2024年 東京新聞杯・きさらぎ賞+メインR以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2024.02.04
2024年 東京新聞杯・きさらぎ賞+メインR以降の予想

本日の京都12Rはあまり良くないので、本日はメインの3場で終了しますm(__)m。

■中団より前、外よりも内で運べる馬が有利

過去10年を見ても、2016年は差し馬のスマートレイアー、2017年は先行馬のブラックスピネルが逃げてかなりのスローペースとなり、それらが逃げ切り勝ちを決めた。それ以外は逃げ馬がレースメイクして平均ペース前後で決着しているのがポイントだ。

ただし、東京芝はこの時期でも高速馬場なので、平均ペースで行っても前が崩れにくく、過去10年では中団より前で運んだ馬が8勝している。一昨年はイルーシヴパンサーが追い込んで勝っているが、この時は3~4角で上手く内目を立ち回っており、外からの差しや追い込みで勝ち切るのはなかなか難しいものがある。

今回も昨年同様にウインカーネリアンの逃げが予想されるメンバー構成。現在の府中は小雨が縁続いており、やや時計が掛かる可能性もあるが、ベースの馬場を考えればタフな馬場になるのはかんがえにくい。前へ行ける馬と内から差せる馬を中心に予想を組み立てたい。

本日1番 東京11R 東京新聞杯 芝1600m
 ◎ (5)ウインカーネリアン
 ○ (6)マスクトディーヴァ
 ▲ (1)サクラトゥジュール
 注 (11)マテンロウスカイ
 △ (7)ジャスティンカフェ
 △ (2)アスクコンナモンダ
 △ (3)ドルチェモア
 △ (8)ホウオウビスケッツ
 △ (12)コナコースト
 △ (14)サウンドビバーチェ
結論 馬連5-6,1,11,7,2,3,8,12,14 (15:10:10:5:2:2:2:2:2) 複勝5 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (5)ウインカーネリアン

 昨年の東京新聞杯で重賞2勝目を挙げた実績馬。その東京新聞杯は2番枠からやや出遅れたが、促されると二の脚でスッとハナを主張した。外からファルコニアが競りかけてきたため淡々としたペースを刻み、3~4角でもペースを落とすことなく半馬身のリードで直線へ。ここでもファルコニアが食らいついてきたが、ラスト2Fで振り切って2馬身差までリードを広げた。ラスト1Fではさすがに甘くなったが、それでもナミュールらの追撃を振り切った。

 前走のBCマイルはまずまずのスタートから押してスッとハナを主張すると、外から絡まれてもハナを譲らず、ぶっ飛ばしていく形。いかにもアメリカンな競馬で、直線序盤で早々と手応えを失い、11着に敗れた。前走の前半2Fは22秒16。日本の計測方法なら21秒16くらいのテンの速さなので、ここは楽にハナを切れるはず。昨年の東京新聞杯同様に超高速馬場を利して、淡々としたペースを刻んでの逃げ切りに期待する。

○ (6)マスクトディーヴァ

 昨秋のローズSを優勝し、秋華賞でも2着と勢いのある4歳馬。秋華賞は7番枠からまずまずのスタートを切ったが、二の脚はひと息で中団中目から追走した。そこから徐々に位置を下げ、向正面では中団やや後方。ペースが上がらず、3~4角で外の各馬が動くのに対して本馬は中目で包まれ、4角でかなり遅れて外に誘導。直線序盤では中団列だったが、ラスト1Fでグンと伸び、早めに抜け出した勝ち馬リバティアイランドに1馬身差まで迫った。

 秋華賞は前半、中盤もペースが上がらず、かなりのスローペースとなった。リバティアイランドは好位の中目から3角で外に出し、4角で仕掛ける完璧な立ち回りだったのに対して、本馬は仕掛けが遅れての敗戦。リバティアイランドが休み明け初戦だったとはいえ、3角で上手く誘導できていれば、もっと際どい決着になっていたはず。現4歳世代はレベルを疑問視されているが、本馬はここで能力値1位、最高値も1位タイと十分に足りる。

 ただし、今回は芝2000mで後方からレースをした後の一戦となる。芝1800mの前々走ローズSでも出遅れて押しながら中団という競馬だっただけに、マイル戦のここではテンに置かれてポジションが悪くなる可能性が高い。昨日のような超高速芝だと前がそれなりに飛ばしても上がりも速くなるので差し届かない危険性があると見ていた。しかし、雨の影響で想定よりも上がりが掛かる可能性があるのと、内目の枠でも前走同様に包まれる危険性が薄まったことから対抗評価とした。

▲ (1)サクラトゥジュール

 一昨年12月のディセンバーS、昨年1月のニューイヤーSと、リステッド競走で小差の2着と善戦しながら、なかなか勝ち切れなかったが、休養明けとなった3走前のメイSでようやく勝利した。メイSは2番枠からまずまずのスタートを切り、外の各馬を行かせて3列目の最内を追走。道中は行きたがっていたが我慢させ、3~4角の最内から直線で逃げる(11)マテンロウスカイにじわじわ詰めより、最後にクビ差かわしてゴールイン。ここでは3着馬には3馬身差をつけており、重賞でも通用する指数を記録している。

 前走の中山金杯は前々走の関屋記念から2Fの距離延長を意識し、ゆっくり出して中団で控えていったが、前半のペースが上がらず、行きたがってかなり折り合いを欠く競馬になった。前有利の展開で後方に下がり、3角手前までスムーズさを欠く競馬では本来の能力を出し切れなかった。今回はマイル戦。距離適性はともかく、折り合いの観点からは芝2000mよりもこの距離のほうがやれるはず。

 昨年の東京新聞杯は、13番枠で後方外々を回るロスの大きい競馬で能力を出し切れなかったが、今回は1番枠。上手く内目を立ち回るメイSのいうな競馬で一発を期待したい。

注 (11)マテンロウスカイ

 昨年5月のオープン競走のメイSで、▲(1)サクラトゥジュールの2着となり、重賞でも勝ち負けになる指数を記録した馬。同レースでは8番枠からまずまずのスタート。二の脚でドーブネなど内外の各馬を楽に制してハナを主張。そこからも淡々と緩みないペースで逃げて、3角では2番手以下に4馬身差。3~4角でやや息を入れ、後続の仕掛けを待って2馬身差のリードで直線へ向いた。序盤で後続を離しにかかったが、内から捌いてきたサクラトゥジュールに食らいつかれ、ゴール寸前でクビ差捉えられた。しかし、前記したように、3着馬には3馬身差をつけており、並みのオープンなら十分に勝っていた内容だった。

 本馬は前で楽にレースの流れに乗ってこその馬。前走のリゲルSでは外のアナゴサンを行かせて2列目の外を追走、3~4角で2番手に上がり、直線半ばで堂々と先頭に立って勝利した。3走前のケフェウスSでオーバーペースで逃げたとはいえ、9着に敗れたことなどから、芝2000mよりも芝1600mのほうがよく、今回のメンバーなら前走のように2列目を狙っていけるはず。ベストはメイSやリゲルSのような超高速馬場だが、ここは要注意だ。

△ (7)ジャスティンカフェ

 昨秋のマイルCSで3着に入った実績馬。そのマイルCSは5番枠から出遅れたが、軽く促して中団馬群の後ろを追走した。そこからじわっと上がって3角では中団中目。3~4角で前のスペースを詰めて直線序盤で外に誘導しながら追われたが、捌き切れずに中目を突いて2列目まで上がった。ラスト1Fでジリジリ伸びてはいたが、外からナミュールに差され、ソウルラッシュを捉えきれず、クビ+半馬身差だった。

 前走は連続開催15日目のタフな馬場。前半3Fが34秒3と速く、4F目で一気に減速する展開のなか、上手く4F目でポジションを挽回している。また馬場の内側が悪化して中~外差し有利の馬場だったが、出遅れたことで上手く中目を通ることができたのも好走要因だ。

 本馬は昨年の東京新聞杯で4着。同レースではやや出遅れて、そこから押して行っても置かれて後方からの追走となった。3~4角で最短距離を通ってロスを抑えたが、前を捉えきれずにアタマ+クビ+クビ差に敗れている。ベストは一昨年の毎日王冠2着や昨年のエプソムCで勝ち鞍がある芝1800mで、超高速馬場の芝1600mはやや忙しい。

 今回も昨年のこのレースと同様に、超高速馬場で◎(5)ウインカーネリアンの逃げが想定される。キレる脚が使えるタイプでもないので、後方からの競馬となった場合には、勝ち負けまで持ち込むのは難しい。しかし、バテない末脚で堅実に伸びてくるのが長所で、ここも上位争いに加わってくる可能性は高い。掲示板を外す可能性は低いが、馬券圏内に入るかどうかは逃げ馬のレースメイクと馬場次第のところがある。前記したように現在の府中は雨。昨年は超高速馬場で上がりも速くなったが、時計が掛かるほどよりチャンスが広がる。
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■外差し有利な馬場だが、ペースが上がらない可能性が高い

 京都開催11日目、C→Bコース替わり4日目で行われる。京都は前開催の初日から時計を要し、高速馬場ではなかった影響もあり、開催が進んだ昨日の段階では内<中<外と横並びになれば外ほど伸びる外差し有利の馬場である。これは例年以上だと感じる。

 しかし、京都で行われた過去10年のこのレースでは、かなりのスローペースが5回、平均ペースは4回。ハイペースになったことは一度もない。翌週にクイーンCや共同通信杯が控えており、例年、小頭数という影響もあるし、クラシックを意識した馬たちは、脚をタメる競馬をする影響もある。

 つまり、このレースは3角手前の上り坂で明確にペースが落ちて、4角か最後の直線で一気にペースが上がるというパターンがとても多く、このことが過去10年で逃げ馬の3着以内が半数(1着1回、2着3回、3着1回)という無視できない結果に繋がっている。

 今回は新馬戦と前走のホープフルSで逃げた(4)ヴェロキラプトルは陣営が「逃げない競馬をしたいと」とコメントしており、ヴェロキラプトル、(9)ジャスティンアース、(2)インザモーメント、(7)レガーロデルシエロなど、先行各馬のハナ譲り合の競馬が予想される。前に行けるか、外からいい脚を使える馬を中心に予想を組み立てたい。

本日2番 京都11R きさらぎ賞 芝2000m
 ◎ (12)ビザンチンドリーム
 ○ (4)ヴェロキラプトル
 ▲ (2)インザモーメント
 △ (5)シヴァース
 △ (9)ジャスティンアース
 △ (7)レガーロデルシエロ
 △ (8)ファーヴェント
結論 馬連12-4,2,5,9,7,8 (10:10:10:10:5:5) 複勝12 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (12)ビザンチンドリーム

 1戦1勝馬。新馬戦では5番枠から出遅れ、促されてもまだ幼い感じでスピードが乗らず、後方3番手からの追走。道中で行きたがるのをなだめながら中団の外まで上がり、3~4角の外を回って4角で勢い良く進出。直線ではグイグイ伸びて2着馬に3馬身、3着馬には5馬身差をつけて完勝した。

 最序盤のトコトコした走りと最後の直線で見せた豪脚のギャップが凄く、インパクトある勝ちっぷり。ラスト2F11秒5-11秒3。上がり3fの33秒9は出走メンバーでは断トツの数字(次点が34秒8)。現状は脆さも同居しているが、秘めた素質は相当なものを感じる。

 本馬の鞍上はド下手(少なくとも日本では)のピーヒュレク騎手。これを見た時に絶望を感じたが、大外枠を引き当てたのは◎◎◎。同騎手は中団馬群の中目で包まれて、仕掛けが遅れる点が最大の弱点だが、この枠なら包まれることはないだろう。不器用な馬×不器用な騎手=好走と見て、本命馬とした。

○ (4)ヴェロキラプトル

 新馬戦、野路菊Sを連勝した馬。野路菊Sでは7頭立ての大外枠からまずまずのスタートを切って、好位の外を追走。3~4角でペースが上がったが、そこでは動かず中団で我慢。4角で外に誘導しながら2列目まで上がって直線へ。そこからジリジリ伸びてラスト1F手前で先頭。内から食らいつくメイショウゴーフルをしっかりと離して1馬身差で勝利した。

 野路菊Sの2着以下馬はその後も敗退しているように、例年の同レースと比較をするとやや低調だったのは間違い。また、野路菊Sが決め手不足だったからこそ前走のホープフルSでは逃げる選択をしたのだろう。しかし、1fのお距離延長でハナを主張するアンモシエラの内からハナを叩いての逃げは、さすがにオーバーペースだった。今回は陣営が逃げないとコメント。前走から1F距離が短くなる点も好ましく、マイペースの競馬ができれば巻き返せるはず。

▲ (2)インザモーメント

 デビュー2戦目、雨の影響でやや時計が掛かった京都の未勝利戦を勝利した馬。同レースでは8番枠から五分のスタートを切って中団の外を追走。3~4角の外から好位まで上がって、4角手前で仕掛けて直線へ。ラスト1Fで内からボイラーメーカーに抜け出されたが、最後までしぶとく伸び続け、これを捉えて半馬身差で勝利した。

 この未勝利戦では3~4角で外を回り、やや早仕掛けでもあったが、最後までバテない脚を見せている。さすがリビアングラスの全弟でスタミナがある。そのリビアングラスはデビュー3戦目の1勝クラスで逃げて激変したのだが、同馬もその要素を秘める。陣営がそのことに気がついて、(4)ヴェロキラプトルが「逃げない」とコメントしているここで逃げたならば、一発が期待できる。

△ (5)シヴァース

2017年ドバイターフを優勝するなど、国内外のGⅠで活躍したヴィブロスの息子。母同様に名門の友道康夫厩舎の所属馬で、鞍上がC.ルメール騎手だったこともあり、前走の京都芝1600mの新馬戦では1番人気に支持された。

 レースは1番枠から五分のスタートを切って、中団最内を追走。3~4角で最短距離を立ち回り、直線でも最内1頭分のスペースを走り、ラスト1F標で先頭。外から2頭に迫られたが、クビ差で勝利した。

 ラスト2Fは11秒6-11秒1。稍重の京都芝だったことを考えればラスト1Fの価値は高い。走破タイムが平凡なので今後に疲れをあまり残さず、今回で順当に上昇すると見て警戒した。

△ (9)ジャスティンアース

 オールナットが勝利した 粒揃いの新馬戦の3着馬。前走の未勝利戦では7番枠からまずまずのスタートを切って行きっぷりが良かったが、新馬戦同様に行きたがるのを抑えて好位の外目を追走。3~4角の外目からゆっくりと前に取り付いて、手応え抜群で4角を回る。直線では早々と先頭。残り100mでもうひと伸びして、後続馬たちの追い上げを完封し、1馬身3/4差で快勝した。

 ラスト2Fは11秒6-11秒4。早め先頭からしっかり伸びた内容は高評価できる。前走は新馬戦から格段に良化した内容で、潜在能力の高さを窺わせる。このレースの2着馬は次走の未勝利戦で圧勝していることからも、ここでの期待が高まる。また、前でレースの流れに乗れる優位性もある。

△ (7)レガーロデルシエロ

 前走のこうやまき賞の2着馬。前走は5番枠から五分のスタートだったが、そこから促されて3番手争い。そこからコントロールしながら押し上げて逃げ馬の外2番手追走。3~4角ではペースダウンで掛かり気味だったが、外から上がってきたジューンテイクに合わせて仕掛けて先頭列で直線へ。序盤で追われて先頭に立ったところで外からジューンテイクが迫る。これにしぶとく抵抗したが、ラスト1Fでやや甘くなって3/4差で敗れた。

 しかし、前走の勝ち馬ジューンテイクは次走の朝日杯FSで4着と好走しているように、それなりにハイレベルの一戦だった。前走の反動なく、ここでスムーズに上昇すれば通用するはず。

△ (8)ファーヴェント

 前走の東京スポーツ杯2歳の3着馬。前走は3番枠からまずまずのスタートを切って軽く促がされたが、進みが悪く4番手からの追走。道中は前のスペースを維持してコントロールしながら3角へ。3~4角でもペースが緩まない状況下で最内を通して直線へ。そこから追い出されると序盤はジリジリだったが、ラスト2Fで前との差を詰めて、ラスト1Fで前がバテたところで2着シュバルツクーゲルにハナ差に迫っての3着だった。

 前走はテルオスルルが緩みないペースで逃げたことで展開に恵まれたのは確か。今回は3番人気と明確に過剰人気ではあるが、上手く馬場のよい外に出して行ければチャンスはある。
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本日3番 小倉11R 小倉日経オープン 芝2000m
 ◎ (1)コスモカレンドゥラ
 ○ (7)ニューノーマル
 ▲ (5)ダンディズム
 △ (2)ライトクオンタム
 △ (6)ダークエクリプス
 △ (3)フォワードアゲン
 △ (4)ハーランズハーツ
結論 馬連1-7,5,2,6,3,4 (10:10:10:10:5:5) 複勝1 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダンディズム(-18.3pt)、ライトクオンタム(-15.3pt)、ニューノーマル(-15.0pt)、コスモカレンドゥラ、ハーランズハーツ(ともに-13.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (1)コスモカレンドゥラ

 4走前にオープン競走のケフェウスSを逃げ切り勝ちした実績馬。4走前は2番枠から好スタートを切って、積極的に出してハナを主張。同型馬不在を利して単騎に形に持ち込んでの逃げ切りだった。ただし、このレースはコンクリート馬場で前半5Fこそ61秒3と明確に遅いものの、6F目から11秒6-11秒1-11秒0-11秒3-12秒3の57秒3でまとめて勝利している。つまり、後半で長くいい脚を使っており、スタミナがあるということ。

 今回は古馬オープン競走で好走実績がない馬ばかりのメンバー構成で、本馬はここでは格上的な存在。また2歳時から世代トップ級と戦ってきた馬でもある。本日の小倉芝は外が伸びるのは確かだが、9Rの合馬特別でインコースからの行った、行ったが決まったように、内からでも十分に粘れる状況下。今回は1年1ヵ月の長期休養明けになるが、最内枠から最短距離を通しての逃げ切りに期待したい。

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