないのでご注意を!!

また、展開の傾向としても、このレースは前週のきさらぎ賞やエルフィンS、前日のクイーンCとの勢力分散の影響もあり、例年、小頭数になることや、前哨戦らしく出走馬に無理をさせない傾向があり、スローペースの傾向。それも一昨年の4F通過49秒5、昨年の4F通過50秒5などという「ど」のつくスローペースになることもあり、逆にハイペースになったことは過去10年でゼロです。

今年の共同通信杯は、近2走で逃げた馬がおらず、逃げ馬が不在。2列目を狙いたいのは、内枠のディオスバリエンテやタイソウですが、逃げたい馬がいないので、大外のカイザーノヴァあたりが押し出されて前にというパターンも考えられるほど。逃げたい馬がいない以上は、スローペースは確定的でしょう。その前提で予想を組み立てたいです。

京都記念

今年の京都記念は、例年の宝塚記念や昨秋のエリザベス女王杯と同じ阪神芝2200mが舞台。阪神芝2200mは外回りの4コーナー奥からスタートして、前半が下り坂。1コーナーまでの距離が長く、前半のペースが上がりやすいのがポイント。ラスト1Fで急坂があるため、先行馬よりも坂の下りで勢いに乗せられる差し馬の方が有利です。また、スピードや瞬発力よりも、持久力やロングスパート力が求められます。

『SPAIA AI競馬』では、PP指数を用いて、実力上位馬と穴馬を紹介しています競馬。先週の東京新聞杯では。穴馬推奨カテドラルが2着にきたけど、今週は…(゜_゜>)。

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2021年 クイーンカップ

桜花賞の前哨戦のグレードレースは、3年前よりG2に昇格したチューリップ賞とフィリーズレビュー。しかし、フィリーズデビューは距離が芝1400mと短く、短距離指向が強いレースとなるため、クイーンCはチューリップ賞に次ぐ、第二の桜花賞の前哨戦、もしくはNHKマイルCの前哨戦としての意味合いを持ちます。つまり、3歳牝馬の強豪が集うことが多いということ。

実際に一昨年のこのレースを優勝したクロノジェネシスは、桜花賞3着、オークス3着を得て、秋華賞馬となりました。それ以前にも2016年の優勝馬メジャーエンブレムや2017年の2着馬アエロリットが同年のNHKマイルCを制し、2015年の2着馬ミッキークイーンもオークスと秋華賞を優勝。今年は阪神ジュベナイルFの上位馬不在で、うう~ん…というメンバー構成ですが、終わってみればハイレベルな決着ということもあるでしょう。

このように強豪が集うため、前走で新馬、未勝利組の成績【0・2・3・35】とほどんど通用していません。2頭の2着馬は、2015年のミッキークインと2018年のフィフニティで、この年はともにレベルの低い年でした。また、ともに差す形での2着で、勝ちに行かずに前半楽をさせたのが良かったのでしょう。

また、短距離路線のトップクラスはフィリーズデビューを目指すことが多いため、前走で距離1400m以下に出走していた馬はほとんど通用していません。前走で1400m以下に出走していた馬の成績は過去10年で【0・1・0・22】で、唯一の2着馬は昨年のマジックキャッスルでした。

しかし、同馬はデビュー2戦目のサフラン賞で連対実績があった馬。前走のファンタジーSでは追走に苦労しており、「むしろ距離延長で」というタイプでした。1400m以上を未経験の馬や連対実績がない馬は、まず、通用していません。基本的にはマイルがベストの前走1勝クラス以上馬が活躍しているので、そこを踏まえて予想を組み立てるのが好ましいでしょう。

さらにこのレースは、昨秋のアルテミスSと同距離コースで行われますが、断然に先行馬が活躍しているのがポイント。過去10年でアルテミスSは中団以降が6勝していますが、クイーンCは先行馬が6勝しています。3歳になると体力もついてくるので、陣営もクラシック前に思い切って行かせてみようという心理が働くのもあるし、また、その期待に応えられる馬も出現します。これらを踏まえて予想を組み立てると、より的中に近づけるでしょう。

2021年 佐賀記念

近走ひと息の実績馬vs休養明け1~2戦目の上がり馬

中距離路線のGⅡ・GⅢは、前年11月のみやこS、浦和記念以来となるために、佐賀記念はGⅢとしては強豪が集うことが多い。主なメンバーは、2009年のスマートファルコンや2013年のホッコータルマエなど、東海SでフェブラリーS出走権を逃した(旧、平安S)馬を始めとする、中距離重賞で上位の馬。その他にも前年の中央のオープンの上位の上がり馬や川崎記念組など、様々な路線から出走してくる。

とにかく中央勢が手強いため、過去10年の地方馬の3着以内はゼロ。2008年にチャンストウライが優勝して以来、地方馬の苦戦の歴史が続いている。チャンストウライは前年の帝王賞で4着、名古屋グランプリで3着などの実績があった馬。それくらいの実績がないと、容易に通用しないだろう。


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2021年 きさらぎ賞・東京新聞杯

きさらぎ賞

前日にはエルフィンS、翌週にはクイーンCや共同通信杯とこの2週に3歳のオープンや重賞が集中していることもあり、きさらぎ賞は毎年のように小頭数になります。このため道悪にでもならない限り、平均~スローペースが通常化。過去10年で逃げ馬の1着1回、2着2回、3着1回という素晴らしい成績を収めています。

1着の該当馬は、2018年のサトノフェイバー(10頭立て/4番人気)、2着の該当馬は、2011年のリキサンマックス(12頭立て/8番人気)、2013年のマズルファイヤー(8頭立て/5番人気)、2014年のバンドワゴン(9頭立て/2番人気)、3着の該当馬は、2019年のランスオブプラーナ(8頭立て/7番人気)とバンドワゴン以外は、全て4番人気以下の人気薄ばかり。つまり、前が楽な展開になりやすいということです。

今年も小頭数11頭立て。今回もタガノカイの逃げでスローペースが予想され、2番手はホープフルSで前に馬が置けずに暴走、逸走したランドオブリバティが濃厚。同馬は新馬戦、芙蓉Sと前に馬を置くことで何とか折り合いがついて連勝した馬だけに、今回で1番人気に支持されるのも頷けるものがります。

しかし、今年は中京芝2000mが舞台。現在の芝は内が荒れて、外差しが優勢。また、中京芝2000mは前半が上り坂で後半が下り坂。3~4コーナーの下り坂で勢いに乗せられる馬、すなわちトップスピードを持続させられる、後半型の馬がしばしば穴を輩出します。勢いに乗せたまま、馬場の良い外目を通せるからです。そこに注目していくと、ランドオブリバティは絶対の存在とは言えず、穴馬にぶち当たります。

東京新聞杯

Dコース使用の東京芝コースは、内目前目が有利な傾向。昨日の東京もその傾向が如実に現れていました。実際に東京新聞杯の過去10年も、近年のマイル路線は強い逃げ馬不在の影響もあって、ほぼスローペースで決着しています。特に2016年、2017年は、それまで末脚型だったスマートレイアーやブラックスピネルが逃げて、良馬場ながら前半4F48秒~49秒台の超絶スローペースになったほど。

今回は中距離路線で前に行ってこそのダイワキャグニーが最内枠を引いたことで、さすがに差し馬が逃げるという展開はなさそう。しかし、先行馬が手薄なだけに、遅い流れからの速い上がりの決着は避けられそうにありません。位置取りがあまりに後方からになる馬や、鋭い末脚が使えない馬は狙い下げたいもの。

詳しくは『SPAIA AI競馬』さんのコラムを参考にして下さい♪ 当コラムではPP指数を用いて、指数上位馬や穴馬などを綴っておりますm(__)m。

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