東京12Rを追加しました(^^♪
■狙いは前に行ける馬
京都芝1200mは向正面の半ばからスタートして3角の頂上を目指していくコース。このため2019年のセイウンコウセイのように初ブリンカー着用で序盤からがっつりと掛かって暴走でもしない限りは、前半のペースが上がりにくく、昨秋の京阪杯のように前後半で差のない平均ペースになることが大半だ。
芝1200m戦はハイペースになることが大半なので、平均ペースだと前が残ることが多い。実際に京都で行われた過去10年では逃げ馬が2着4回。先行馬は5勝、2着2回、3着2回とタフな馬場でも前に行った馬が活躍している。また京都は道悪だった先週から想定以上に軽くなっていることもあり、今年も前へ行ける馬が有力と見る。
本日2番 京都11R シルクロードS 芝1200m
◎ (5)エターナルタイム
○ (4)ルガル
▲ (9)サンライズロナウド
注 (6)サトノラムセス
△ (16)トゥラヴェスーラ
△ (1)カイザーメランジェ
△ (2)リバーラ
△ (14)テイエムスパーダ
結論 馬連5-4,9,6,16,1,2,14 (11:10:10:10:3:3:3) 複勝5 (50)
■有力馬とその評価
◎ (5)エターナルタイム
4走前の2勝クラスをひとクラス上の指数で勝利し、前々走の多摩川S(3勝クラス)ではオープン通用レベルの指数で勝利した。その多摩川Sでは1番枠からトップスタートを決めたが、そこから無理をさせず、前にショウナンアレスを入れて3列目の最内を追走。3~4角も最内を通って直線へ。序盤でショウナンアレスの外に出してラスト2F目で追い出されると2番手まで上がり、ラスト1Fで先頭のニシノラブウインクを捉えて1馬身半差で完勝した
前走の富士Sはユニコーンライオンが逃げようとしたところをダノンタッチダウンがハナを主張し、前が飛ばす展開に。本馬は3番枠から好スタートを決めて、最序盤はユニコーンライオンの外。そこから好位の中目まで控えたが、その位置でもオーバーペースで6着に敗れた。ただ最後の直線では、追い出しを待ってラスト2F目でバテた馬をかわし、ラスト1Fで先頭に立ったところで甘くなり、一気に失速している。これを見ると、本質的にマイルはやや長いのではないか。芝1400m以下でこそと見ており、休養明けではあるが本命馬とした。
○ (4)ルガル
今回と同舞台の、京阪杯2着馬。前走の京阪杯は出遅れたが、しつこく押して好位の外まで挽回した。3~4角でも好位の外で進めて直線へ。序盤で追われるとジリジリと2列目まで上がり、ラスト1Fで先頭のビッグシーザーを捉えたが、外からトウシンマカオにかわされ、2馬身差の2着だった。
前後半3F33秒7-33秒7だが、連続開催17日目で時計が掛かっていたことを考えると速い流れ。またCコース4日目で内よりも外が伸びる馬場で、ヴァトレニとハナを争いながら最内を追走し、最後の直線で外に出したビッグシーザーは次走の淀短距離Sで1着。2列目の外を追走したグレイトゲイナーは次走のカーバンクルSで2着と巻き返している。
つまり、ルガルは前走時、馬場の良い外目を走ってはいたが、前半で出遅れて無理をさせたぶん、終いが甘くなったということ。ルガルの弱点はゲートが甘いこと。しかも今回は斤量57.5kgのハンデを背負う。出遅れた場合に、前走ほど挽回するのが楽ではないと見ている。しかし、不良馬場の橘Sでも2列目の外から抜け出して5馬身差で圧勝しているように、現在の京都の重い芝にも対応できる。新興勢力多数のここでは能力値1位タイとなるだけに対抗評価だ。
▲ (9)サンライズロナウド
4走前の新潟芝1600m戦、3勝クラスの長岡Sで逃げて3着に粘った馬。同レースでは1番枠から好スタートを切って、すっと先手を主張。ゆったりとしたペースで逃げて4角では2番手馬と3馬身半差。直線半ばでリードがなくなり、苦しいかと思わせたが、そこから再びリードを広げる。しかし、最後に外から一気に差し込まれ、2着接戦をクビ差で敗れた。
本馬は3走前の芝2000m戦、西宮Sで掛かり気味にオーバーペースで逃げて大敗して以降、短距離路線に転向。前走の新春Sでは後方で脚を溜めて、3~4角内目から4角で外に出されると直線でしぶとく伸び続けて大接戦をクビ差で制した。
今回は芝1200m戦で相手強化の一戦。この距離がベストだとは思わないが、折り合いを気にせずに乗れるという意味では好ましい。また実績馬がハンデ57kg越えに対して、ハンデ55kgというのも好ましく、さらなる前進に期待する。
注 (6)サトノラムセス
昨年2月の3勝クラス、トリトンSをオープン通用レベルの指数で勝利した馬。同レースでは2番枠から五分のスタートを切って、そこから促して進めてはいたが、後方の内に収めて行く形。道中も前のスペースを保ち、3~4角ではそのスペースを詰めて最短距離から中団で直線へ。そのままの勢いで外に誘導し、一気に伸びて先頭。ラスト1Fでそのまま突き抜けて3馬身差の圧勝だった。
本馬はその後、下降線に突入し、前々走の鞍馬Sでは見せ場のない14着大敗だったが、そこから立て直された前走の淀短距離Sでは4着に善戦。前走は内有利の決着で中団から最短距離を通せたことも好走要因だが、体調は取り戻せているだろう。ここでさらなる前進を期待したい。
△ (16)トゥラヴェスーラ
2022年の阪急杯の2着馬。同レースでは1番枠からまずまずのスタートを切って好位を狙ったが、外の各馬の二の脚が速く、内に切れ込んで来たため、コントロールしながら下げて中団の最内を追走した。3角手前から中団各馬が外から位置を押し上げたために、3角では後方2列目まで位置が下がったが、最後の直線では進路を最内に絞ってするすると2列目まで上がった。ラスト1Fで先頭のダイアトニックの外に出して、クビ差まで迫った。
最後の直線でダイアトニックが好位から最内のスペースをこじ開け、トゥラヴェスーラはそれを追いかけていた。ダイアトニックが抜け出さなければ、詰まっていたというギャンブル的な騎乗だったが、驚きの好走だった。ここでメンバー最速の上がり3Fタイムを記録しているように、しっかり伸びてくる末脚がある。
本馬は不良馬場で行われた昨年の高松宮記念でも3着。同レースでは逃げ、先行馬が壊滅する展開に恵まれた結果だが、馬場の悪化した最内を通って、2着ナムラクレアに半馬身差まで迫ったことは評価できる。また、重馬場で行われた一昨年の高松宮記念でも、後方から最短距離を立ち回ってクビ+ハナ+クビ差の4着に好走しているように、想定よりも馬場が軽くなってはいるが、それでも時計の掛かる馬場なら芝1200mでも対応できる。今回は外の16番枠だが、上手く内目を立ち回ればチャンスはある。
推定1番人気 (13)アグリ
昨年の阪急杯で重賞初制覇。同レースは11番枠からまずまずのスタートを切り、二の脚で一旦先頭に立ったが、内のメイショウチタンがかなり抵抗したため、同馬を行かせて外からプレッシャーをかけて行く形。3~4角でもメイショウチタンの半馬身外で進め、直線序盤で楽々と競り落として先頭。食らいついてきたダディーズビビッドにクビ差まで迫られたが、3着馬に2馬身半差をつけて勝利した。
前走の阪神Cでは3着。先行争い激化で前後半33秒1-35秒0のハイペースになった。テンに置かれて中団の内目に入れて追走したことで、展開に恵まれ3着と善戦した。しかし、本馬は昨年の阪急杯のように前で流れに乗ってこそのタイプ。芝1400mの前走ですら前に行けなかったのだから、芝1200mのここではまず、後方からの追走になるだろう。芝1200mで前有利の展開となった昨秋のセントウルSで2着に善戦してはいるが、ベストは芝1400mだけに、その点を割り引いた。
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■差し、追い込み有利のレースだがテンの速い馬が不在
東京ダ1400mは最初のコーナー(3角)までの距離が442mと長く、前半で坂を下るコースのため、ペースが上がることが大半。特にこの時期は凍結防止剤の散布で時計が掛かるため、字面よりも実走ペースが速くなっている。特に一昨年のジャスティンのような大逃げ馬が出走していると、良馬場でも前半3F34秒5を切る年もある。
実際にこのレースの過去10年で逃げ馬の3着以内はゼロ。先行馬が2勝、2着3回、3着1回。中団馬が2勝、2着が3回、3着3回。差し・追込が6勝、2着4回、3着6回。3着以内のほぼ半数が差し、追込馬である。
今年も凍結防止剤が散布され、砂厚は8㎝→9㎝。極端ではないがややタフな馬場になっている。ただし、今年は短距離の逃げ馬は(2)ヘリオスのみ。そのヘリオスも前走でマイル戦に出走し、前半3F35秒2とテンの遅いレースをしているので逃げない可能性もある。
その場合、前走ダ1800m組の(9)エクロジャイトや(11)パライバトルマリンが思い切ってハナを主張する可能性もあるが、それらが逃げても前半3F35秒前後だろう。前半3F35秒前後ではハイペースではあるが、極端には速くないので、前からでも十分に押し切れると見ている。
本日1番 東京11R 根岸S ダ1400m
◎ (11)パライバトルマリン
○ (7)エンペラーワケア
▲ (6)シャマル
注 (1)アイオライト
△ (5)ベルダーイメル
△ (9)エクロジャイト
結論 馬連11-7,6,1,5,9 (20:10:10:5:5) 複勝11 (50)
■有力馬とその評価
◎ (11)パライバトルマリン
昨年の関東オークス馬だが、マイル戦で逃げて2勝しているように快速型。4走前の東京1600mの3歳1勝クラスでは12番枠から好スタートを切ってハナを主張。外から絡んでくる馬がいたので、道中はあまりペースを緩めずに逃げたために、最後の直線ではブライアンセンスにじわじわ迫られる形となったが、踏ん張ってハナ差で勝利している。ブライアンセンスは先週の東海Sの4着馬。3着はここ出走の(10)サンライズフレイムでレベルの高い一戦だった。
また古馬初対戦となった前々走のブリーダーズGCでもテリオスベルが逃げる緩みない流れを2番手から押し切って2着と上々の内容で成長力も見せている。休養明けの前走クイーン賞では、ハナに立ったところをテリオスベルに終始絡まれて厳しい展開。ラスト1Fで甘くなり3着に敗れた。前に行って最後に甘くなるレースぶりからも、距離短縮で条件好転すると見る。
○ (7)エンペラーワケア
2勝クラスのドンカスターC、3勝クラスの御影Sを勝利してオープン入りを達成した馬。前走の御影Sは11番枠から五分のスタートを切って、そこからある程度押して4番手を追走。道中も前3頭からやや離れた位置から前を追い駆けて3角へ。3~4角の外から徐々に詰めて2列目外から4角で先頭に並びかける。直線ではすっと反応して先頭。ラスト1Fで突き抜けての3馬身半差で圧勝した。
前走は前半が33秒6と速かったが、ここでは前3頭と追い駆けずにやや離れた位置。3~4角でペースが落ちたところで進出と上手いレース運びだったが、ラスト1Fで後続を突き放したのは能力の高さであり、4歳馬で勢いもある。
本馬はダートでは5戦4勝で唯一2着に敗れたのは3走前だが、このレースでは出遅れてゴリゴリに押して内から逃げ馬のハナを叩き激流にしたもの。そう乗られると厄介だが、川田騎手ならそういう騎乗はしないだろう。今回は相手が強化されるが通用すると見る。
▲ (6)シャマル
短距離のダートグレードで4勝の実力馬。昨年の黒船賞では4番枠から五分のスタートを切って、好位の内を前の馬とのスペースを作って追走。3~4角でそれを詰めて4角で砂厚の深い最内から抜け出し、直線序盤で外に誘導しながら一気に先頭。そこから後続との差をじわじわ広げ、3馬身差で完勝した。
本馬は一昨年のマイルCS・南部杯3着やチャンピオンズC5着の実績もあるが、昨年の黒船賞では自己最高指数を記録しており、やはりダ1400mがベスト。また交流重賞路線組だが、中央の時計の速い決着にも対応できている。砂を被るのが苦手で内枠だと乗り方に制約が付くし、鞍上の川須騎手はしういうのをお構いなしに突っ込んで行くタイプなのでそこが課題。ただ競走中止や除外の連続で慎重にここ出走に踏み切ったものであり、休養明けでも期待したい。
注 (1)アイオライト
4走前のダ1400m戦、L・栗東SでGⅠ級の指数を記録した馬。同レースでは10番枠からトップスタートを切ったが、内から前を主張する2頭に行かせて、好位の外を追走。3~4角で徐々に差を詰めて、直線序盤で先頭に立つと、そこからどんどん後続を突き放して7馬身差で圧勝した。
前走のギャラクシーSでは3番枠からまずまずのスタートだったが、そこから押して離れた2列目の最内を追走。前2頭がペースを上げていく展開をしつこく追い駆け、3角で外に誘導して前に絡んでいく形。4角で先頭に並びかけて、直線序盤で先頭と前半から飛ばして早仕掛けをしたために最後が甘くなった。
本馬は揉まれ弱く、外から被されないように抵抗してペースを引き上げる形になったと推測されるが、そういう気性の持ち主だからこそ外目の枠が欲しかった面はある。ただし、昨秋に復帰後、叩かれながら上昇中。今回のメンバーでは屈指のテンの速さなので、上手く好位の外に出せそうだ。それならば十分にチャンスはあるはず。
△ (5)ベルダーイメル
` 4走前のリステッド、エニフSの勝ち馬。同レースでは大外9番枠から出遅れて最後方を追走。前半から前が競り合いながらぶっ飛ばして激流となったために、先頭列からかなり離された位置になったが、3~4角で前との徐々に詰め、直線で外に出されるとそこからしぶとく伸び続けて1馬身差で完勝した。
4走前は前後半3F34秒5-38秒1の消耗戦。今回はそこまでペースが上がりそうもないが、不良馬場だった3走前のグリーンチャンネルC時よりはペースが上がるはず。近走はベスト距離とは言えないダ1600m、ダ1200mで6着と善戦止まりだったが、4走前、3走前同様にダ1400mのここは警戒したい。
△ (9)エクロジャイト
4走前の3歳馬限定のリステッド、鳳雛Sを逃げ切り勝ちした馬。同レースは8番枠からまずまずのスタートだったが、二の脚でわりと楽にハナを取り切った。1~2角でペースを落とし、向正面ではゆったりと息を入れながらの追走。3角手前の上り坂でも減速し、3角下りでもまだ引き上げず、4角で各馬が仕掛けてきたタイミングでスパート。ラスト1Fで2番手から食らいついたゼットリアンとの差を広げ、1馬身1/4差で完勝した。
エクロジャイトはその次走のレパードSでも3番手で上手く折り合ったこともあって4着に善戦しているが、前走のベテルギウスSではそこまでペースが速くもなかったが、鳳雛S時と比べると明確に速い流れ。そこで最後の直線で早々と失速している辺りから、本質的に1800mは長い。2Fまで距離を短縮するのがベストかはわからないが、1800mよりは好ましく一考したい。
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本日3番 小倉11R 巌流島S 芝1200m
◎ (10)アジアノジュンシン
○ (12)ピンクマクフィー
▲ (13)ハギノモーリス
△ (6)ロードラスター
△ (7)アドマイヤラヴィ
△ (1)グランレイ
△ (5)トレンディスター
△ (15)タツリュウオー
△ (18)アドヴァイス
結論 馬連10-12,13,6,7,1,5,15,18 (8:8:7:7:5:5:5:5) 複勝10 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にグランレイ(-15.3pt)、スリーアイランド、アドマイヤラヴィ(ともに-14.3pt)、イラーレ、ロードラスター、アジアノジュンシン(ともに-13.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (10)アジアノジュンシン
デビューからずっとダートを使われてきた馬。初芝だった3走前の驀進特別は新潟直線1000mの3番枠から出遅れて内に持って行けなかったこともあって大敗したが、次走の飛翔特別ではV。14番枠で早めに外ラチ沿いに持って行けたことも良かったが、4馬身差の圧勝は見事なものだった。このレースではオープン通用レベルの指数を記録している。
それもあって前走のルミエールADは、格上挑戦ながら1番人気。16番枠というのも評価されたのだろうが、発馬で後手を踏み、内からテンの速い馬に切れ込まれて外ラチ沿いの進路がなく、馬場の悪化した内へ進路をとることになって大敗した。
こういう新潟直線1000mで結果を出した馬は芝1200mで過剰に嫌われる傾向がある。確かに2022年のアイビスSDの2着馬シンシティのようなテンの速さがウリの馬は芝1200mではラスト1Fでの甘さを見せがちだが、2018年のアイビスSDの覇者ダイシンプリンセスのようなテンが速くない馬は芝1200mでも通用していることが多い。
アジアノジュンシンはダ1200mの1勝クラスを逃げ切るような馬。1Fの距離延長で甘さを見せるというのは考えにくい。また現在の小倉芝は内<中<外と外枠が有利な馬場でもあり、3ヵ月の休養明けではあるが、本命馬とした。――――――――――――――――――――――――――――――
本日4番 東京12R 3歳上2勝クラス 芝2000m
◎ (7)メジャークロニクル
○ (2)エンパイアウエスト
▲ (5)ドクタードリトル
△ (3)エイカイマッケンロ
△ (10)パトリックハンサム
△ (6)アヴニールドブリエ
△ (9)プラニスフェリオ
△ (4)マルチャン
結論 馬連7-2,5,3,10,6,9,4 (15:15:5:5:4:4:2) 複勝7 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にドクタードリトル(-15.3pt)、アヴニールドブリエ(-13.3pt)、エイカイマッケンロ(-12.7pt)、エンパイアウエスト、メジャークロニクル(ともに-12.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (7)メジャークロニクル
デビューからずっとダートを使われてきた馬。初芝だった3走前の1勝クラスで接戦の2着に善戦すると芝路線に転向。芝2戦目となった復帰初戦の前々走で1勝クラスを勝ち上がり、昇級戦の前走アーモンドアイМでも5着と好走した。
前走は2番枠から五分のスタートを切って中団の最内を追走。モレイラ騎手らしく前のスペースを作らずに3~4角でも最短距離を通したために包まれ、直線序盤で前が壁。ラスト2Fで最内の狭いところを狙ったが開かず、そこから位置を下げて外を狙う形。進路を作ってからはしぶとく伸びたが、5着までだった。前走はスムーズならもっと上の着順を狙えていた内容。芝ではまだ底を見せ切っていないだけに期待する。