2021年 エルムS・レパードSの予想

おはようございます! こちらではエルムSとレパードSの予想を掲載します本日も張り切って行きましょう😊

本日1番 函館11R エルムS ダ1700m
 ◎ (10)レピアーウィット
 〇 (4)スワーアラミスヴアラミス
 ▲ (5)タイムフライヤー
 注 (6)ウェスタールンド
 △ (1)ダンツキャッスル
 △ (11)ロードブレス
 △ (13)オメガレインボー

見解

 かつてエルムSが2回札幌の2週目に行われていた頃は、実質GⅡレベルの豪華メンバーでした。10月10日(スポーツの日)前後に行われるGⅠ・マイルCS南部杯の前哨戦として、アドマイヤドンやローマンレジェンドなどの新興勢力(4歳馬)や、エルポワールシチーのようなGⅠ馬が出走してくることもあったからです。

 しかし、エルムSの施行時期が2015年より1回札幌3週目(今年は1回函館11日目)に繰り上がってからは、マイルCS南部杯までレース間隔が開きすぎるため、秋のGⅠを見据えるトップクラスの参戦はほぼ皆無。GⅢのマーチS、アンタレスS、平安S、プロキオンSの上位馬が主力となるようになりました。2015年以降、オープンのマリーンSの上位馬やリステッド競走の大沼Sの上位馬の活躍が目立つのもそのせいでしょう。

 また、今年は札幌ダ1700mから函館ダ1700mに舞台を変えて行われます。札幌ダ1700mはコーナーが緩いのでコーナーからでも動いて行けるため、脚質による有利不利はありませんが、函館は札幌と比べるとコーナーがきつく、最初の1角までの距離も短い部類なので、1角までに隊列が決まれば、前が残りやすいのが特徴。

 実際に函館ダ1700mで行われた2013年のエルムSでは、馬場が軽かったこともあり、行った、行ったが決まっています。一方、今年のマリーンSは、外枠のローザノワールとタイムフライヤーが競り合って1角を過ぎても隊列が形成されなかったためにかなりのハイペースとなりました。

 つまり、1角までにハナを奪い切れる馬がいれば、ペースが落ち着くことが多いのですが、逃げてこそのアメリカンシードは内枠を引いたとはいえ、テンがそこまで速くないので、他馬に競られる可能性もあります。しかし、他に何が何でもハナへ行きたい馬もいないので、アメリカンシードがハナを奪い切ったところで、ペースが落ち着く可能性が高く、さすがに前哨戦のマリーンSほどのハイペースにはならないと見ています。

 そこで◎には、 休養明けの前々走でマーチSを勝ち、能力はこのメンバーでも十分に足りるまで成長してきた(10)レピアーウィットを推します。前走のアンタレスSは、3番手でレースを運んだものの、ケイアイパープル、メイショウカズサが競り合って、異様なオーバーペースとなり、3角過ぎで失速したために、そこで先頭に立ってしまう形。アンタレスSで4.8秒も大敗したメイショウカズサが、次走のプロキオンS(小倉ダ1700m)で巻き返しのVを決めているように、展開が厳し過ぎました。ここはアメリカンシードを目標にしながら、レースを運べるメンバー構成、巻き返しを期待します。

 ○は、昨年のマーチSでクリンチャーや◎レピアーウィットを撃破して優勝した(4)スワーヴアラミス。同馬はその後に2度休養し、成績がひと息でしたが、ここに来て復調の兆し。前々走の大沼Sで2着、前走のマリーンSではトップハンデ57,5㎏を背負って、前へ行った2頭を追い掛けながらの3番手から、向正面で位置を押し上げてきたオメガレインボーとの競り合いを制しました。同馬の天井は前走よりも上。さらなる上昇が期待できるので、3番手評価としました。

 ▲は、昨年のこのレースの覇者(5)タイムフライヤー。同馬は3走前の根岸Sで3着の実績もありますが、昨年のマリーンSも勝利しているようにダ1700m前後がベスト。休養明けのかしわ記念は、状態面に問題のあった一戦でしたが、前走のマリーンSで逃げ馬に競りかけて行くオーバーペースの競馬をしたことで、スピード&持久力が良化し、ここで変われる可能性が高まりました。

 以下特注馬として、ダートに路線転向してから一気に本格化し、2018年のチャンピンズC2着の実績を持つ(6)ウェスタールンド。同馬が重賞初制覇を達成したのは、昨年4月のアンタレスSですが、その次走のエルムSで2着に好走するなど、重賞で安定した走りを見せていました。長期休養明けの前走、プロキオンSは馬体重18㎏増が示すように、体が太く、いつも以上に行きっぷりも悪く、そのうえ展開が前有利となったために7着に敗れました。前走内容を見る限り、一変までは難しいと見ていますが、それでもひと叩きされたことによる前進はあるでしょう。

 あとは△に5走前に初ブリンカーで一変すると、程なく、3勝クラスの立夏S、リステッド競走の大沼Sを連勝した(1)ダンスキャッスル。前走のマリーンSは、差し有利の展開ながら3着に敗れましたが、これは前々走で自己ベスト指数を記録した後の一戦だったことが影響しているはず。今回は前走から前進があると見て、警戒しました。

 他では、昨年にダート路線に転向して3連勝し、その後もBSN賞と日本テレビ盃を連勝した(12)ロードブレス。日本テレビ盃は前へ行った3頭がペースを引き上げ、後続を引き離したことで実質差しの競馬。展開に恵まれた面があったのは確かですが、その後の浦和記念2着、名古屋大賞典3着、アンタレスS3着と、重賞で上々の走りを見せられているので警戒しました。前走の平安Sは13着大敗と、明確に調子落ちと言える内容でしたが、立て直されての今回は変われる可能性があります。

 最後にここへ来て調子を上げ、前々走のアハルテケSでオープン初制覇を果たした(13)オメガレインボー。前走のマリーンSはかなりのハイペースを中団の外から早めに動いて3着。直線でいったん勝ち馬スワーヴアラミスを交わしたものの、差し返されて2着でしたが、まずまずの内容ではありました。今回は休養明け3戦目。前走からさなる上昇があれば、ここでも通用するでしょう。

結論 10-4,5,6,1,11,13 (15:10:10:5:5:5) 複勝10 (50)

おまけ 新潟11R レパードS ダ1800m
 ◎ (2)レプンカムイ
 〇 (13)タイセイアゲイン
 ▲ (15)メイショウムラクモ
 △ (4)ホッコーハナミチ
 △ (10)ルコルセール
 △ (7)ロードシュトローム
 △ (3)タマモブトウカイ
 △ (5)オセアダイナスティ

見解

 レパードSが行なわれる新潟コースは、全競馬場の中でもっとも直線が長いせいか、大回りのイメージがあります。しかし、直線が長いからこそコーナーの距離が短く、距離が350mもありません、実は、相当な小回りで急カーブということになり、後方の馬がトップスピードで最後のコーナーを曲がれば、遠心力で大外に振られることになります。

 このため勝ち負けに持ち込むならば、3コーナーの入り口までにある程度、前目のポジションを取るのが理想的で、基本的には前が有利。実際に過去10年で逃げ馬の優勝が2回、2着が4回。また、3角2番手も1着が1回、2着が2回、3着が1回と好成績です。ただし、前に行きたい馬が揃うと、一転してかなりのハイペースとなり、一昨年のように差し馬ハヤヤッコが優勝することもあります。

 今回は逃げ馬のレプンカムイ、オセアダイナスティ、スマートパルフェ、ロードシュトロームの4頭。かなりハイペースになるパターンも視野に入れたいところですが、テンの速いレプンカムイが内枠に入ったことで意外とスムーズに隊列が決まり、平均ペース前後で収まる可能性が高いと見ています。前が有利な展開を想定して、予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、前々走の1勝クラスを1クラス上の指数で勝利した(2)レプンカムイを推します。前走のインディアTは、大外から2番手を追走し、3角から仕掛けて直線で逃げ馬を捉えて先頭に立ったものの、外からホッコーハナミチに差されて2着。勝ち馬はレコード決着で速い時計が求められた中、内枠から終始最内を通り、直線で外に進路を切り替えるロスのない競馬で勝利していることを考えると、負けて強しの内容でした。

 同馬は新馬戦で、ラスト2Fを12秒3‐12秒1でまとめて逃げ切り勝ちと、高い素質をアピールした馬。ゴッドセレクションが勝利したデビュー2戦目の2着も高く評価できます。不安点を挙げると、3走前、4走前は控える競馬で崩れていること。これまで強い競馬をしているのは、逃げか、2番手。今回は前に行って揉まれない競馬をすることが条件となりそうですが、2番枠の今回は2番手以内に行けると見て、本命馬としました。

 ○は、新馬戦ではラスト2Fを、12秒0-11秒8で8馬身差の圧勝を収め、続くプラタナス賞も勝利した実績は光る(13)タイセイアゲイン。同馬は休養明けとなった今年初戦、強敵が揃った伏竜Sでも中団中目で立ち回り、4着好走と能力の高さを見せました。近2走は出脚がひと息で、後方からの競馬となり、本来の能力を出し切れていませんが、まともに走れば今回のメンバーでも十分に通用する素質を持った馬。一発があっても不思議ありません。

 ▲は、3走前の1勝クラスで古馬3勝クラス勝ちレベルの指数で圧勝すると、強敵が揃った前々走の伏竜Sでは2着と好走した(15)メイショウムラクモ。王者不在の現在の3歳ダート路線ですが、同馬はその中でトップ級の実力馬。前走の2勝クラス、いわき特別は外枠から1角で外を回り、向正面で先頭に並びかけて3頭並走。3角入り口で逃げ馬が失速し、直線序盤で先頭。あとは後続との差を広げて7馬身差と古馬オープン級の指数で圧勝。前走同様に走れれば、好走必至ですが、問題は休養明け好走後の一戦であること。今回で反動が出る危険性もあるので3番手評価としました。

 △にデビュー3戦目の未勝利戦を好指数勝ちすると軌道に乗り、そこから着実に上昇している(4)ホッコーハナミチ。前走のインディアTは2勝クラスとしては優秀な部類の指数での勝利。ただし、内枠からかなり押して位置を取りに行き、3列目の最内を追走。3~4角で前の馬が少し外に進路を切り替えたところで、2列目に上がり、直線では2頭分外に切り替えて勝利と、展開&進路取りが上手く行った面はありました。レース運びが上手いことも能力の一つですが、レース内容は◎レプンカムイの方が上。充実しているのは明確ですが、そこまで高い評価はできませんでした。

 あとはデビューから3戦は芝でしたが、3走前に初ダートを使われると好指数で圧勝し、以降ダートを使われ、現在3連勝中の上がり馬(10)ルコルセール。前走の渡島特別は出遅れたものの、外枠からじわっと位置を上げて好位外の3番手を追走。4角で仕掛けて外を回りながら勝利と、強い内容でした。ダートでは底を見せていない馬だけに、ここも上昇してあっさりの可能性もあるし、このあたりでいったん底を見せる可能性もありそうです。

 他では、6走前の1勝クラスを1クラス上の指数で逃げて圧勝した(7)ロードシュトローム。初勝利も逃げの競馬、前々走の鳳雛Sもかなりのハイペースで逃げて3着と善戦あいているように、現状では逃げた方が能力を出し切れる傾向にあります。しかし、前走のジャパンダートダービーは、キャッスルトップのテンが速かったので、進路を外に切り替えて2番手から追走。大金星を飾ったキャッスルトップと0.4秒差(6着)の好走と、2番手からでも上々の内容でした。

 昨年のこのレースでジャパンダートダービーの5着馬ミヤジコクオウが2着に巻き返したように、ジャパンダートダービー敗退馬はレパードSで好走例が多いというのも、同馬の好走を後押しするデータ。今回で逃げられない可能性もありますが、ある程度、前に行けさえすれば問題はないので警戒しました。

 さらに前々走から2.5Fの距離延長となった前走で一変して、1勝クラスを勝利した(3)タマモブトウカイ。前走は距離が伸びたことで追走が楽になり、好位の中目でレースを進めたことが好走要因ですが、ダ1800mでもペースが速くなった場合には出番があるでしょう。斤量も前走51㎏から今回56㎏と増量されますが、長距離戦では斤量の影響があまりないので、警戒しました。

 最後に休養明けで初ダートの3走前を、10馬身差で圧勝した(5)オセアダイナスティ。3走前はかなりのハイペースの2番手を追走したことも考えれば、かなり強い内容。前々走は3走前で激走した後の一戦だったこともあり、出遅れて5着に敗れましたが、前走の湯浜特別は逃げて7馬身差の圧勝。同馬は当然ここで通用する能力がありますが、逃げて圧勝した馬というのは消耗度が高く、2連続好走が難しいので、ここは狙い下げました。

結論 2-13,15,4,10,7,3,5 (10:10:10:10:4:3:3) 複勝2 (50)

2021年8月7日(土)の予想

おはようございます! 本日もがんばります😊 本日は函館10レースで終了です。

おまけ1 函館10R 駒場特別 ダ1700m
 ◎ (8)ユアヒストリー
 〇 (10)バイシュラバナ
 ▲ (12)グレースルビー
 △ (5)ショウリノカンパイ
 △ (6)コスモセイリュウ
 △ (7)フラッグアドミラル
 △ (9)シークレットアイズ
 △ (14)ペイシャノリッジ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバイシュラバナ(-16.3pt)、グレースルビー、ペイシャノリッジ(ともに-14.7pt)、ショウリノカンパイ(-14.3pt)、コスモセイリュウ(-13.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、4走前に1クラス上の指数で圧勝した(8)ユアヒストリーを推します。4走前の3着馬はウェルドーンで、同馬はその後関東オークスを優勝。このことからもかわるように、同馬が4走前で記録した指数は、2勝クラスのここでもNO.1のものです。近2走は出遅れで能力を出し切れていませんが、まともに走ればこのクラスは楽勝する力を秘めているだけに、立て直された今回は本命としました。

 ○は、3~4走前に芝のレースを使われたことで、行きっぷりが良化し、中団より前で立ち回れるようになり、前々走で1勝クラスを制し、骨折&去勢休養明けの前走、青梅特別でも3着と善戦した(10)バイシュラバナ。同馬は前走、前々走比で指数をダウンさせており、休養明け2戦目での前進があると見て、対抗評価としました。

 ▲は、昇級後の2戦は前が残る流れを中団、後方から追い上げて2着、3着と好走してる(12)グレースルビー。今回もスマートアリエルの逃げで、ペースはそこまで上がらないと見ていますが、それでも馬券圏内に突入してくる馬なので、3番手評価としました。

 以下特注馬として、札幌ダ1700mの新馬戦で5馬身差を収め、同舞台の前々走でこのクラスを制した(5)ショウリノカンパイ。昇級戦の前走、渡島特別でも3着に善戦しているように、新馬戦で激走の疲れが抜けて、完全復活。今回も内の逃げ馬を見ながら、好位で立ち回れる組み合わせで要警戒としました。

結論 8-10,12,5,6,7,9,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝8 (50)

本日1番 新潟9R ダリア賞 芝1400m
 ◎ (1)タガノフィナーレ
 〇 (2)ベルウッドブラボー
 ▲ (5)ニシノレバンテ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルウッドブラボー(-3.3pt)、ニシノレバンテ(-2.0pt)、コムストックロード(-1.7pt)、タガノフィナーレ(-1.0pt)、デカメロン(9.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦ではスタートはそこまで速くなかったものの、好発を決めた内枠の馬が抑えてくれたことで、マイペースで逃げ、ラスト2Fを11秒4-11秒2とゴールに向けて加速しながら勝利した(1)タガノフィナーレを推します。前走はスローペースとはいえ、最後が坂の阪神でラスト1F11秒2はかなり優秀。それも自ら作ったラップだけにケチのつけようがありませんでした。

 タガノフィナーレの母タガノミューチャンも芝1400mの新馬戦をスローペースで逃げ切り勝ち。走破タイムが平凡だったので、評価は上がりませんでしたが、次走500万下を人気薄で勝利し、阪神ジュベナイルFにまで駒を進めたました。新馬戦の内容は娘タガノフィナーレの方が上。この馬も母同様に評価は上がりませんが、なかなかの素質馬です、

 ○は、新馬戦ではあの白毛馬ハイアムズビーチとの直線での叩き合いで敗れる形での3着でしたが、前走では圧倒的な1番人気に支持されて、しっかりと勝利した(2)ベルウッドブラボー。前走は着順が悪い馬ばかりの相手関係。相手は弱かったですが、4着以下は離されており、走破タイム自体もまずまず。今回のメンバーではNO.1の指数で勝利しました。レースぶりもコーナーで置かれ気味で、直線で外へ外へと行こうとしていた新馬戦から進化していただけに、ここは有力でしょう。

 ▲は、福島芝1200mの新馬戦ではゲートも二の脚も良くスッとハナに立ち、コントロールしながら逃げて、4角出口から直線で再加速して逃げ切った(5)ニシノバンテ。しかし、前走はラスト2Fで11秒6-11秒9と減速しており、そのうえで1Fの距離延長。ここもハナを狙える組み合わせですが、距離延長はプラスではないと見て、3番手評価までとしました。

結論 1-2,5 (40:10) 複勝1 (50)

本日3番 新潟2R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (12)ルージュラテール
 〇 (10)ビレッジライナー
 ▲ (9)グッドグロウス
 △ (2)ダイゴシンリュウ
 △ (8)ジョブックフィオリ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルージュラテール(-2.0pt)、ソリタリオ(1.0pt)、グッドグロウス(2.0pt)、ジェイケイミリミリ(5.0pt)、ニホンピロポート(5.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、前走は直線早めに先頭に立ち、勝ちに行く競馬で4着以下には大きな差をつけて、2着と好走した(12)ルージュラテールを推します。同馬が最後に差されたのは、目標がなかったため。負けて強しでした、今回のメンバーでは明確に能力上位。脚をしっかりタメれば、好走必至でしょう。

 〇は、前々走では勝ち馬グランドラインに離されたものの、中団の内からメンバー最速の上がりを駆使して2着馬と0.4秒差(4着)と好走した(10)ビレッジライナー。大外枠の前走は序盤で脚を使って、出していったために9着と崩れたものの、ゆったり追走できれば、巻き返せるでしょう。

結論 12-10,9,2,8 (20:20:5:5) 複勝12 (50)

本日4番 新潟1R 2歳未勝利 芝2000m
 ◎ (3)ミヤコプレジール
 〇 (1)ロードリライアブル
 ▲ (11)ウロボン
 △ (2)カガヤキホコレ
 △ (6)コスモフロイデ
 △ (8)ブレッシングクライ
 △ (10)シゲルエアロギアス
 
見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にミヤコプレジール、ウロボン(ともに0.0pt)、ロードリライアブル(1.0pt)、コスモフロイデ(3.0pt)、サトノギベオン、シゲルエアロギアス(ともに6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAのミッキーブンブンが勝利した前走の新馬戦で、向正面で早めに上がり、直線ではミッキーブンブンと叩き合いした(3)ミヤコプレジールを推します。前走は3着馬を6馬身離しての2着。ここならば能力上位と見ます。

結論 3-1,11,2,6,8,10 (15:15:5:5:5:5) 複勝3 (50)

本日2番 函館1R 2歳未勝利 芝1800m
 ◎ (12)ヒルノロワール
 〇 (11)ヒシアラカン
 ▲ (2)レディベル
 △ (5)カラーインデックス
 △ (6)セイウンプラチナ
 △ (10)ポイズンアロウ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒルノロワール(-1.0pt)、アスクワイルドモア(0.3pt)、セイウンプラチナ(1.7pt)、レディベル、カラーインデックス、ヒシアラカン(ともに4.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、評価AAAのリューベックが勝利した新馬戦の2着馬ヒルノロワールを推します。前走はリューベックのマイペースの逃げで、ラスト2Fを11秒6-11秒6と最後まで減速せずに、同馬が勝利したレース。ヒルノロワールは内枠から外に進路を切り替え、中団でレースを運びましたが、コーナー毎に外に張られており、ややスムーズさを欠きました。それでありながら、リューベックと同じメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。ここでは能力値1位となるだけに、本命馬としました。

結論 12-11,2,5,6,10 (8:8:8:8:8) 複勝12 (50)

2021年8月1日(日)の予想

本日は朝一番、新潟1レースから行きます。本日1番はクイーンSで予想終了です。


本日3番 函館6R 3歳未勝利 芝1200m
 ◎ (11)アークライト
 〇 (9)ロケットペンダント
 ▲ (13)ペイシャケイティー
 注 (14)エコロキング
 △ (1)オオシマサフィール
 △ (5)ジャグリング
 △ (7)イルクオーレ
 △ (12)ハービンクレア

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にアークライト(-3.7pt)、シュアーヴアリア(-3.0pt)、エコロキング(0pt)、トーアアネラ、ニシノワクテカ(ともに-0.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、デビューから6戦して2着4回の実績馬(11)アークライトを推します。前々走は3着以下を引き離しており、前走は直線で進路が開くまで待って、ラスト300mで追い出されて、抜け出したところで、外から展開が向いた差し馬にクビ差差されたという内容。負けて強しでした。能力値1位のここは決めたいところで、今回の本命としました。

 ○は、休養明けの前々走ではスタートでアオり、後方に置かれたものの、直線競馬の外枠だったこともあり、すぐに馬群に取り付き、メンバー最速タイの上がり3Fタイムで5着と好走した(9)ロケットペンダント。前走は馬体重14㎏減が示すように、休養明け好走の反動で大きく体を減らし、14着大敗を喫しました。しかし、今回は馬体重10㎏増と回復しており、巻き返しが期待できるでしょう。

 ▲は、1200mで1~2番手からスピードを生かす競馬で2着4回の実績がある(13)ペイシャケイティー。同馬は近走、先行力が喪失し、それに伴って成績もひと息でしたが、前走では外枠から楽に速い流れの好位に取り付き、スピード面での復活を見せました。前走は結果的に、前へ行った3頭が競り合って、差し、追い込み馬が台頭する流れとなったために、4着に敗れましたが、先行馬最先着は果たせました。もう少し脚をタメて行ければ、馬券圏内突入も可能でしょう。

結論 11-9,13,14,1,5,7,12 (0:10:10:5:5:5:5) 複勝11 (50)

本日4番 新潟2R 2歳未勝利 直線芝1000m
 ◎ (18)スピードドリブン
 〇 (11)エシェロン
 ▲ (15)アンサングヒーロー
 注 (8)ロープスピニング
 △ (2)パナシュ
 △ (6)シーズアクイーン
 △ (10)チアリング
 △ (14)エスティメート

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエシェロン(3.0pt)、シーズアクイーン、ロープスピニング(ともに5.0pt)、アンサングヒーロー(6.0pt)、チアリング(10.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 しかし、今回の◎には、新馬戦ではスタート後に躓く不利があったものの、先行するスピードを見せた(18)スピードドリブン。前走は最後に失速しましたが、内で脚をタメていた1番人気馬エシェロンよりも内容は良かったとも言えます。今回は有利な直線競馬の外枠。でスピードを生かして前進を期待します。

 ○は、デビュー2戦目の前走では、好スタートから逃げ馬に行かせて、2番手からレースの流れに乗って2着と好走した(11)エシェロン。直線1000mの今回を目標とするならば、前走で行き切ったほうがスピードに乗せやすかったですが、ここでは能力値1位の存在だけに、対抗評価としました。

結論 馬連18-11,15,8,2,6,10,14 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝18 (50)

本日2番 新潟1R 2歳未勝利 芝1600m
 ◎ (9)ベルクレスタ
 〇 (1)プラウドオブユー
 ▲ (10)マニカルニカ
 △ (6)ギャラクシーセブン
 △ (2)ダイヴトゥブルー
 △ (8)マイネルヘリテージ

見解
 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルクレスタ(-2.0pt)、マニカルニカ(1.0pt)、プラウドオブユー、ショウナンラタン(ともに2.0pt)、パウダリースノー(3.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 そこで◎には、新馬戦では大外枠からスタートが悪く、そこから位置を取りに行ったので、終始外を回る競馬でロスが大きかった(9)ベルクレスタを推します。同馬はロスの大きい競馬でもメンバー最速の上がり3Fタイムを駆使して2着と強い内容。能力値1位のここは決めたいところで今回の本命としました。

 〇は、新馬戦では出脚が悪かったものの、外目の枠から上手く内に潜り込み、3~4角の内から直線も内を通って、マイペースで逃げ切った勝ち馬に0.5秒差(3着)まで迫った(1)プラウドオブユー。前走ではメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。デビュー2戦目で行きっぷりに良化が見られれば、ここも上位争いでしょう。

結論 馬連9-1,10,6,2,8 (15:15:10:5:5) 複勝9 (50)

2021年 クイーンステークスの予想

おはようございます😊 本日もプラス収支を目指して、がんります٩( ‘ω’ )و

本日1番 函館11R クイーンS 芝1800m
 ◎ (8)ウインマイティー
 〇 (6)マジックキャッスル
 ▲ (3)フェアリーポルカ
 注 (12)シゲルピンクダイヤ
 △ (9)テルツェット
 △ (10)サトノセシル

見解
 クイーンSは例年、1回札幌2日目の芝1800mで行われますが、今年は1回函館10日目の芝1800mで行われます。札幌も函館も同じ洋芝ですが、もともと函館のほうが時計が掛かる傾向があります。時計が掛かる馬場では前半のペースがそこまで速くなくても、上がりが掛かるので、瞬発力よりも長くいい脚をつかえる持久力が重要。

 また、今週から函館の芝はBコース使用となります。雨に祟られた2週目こそタフな馬場でしたが、そこから高速化し、先週は3週目より時計が速くなりました。25日の日曜日に行われた2勝クラスの芝1200m戦では、前の2頭で決着し1分08秒7の好時計をマーク。馬場の内側が悪くなかったこともあり、Bコース使用でも大きな影響はありませんでした。

 ただ函館芝1800mは札幌芝1800m同様、1角までの距離が短く、外に張られやすい外枠の馬は不利。外に張られることを嫌って積極的に出して内のポジションを取りに行って失速というパターンもよくあるので、そこは踏まえて予想を組み立てたいです。

 そこで◎には、昨年のオークスの3着馬(7)ウインマイティーを推します。オークスでは好位馬群の中、5番手からレースを進め、3角では外から動いたクラヴァシュドールの直後からじわっと動いて2列目まで位置を押し上げ、ラスト2F目で堂々の先頭。最後は内のウインマリリン、外のデアリングタクトに差されはしたが、しぶとく食らいついての0.2秒差。今回1番人気のマジックキャッスルにも先着しました。

 このように同馬は先行するとしぶとく、これまでの3勝は全て3角5番手以内。今回は前に行きたい馬が多く、序盤ではそこまで前の位置が取れないとは見ていますが、ペースが上がらなければ向正面で位置を押し上げて3角5番手以内を取ることも可能。今回はマクリが得意のM.デムーロ騎手が鞍上だけに、ペースが上がらなければ、向正面で動いて行く公算大。

 理想を言えば、オークスのようにもっと距離が長いほうが前半のペースが落ち着くので、同馬の持久力を存分に生かせそうですが、前開催の福島芝ほどではないにせよ、他場と比べると時計の掛かる函館芝というのは好ましい条件。配当妙味もあるだけに、芝1800mでも一考の価値があるでしょう。

 ○は、今年1月の愛知杯で重賞初制覇を果たした(6)マジックキャッスル。愛知杯は前へ行った3頭が後続を大きく引き離し、5F通過57秒9の激流。同馬は大外枠からやや出負けし、中団後方からレースを進めた。最後は一列前にいて直線で早めに動いたランブリングアレーとの一騎打ちをクビ差制し、自己最高指数「-23」を記録しました。この指数は展開に恵まれたものとはいえ、今回の出走馬中1位タイのもの。

 また、前々走の阪神牝馬Sで2着、前走のヴィクトリアマイルで3着と善戦しており、ここでは能力値も1位となります。前走のヴィクトリアマイルでは、最内枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が内の馬場が悪いと判断して開けていたスペース(実際はかなり回復していた)を無理なく中団まで押し上げました。3~4角でもロスなく立ち回り、直線でもジリジリと脚を伸ばし、最後は外から伸びてきたランブリングアレーに交わされたものの3着を死守。

 ヴィクトリアマイルで自己最高指数を記録した馬は、2017年にこのレースで1番人気に支持されたアドマイヤリードのように、ここで人気を裏切るケースが多いですが、マジックキャッスルは愛知杯の時ほど走れておらず、それだけに疲れはないはず。ただ楽に前の位置を取れるスピードがないので、差し損ねる危険性もあります。また、最後の短い直線を意識して、早めに動いた場合にはしまいの甘さを見せる危険性も潜んでいるだけに、対抗評価までとしました。

 ▲は、昨年の中山牝馬S、福島牝馬Sを連勝し、昨年のこのレースでは2番人気に支持された(3)フェアリーポルカ。昨年のこのレースでは馬体重18kg増が示すように、休養明けで明確に太め残り。さらにかなり高速馬場の札幌芝1800mで行われたこともあり、しまいが甘くなって4着争い接戦の6着に敗れました。同馬は不良馬場の中山、福島に好走実績があるように、時計が掛かる馬場でこその馬。

 3走前の中山牝馬Sでもタフな馬場でロザムールが肉を切らせて骨を立つ消耗戦に持ち込んだ中、中団の内から馬群を捌いて位置を押し上げ、4角3番手からしぶとく粘って、勝ち馬のランブリングアレーと0.1秒差(3着)に善戦しています。そういう意味で、今の函館で行われるクイーンSは、2回札幌2日目で行われた昨年のクイーンSよりも状況がいいはず。近2走はダートを使われ4着に敗れていますが、実績のある芝のここで巻き返しを期待します。

 以下特注馬として、3歳時に桜花賞2着、秋華賞3着などの実績がありながら、古馬になってからはひと息でしたが、昨年12月の中日新聞杯では2着と、復調の兆しを見せた(12)シゲルピンクダイヤ。中日新聞杯は超スローペースで折り合いに苦労する馬が多い中、好位の外で楽に折り合って、勝ち馬ポッケリーニとクビ差。

 前走のヴィクトリアマイルでも2番枠からやや出負けしましたが、前に行った2枠2頭が広げたスペースを無理なくじわっと押し上げ、好位の内目を立ち回って、2着争いの5着と善戦しており、もう一押しあれば重賞初制覇があっても不思議ないレベル。大外枠の今回で前の位置を取りに行った場合、1角で外に張られる危険性はありますが、ズムーズな立ち回りができれば、上位争いも可能でしょう。

 あとは△に復帰戦となった昨夏の1勝クラスを勝利すると、とんとん拍子で勝利を重ね、前々走ではダービー卿CTを制覇した(9)テルツェット。前々走はマイスタイルが緩みないペースで逃げたことで、出遅れて後方からの競馬となった同馬は展開にも恵まれ、マジックキャッスルの愛知杯と同じ自己最高指数「-23」を記録。

 前々走で自己最高指数を記録したために、前走のヴィクトリアマイルでは余力なく、14着大敗。同馬はゲートが甘く、前走でも出遅れて後方から。そのまま後方馬群の内目に入り込み、3~4角でも後方の内でロスなくレースを進め、直線序盤で内ラチ沿いを完璧に取り切ったものの、いつもの伸びを見せられませんでした。

 今回は立て直されての一戦となり巻き返しも見込めますが、これまで7戦して6戦でほぼ出遅れている点がネック。ダービー卿CTの時のようにペースが速くなればチャンスはありますが、ヴィクトリアマイルのようにスローペースの上がり勝負になると、取りこぼしの危険性もあるでしょう。

 他では、3走前の精進湖特別で逃げて2着、前走の洞爺湖特別では逃げ切り勝ちしているように、平均ペースで逃げるとしぶとい(10)サトノセシル。前走で4着に下したイカットは、次走で2勝クラスを卒業し、ここに出走してきているように、洞爺湖特別は2勝クラスとしては上々なレベル。今回は休養明け好走後の一戦となりますが、順当に前進し、平均ペースで1~2番手でレースを運べれば、格上挑戦のここでもチャンスがあるでしょう。同型馬の出方が気になるところですが、逃げられる可能性が高いだけに、買い目に加えました。

結論 馬連8-6,3,12,9,10 (20:10:10:5:5) 複勝8 (50)

2021年 クイーンステークス

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