2023年 東京2歳優駿牝馬の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.12.31
2023年 東京2歳優駿牝馬の予想

■エーデルワイス賞経由馬が優勢のレースも…

 過去10年で門別デビュー馬が6勝、2着7回。一昨年の覇者スピーディーキックや昨年の覇者メイドイットマムのように、東京2歳優駿牝馬はエーデルワイス賞経由馬が優勢のレースとなっている。

 しかし、今年のエーデルワイス賞はJRA勢が手薄で、フローラCの8着馬スティールマジックが1番人気に支持され、2着と好走したように、例年と比較をすると低レベルだった。今年は別路線組を中心に狙ってみたい。

大井10R 東京2歳優駿牝馬 ダ1600m
 ◎ (7)ミスカッレーラ
 ○ (5)アメリアハート
 ▲ (2)コモリリーガル
 △ (8)スピニングガール
 △ (13)モノノフブラック
 △ (1)シトラルテミニ
 △ (12)ミライヘノメグミ
結論 馬連7-5,2,8,13,1,12 (14:10:10:10:4:2) 複勝7 (50)

■有力馬とその評価

◎ (7)ミスカッレーラ

 3戦3勝。前走のローレル賞では7番枠から出遅れたが、そこから促して逃げ馬テルオールの外2番手を取って、向正面から同馬にプレッシャーをかけていく形。3~4角で並びかけ、直線序盤で抜け出して先頭。そこからもうひと伸びして3/4差で勝利した。ラスト2Fは13秒7-13秒3。外から迫る(5)アメリアハートを寄せ付けず、3着(8)スピニングガールに8馬身差を付けての完勝だった。

 門別デビューで門別の2歳牝馬重賞路線を使われ、キャリアが9戦と豊富な(5)アメリアハートに対して、本馬は3戦とキャリアが浅い。まだ伸びしろが見込めるだけに、本命馬とした。

○ (5)アメリアハート

 6走前のオープンでは、好位追走からスティールマジック(エーデルワイス賞の2着馬)にクビ差2着に迫った実績がある馬。その後、ホッカイドウ競馬の牝馬重賞路線を経由し、前走のローレル賞の2着と好走した。

 前走は2番枠から好スタートを切って好位の最内を追走。3~4角で中目に誘導し、4角で先頭列に並びかけて直線へ。早めに抜け出した◎(7)ミスカッレーラを追い駆けて2番手に上がったが、同馬との差は詰めることができず、3/4差で敗れた。

 しかし、ミスカッレーラがラスト1Fでもうひと伸びした中で、食らいついた内容は立派なもの。ただし、キャリアが豊富なので、大きな上昇は見込めない。よって、対抗評価に止めた。

▲ (2)コモリリーガル

 2歳グランダムジャパン狙いの馬。本馬は現在1位の(1)シトラルテミニと3pt差の2位で、前々走の園田プリンセスCでは同馬に先着しているのだから、現時点で優勝圏内だ。現時点で3位の(15)モズミギカタアガリに勝たれる可能性もゼロではないが、シトラルテミニはその後のラブミーチャン記念で、モズミギカタアガリが前々走のブロッサムCで敗れたヴィヴィアンエイトに0.4秒差まで迫っているのだから実に際どい。

 前走の岩手のプリンセスCでは14番枠から好スタートを切って、好位の外目を追走。3~4角の外から先頭列に並びかけ、ラスト1F手前で先頭。そこから後続に差を広げて2馬身差で完勝した。前走は門別勢が3頭出走し、それらが上位を独占する結果。2着サウスヴィルはフローラルCやブロッサムCで〇(5)アメリアハートやモズミギカタアガリに完敗した馬ではあるが、前記の2レースは距離が応えた面がある。本馬自身は距離を1200m→1400mに延ばして、さらなる上昇力を見せており、ここは期待できる。

△ (8)スピニングガール

 9月のゴールドジュニアの3着馬。同レースでは5番枠から好スタートを切って、積極的に出して好位を狙ったが、徐々に下がって中団のやや後ろを追走。3角中目から4角では内目。直線序盤でクルマトラサンの後ろを通して、その外から同馬に2馬身差まで迫った。そのクルマトラサンは、次走のハイセイコー記念で3着。一気の距離延長で最後に甘さを見せて3着に敗れたが、南関東の現2世代ではダテノショウグン次ぐ、2番手グループにはいる実力馬だ。

 前走のローレル賞では3着。前走は3番枠から好スタートを切って先行争いに加わって行ったが、外からザオにぶつけられて一列下がり、好位直後の最内を追走。3~4角では前の○(5)アメリアハートを追い駆けて進出し、単独2列目で直線へ。最後の直線では前2頭に離されてしまったが、スタート後の不利や2Fの距離延長だったことを考えればよく粘れている。この距離に慣れての前進に期待する。

△ (13)モノノフブラック

 前々走のエーデルワイス賞の3着馬。前々走は10番枠からまずまずのスタートを切って、序盤は好位にいたが、そこからじわっと位置を下げて、中団の外目を追走。3~4角の外から動いたスティールマジックを追い駆けて進出し、4角では4列目5番手。直線ではバテた馬をかわし、前のスティールマジックとの差をしっかり詰めてクビ差まで迫ったが、外から(15)モズミギカタアガリに一気に来られて同馬と3/4差の3着に敗れた。

 前々走はライトヴェールが好スタートを切って、二の脚の速さで楽にハナを主張したが、その後にJRA勢に追撃され、前半3F34秒5-後半3F38秒6のかなりのハイペース。結果的に10番人気の追込馬モズミギカタアガリが優勝する形となった。今回は初めての1600m戦で、前走から2Fの距離延長となる不安はあるが、エーデルワイス賞組は展開に恵まれたモズミギカタアガリよりも本馬に分があると見る。

△ (1)シトラルテミニ

 3走前の園田プリンセスCでは▲コモリリーガルの2着に敗れたが、前々走の金沢シンデレラCでは、3着馬に大差を付けて勝利した馬。前々走は3番枠から五分のスタートだったが、そこから押して積極的に出し、外から前を主張する馬を行かせてその外に誘導。そこから徐々にポジションを押し上げて3角では2列目。4角では先頭に立ち、2馬身差のリードで直線へ。3~4角では本馬を追い駆けて道営馬バラライカが上がってきたが、同馬にほぼ差を詰めらせることなく、完勝した。

 前走のラブミーチャン記念ではブロッサムカップCで(15)モズミギカタアガリを撃破したヴィヴィアンエイトに敗れたが、逃げる同馬の外2番手からプレッシャーをかけに行っての2着となかなかの内容。ここでは3着にバラライカに5馬身差を付けて2着と好走している。本馬も地力をつけてはいるが、2歳グランダムジャパンを3戦消化し、余力の面で不安があるために、評価を下げた。

△ (12)ミライヘノメグミ

 前々走のブラッサムCの5着馬。前々走は3番枠から五分のスタートを切ったが、進みが悪く、中団やや後方を追走。3~4角の外から中団まで上がったが、最後の直線では前との差を詰め切れずに5着に敗れた。一言で言うとズブい馬で、どうしてもテンに置かれて後方からの追走になってしまう面があったが、休養明けの前走・カナリア特別では積極的に出して行く競馬。結果は8着と大敗したが、前走で負荷を掛けたことで、今回はテンに置かれず、追走がスムーズになる可能性がある。警戒しておきたい。

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