2020年 フェアリーステークス

フェアリーSは、関東圏では数少ない3歳牝馬の重賞。桜花賞と同距離でありながら、阪神ジュベナイルFが終わったばかりの一戦となるために、一昨年のように2勝馬が1頭も参戦していないという、実質1勝クラスのメンバー構成になることもあります。しかし、2017年のアエロリットのように、キャリア1戦馬が連対し、春のクラシック路線を賑わす場合もあります。

また、このレースが行われる中山芝1600mは、上級条件だと向こう上面から3コーナーにかけての下り坂(3~4F目)でペースが緩み切らないことが多く、差し、追い込み馬が台頭することもしばしば。しかし、下級条件やまだ体力のない明け3歳馬だけと、向こう上面の下り坂でペースが上がり切らずに逃げ、先行馬が残れることも少なくありません。

実際、このレースが中山芝1600mで行われるようになってからの2009年以降、2013年のクラウンロゼ(10番人気)、2015年のノットフォーマル(11番人気)、2016年ビービーバーレル(3番人気)とそれなりの人気馬から超人気薄まで3度も逃げ切りが決まっています。他にもこのレースで逃げた2009年グッデーコパ(10番人気)、2014年リラヴァティ(4番人気)が3着に食い込んだこともあります。

「中山芝1600mは逃げ馬が逃げ切るのが厳しい」という大きな傾向が、人気薄馬の逃げ切りを許してしまっているのです。逆にこのレースが差し馬有利の消耗戦になったのは、逃げ馬が大逃げを打った2010年、2011年、2017年の3年のみ。中山は最後の直線が約310mと短いこともあり、後方からズドンは容易に決まりません。

今回は最内枠に入ったスマイルカナの逃げが濃厚。しかし、同馬は「他馬が行ってペースが上がれば控えもOK」とコメントしているだけに、外からカインドリーが逃げる可能性もあります。その場合は、スマイルカナがある程度抵抗して行くでしょうから、ペースが上がる可能性が高いです。

さらにこのレースの過去11年では、これまでに芝1500m以上の距離が未経験だった馬の3着以内が昨年のホウオウカトリーヌ(2着)のみ。芝1600m戦だとスパートのタイミングがスプリント戦よりも早い地点になるので、スピ―ドだけでは押し切れず、持久力も必要になるからです。スローペースの2列目、3列目を上手く折り合えたとしても、仕掛けが早まることによって、ラスト1Fの失速に繋がりやすいということです。

スプリント路線組でもチャンスがあるとすれば、そこで結果を出しているタイプよりも、負けている馬でしょう。この場合の「負けている」とは、本来、中距離馬でありながら、不適距離を使われたことで負けているという意味です。この傾向も踏まえて予想を組み立てたいです。

2020年 シンザン記念

シンザン記念は、過去10年の優勝馬からジェンティルドンナ、ミッキーアイル、アーモンドアイとG1馬を3頭も輩出したレース。また、2016年は2着のジュエラー、2017年は3着のペルシアンナイト、6着のアルアインがその年のG1を制しており、ひと足遅れて大物が出現することもあります。

みなさんもご存知のように、昨年暮れの朝日杯フーチュリティS、ホープフルSともにハイレベルでした。その上でシンザン記念でもコントレイル、サリオスに匹敵する、もしくはそれ以上の大物が誕生するのか? 特にコントレイルは、東京スポーツ杯2歳Sで古馬通用レベルの指数をマークしているだけに、それを上回る大物となると決して簡単なことではありません。しかし、なかなかの素質馬が揃ったことも事実です。

また、この時期の3歳重賞も成長合戦で、レベルの高いレースほど前走で敗因なく、あまりに負け過ぎている馬は巻き返せません。それだけに近走の勢いを示すPP指数の「能力値」は重要。ただし、昨年の朝日杯フーチュリティSは逃げ、は先行馬に厳しい流れ。つまり、タガノビューティーの前走4着時の0.6秒差(4着)時の指数は展開に恵まれたものです。

同馬の前走は、初芝でのパフォーマンスとしては褒められますし、ダートのプラタナス賞を断然の末脚「34秒8」て完勝した点も褒められます。しかし、展開に恵まれて好走した馬、特に差し馬というのは、前走からの大きな上積みが期待できません。それだけに正攻法の競馬で順当な上昇を見せている馬を本命視するのが上策でしょう。

また、新馬戦をあまりに高い指数で圧勝した馬も、先週の福寿草特別で1番人気に支持されたレッドフラヴィアのようにドボンする場合もあります。もちろん、順当に勝ち上がる場合も少なくないのですが、デビュー戦からその馬の素質を上回るような消耗度の高いレースを差せた場合には、ダメージが出て取りこぼす場合もあります。さて、ルーツドールは、レッドフラヴィアなのか? 大物なのか? このジャッジメントもこのレースの大きなポイントになるでしょう。

最後にシンザン記念の展開。このレースの舞台、京都芝外回り1600mは、スタートしてから最初の3コーナーまで約712mも距離があります。しかし、前半2F目を過ぎてから徐々に坂を上って行くため、逃げ、先行馬が序盤で行き切っても坂で減速する形。騎手が坂を目標に動いて行くため、平均ペースになりやすいのが特徴。

しかし、古馬の上級条件は平均ペースでも下級条件や3歳戦だと、速く動き過ぎることもあるため、ややハイペースになることもあります。また、騎手の意識としても、3歳になると逃げ馬をある程度行かせる意識が働くのも要因でしょう。今年はダートの逃げ馬ディモールトがどうでるかはわかりませんが、逃げ馬コルテジアを始め、前に行きたい馬がそれなりに揃った一戦。平均ペースかそれよりもやや速くなることも視野に入れて、予想を組み立てたいです。

2020年 中山金杯・京都金杯

●中山金杯

中山金杯が行われる中山芝2000mの舞台は、3コーナーの出口付近からスタートして、ゴール前の急坂を2度も超えるトリッキーなコース。最初の1コーナーまでの距離が405mと十分に距離があり、そこで競り合いが生じると、ペースが上が上がります。また、最初のコーナーまでの距離が長いと、テンの遅い逃げ馬でもハナを主張することが可能なため、2014年のドリームヒーローのように、前半からぶっ飛ばせばハイペースになることもあります。ただし、前半で坂を上るコースのため、極端にはペースが上がらないのが特徴。

今回で逃げるのは、内枠を利してブラックスピネルが濃厚。前走のチャレンジCは逃げを嫌うスミヨン騎手ということもあり、音無氏の支持を無視して逃げませんでしたが、今回は津村騎手。さすがに支持どおりに乗る可能性が高いと見ています。トリオンフは前走のチャレンジCでは逃げましたが、逃げに拘るタイプでもないので、外からタニノフランケルやイレイションが競って来れば、控える可能性が高いでしょう。

タニノフランケルやイレイションがブラックスピネルに競り掛ければ、ハイペースになる可能性が高いですが、それでも強い先行馬ならば、十分に押し切れるレベルのはず。逆に競らなければ平均ペースの範囲内で収まり、ほぼ実力どおりに決まる可能性が高いでしょう。

今回1番人気はクレッシェンドラヴですが、指数上は既に重賞2勝を挙げ、能力値1位のトリオンフが主役。この馬ならば快速馬マルターズアポジーが逃げた一昨年の鳴尾記念でも、先行策で2着に粘っているように、多少ハイペースでも通用するでしょう。ただし、今回はトップハンデ58Kgに加えて、長期休養明け2戦目。休養明け2戦目馬はスムーズに上昇する場合もありますが、二走ボケを起こす場合もあります。これをどう読むかが馬券のポイントでしょう。

●京都金杯

昨年11月の京都開催をCコースで終了して、今週はAコースを使用。一昨年の京都金杯当日は、前年の11月の京都開催が雨に祟られたこともあり、例年よりも時計を要していました。昨年も11月の京都開催が時計を要していただけに、今年もそうなる可能性が高いでしょう。

また、京都金杯が行われる京都外回りの芝1600mの舞台は、2コーナー奥のポケット地点がスタート。最初の3コーナーまで約712mも距離があります。逃げ、先行タイプは、隊列形成のため、最初のコーナーまで息が入れられないことが多いので、本来は最初のコーナーまでの距離が長いほど、ペースが上がりやすくなります。安田記念が行われる東京芝1600mの前半ペースが速いことが多いのは、最初のコーナーまで距離が通常よりも長い上に、前半で坂を下るコースだからです。

しかし、京都芝外回り1600mは、前半2F目を過ぎてから徐々に坂を上って行くため、逃げ、先行馬が序盤で行き切っても坂で減速する形。坂の影響によって、前半のペースが速くも遅くもないところで収まることが多いために、後半ペースも速くも遅くもないところで収まるのです。実際に過去10年の中山金杯のペースを平均してみたところ、前半4F46秒8、後半4F46秒6とほぼ前半、後半のペース差がありませんでした。(これはマイルCSも同じ傾向)

京都金杯は理想的なほど平均ペースで流れることで、どのポジションからでも能力を出し切ることが可能となっています。2011年のシルポートや、2015年のウインフルブルームのように逃げ馬が勝つこともあれば、2014年のエキストラエンドや、2018年のブラックムーンのように追い込み馬があるのは、そのせいでしょう。ただし、前記したように、一昨年は例年よりも時計を要していました。

今回はマイル戦でもマルターズアポジーの逃げが濃厚。モズダディーはボンネルヴィーソなどが競り掛けて来た前々走の紅葉Sでは控えたように、外枠の今回も控える可能性が高いでしょう。メイショウショウブもスタートが雑な池添騎手だけに、前々走のローズSのように行かないでしょう。あとは前に行ってこそのボンセルヴィーソがどこまでマルターズアポジーに競り掛けて行くか?

マルターズアポジーが本気で逃げた場合には、ややハイペースになる可能性もありますが、それでも京都外回り芝1600mで標準馬場を想定しても、極端なハイペースになることはないはず。ハンデを加味した上で、その前提で馬券を組み立てたいです。

2019年 東京大賞典

地方競馬もクライマックス。いよいよ年の瀬恒例の一年の総決算、東京大賞典が行われます。ダートの王道路線は、秋は10月のJBCクラシックから始まり、続いてチャンピオンズC、そして最終戦がこのレースとなります。例年、JBCクラシックやチャンピオンズCの上位馬が集うため、年によってはチャンピオンズC以上のハイレベルな戦いになることも少なくありません。

本来は、秋のG1戦ではもっとも賞金が高い中央のチャンピオンズCを大目標とし、東京大賞典は消化レースでもいいはずですが、東京大賞典のほうがハイレベルになることがある理由は大きく2つ。有終の美を飾りたがる日本人の国民性と、東京大賞典がもっとも実力どおりに決まると言われているチャンピオンディスタンス(大井外回り2000mは、コースの癖も少ない)で行われることです。

★続きはこちら!
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=12084&preview

★予想はこちら!
https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2019122920150410

2019年 ホープフルステークス

有馬記念の感動(?)が冷めやらぬ中で、間髪を入れずに行われるホープフルS。このレースは、5年前にラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形でG2に昇格し、さらに3年前にG1レースにステップアップ。朝日杯フューチュリティSが短距離~マイル路線の2歳チャンピオン決定戦とするならば、こちらはマイル~中距離路線の2歳チャンピオン決定戦。それだけに成長力が重要ポイントとなります。

実際にホープフルSがG2に昇級してからの過去5年は、前走で連対していた馬ばかりが、1~3着を独占しています。近走で凡退が続いて成長力にやや疑問符がつく成績の馬が苦戦しているのは、朝日杯フューチュリティSと同じ。つまり、高い能力を持ち、近走成績も良い勢いのある馬を狙うのが基本。前走で大敗しているような馬は、致命的な敗因がない限り、巻き返すのは厳しいでしょう。

一方、レベルが高い2歳戦ほど、デビュー2戦目で相手が強い重賞レースを使い、そこで好走した馬は苦戦している傾向があるのも事実。今年の朝日杯フーチュリティSでも、デビュー2戦目でデイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュールが、10着大敗を喫しました。

また、阪神ジュベナイルFでも、デビュー2戦目でアルテミスSを制したリアアメリアが1番人気を裏切り、見せ場のない6着に敗れています。キャリアの浅い時点で、強豪にぶつけて無理に走らせてしまうと、成長力を欠く傾向があるからです。

確かに、デビュー2戦目のサウジアラビアRCで強烈な末脚を見せつけたサリオスは、朝日杯フューチュリティSでさらなる強さを見せ、2歳マイル王となりました。遡ればデビュー2戦目で淀みないペースで流れたサウジアラビアRCを先行策から押し切ったダノンプレミアムも、朝日杯フューチュリティSでも強さを見せつけることができました。

これはサウジアラビアRCでの走りがサリオスやダノンプレミアムにとっては、全く負担になっていなかったということ。それほどの素質馬だからこそ、朝日杯フーチュリティSでも通用したのです。しかし、そのような馬は稀。デビュー2戦目で重賞を使って、大幅に指数を跳ね上げたような馬を狙い続ければ、馬券で大損します。

さて、今回で1番人気に支持されている、デビュー2戦目で東京スポーツ杯2歳Sを制したコントレイルは、稀な素質馬なのか? この馬も東京スポーツ杯2歳Sでは、前記2頭同様にレコードタイムで優勝しています。それも2着馬に2馬身半差、3着馬に5馬身半差突き放す圧勝でした。このコントレイルの取り扱いか、馬券の最重要ポイントとなるでしょう。

2019年 兵庫ゴールドTの予想

兵庫ゴールドトロフィーは、ダートグレードでは数少ないハンデ戦で行われるレース。中央馬と地方馬のハンデ差が大きく、中央のトップハンデ馬は、2011年のスーニや2016年のドリームバレンチノのように、ハンデ59.5㎏を背負わされることもあります。対して地方勢のハンデは軽く、同年のダートグレードで連対実績がなければ、51~54kgの軽ハンデで出走することがほとんど。

このためこのレースは、地方勢が穴を開けることが多く…

★続きはこちら!
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=12075

★予想はこちら!
https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2019122727220310

2019年 有馬記念

有馬記念が行われる中山芝2500mと言えば、2014年に完全ドラフトで枠順抽選会が行われ、1番クジを引いたジェンティルドンナが2枠4番を選んで優勝したように、内目の枠が圧倒的に有利な舞台。外回りの3コーナーからスタートし、最初の4コーナーまでの距離は約192mと短く、最初のコーナーで他頭数の外を回ってしまうとロスが大きく、また、その後も内目に進路を取るのに仕掛けどころに制約がかかるからです。さらにゴールまで6回のコーナーを全て外々を回った場合には、完全アウトでしょう。

特に稍重でキセキが思い切ったレースをした昨年はともかく、良馬場で行われた2014年~2017年は、5F通過が61秒5よりも遅いかなりのスローペース。しかし、今年は大外枠にテンがもっとも速い逃げ馬アエロリットが外枠に入ったことで、2014年~2017年よりもペースが上がる公算大。どうであれ内枠のほうが有利ですが、外枠の差し馬にもチャンスがありそうです。このことが今年の有馬記念は簡単なようで難しくさせているのですが…今年は外枠だからと言って、安易に軽視できる状況ではないのは確かです。

また、有馬記念は過去10年で菊花賞4着以内馬が4勝。2014年にはトゥザワールドが菊花賞16着大敗から2着に巻き返したこともあるように、菊花賞組が有利です。この理由は3つ。

 (1)古馬はジャパンCを大目標にしていることが多いこと。
 (2)長距離を経験している優位性があること。
 (3)歳馬はこの時期に一気に成長する傾向があること。

しかし、今年の菊花賞は、過去10年、さらに20年前まで遡ってもワースト1の指数で決着しており、非常に凡戦。通常なら軽視したいものですが…トゥザワールドの変わり身を見せられてしまうと、何とも言えないものがあります。

だからと言って、2011年のブエナビスタ、2014年のエピファネイアなど、ジャパンCの上位馬、特に優勝馬はこのレースでドボンする傾向があるので、それらも信頼できません。前記2頭は大げさな例としても、2016年のジャパンCの覇者キタサンブラックですら、同年の有馬記念で同年の菊花賞馬サトノダイヤモンドに先着を許してしまっています。有馬記念で勝ち負けする古馬というのは、おおよそ2パターン。ジャパンCで凡退しているもともと強い馬か、ジャパンCに出走していない馬かのどちらかです。

まとめると、今年の有馬記念は、平均ペースよりも速くなる可能性が高く、外差し馬でもワンチャンスあり。また、菊花賞が凡戦だけに、ジャパンCの凡退しているもともと強い馬か、別路線組の古馬を中心視するのが上策ということです。

それでは素晴らしいグランプリ有馬記念になりますように! (^^人)

2019年 阪神カップ

阪神Cは年の瀬を盛り上げようと、「短距離路線の有馬記念」という触れ込みで始まったレース。G2では札幌記念に次ぐ賞金が用意され、1着賞金は6700万円。創設当初は札幌記念と同額の賞金が用意されていました。

しかし、スプリント路線やマイル路線の上位馬は、その2倍以上の賞金が用意されている香港マイルや香港スプリントへ向かうことが多く、同年のスプリンターズSやマイルCSの上位馬が、ここへ出走してくることは稀。

仮に2016年のミッキーアイルのように、前走でマイルCSを優勝した馬がここへ出走してきたとしても、「お疲れさまでした」状態となり、凡退することがほどんど。遡れば、2013年のマイルCSの2着馬ダイワマッジョーレや2010年のマイルCSの3着馬ゴッドスキーもこのレースで馬群に沈んでいます。

ジャパンCを大目標とし、上位争いをした馬が有馬記念でしばしば凡退するように、G1を大目標にした後の馬は、その次走では本当に苦戦することが多いのです。

また、阪神芝1400mは、スタートして前半は平坦、後半は下り坂となる上に、最初の3コーナーまで約443mと長いため、平均ペース~ハイペースになることがほどんど。さらに馬場悪化も伴ってテンが速い逃げ馬が揃った場合にはハイペースになります。

今回はイベリスにマイスタイル、かつて1400m戦で逃げることで好走していたメイショウショウブなど、逃げ馬が揃いました。しかし、前半33秒台で逃げられるほどテンの速い馬は不在。案外とペースが上がらずに前からでも押し切れると見ています。その前提で予想を組み立てたいです。

netkeiba20周年特番 『有馬記念大予想』に出演

司会は岡部玲子さん。出演は亀谷敬正さん、太組不ニ雄さん、TAROさん、山崎エリカ。太組さんは相変わらずうるさかったですが、ためになる素敵な番組になりました☆彡

また、こちらの番組は有馬記念の枠順確定前の収録になります。枠順確定後の予想に関しましては、『ウマい馬券』などでご確認くださいm(__)m。


netkeibaTVにて公開中♪

2019年 名古屋グランプリの予想

名古屋グランプリは、芝よりも持久力が問われるダートで有馬記念と同距離2500mを走るステイヤー決定戦。ダートグレード最長距離のこのレースは、2016-2017年は地元のカツゲキキトキトが2007年のチャンストウライ以来の3着入線を果たし、レースを盛り上げてくれたものの、中央勢の独壇場。地方馬の連対は13年前のレッドストーンまで遡らなくてはなりません。

地方競馬の下級条件戦ではダ2000m以上のレース番組が滅多になく、ほとんどマイル以下の距離ばかり。競走馬は短い距離ばかりを使われればそれに慣れていく生き物だけに、そういう不利な環境でのカツゲキキトキトの3着はとても高い価値があります。相当に豊富なスタミナの持ち主なのでしょう。

★続きはこちら!
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=12060

★予想はこちら!
https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2019121924200211