土曜日の予想が閲覧できないとのことで、ご迷惑をおかけしました。つきましては、日曜日分を無料とさせて頂きますm(__)m。
中京12R、阪神12Rの予想を追加する予定ですm(__)m。
■今年はペースが上がらない可能性が高い
近4年の朝日杯FSはハイペースの傾向。特に2019、20、22年が前半4F45秒台前半の極端なハイペースとなっている。このレースが行われる阪神芝1600mは最初のコーナーまでの距離も最後の直線も長く、コーナーも大回り。癖のないコースだけに展開の振れ幅が広い。
ただし、今年は例年よりも中距離路線馬が多く、前に行くのがベストなのはセットアップとエコロヴァルツの2頭。しかし、この2頭は芝1800mでもそこまでテンが速くないので、内枠でも逃げられない可能性が高い。また、テンがそれなりに速い内枠のジャンタルマンタルは前に壁を作りたいタイプなので2列目の内を狙ってくるだろう。
そうなるとオーサムストローク辺りが逃げる可能性が高まるが、いずれにせよ、前半4F46秒台半ばの平均ペースの範囲内で収まりそうなメンバー構成だ。
土曜の阪神芝は稍重の馬場状態。2勝クラスの甲東特別では平均ペースで流れて1分33秒7と時計が掛かっていたが、日曜は回復してくるはず。こうなると脚質による大きな有利不利なく、速い流れを経験していないキャリアの浅い馬や短距離路線馬にもチャンスが出てくるだろう。この想定で予想を組み立てたい。
本日1番 阪神11R 朝日杯フュ―チュリティS 芝1600m
◎ (5)タガノエルピーダ
○ (3)ジャンタルマンタル
▲ (2)ミルテンベルク
△ (1)エコロヴァルツ
△ (6)セットアップ
△ (8)ダノンマッキンリー
△ (17)シュトラウス
馬連 5-3,2,1,6,8,17 (10:10:10:10:5:5) 複勝5 (50)
■有力馬とそのコメント
◎ (5)タガノエルピーダ
メンバー唯一の1戦1勝馬。前走の京都芝1600mの新馬戦では、2番枠からトップスタートを決めた後に外にヨレたが、すぐに立て直して2列目の最内を確保。このレースは同日同距離の2歳未勝利戦と比べてもかなりペースが遅く、3~4角でも上がらなかったが、逃げるクランフォードの直後で我慢して、手応え十分に直線へ向いた。
直線序盤でクランフォードが一気に加速して後続を引き離しにかかったが、これに食らいついていく。後続をどんどん引き離しての2頭の追い比べ。やはり追う側が有利で、最後は3/4差で差し切った。
ラスト2Fは11秒0-11秒0と驚きの数字。『2歳馬ジャッジ』にも記載しているように、今秋以降のレースのラスト1Fの数字は鵜呑みにはできないが、京都芝は東京芝よりも時計が掛かっており、価値は高い。先述の通り道中のペースがかなり遅かったが、走破タイムは1分34秒3で、同日同距離の2歳未勝利戦と比べて0秒2速かった。
これも高く評価できるポイントだ。同レースは消耗度が少なく、高い素質を示すレース内容だったことから、クランフォードは次走で勝ち上がると見ていたところ、2着に1馬身3/4差、3着以下に5馬身3/4差以上の大きな差をつけて、1クラス上でも通用する指数で勝利と、想定以上の強さを見せつけた。今回はいきなり強敵が相手となるが、今回における伸びしろはメンバー中で一番だと見ている。思ったよりも人気になってしまったが、本命馬とした。
○ (3)ジャンタルマンタル
新馬戦、デイリー杯2歳Sを連勝。前走のデイリー杯2歳Sは2番枠からまずまずのスタートを切ってコントロールし、2列目の最内を追走した。道中も逃げ馬の直後の内ラチ沿いを通り、3~4角では包まれて直線序盤は進路がなかったが、内回りとの合流地点で内に進路を取ると、すっと伸びて先頭。ラスト1Fで抜け出したところを外の差し馬に詰められたが、2馬身差で完勝した。
前走は外差し馬場。馬場の悪化した最内を通して優勝したことは、褒められる。新馬戦でも3番枠から好位の内ラチ沿いを追走し、早めに抜け出して完勝とデイリー杯2歳S時と似たような優等生の競馬だった。レース内容に特筆すべき点がないが、総合力が高く、弱点も見つからない。
強いて挙げるなら行きたがる気性の持ち主で、新馬戦、デイリー杯2歳Sともに逃げ馬を壁にして折り合いをつけていたこと。外枠を引いて前に壁が作れずに行き切る形になると厳しかったかもしれないが、今回もまた3番枠と内枠を引いたのでその心配はなさそうだ。極端に速い流れを先行、極端に遅い流れを差すなどの場合は、スタミナや決め手に特化したタイプに敗れる可能性はあるが、幅広いレースに対応できるので大崩れしにくいタイプだ。
▲ (2)ミルテンベルク
阪神芝1200mの新馬戦では、2番枠から好スタートを決めて、逃げ馬の外2番手から直線序盤で先頭に立ち、2着に3馬身、3着に10馬身差で好指数勝ちした。続く小倉2歳Sでは9番枠から五分のスタートを切って中団の外を追走。レースが激流になったが、内には入れられず、3、4角でかなり外から位置を押し上げて行く形になった。
3~4角で5頭分ほど外を回るロスが生じたため、直線序盤でも中団の外だったが、ジリジリ伸びて2列目まで上がる。そこを外からアスクワンタイムに捉えられたが、ラスト1Fでこれにしぶとく食らいついてアタマ差の2着となった。小倉2歳S当日は外差し有利の馬場ではあったが、3、4角のロスはさすがに大きく、負けて強しだった。
前走の京王杯2歳Sは距離延長を意識し、中団の外で脚をタメる競馬を選択。控えたことで道中では折り合いを欠いて首を上げる場面もあり、明確にコントロールに苦労していた。また持久力を生かしてこその本馬の適性を考えると、位置取りが後ろ過ぎた。今回はさらに距離が長くなる点は不安だが、2番枠と内枠を引いた。ある程度レースが流れた上で、ロスのない立ち回りなら一発ある。
△ (1)エコロヴァルツ
芝1800mの新馬戦、コスモス賞を連勝した。前走のコスモス賞は1番枠からトップスタートを決めたが、前走の函館未勝利戦を逃げて勝利した外のゴードンテソーロが持ち味を生かそうとハナを主張したので、同馬の外2番手を追走。ゴードンテソーロに競り掛けていく形だったが、2角過ぎで折り合いに苦労して、向正面で早々と先頭に立ってしまう。
3~4角でコスモディナーが外から一気に上がって並んできた時にはコスモディナーが優勢かのように思われた。しかし、エコロヴァルツは4角で仕掛けられるとすっとリードを奪って1馬身半差で直線へ。序盤でしっかり抜け出し、ラスト1Fでさらに差を広げて6馬身差で圧勝した。コスモディナーは次走でクローバー賞を勝利しているように、けっして弱い馬ではない。
それらを相手に無茶な競馬で逃げて圧勝した辺りにスタミナの豊富さを感じさせるが、折り合い面での課題が露呈したためホープフルSではなく、ここに出走してくるのだろう。芝2000mで折り合いが付いた場合にはもっと上にいけそうだが、現状はレースが流れてコントロールしやすいこの距離がベストかもしれない。
ただ前走時、1番枠でテンが速い馬が不在だったために枠なりで前に行っているが、ここで楽にハナを切れるほどテンが速くない。外のセットアップに被されて3~4角の内で包まれる恐れもある。しかし、外回りコースなので内回りとの合流地点の手前で内の進路が開くことも多々。レースが流れて進路ができたならば突き抜ける可能性もある。吉凶含みの枠で単穴的な存在だ。
△ (6)セットアップ
洋芝の札幌芝1800mの未勝利戦と札幌2歳Sを連勝した馬。前走の札幌2歳Sは4番枠から好スタートを決めて、楽々とハナを主張。ハナを取り切ると2角でペースを落とし、2馬身半差のリードで3角へ。3~4角で積極的に仕掛けて後続との差を4馬身半差まで広げ、直線でもしぶとく踏ん張る。ラスト1Fで2番手のパワーホールにやや差を詰められたが、4馬身差で完勝した。
超スローペースで逃げた函館芝1800mの新馬戦ではレガレイラの決め手に屈したが、ほとんどペースを落とさずに逃げた札幌2歳Sでは大幅に指数を上昇させた。後続を追走で消耗させて末脚を削ぐ勝ち方は、昨年、札幌開催最終日の芝2000mの未勝利戦を逃げて2着馬に4馬身、3着以下に9馬身以上の差をつけて圧勝したトップナイフとよく似ている。
そのトップナイフは次走の野路菊Sでは勝ち馬から1.5秒差をつけられ大敗。ハナを切りながら逃げなかったのも敗因のひとつだが、疲れが出ていたから逃げる選択肢を捨てて脚をタメる選択をした面がある。今年の札幌2歳Sの2着馬パワーホール、3着馬ギャンブルルームともに京都2歳Sで2桁着順に大敗していることからも、本馬もダメージが出る可能性がある。
距離も芝1600mのここよりも、芝2000mのホープフルS向き。なぜ、ここを使って来るのかはわからないが、札幌2歳S史上でも屈指の指数を記録し、ここでは実力最上位となるだけに、底力で通用してしまう可能性はある。過大評価は禁物だが、軽視もできない。
△ (8)ダノンマッキンリー
芝1400mの新馬戦と秋明菊賞を連勝した。新馬戦は6番枠からまずまずのスタートを切って2番手の外を追走。ペースが落ちた3~4角で逃げ馬に並びかけ4角出口で先頭。そこから押し切って1馬身1/4差で勝利した。新馬戦は3~4角で意図的に逃げ馬に並びかけたというよりも、コントロールしきれずにそうなってしまったようなレースぶりだった。それでも新馬戦としてはやや速い流れを早め先頭に立ったことで走破タイムが速く、好指数決着となった。
新馬戦のラスト3Fは11秒4-11秒6-12秒1。ラスト1Fで明確に減速しているように消耗度の高いレース。同新馬戦の2着馬ポエットリーは次走の新潟未勝利戦で勝利しているが、指数をダウンさせての辛勝だったことから、本馬も秋明菊賞で反動が出る可能性があった。
秋明菊賞では3番枠から出遅れ。鞍上は最初からそれが分かっていたかのように行く気もなく、道中は馬が行きたがるのを宥めながら中団の外を追走。3~4角でもペースが落ちず、外目を追走する形になったが、直線でさらに馬場の良い外に出されると、豪快に伸びて先頭列に並びかけ、ラスト1Fで突き抜けて2馬身半差で完勝した。
秋明菊賞は3角でフェンダーが引っ掛かって4角先頭と早仕掛けしたことで緩みなく流れており、本馬は展開に恵まれた面がある。それでも新馬戦の反動が懸念された2戦目をあっさりクリアできたことは大きい。つまり、新馬戦が能力を出し切ったものではなく、意外と能力の天井が高かったということになる。
阪神JFの3着馬コラソンビートの京王杯2歳Sのようなレースぶりで、距離が延びていいタイプではない。しかし、ゲートの甘さを挽回して自在性が生かせるという意味ではマイルの方がいいだろう。コラソンビートはレースぶりにメリハリがあり完成度が高い点から、本番での上昇度に疑問があったが、本馬はまだキャリア2戦で、粗削りな面がある。今回でさらなる前進を見せる可能性がある。
△ (17)シュトラウス
東京スポーツ杯2歳Sで重賞を初制覇した馬。同レースでは7番枠からまずまずのスタートを切って、3番手を追走した。テリオスルルが単騎で逃げる中、やや離れた2番手のシュバルツクーゲルをマークして、3~4角でも同馬の後ろで我慢。4角出口で外に出ると、直線序盤でシュバルツクーゲルに並びかけ、残り300m付近で先頭に立った。ラスト1Fで同馬がしぶとく食らいついて差を詰めにきたが、振り切って1馬身半差で完勝した。
この日はやや時計が掛かる馬場でペースも平均まで上がり、東京芝としては瞬発力が求められなかった面もあるが、一戦ごとに上昇し確かな強さを見せた。前々走のサウジアラビアRCでは3着。このレースは秋の東京開幕日のコンクリート馬場で行われ、速い末脚が求められた中で、キレ負けしてしまった。出遅れてポジションが悪くなったこと(4角で外の2頭が逸走したので、最後の直線で楽に2列目に上がれたのは不幸中の幸い)で、惜敗に終わった。
不良馬場で行われた6月東京の芝1600mの新馬戦を2番手から道中で先頭に立って9馬身差で圧勝しているように、長くいい脚を使えることが強みの馬。新馬戦やサウジアラビアRCでも折り合いがついていなかったので、そういう意味では距離が短くなる点はいい。しかし、本質的にはもっと長い距離のほうがいいだろう。また、東スポ杯2歳Sで消耗度の高いレースをしているので、今回は上昇が望みにくい。
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本日4番 中京10R 桑名特別 芝1200m
◎ (11)メルヴィル
○ (4)タウゼントシェーン
▲ (10)シルフィードレーヴ
注 (13)ガリレイ
△ (1)ベンガン
△ (2)シゲルセンム
△ (5)エコロレジーナ
△ (6)ビッグボーンリタ
△ (9)エコロデイジー
結論 馬連11-4,10,13,1,2,5,6,9 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝11 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエコロデイジー(-13.0pt)、ガリレイ(-12.3pt)、エコロレジーナ、シルフィードレーヴ(ともに-11.0pt)、ベンガン(-10.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (11)メルヴィル
デビュー2戦目で2着してからは、ほぼ崩れることなく安定した成績で4走前に1勝クラスを勝利した快速馬。2勝クラスに昇級してからの近3走はすべてオーバーペースで差し馬が台頭する展開。特に長期休養明けの前走・清津湾特別は馬場の悪化した新潟芝で1番枠を引き、やや出遅れから無理に先行した内容はかなり厳しかった。近走の厳しい競馬の経験がここに繋がることに期待する。
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本日5番 阪神10R 六甲アイランドS 芝1400m
◎ (16)ベルクレスタ
○ (14)ダノンティンパニー
▲ (12)レイベリンク゛
△ (2)ソウテン
△ (3)イティネラートル
△ (5)チュウワノキセキ
△ (7)ブルーシンフォニー
△ (8)レベレンシア
△ (10)ルージュラテール
△ (11)ミスボニータ
△ (17)サンライズロナウド
馬連 16-14,12,2,3,5,7,8,10,11,17 (16:10:3:3:3:3:3:3:3:3) 複勝16 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダノンティンパニー(-19.3pt)、アステロイドベルト(-15.7pt)、ブルーシンフォニー、ルージュラテール(ともに-15.3pt)、イティネラートル(-15.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎16ベルクレスタ
4走前の2勝クラス・皆生特別では、2番手追走から最後の直線で早め先頭に立ち、4馬身差で圧勝した馬。当時、記録した指数はオープン級のものだった。もともとはアルテミスSの2着の実績馬で能力は高い。近3走はスタートが悪く、後方からの追走となって能力を出し切れていない。今回の芝1400mが向くかはやってみないとわからない面があるが、これだけの実力馬がここまで人気がないのならば、馬券妙味はある。
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本日3番 中京11R コールドムーンS ダ1400m
◎ (13)ジレトール
○ (3)カセノダンサー
▲ (6)エルバリオ
注 (2)レオノーレ
△ (4)フルム
△ (5)サトノロイヤル
△ (11)メイショウテンスイ
△ (14)シャンブル
結論 馬連13-3,6,2,4,5,11,14 (12:10:8:5:5:5:5) 複勝13 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカセノダンサー(-26.7pt)、エーティーマクフィ(-26.3pt)、フルム(-25.0pt)、ジレトール(-24.3pt)、エルバリオ(-23.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (13)ジレトール
4走前にオープンの欅Sで2着した馬。同レースでは7番枠からまずまずのスタートだったが、軽く促されると楽にハナを取り切る。しかし、外からケイアイターコーズに突かれてペースを緩めることができないまま3角へ。それでも3~4角を楽な手応えで回り、3/4差のリードで直線へ。直線序盤で軽く追われるとラスト2Fで抜け出して2馬身ほど差を広げ、ラスト1Fで外から捌いて伸びてきたバトルクライとの叩き合い。追う者の強みで半馬身差で敗れたが、負けて強しだった。
本馬が4走前に記録した指数は、ここではNO.1タイで光るものになる。その後の2戦は激流を逃げ、先行して崩れているが、前走のオータムリーフSではサトノテンペストに突かれて、ここでもペースが緩めることができないながらも3着に善戦しており、調子は悪くなさそうだ。その上で今回は同型馬が手薄。中京ダ1400mは昇竜Sであのリメイクの2着した得意舞台でもあり、前進を期待する。
○ (3)カセノダンサー
前々走のオータムリーフSでは、◎(13)ジレトールに先着した馬。同レースでは12番枠から五分のスタートを切って、控えようとしていたが、外から突かれて好位の直後まで押し上げて追走。3~4角でも外からじわっと進出して4角では2列目の外。最後の直線でしぶとく伸びていたが、大外からサンライズフレイムに一気に差されて、1馬身半差の2着に敗れた。
このレースは◎(13)ジレトールが逃げて、前半3F34秒6-後半3F37秒0のかなりのハイペース。サンライズフレイムに敗れたのは、外から押し上げていく競馬をした面もある。
前走を踏まえて、前走のギャラクシーSでは12番枠から五分のスタートを切って、そこからは無理をさせず、前2頭が競っていくのを見ながら中団やや後方で折り合いをつける。3~4角の中目から中団まで上がって4角出口で外。そこからしぶとく伸び続けて早めに抜け出したマリモリスペシャルにクビ差まで迫った。
前走では展開に恵まれて、前々走から1ptの指数上昇。一応、自己最高指数を記録した形。今回は前走よりも指数ダウンすると見ているが、◎(13)ジレトールが逃げた前々走くらいは走れそう。内の馬の出方を窺いながら動いて行くタイプなので今回の3番枠は好ましくないが、末脚を活かす競馬ができれば崩れないので対抗馬とした。
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本日2番 中山11R ディセンバーS 芝1800m
◎ (6)オールパルフェ
○ (7)コスタボニータ
▲ (12)バジオウ
注 (1)フライライクバード
△ (10)サンストックトン
△ (2)フラーズダルム
△ (8)ショウナンマグマ
結論 馬連6-7,12,1,10,2,8 (15:13:13:5:2:2) 複勝6 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバジオウ(-17.7pt)、フライライクバード、フラーズダルム、コスタボニータ(ともに-17.0pt)、ロングラン(-16.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (6)オールパルフェ
東京芝1600mの新馬戦では逃げてノッキングポイントに離された2着だったが、次走未勝利戦では逃げて好指数V。さらにデビュー3戦目のデイリー杯2歳Sでは、重賞初制覇を達成した。同レースでは大外10番枠からまずまずのスタートだったが、行きっぷり良く先頭に立つと、上手くペースをコントロールしての逃げ。4角で外から並びかけてくるショーモンを振り切り、ダノンタッチダウンの追撃を半馬身差で振り切った。
本馬は次走の朝日杯FSで内枠から逃げたドルチェモアのハナを叩いてオーバーペースで逃げたために6着に失速しているが、着差は0.5秒差と大崩れしていない。そこから休養明けで挑んだスプリングSでは7着に敗れているが、これは重馬場発表以上にタフな馬場で逃げ、先行馬にとても苦しい流れとなったもの。ここで先行して9着だったシルトホルンが現在オープン馬、15着だったハウゼは現3勝クラスと出世している。
つまり、本馬は前に行く競馬がベストであり、近2走は芝1400mと距離が短く、スピードの優位性が作れていない。芝1800mのここなら、前走で前半3F35秒0とテンの速いレースをしているので、楽にスピードに乗って行けるだろう。成長期の3歳馬だけに、不適距離を使われている間に成長している可能性もあり、変わり身を期待したい。
○ (7)コスタボニータ
芝1600mで4勝を挙げ、4走前の阪神牝馬Sでは3着と善戦した馬。同レースでは2番枠からまずまずのスタートを切ったが、そこからコントロールして位置を下げ、最内のサブライムアンセムの直後を追走。道中は3列目の最内。3~4角でも最短距離を通って4角出口で最内を狙って序盤で前のサブライムアンセムの最内に進路を取ったが、同馬が内に切って進路をカット。再び3列目から立て直してサブライムアンセムの外からしぶとく伸び、前のウインシャーロットをクビ差ほど捉えてゴールイン。
4走前はかなりのスローペースで後半勝負。ラスト2Fが11秒0と最速となった中で、進路をカットされる不利は痛かった。勝ち馬との着差は0.2秒差。進路取りがスムーズなら「もしかして、勝っていたのでは?」と感じさせるレースだった。本馬は休養明けの前々走クイーンSでも3~4角で好位の最内で包まれて、ブレーキしながら直線と難しい入り方で3着に好走しているように、地力をつけている。
前走の府中牝馬Sは、前々走で好走した疲れもあったのだろうが、極端にペースが遅く、ハナを譲った相手に逃げ切られ、後続馬の決め手に屈してしまう展開。8着敗退も仕方ない結果であり、大崩れもしていない。理想的を言えば、ロスなく立ち回れる内枠が欲しかったところではあるが、極端に外を回るロスがなければ通用するだろう。
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本日7番 中京12R 尾張特別 芝2200m
◎ (9)タガノカイ
○ (5)マイネルエンペラー
▲ (4)メイショウゲキリン
注 (3)ハギノアルデバラン
△ (1)デルマグレムリン
△ (7)ダディーズトリップ
△ (8)エルディアブロ
結論 馬連9-5,4,3,1,7,8 (14:14:10:4:4:4) 複勝9 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にハギノアルデバラン(-14.0pt)、メイショウゲキリン(-13.7pt)、デルマグレムリン、エルディアブロ(ともに-10.7pt)、マイネルエンペラー(-10.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (9)タガノカイ
昨年のこのレースの3着馬。2022年には中京芝2200mに一宮特別で後に菊花賞、有馬記念で2着するあのボルトグフーシュの2着に逃げ粘ったこともある。とにかく今回の舞台設定は得意。今回は同型馬不在で先手を取ることができそう。本馬は逃げがベストの馬でもあり、すんなり逃げられれば上位争いが期待できる。
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本日6番 阪神12R 御影S ダ1400m
◎ (3)スプラウティング
○ (11)エンペラーワケア
▲ (9)モズリッキー
注 (5)プライムライン
△ (1)スマートムーラン
△ (4)スカーレットスカイ
△ (8)マイネルプロンプト
△ (14)ウラヤ
結論 馬連3-11,9,5,1,4,8,14 (19:10:10:5:2:2:2) 複勝3 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエンペラーワケア(-22.3pt)、スプラウティング(-21.0pt)、ヴアーサ(-20.7pt)、サトノルフィアン(-20.0pt)、モズリッキー(-18.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (3)スプラウティング
2走前、4走前に阪神ダ1400mの3勝クラスで2着。7走前にはこの舞台で2勝クラスを勝利しているように阪神ダ1400mには高い適性がある馬。前走の東京ダ1400m戦、テレビ静岡賞は1番枠だったこともあって、積極的に出して逃げる競馬。結局、目標にされて4着に敗れたが、スピードは健在だった。今回はこの条件にしてはやや先行型が手薄。期待したい。