2024年 AJCC・東海S+小倉9R+メインR以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2024.01.21
2024年 AJCC・東海S+小倉9R+メインR以降の予想

京都12Rの予想を追加しました。これにて終了ですm(__)m。

■逃げ~中団までが有利な舞台

 タフな馬場でネコパンチが大逃げした2013年こそハイペースが発生しているが、過去10年でハイペースになったことは一度もない。そのうち半数は極端なスローペースで決着している。これは前半で急坂を上るコース形態によるものが大きく、基本的にペースが上がりにくい。

 このため過去10年で逃げ~中団が9勝、追込が1勝。2着は先行~好位が5回、差し、追込が5回。展開上は前に行く馬が有利だが、馬場の内側が悪化することで、外からの差し、追込が決まっている場合が多い。AJCC当日はタフな馬場が予想されるが、少頭数で逃げ馬不在だけに、過去の傾向通りになる可能性が高いと見ている。

本日2番 中山11R AJCC 芝2200m
 ◎ (3)モリアーナ
 ○ (1)マイネルウィルトス
 ▲ (4)ショウナンバシット
 △ (5)ホウオウリアリティ
 △ (6)サンストックトン
 △ (9)カラテ
 △ (8)シルブロン
結論 馬連3-1,4,5,6,9,8 (17:16:5:5:5:2) 複勝3 (50)

■有力馬とその評価

◎ (3)モリアーナ

 一昨年6月の東京芝1600mの新馬戦では、好位からの競馬でラスト2F11秒0-11秒1の強烈なインパクトを残して勝利した馬。新馬戦では大物感漂うレースをしていたが、昨春はクイーンCで2着ドゥアイズにハナ差先着されたことで桜花賞出走を逃した。しかし、前々走の紫苑Sでは嬉しい重賞初制覇を達成した。

 その紫苑Sでは2番枠からまずまずのスタートを切ったが、すぐに抑えてリズム重視で控える形。前半から逃げたフィールザオーラがペースを引き上げたことで、隊列が縦長となり、後方2、3番手からの追走になった。3~4角では前にいた馬たちが苦しくなって減速してきたが、それでも本馬は前からかなり離された位置。3~4角の内目から4角で中目を縫って上がったが、直線序盤ではまだ中団列。ラスト1F地点では先頭のヒップホップソウルとの差が約6馬身はあったが、それを一気に詰めて半馬身差で完勝した。

 前走の秋華賞は前後半5F61秒9-59秒2のかなりのスローペースでやや出遅れ。後方の最内で我慢し、3~4角の最内から中団まで上がっていく競馬。展開が向かなかったのもあるが、脚を溜めながらも直線でやや伸びを欠いたのは、休養明けで好走した反動によるものだろう。今回はそこから立て直されての一戦で、巻き返す可能性がかなり高い。

 本馬はスタミナよりも瞬発力を生かすタイプだけに、馬場悪化は好ましい材料ではないが、現時点では重馬場。ベースの馬場は軽いので、(1)マイネルウィルトスが激走するほどの極悪馬場には至らないと見て、本馬を本命馬とした。今回は少頭数で逃げ馬不在。3歳秋になって成長力を見せたとはいえ、2歳時の阪神JFでかなりのハイペースを先行して大敗しているように、前半から前の位置を取りに行くのはベストではないが、中山芝2200mなら向上面で動いても間に合う。ここは中山芝が得意の横山典騎手に任せたい。

○ (1)マイネルウィルトス

 デビューからしばらく脚を溜める競馬で伸び悩んでいたが、2020年4月の飯盛山特別(1勝クラス)では先行策から圧勝。スタミナ豊富なところを見せた。その後、極悪馬場の新潟芝2000mで行われた2021年福島民報杯でも大差勝ち。同レースは1番枠からまずまずのスタートを切って好位直後の最内を追走していたが、そこから徐々に位置を上げ、4角では2列目。直線序盤で中目に誘導すると他馬が次々とバテて失速していくなか、最後までしぶとく粘り続け、2着馬に1秒8差つけた。

 ソーヴァリアントが抜群の決め手を見せた2021年のチャレンジCや、上がり3Fタイムの1~3位の馬が上位を独占した昨夏の新潟記念のように、芝2000mで極端に上がりの速い決着になると崩れるが、重馬場だった2022年の函館記念でも2着に善戦しているように、上がりの掛かる決着なら芝2000m戦でも通用している。

 本馬は豊富なスタミナの持ち主。近走も超高速馬場のアルゼンチン共和国杯や、ステイヤーズSでも善戦して好調なだけに、レース当日に極悪馬場まで悪化するようなら独走する可能性もある。ただし、現時点ではそこまで悪化していない。それでも中山芝2200mなら向正面で位置を押し上げられるぶん、上位争いに加わる可能性が高いと見て、対抗評価に止めた。

▲ (4)ショウナンバシット

 本馬は3歳時に若葉S勝ちの実績がある馬。同レースでは8番枠からやや出遅れたが、そこからじわっと先行。超スローペースでレースが流れる中、3番手の外まで上がって、道中は折り合いに専念した。3~4角でも徐々に進出して楽な手応え。2列目で直線を迎えると、そこからじわじわ伸び続け、ゴール寸前で逃げ馬を捉えてハナ差で勝利した。

 タフな馬場で行われた3歳1勝クラスでは、2番手から最後の直線で早め先頭に立って1馬身3/4差で勝利。同じくタフな馬場の皐月賞でも後方外から位置を押し上げて5着に善戦。このように、スタミナはあるが決め手不足なところがある。皐月賞以降は超高速馬場のワンペースで位置が悪くなって崩れているが、道悪の少頭数で先行できるここは、展開に恵まれる可能性が高い。

△ (5)ホウオウリアリティ

 不良馬場で行われた前々走の魚沼Sを勝利した馬。前々走は4番枠からまずまずのスタートを切り、そこから押して先行策。各馬が他馬の出方を窺いながら進めるなかで、じわっと2列目の内まで上がって3角へ。3~4角で先頭のマテンロウアレスがペースを落とすと、最内からじわっと押し上げ、同馬と半馬身差で直線へ。序盤ですっと伸びて3番手以下を突き放し、ラスト2Fではマテンロウアレスとの叩き合い。最後までしぶとく踏ん張り、ゴール寸前で外から差してきたセレシオンもハナ差で制した。

 前々走は辛勝だったが、スタミナが不足する休養明けでの結果であり、豊富なスタミナがある。また本馬は昨年1月の中山芝2200m戦、迎春Sでも逃げて3着の実績がある。迎春Sは前後半5F63秒8-58秒5の超絶スローペース。逃げが苦手な大野騎手らしく、前半でペースを落とし過ぎて、3~4角の中間から仕掛けたために最後に甘くなったもの。上手く逃げていれば勝てていた内容でスピードもあるパワー型。今回は相手が強化されるが侮れない馬だ。

△ (6)サンストックトン

 3走前の3勝クラス・STV賞を勝利した馬。3走前は12番枠から五分のスタートを切って、そこから無理をさせず、後方馬群の中目を追走。1~2角で単独9番手に上がって中団。3~4角では外から先に動いたクライミングリリーを追い駆けて直線に進出。ラスト1F標地点では3番手。ラスト1Fでは後続を引き離し、クライミングリリーとの叩き合いになったが、それをクビ差で制した。

 本馬は芝2000mでテンに置かれる面があるが、後半で早めに動いてもバテない強さがある。前々走オクトーバーSでは7着に大敗しているが、自己最高指数を記録した後の休養明けの一戦で、本調子ではなかったのだろう。また、前々走は重馬場と言ってもそこまで時計を要しておらず、行った、行ったが決まる展開だった。

 巻き返しが期待された前走のディセンバーSでも8着に敗れているが、中団からの最短距離競馬で最後の直線で先頭列が横一線の壁。ゴール寸前まで進路が作れずに0秒5差の敗戦だけに、ここは巻き返しを期待したい。

△ (9)カラテ

 昨年の新潟大賞典をGⅠ通用レベルの指数で優勝した馬。同レースは2番枠から五分のスタートを切って、そこから楽に先行したが、外のセイウンハーデスが大逃げ体勢だったため、好位の内目に収めて追走した。3~4角でも我慢させ、3列目の内で直線へ。序盤で馬場の悪い最内から徐々に中目に誘導しながら2番手に上がり、ラスト2Fで追い出されると粘り込みを図るセイウンハーデスとの一騎打ちとなり、これを3/4差で制した。

 当時は極悪馬場で3角5番手以内馬4頭が11着以下に崩れたなか、5番手から優勝したのが本馬であり、3着には8馬身以上の差を付けている。つまり、セイウンハーデスと本馬のスタミナが勝っていたということ。本馬は長らく追走が忙しい芝1600mを使われ、能力の高さで東京新聞杯を制したこともあったが、中距離を使われてスムーズにレースの流れに乗れるようになり上昇した。

 不良馬場で高指数を記録しているように、道悪巧者でパワー型。今回の条件は向くし、穴人気するのは理解できる。しかし、道悪での激走の疲れで新潟大賞典後はスランプに。マイル重賞でも通用していたように、それなりにスピードがあるので、高速馬場の芝2000m、2200mでも崩れるような馬ではない。今回はそこから立て直されての一戦。休ませたことで立ち直っていたとしても、スタミナが不足する長期休養明けで道悪をこなすのは難しく、評価を下げた。

1番人気 (12)ボッケリーニ

 重馬場で行われた京都大賞典の2着馬。その前々走は6番枠から好スタートを決めてハナをちらつかせ、外のアフリカンゴールドらを行かせながら内に切って好位の最内を追走した。道中は前にスペースを作り、中団に近い位置で進め、3角手前から徐々にスペースを潰して進出し、4角ではプラダリアの後ろで我慢。直線序盤で3列目からプラダリアの内から並びかけて2列目に上がった。ラスト1F地点でやや詰まったがすぐに外に出して、最後はプラダリアとの叩き合い。クビ差で敗れたが、3着ディープボンドを3/4馬身離しており、十分な強さは見せた。

 タフな馬場だったが、開幕週で前後半5F61秒6-59秒8とかなりのスローペースで、内と前が有利な流れ。本馬は芝2400mならゲートも二の脚も速く、楽に前の位置が取れる強みがあればこそだが、ここでは好位の内々とかなり上手く乗られている。

 前走のチャレンジCも4番枠からまずまずのスタートを切って、外のベラジオオペラを行かせて中団中目を追走。道中は中団馬群の中目で我慢し、3角では内目からベラジオオペラをマークしながら仕掛けを待つ形。最後の直線で進路を内に切って最内のスペースを拾い切って2列目まで上がり、ラスト1Fでそのまましぶとく食らいついて外のベラジオオペラに並びかけてハナ差2着だった。このレースでもペースがそれほど上がらず、直線序盤で仕掛けを待たされる馬が多かった中で、3~4角の内目からスムーズなレースができていた。

 本馬はここでは能力値1位。また2022年1月のAJCC以降、GⅠ以外の重賞レースでは複勝率100%。重馬場の前々走で自己最高指数を記録しているように、時計が掛かる馬場も好ましい。ただし、今回は大外12番枠。基本的には前々走のように最短距離を立ち回りたい馬だけに、この枠は好ましくない。ここでの破壊力不足で軽視した。

2番人気 (11)チャックネイト

 一昨年の春にノド鳴り手術をし、そこから復帰すると右肩上がりで上昇。前々走では六社S(3勝クラス)に出走。9番枠からやや出遅れたが、そこから中団の外目まで挽回して追走した。道中も淡々とした流れのなか、中団の外目を追走し、前のワイドエンペラーの外から直線へ。序盤でジリジリ先頭列まで上がって、ラスト2Fで外から伸びてきたエンドウノハナと併せてしぶとく伸び、内から上がった2頭もクビ差で振り切った。

 さらに重賞初挑戦となった前走のアルゼンチン共和国杯でも3着と好走。4番枠からまずまずのスタートを切って、そこから押していったが、外の各馬を行かせて、最終的には中団馬群の中目を追走した。道中も中団中目で前のグランオフィシエの後ろで我慢し、3~4角でワンテンポ仕掛けを待って、4角出口で外に誘導。序盤は進路がなく、さらに外に誘導したが伸び始めが地味で、ラスト1F付近ではまだ3列目辺り。ラスト1Fでようやく伸びてヒートオンビートと同着の3着となった。

 重馬場もこなせるし、この距離にも問題がない。エンジンのかかりが遅いので、重馬場で前がペースを引き上げてくれれば漁夫の利を得られる可能性はある。しかし、逃げ馬不在かつ前半で急坂を上る中山芝2200mで、そこまでペースが上がるようには思えない。近走の勢いもあるが、前走で自己最高指数を記録したあとの一戦となると不安のほうが大きい。
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本日1番 京都11R 東海S ダ1800m
 ◎ (3)ヴィクティファルス
 ○ (9)レッドファーロ
 ▲ (16)オーロイプラータ
 △ (11)タイセイドレフォン
 △ (14)ウィリアムバローズ
 △ (1)ミッキーヌチバナ
 △ (4)キリンジ
 △ (7)サンライズウルス
 △ (8)ゲンパチルシファー
 △ (15)ブラックアーメット
結論 馬連3-9,16,11,14,1,4,7,8,15 (10:10:10:10:2:2:2:2:2) 複勝3 (50)

■逃げ、先行馬多数の組み合わせで差し有利

 中京ダ1800mから京都ダ1800mに舞台を替えて行われる東海S。京都ダートは不良で高速。ダートが軽いという意識があり、内の(6)ペプチドナイルと外の(14)ウィリアムバローズのハナ争いが予想される。昨秋のみやこSではウィリアムバローズが外枠から出遅れたことにより、ペプチドナイルがわりと楽に逃げることができたが、ウィリアムバローズはそれで敗れたという意識があるだけに、今回はペプチドナイルのハナを叩くつもりで乗る可能性が高い。

 また芝の中距離では前に行けなくなった(12)バビットも、芝では逃げてこその馬だっただけに、前を狙ってくるだろう。さらに2列目を狙う(10)オメガギネス。最内枠の(1)ミッキーヌチバナも前を狙って来るか? 何れにしてもここはペースが上がりそうだ。差し馬有利と見て予想を組み立てたい。

■有力馬とその評価

◎ (3)ヴィクティファルス

 前走の京都ダ1800m戦、太秦Sを初ダートで勝利した馬。前走はスタートで躓いて出遅れ、中団の最内を追走。向正面で外に誘導し、3角手前でじわっと進出。そのまま4角まで押し上げて逃げ馬メイクアリープと半馬身差の2番手で直線へ。序盤で楽に先頭。メイクアリープがしぶとく食らいついて再び並びかけてくるので突き抜けるのにやや苦労していたが、残り100mくらいで競り落として1馬身1/4差で完勝した。

 前走はラスト1F13秒2までラップを落としているように、前後半4F48秒1-50秒8のかなりのハイペース。逃げ粘ったメイクアリープは次走のみやこSで2着に好走しているようにかなり強い内容だったが、出遅れを挽回して早めに仕掛けた本馬も十分に強い内容だった。もともと芝では雨降りの重馬場で行われたスプリングSを優勝した実績があるように、雨も得意。ダート慣れによる上昇に期待する。

○ (9)レッドファーロ

 前々走のスレイプニルスの3着馬。前々走は5番枠から五分のスタートだったが、そこから押して好位馬群の中目5番手を追走。3~4角のペースが上がったところでやや置かれ、直線での加速に踏み遅れたが、じわじわ伸び続けて勝ち馬に3馬身差まで迫った。

 本馬は前々走で自己最高指数を記録しており、ベストはダ2100m。長くいい脚が使える点が長所で、エンジンの掛かりが遅い点が弱点。ダ1800mの今回は前走のカノープスS時のようにテンにやや置かれて、差す形になる可能性が高いが、今回は前に行けないことで展開に恵まれると見ている。キャリア5戦と浅い馬だけに、まだ伸びしろも見込める。

▲ (16)オーロイプラータ

 強烈な追い込みで近3走とも最速の上がり3Fタイムを記録している馬。特に前3頭がぶっ飛ばして、前後半5F60秒1-63秒3の超絶ハイペースとなった前々走の神無月Sでは、ここでも通用する指数を記録して完勝している。

 前々走は大外16番枠からやや出遅れたが、そこから押して中団まで挽回。1~2角でも前がぶっ飛ばしているので、ここで再び後方に近い位置となったが、3角外から鞭を入れて仕掛けて行く。4角では中団やや後方。直線ではしぶとく伸びて中団まで上がり、ラスト2Fでグングン差を詰めて一気に3番手。ラスト1Fでそのままの勢いで抜け出して1馬身1/4差で完勝した。

 今回は前々走ほどペースは上がらないと見ているが、前走のカノープスS(良馬場で前後半4F48秒6-後半50秒2、重馬場換算で前後半4F48秒1-後半49.7)くらいは上がりそう。前走で展開に恵まれて3着だっただけに、ここも上位争いに加われると見る。
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本日3番 小倉9R 八幡特別 芝1200m
 ◎ (12)バシレウスシチー
 ○ (15)トーセンエスクード
 ▲ (10)ニシノピウモッソ
 △ (4)エイムインライフ
 △ (3)ホイッスルソング
 △ (6)サトノプリエール
 △ (7)メリトリオ
結論 馬連12-15,10,4,3,6,7 (20:10:8:4:4:4) 複勝12 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバシレウスシチー(-9.0pt)、トーセンエスクード(-8.0pt)、リシャールケリー、ニシノピウモッソ(ともに-7.3pt)、ホイッスルソング(-4.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (12)バシレウスシチー

 地方時代も含め、デビューからずっとダートを使われてきた馬。3走前は初芝ながらいきなり2着。それでも5番枠から先行策。ますまずのスタートから押して先頭に立ちかけたところを内からスカプラリオに抵抗され、タフな馬場の福島1200mで前半3F34秒4とペースが速くなったが、最後まで同馬に食らいついてハナ差と好走した。

 芝のスピード競馬にも対応できたことは大きく、ダートよりも芝でこそだろう、近2走はダートで大敗も芝に戻って連闘策。勝負度合いが高く、ここは期待が高まる。
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本日4番 小倉11R 豊前S ダ1700m
 ◎ (1)タガノエスコート
 ○ (15)サンライズアリオン
 ▲ (10)メイショウモズ
 注 (13)レリジールダモーレ
 △ (2)ローズスター
 △ (4)グラストンベリー
 △ (6)ハイエストポイント
 △ (8)メイショウジブリ
 △ (16)メイクザビート
結論 馬連1-15,10,13,2,4,6,8,16 (12:10:8:4:4:4:4:4) 複勝1 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサンライズアリオン(-23.0pt)、メイショウモズ、ウラヤ(ともに-17.0pt)、ビオグラフィア(-16.7pt)、ロコポルティ(-16.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (1)タガノエスコート

 3~5走前はこのクラスで上位争いとなる指数を記録していた馬。特に超高速ダートで行われた4走前の夏至Sでは、3番枠から出遅れたが、二の脚の速さで挽回して好位の最内を追走。3~4角で最短距離を立ち回り、3番手で直線へ。ラスト2Fで前の2頭の間からじわじわ伸び、残り100mで先頭に立ったが、ケイアイシェルビーに差し返されて3/4差に敗れた。

 このように本馬は二の脚の速さが持ち味の馬。秋以降の近2走は最後の粘りがなく、ともに11着と大敗しているが、前走の摩耶Sでは復調気配を感じさせる二の脚で先行できている。今回は本馬が得意とする脚抜きの良いダート。4走前同様に内枠の利を生かして復活を狙う。
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京都12R 京都12R 4歳2勝クラス 芝2200m 
 ◎ (9)テーオーダヴィンチ
 ○ (5)マチカゼ
 ▲ (11)ベルウッドブラボー
 注 (1)シティレインボー
 △ (3)ブラーヴ
結論 馬連9-5,11,1,3 (25:15:7:3) 複勝9 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にマチカゼ(-14.3pt)、ベルウッドブラボー(-12.0pt)、アスクエピソード(-11.7pt)、シティレインボー、デルマカンノン、テーオーダヴィンチ(ともに-11.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (9)テーオーダヴィンチ

 3~4走前にこのクラスで勝ち負けになる指数で好走している実力馬。3走前の舞子特別では8番枠からまずまずのスタートを切って好位の中目を追走。そこからじわっと上がって、3~4角の外から押し上げて4角出口で2番手まで上がったが、ラスト1Fで逃げ馬にじわじわ離されて1馬身半差の2着となった。

 秋の復帰初戦は5着、前走はやや出遅れてテンに置かれたが、そこから挽回して好位の中目と、3走前以上にロスが生じ、終いが甘くなった。そろそろ体調面がピークになってくる頃。ここでの復活を期待する。

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