本日は全てメインR以降からの予想を出します。小倉、東京の12Rは提供予定ですので、頃合いを見て予想をご確認下さいm(__)m。
■逃げ馬が2、3頭出走なら、平均ペースで流れる傾向
このレースが行われる東京芝1600mは、最初のコーナー(3角)までの距離が約550mと長く、前半で坂を下っていくコース。このため2018年のように先行争いが激化すればペースが上がる。また2020年のように序盤から逃げ馬に気合を付けていくと、暴走してペースが上がり過ぎてしまうパターンもある。前記の2レースは前半4F46秒よりも速いハイペースだった。
しかし、前半4F48秒4以上とペースが遅かったのも、逃げ馬不在だった2014年と2015年、テンの遅い馬が単騎で逃げた2019年の3回。逃げ馬やテンの速い馬が2、3頭出走していれば平均ペースで流れている。
今回、逃げ馬は(8)ルージュスエルテ、テンの速い馬は(1)サクセスカラーの2頭。ペースが上がった前走で変わり身を見せた(6)モリノレッドスターも前を意識した競馬をしてくる可能性が高い。つまり、平均ペースで流れて、これまでの強いレースをしているか、素質が高い馬が勝ち負けするレースになる可能性が高いということだ。
本日3番 東京11R クイーンC 芝1600m
◎ (7)コスモディナー
○ (13)クイーンズウォーク
▲ (8)ルージュスエルテ
△ (3)アルセナール
△ (4)サフィラ
△ (6)モリノレッドスター
△ (12)テリオスサラ
結論 馬連7-13,8,3,4,6,12 (20:10:8:8:2:2) 複勝7 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (7)コスモディナー
昨夏の福島新馬戦ではNO.1の指数で優勝した馬。その次走のコスモス賞では3番手追走から、3~4角の外からエコロヴァルツを負かしに動いて6馬身も差を付けられる形となったが、エコロヴァルツはその次走の朝日杯FFSで2着と好走したほどの馬である。また当時のコスモディナーは中間の調整があまりに軽すぎたことから、連闘策で挑んだ前々走のクローバー賞が大目標だったと推測される。
前々走は8番枠から五分のスタート切って、中団の外を折り合って追走。ここでも3~4角の外から位置を押し上げ、4角では先頭列が直線で馬場の良い外を走らせようと横に広がっていく中、一番外からしぶとく伸び続けて1馬身半差で完勝した。本馬がここで記録した指数は、(4)サフィラがアルテミスS2着時に記録した指数と並ぶ、トップタイのものである。
前走の阪神JFは連闘後で休養明けの一戦。おおよそ状態はかなり悪かったはず。それでも着差は1秒と大きく崩れなかったあたりはさすが実力馬である。今回は叩かれて状態面の大幅な上昇が見込まれる。ここは平均ペースが濃厚の組み合わせだけに、能力を出し切れると見て本命馬とした。
○ (13)クイーンズウォーク
11月京都の前々走は新馬戦は大外11番枠から出遅れたが、じわっと位置を挽回して好位の外を追走。最後の直線では良い脚で逃げ馬オスカーブレーヴを追い詰めたが、同馬もしぶとく2着敗退。それでもなかなかの好指数を記録していた。そしてデビュー2戦目の前走、未勝利戦では単勝オッズ1.5倍の支持を受けたように、どのように勝つかが注目された。
スタートは新馬戦よりも良く、6番枠からやや出遅れた程度。そこから促されるとすぐ勢いがついて好位の直後を追走。やや掛かり気味だったが、上手くなだめて我慢。3~4角でも3列目の外付近で我慢させて脚を溜め、直線で外に誘導して追い出されると、素晴らしいフットワークを見せた。一気に抜け出し、ラスト1F地点では2番手。そこから逃げ馬を楽々と捉えて2馬身差で完勝した。
ラスト2Fは11秒4-11秒2。上がり3Fタイム33秒7は同日の阪神Cに出走し、2着だった半兄グレナディアガーズの33秒8を上回るもの。なかなか高評価できる数字だ。今回はデビュー3戦目でさらなる上昇が見込めるはず。それならば重賞でも通用すると見て、対抗評価とした。
▲ (8)ルージュスエルテ
6月東京の新馬戦は1番人気に支持されながら、掛かりすぎて反応できずに7着に敗れたが、次走新潟の未勝利戦では逃げてまさに一変。5馬身差で圧勝し、1クラス上で通用する指数を記録した。続くデビュー3戦目の前走は1勝クラスなのに出走馬は未勝利馬ばかり。ここでは単勝オッズ1.1倍に支持されたが、指数差がかなり大きく、当然の評価だった。
レースは4番枠から好スタートを決めて、すんなりハナを主張。道中でかなりペースを落としても全く絡まれることなく、マイペースの逃げになった。4角では後続と1馬身差、ラスト2F地点でも1馬身差程度のリードだったが、ラスト1Fでは3馬身までリードを広げ、最終的には5馬身差で圧勝した。
ラスト2Fは10秒8-10秒8、余裕を感じさせながらの圧勝劇。しかし、倒した相手が弱すぎて、指数は1勝クラスとしては優秀とは言えなかった。昨秋以降は計測方法が変わり、ラスト1Fの数字は以前のように過信はできないが、自身の逃げでメンバー最速タイの上がり3Fタイムを記録したことは確かな価値である。
今回はテンの速い(1)サクセスカラーが出走しており、ペースが上がって指数を上げたモリノレッドスター辺りも前を主張してくるはず。ルージュスエルテは楽には逃げられない可能性が高いが、前走では逃げてはいるが、後半型の競馬で後続を引き離していることから、ペースが上がって折り合いさえつけば差す競馬でもやれるはず。逃げて無理目にペースを引き上げなければ、1F距離が長くなっても問題ないだろう。
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本日4番 小倉11R 紫川特別 ダ1700m
◎ (5)スマートセプター
○ (3)ドゥラレジリエント
▲ (6)アイファーテイオー
注 (9)ロイガヴェーグル
△ (13)メイショウホマレ
△ (10)ヴィンテージボンド
△ (14)ナイトアクアリウム
△ (15)ミヤジシャルマン
結論 馬連5-3,6,9,13,10,14,15 (20:12:8:4:2:2:2) 複勝5 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にドゥラレジリエント(-18.7pt)、 アイファーテイオー(-13.7pt)、ロイガヴェーグル(-12.7pt)、メイショウホマレ、ミヤジシャルマン(ともに-12.3pt)
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (5)スマートセプター
5走前に函館ダ1700m戦の津軽海峡特別で2着している馬。同レースでは10番枠からスタート後に躓いたが、そこからの二の脚が速く、わりと楽に先行し、2番手を追走。3~4角では抑え切れない手応えで進出して4角ではもう先頭。直線ではしぶとく踏ん張っていたが、最後に外からフームスムートに差されて、3/4差で敗れた。
5走前は稍重で高速ダートだったが、前後半4F47秒8-50秒1のかなり速い流れ。3~4角では上手く内目を立ち回れていたが、前へ行った馬には厳しい展開だった。本馬はその後、すんなり逃げられず、人気を裏切り、6着、12着に敗退。
また近2走は距離が1400mと短く、対応できずに10着、16着と敗れている。それでも前走の鳴海特別ははハナに行けたように、復調気配を感じさせた。今回も5走前同様に脚抜けの良い稍重馬場。すんなり行っての復活に期待する。
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本日3番 京都11R 洛陽S 芝1600m
◎ (7)エンペザー
○ (11)エスコーラ
▲ (10)リューベック
△ (5)カルロヴェローチェ
△ (15)ドゥアイズ
△ (18)トランキリテ
△ (1)ワールドウインズ
△ (2)ダーリントンホール
△ (6)ダンテスヴュー
△ (12)サヴァ
△ (13)ボルザコフスキー
△ (16)アサヒ
△ (17)アナゴサン
結論 馬連7-11,10,5,15,18,1,2,6,12,13,16,17 (11:10:5:5:5:2:2:2:2:2:2:2) 複勝7 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にオニャンコポン、エスコーラ(ともに-17.3pt)、ドゥアイズ(-17.0pt)、エンペザー、アナゴサン(-16.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (7)エンペザー
4走前に3勝クラスのセンテニアル・パークSをトップハンデ57kgで勝利した馬。4走前は7番枠から好スタートを切ったが、内からハナを主張するメイケイハリア―を行かせて2番手を追走。3角手前で外から2頭が前に進出し、3~4角4番手の内目から直線へ。直線では最内から追い上げて、早め先頭に立ったトウシンモンブランをゴール寸前でアタマ差かわしてゴールした。
本馬はこの時点でオープンでも通用する指数を記録。前々走のリゲルSでは、長期休養明けで4着と、今回人気の(15)ドゥアイズ、(11)エスコーラと小差のレースができており、実力差を感じさせない。そのうえ今回は、前走でダ1400mの忙しい流れを経験したことで追走が楽になる優位性がある。今回は(14)レッドベルオーブが掛かって途中で先頭に立ってしまう可能性もあるが、京都芝1600mは前半が上り坂でペースが上がりにくい舞台。本馬の先行押し切りを期待する。
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本日1番 東京12R 4歳上2勝クラス ダ1600m
◎ (7)サルヴァトーレ
○ (8)タケルペガサス
▲ (13)ビーアイオラクル
注 (12)ナンヨーヴィヨレ
△ (2)タイセイキューティ
△ (5)メイショウホオズキ
△ (10)レオカクテル
結論 馬連7-8,13,12,2,5,10 (20:12:10:4:2:2) 複勝7 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサルヴァトーレ(-20.7pt)、ナンヨーヴィヨレ(-17.0pt)、ビーアイオラクル(-15.3pt)、エピックジョイ(-14.7pt)、タケルペガサス(-14.0pt)
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (7)サルヴァトーレ
デビューからずっと芝を使われていたが、3走前に初ダートで1勝クラスを逃げ切り勝ちすると、ダートに路線転向。前々走の神奈川新聞杯では2着だったが、1クラス上でも勝ち負けとなる、ここではNO.1の指数を記録した。
前々走は8番枠からやや出遅れたが、二の脚が速く、すぐに先団に取りつき、好位中目を追走。キックバックを嫌がる素振りもなく、追走はスムーズだったが、3~4角の中目で包まれてしまう。直線序盤では4角で本馬の外にいたエルゲルージに先に仕掛けられてしまったが、その後に外に出してからの追い出し。最後に差を詰めたが3/4差までだった。しかし、3着馬には5馬身差を付けており、とても強い内容。
スタミナが不足する休養明けの前走は、2番手から最後の直線で早めに抜け出したが、ラスト1Fで外から3頭に差されての4着。ひと叩きされ、前々走と同舞台のここで能力発揮が期待できる。
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本日5番 小倉12R 4歳上1勝クラス 芝1200m
◎ (18)ニシノトキメキ
○ (3)ディオアステリア
▲ (10)ステークホルダー
△ (4)ジオパーククラウン
△ (11)バレル
△ (12)ヴィエンヌ
△ (14)インクルードダイヤ
△ (15)サンポーニャ
△ (16)リシャールケリー
△ (17)トーホウジュナール
結論 馬連18-3,10,4,11,12,14,15,16,17 (10:5:5:5:5:5:5:5:5) 複勝18 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にディオアステリア(-10.0pt)、リシャールケリー(-8.3pt)、サンポーニャ(-7.7pt)、ステークホルダー、ヴィエンヌ(ともに-7.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (18)ニシノトキメキ
デビュー2戦目の小倉芝1200m未勝利戦を勝利し、デビュー5戦目の小倉芝1200m、萌黄賞では3着となった馬。フィリーズレビュー、ゆきつばき賞では出遅れて能力を出し切れなかった。前走は休養明けで初ダート、一気の距離延長では大敗したのは仕方がない。それでも前に行くスピードを見せてたのは悪くなく、叩かれて条件好転の今回は能力発揮を期待できる。