2021年 兵庫ジュニアグランプリの予想

大変、お待たせしました。今回はあの馬を本命で思い切ります(^▽^)/。

園田7R 兵庫ジュニアグランプリ ダ1400m
 ◎ (3)エンリル
 ○ (5)コンバスチョン
 ▲ (6)ヒストリックノヴァ
 △ (10)セキフウ
 △ (8)プライルード
 △ (1)ネフィリム
 △ (4)イチローイチロー

見解
 ◎には、門別のデビュー戦を9馬身差で圧勝し、そこから4戦3勝、3走前と前々走で1500mを勝利しているように、今回の距離は得意と推測される(3)エンリルを推します。3走前は門別のオープンで6馬身差の圧勝、前走の兼六園ジュニアCでは、後のラブミーチャン記念を圧勝のエムティアンジェに3馬身差、ハイセイコー記念の3着馬エムティアンジェに7馬身差をつけて完勝しているように、中央の馬が相手でも見劣りしない実力があります。

 前走のJBC2歳優駿は1.5Fの距離延長、さらにはこれまでのようにハナを主張したところで、シャルフジンに競られて、前半3F34秒8入るオーバーペース。レース結果も後方待機策のアイスジャイアントが優勝し、2着、3着も中団より後ろで待機した馬だったように、エンリルにとってはとても厳しい展開でした。前走で1800mの厳しいペースを経験したことは、今回のスタミナ強化に繋がってくるはず。JRAの人気馬は強いですが、前走の経験を生かし逆転を狙います。

 ○は、新馬戦ではラスト2Fを12秒5-12秒3でまとめる勝利で、とても強く素質の高さを感じさせる内容だった(5)コンバスチョン。前走のヤマボウシ賞も最後までほぼまっすぐに走りきって4馬身差の完勝。ここでも最後まで加速し続けて承知しているように、新馬戦で見せた素質の違いをアピールする勝利でした。

 ただ、同馬は今回も休養明けの一戦。ただ、ヤマボウシ賞組というのは、2014年に断然の1番人気に支持されたキャプテンシップや2016年のネコワールドなどが、このレースで大敗しているように、思わぬ取りこぼしがあるもの。コンバスチョンは前記2頭よりも強い馬ではありますが、危うい要素がある人気馬である以上、本命にするのにはリスクがあります。

 ▲は、前々走の初ダート戦を古馬1勝クラスでも上位入線レベルの好指数で圧勝した(6)ヒストリックノヴァ。前走のエーデルワイス賞は2番手からラスト1Fで先頭に立ったところで、勝ち馬に内を掬われてのクビ差。負けて強しの好内容でした。前走同様の舞台ならば当然チャンス十分ですが、今回は距離克服がカギとなるでしょう。

 以下特注馬として、ダート路線に転向して上昇し、前走のなでしこ賞では、出遅れて4角9番手から豪快に差し切った(10)セキフウ。ただ、前走はイチネンエーグミ、ナツイロノオトメが競り合って、レースが緩みないペースになったことで展開に恵まれたもの。今回も逃げ、先行馬揃いでペースが上がる可能性もありますが、交流重賞だと中央の馬は加速力の違いである程度勝ちに行くことが多く、それが命取りとなって、最後伸びあぐねることもしばしば。中央で展開に恵まれた差し馬を交流重賞で狙うのはリスクがあるので、狙い下げました。

 あとは△に北海道の重賞である栄冠賞、イノセントCともに2着の(8)プライルード。栄冠賞の上位馬はその後の北海道重賞で活躍が目立っていることと、地方馬ながらにキャリアが浅く、さらなる伸びしろが見込めることから警戒しました。

 他ではデビュー2戦目、初ダートで勝利した(1)ネフィリム。過去10年で前走未勝利戦に出走していた馬の連対はゼロですが、3着馬なら多数。前走指数平凡も、成長とダート慣れが噛み合っての2着くらいならありそう。

 その他では、初ダートで変わり身パターンを(4)イチローイチロー。バネが短いのでダートのほうが良さそうな馬であることと、休養中の成長を警戒しました。

結論 馬複3-5,6,10,8,1,4 (20:12:10:4:2:2) 複勝3 (50)

2021年 浦和記念の予想

浦和記念を目標にしている有力馬がいないというレースです( ゚Д゚)

浦和10R 浦和記念 ダ2000m
 ◎ 2メイショウダジン
 〇 7タービランス
 ▲10アメリカンフェイス
 △ 1メイショウカズサ
 △ 5ウェスタールンド
 △ 4ヴェルテックス

見解
 ◎には、前々走の日本テレビ盃では、サルサディオーネが逃げを打って、ラスト4F12秒3-12秒5-12秒6-13秒0-14秒4の消耗戦となった中、3番手でレースを進めて3着に粘った(2)メイショウダジンを推します。前々走は前に行った馬にとっては厳しい流れだったために、前走の太秦Sではサルサディオーネ、ダノンファラオの等の上位馬の次走で大敗を喫しました。しかし、前走で崩れたことでこの中間の良化気配が窺えるので、今回の本命としました。また、前走で1800mを使われているため、楽に好位で流れに乗れるでしょう。

 ○は、南関東の強豪が集結した、前々走の大井記念で3着の(7)タービランス。前々走は内枠を利して中団やや前の最内6番手を追走。しかし、外から勝ちに行く馬が多く、内で包まれて動けず、3角で内に進路ができたところで進出開始。4角で外に出して直線を向くとすぐに追い出されたものの、前との差は詰まりませんでした。勝ったミューチャリーは別格として、前有利の流れに乗ったフィアットルクスと0.5秒差なら上々。復帰戦で相手弱化の前走・埼玉新聞栄冠賞は4角先頭から、楽々のVを決めており、ここも期待が高まります。

 ▲は、今年に入って1勝クラスと2勝クラスを連勝し、前走では3勝クラスの赤富士Sを制した(10)アメリカンフェイス。同馬が自己最高指数を記録したのは、2勝クラスの鎌ヶ谷特別V時。超高速馬場を上手く内々から位置を押し上げての勝利でした。同馬は距離2100mの前走でも勝利していますが、前が競り合って飛ばして行く中、中団をポツンと追走し、展開にハメての勝利。本質的には1800mがベストの馬なので、前走よりも距離が短くなるのはいいでしょう。

 以下特注馬として、ここへ来て地力をつけてプロキオンSと白山大賞典を、ともにレコードタイムで優勝した(1)メイショウカズサ。しかし、プロキオンS、白山大賞典ともに超高速ダートを逃げ、先行して馬場の良い内々をロスなく立ち回ったもの。今回も恵まれて激走した後の一戦ちなるだけに、前々走の阿蘇S時のような反動が怖いこと、また今回は高速馬場ではないことから狙い下げました。ただし、今回のメンバーが相手だと、楽には逃げられそうです。

 あとは△にダートに路線転向してから一気に本格化し、2018年にチャンピンズC2着の実績を持つ(5)ウェスタールンド。同馬が重賞初制覇を達成したのは、昨年4月のアンタレスSですが、その次走のエルムSで2着に好走するなど、もともとは重賞で安定した走りを見せていました。しかし、復帰してからは行きっぷりが悪く、近3走とも最後方ポツンの競馬。前走のシリウスS時のように展開に恵まれればチャンスはありますが、浦和で今回のメンバーとなるとそのような展開になることは考えにくく狙い下げました。昨年のこのレースのように、捲って行ければチャンスはあるでしょう。

 他では、ラスト6Fからフラテッリが進出して前が苦しい展開になった5走前の春光Sで、押して3列目の最内を追走し、内からフラテッリのペースアップについて行き、前をしっかりと捕らえて勝利した(4)ヴェルテックス。同馬は前記レースで、自己最高指数を記録。フラテッリが8着まで失速したことを考えても、強い内容でした。復帰緒戦のBSN賞こそ崩れましたが、その後、順調に調子を上げており、前走のブラジルCで3着。今回で5走前の走りができれば、3着くらいならあって不思議ないので、買い目に加えました。

結論 馬複2-7,10,1,5,4 (20:10:10:6:4) 複勝2 (50)

2021年 ハイセイコー記念の予想

本日の重賞は、手応えを感じています。張りきっていきましょう(^▽^)/

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大井11R ハイセイコー記念 ダ1600m 🎯🎯🎯
 ◎ (8)ノブレスノア ←1着(2番人気)
 〇 (6)マロース
 ▲ (3)ママママカロニ
 注 (2)フォラステロ
 △ (4)カイル ←3着(7番人気)
 △ (7)ナックファルコン
 △ (11)ミゲル ←2着(7番人気)

見解
 ◎には、前々走のTR・若武者賞では、 2番手から楽に4角で先頭に立って、2着タツノエクスプレス、3着メンタイマヨらに2馬身半差をつけて完勝した(8)ノブレスノアを推します。前走の鎌倉記念で連勝はストップしましたが、向正面の外からシルトプレが並びかけてくる厳しい展開ながら、3着に粘り通したもの。強い内容でした。同馬は右回りの経験がなく、対応できるかという不安な面もありますが、同型手薄のここで普通にレースを進められれば、まず好勝負になるはず。

 ○は、門別の未勝利とアタックチャレンジの2勝して、重賞のサッポロクラシックカップでも5着の実績馬(8)マロース。2~3走前は、後で重賞のフローラルC、ブロッサムCを連勝したコスモポポラリタとともに0.5秒差に善戦。南関東移籍初戦となった前走のシャイニングヒューチャー賞でもスタートで寄れて後手を踏みながらも、1角の中目から位置を上げ、向正面では外から先団まで進出。3角では前に並びかけ、3番手から直線で前を交わしての勝利でした。走破タイムは平凡でも、外から勝ちに行っての勝利は内容が濃く、更なる前進があれば、相手強化のここでも通用するでしょう。

 ▲は、3走前のゴールドジュニアCでは、9馬身差の大楽勝を飾った(3)ママママカロニ。前走の鎌倉記念は、1.5Fの距離延長が不安視されましたが、◎ノブレスノアとシルトプレの競り合いで、ラスト4Fが12秒3-12秒5-13秒0-13秒4という消耗戦となったことで、前記2頭を見ながら動いていく競馬になった同馬は展開に恵まれました。一転して今回は逃げ、先行馬が手薄。内枠の今回は積極的に出していくか、包まれるかという選択肢の狭まった競馬になるので狙い下げました。また、マイルもこなせる馬ではありますが、ベストは1200mでしょう。

 以下特注馬として、門別のデビュー戦を勝利し、次走のオープンでも、後の鎌倉記念を制したシルトプレと0.4秒差(2着)の(2)フォラステロ。前走は2番手追走から、ラスト1Fまで追い出しを待ってそこから逃げ馬を交わして、1馬身差の勝利。今回は2Fに距離延長で相手強化となると不安もありますが、素質は高い馬なので要注意でしょう。

 あとは△に、3走前にアローセプテンバーMでは、3着馬を7馬身引き離して完勝の(4)カイル。前々走の金沢の重賞、兼六園ジュニアカップでは、門別デビューの上位2頭に完敗でしたが、スタート後に躓いたところから立て直して、前の2頭に置かれないように、無駄な脚を使って行く競馬をしたのも確か。また、前走の鎌倉記念では、出鞭を入れて2番手追走したことで、オーバーペースに巻き込まれており、また、砂を被って一気に5番手まで後退する不利もありました。しかし、外に出して、再び4着馬に迫る5着に巻き返しており、悪い内容ではありません。警戒が必要でしょう。

 他では、3走前のつばめ特別では内枠からダッシュ良くハナに立ったものの、外からローレンスターにプレッシャーをかけられ、緩みないペースで逃げながらも2着に好走した(7)ナックファルコン。連闘昨年のゴールドジュニアは5着とひと息でしたが、前走は4頭立てを外の3番手から抜け出して2馬身差の完勝。前走を見る限り、距離が短いほうが良さそうですが、マイルでも折り合って脚をタメるレースなら通用の余地はあります。

 最後には3ヵ月の休養明けとなった、前々走とき特別では成長を見せて勝利した(11)ミゲル。前走の平和賞は内枠を利して、中団よりやや前の内を追走し、3角外から動いて好位で直線へ。そこからじわじわと伸びて来ましたが、ラスト1Fを過ぎたところでミスターブラストが外から寄れ、前のライアンも左鞭で外に膨れて、挟まれてしまいました。騎手がバランスを崩す不利でしたが、そこから再び追われての5着。前走は勝負所での致命的な不利でしたので、ここで巻き返しがあっても不思議ありません。

結論 馬複8-6,3,2,4,7,11 (14:14:510:4:4:4) 複勝8 (50)

2021年 ロジータ記念の予想

ケラススヴィアは、本来の調子に戻っておらず、危ういです。

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川崎11R ロジータ記念 ダ2100ⅿ 🎯🎯

 ◎ (7)ウワサノシブコ ←1着(4番人気)
 〇 (2)ケラススヴィア
 ▲ (5)カイカセンゲン ←2着(2番人気)
 △ (3)ディアリッキー
 △ (4)カルフレグランス
 △ (11)グロリオーソ
 △ (1)ティーズアレディー
 △ (14)プレストレジーナ

見解

 今回のメンバーで実績断然なのは、牝馬クラシック二冠を制し、関東オークスでもウェルドーンと一騎打ちの2着となった(2)ケラススヴィアでしょう。しかし、同馬はジャパンダートダービー馬キャッスルトップにハナを奪われた前走ダービーグランプリでシンガリ負けを喫したように、ハナへ行ってこその馬。しかし、前走で9.1秒差も敗れたのは、ハナへ行かなかったこと意外に、前崩れの展開になったことや状態面の悪さも影響しているはず。

 今回のメンバーで2番枠ならハナを主張できる可能性は高いですが、騎手に「何が何でもハナ」というプレッシャーがかかると、前半から飛ばしすぎたりするなど、ペース配分を誤ることも少なくありません。本来の状態を取り戻せていれば、それでも勝ち負けになる馬ですが、前走で走っていないわりに調教が軽めなのは気掛かりです。今回は相手弱化とはいえ、取りこぼしがあっても不思議ないので、対抗○までとします。

 そこで◎には、2月のユングフラウ賞で〇ケラススヴィアに唯一、土をつけた(7)ウワサノシブコを推します。同レースはケラススヴィアが前半3F36秒8‐後半3F38秒9のオーバーペースで逃げて自滅したもの。しかし、同馬も早めに動いて、けっして楽なレースではなかったことを考えれば上々。また、4走前に川崎2100mを勝利しているようにこの距離も得意。

 前走のサルビアCは大外枠から逃げ馬カルフレグランスの外2番手でレースを進め、3~4角で同馬に並びかけ、4角先頭の勝ちに行く競馬。スタミナが不足する休養明けのぶん、最後は苦しくなり、カルフレグランスに差し返され、ラブオブマイライフにもクビ差差されての3着でしたが、強い内容でした。今回はひと叩きされての前進があると見て、本命としました。

 ▲は、新馬戦、特別戦を2連勝した素質馬(5)カイカセンゲン。同馬はその後、行きっぷりが悪くなりスランプ状態になっていましたが、復帰から3戦して随分と内容が良化しました。前走のルドベキア特別では、スローペースを意識して向正面から逃げ馬カルフレグランス(次走サルビアC勝ち)に並びかけて行く積極的な競馬でハナ差2着。これならばあとひと押しが期待できるでしょう。

 △に前々走の東京プリンセス賞では、〇ケラススヴィアには引き離されましたが、好位の外からしぶとく粘って2着と好走した(3)ディアリッキー。休養明けの関東オークスでは8着と崩れましたが、立て直されての今回は変わり身を期待します。

 あとはルドベキア特別とサルビアCを2連勝した(4)カルフレグランス。同馬は勢いもあるし、これまでの実績からも折り合う競馬も可能ですが、相手強化のS1となると、どこまで通用するかという不安もあるので狙い下げました。

 他ではユングラグ賞で◎ウワサノシブコ、◎ケラススヴィアと0.1秒差(3着)、桜花賞ではケラススヴィアと0.6秒差(2着)の(11)グロリオーソ。同馬は東京プリンセス賞や関東オークスではケラススヴィアに2.5秒差以上も離されたように、1400~1600mがベストの感があります。しかし、ケラススヴィアが案外と長距離指向で、距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきた面があり、一概にそうとは言い切れません。

 休養明けの前走、秋の鞍オープンは前々走の関東オークスで後方からレースを進めた後の大幅距離短縮だったため、追走に苦労していましたが、前走で短い距離を使ったことで、今回での追走が楽になるでしょう。ここでの変わり身を警戒します。

 更に東京プリンセス賞の3着馬(1)ティーズアレディー。他力本願の同馬は、前走のサルビアCは前有利の流れに泣きましたが、ペースが上がればワンチャンスあるでしょう。

 最後に1200mの新馬戦を圧勝したことで長らく短い距離を使われていましたが、マイル戦で前半4F49秒0-後半4F51秒9のハイペースを逃げて3着に粘った前走内容から、距離延長が吉と出る可能性が高い(11)プレストレジーナ。2100mが未経験で、前走から大幅距離延長となると不安もありますが、同馬はスピードよりも持久力を生かしてこその面があるので、人気薄のここは一考します。

結論 馬複7-2,5,3,4,11,1,14 (20:8:6:6:6:2:2) 複勝7 (50)

2021年 JBCクラシックの予想

帝王賞馬テーオーケインズは真の王者か?

地方競馬最高の優勝賞金額8000万円(2021年度は東京大賞典と同額)を誇る、JBCクラシック。まさに地方競馬の最高峰レースだが、過去10年で地方馬の3着以内は、2010年のフリオーソ(2着)のみと地方馬受難。中距離路線は中央馬と地方馬の実力差が大きく、容易に狙えない現状だ。

また、JBCクラシックはチャンピオンズカップ、東京大賞典と続く秋ダート三冠の1冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃、マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが…

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2021年 JBC2歳優駿の予想

今年は中央か?それとも地方か?

JBC2歳優駿は2019年まで「北海道2歳優駿」として行われていたが、昨年よりJBCの2歳カテゴリー競走としてリニューアル。第1回の昨年は3着こそ中央馬だったものの、門別のラッキードリーム(8番人気)とトランセンデンス(13番人気)がワン、ツーを決め、馬複1万7980円、3連単37万5940円という波乱の幕開けとなった。

まず、このレースの特徴は、2歳最初のダートグレードであるエーデルワイス賞ほどではないにせよ、地方馬が活躍しているということ。実際に過去10年で中央馬は1着6回、2着5回、3着4回に対して地方馬は1着4回、2着5回、3着6回という成績。エーデルワイス賞よりも中央馬がやや優勢になるのは、秋口から中央の2歳1勝クラスが豊富に施行されることが影響している。

このレースの主な対戦図式は、中央の1勝クラスvs門別の重賞上位馬だが、中央の短距離の1勝クラス組は、距離の壁で取りこぼすことも少なくない。

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2021年 JBCスプリントの予想

外差し馬場で最内のリュウノユキナはどう乗るか?

JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第21回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は、距離1000m~1400mで施行されている。

主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走して来たこともあった。

本来は前走で同距離が今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年、スプリント路線はメンバーが充実しているので、それらが出走してくるチャンスはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりもマイル~中距離に出走している馬のほうが有力というのを覚えておいて損はない。

つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも…

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2021年 JBCレディスクラシックの予想

サルサディオーネの距離不安で荒れるか!?

JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で11年目と歴史が浅く、大井1800mで行われることもあれば、今年のように金沢1500mで行われることもあり、JBCクラシックやJBCスプリントを比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。

このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも、牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。

そこで主力として紹介したいのが…

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