●日本ダービー
こちらを参考にして下さいm(__)m。
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●目黒記念
ダービーDayの最終レースとして定着した目黒記念。このレースは、芝2400mのダービーよりも距離が100m長いだけ。しかし、ダービーよりも100m後方からのスタートになるだけで、直線の坂を2度も上ることになります。このためダービー以上に、スタミナが要求されます。
ダービーが中距離指向の強いレースとするならば、目黒記念は長距離指向の強いレース。実際に過去10年の連対馬20頭を見ても、14頭が前走で芝2400m以上の距離を使われていた馬。また、前走で芝2400m以下を使われていた6頭中4頭が、芝2400m以上の重賞で3着以内の実績がある馬でした。(例外は、2010年の2着馬イケドラゴンと2014年の2着馬ラブイズブーシェでともに5歳馬)
また、スタミナが要求されるレースだけに、休養明けはマイナス。半年以上の休養明けだった馬は、過去10年で1度も3着以内がありません。中10週以上の休養明けだった馬も、連対馬は3頭のみ。該当馬は2013年のルルーシュ(2着)、2017年のフェイムゲーム(1着)、2019年のアイスバブル(2着)で、アイスバブル以外は、G2・アルゼンチン共和国杯勝ちやG1・天皇賞(春)で連対するなどの実績があった馬です。
一方、前走・天皇賞(春)の好走馬は、2014年に1番人気に支持されたアドマイヤラクティ(天皇賞・春で4着)のように、馬群に沈むことがほとんど。強豪相手のG1で能力を出し切った後では、おつりがないからでしょう。この年は前走の天皇賞(春)で16着と大敗を喫したムスカテールが巻き返しVを決めています。
当然、前走のG1・大阪杯で好走した馬も苦戦で、昨年は1番人気に支持されたブラストワンピースが、前走の大阪杯で小差の6着と善戦し、このレースでは馬群に沈みました。同馬は前年の有馬記念の覇者であり、決して長距離適性がなかったわけではありません。G1で好走すると、重いハンデを課せられるのも敗因のひとつですが、おつりがないのが一番の理由です。
では、軽ハンデ馬が穴メーカーになっているかというと、決してそうでもありません。目黒記念はスタミナが要求されるワンペースのレースだけあって、軽ハンデ馬の活躍はそこまで目立ちません。もちろん、ハンデが重いよりも軽い方が有利ですが、スタートダッシュが問われる短距離戦や、瞬発力比べのレースほど軽ハンデの優位性はないということです。
まとめるとレースを順調に使わている馬で長距離適性がある馬が有利ということ。休養明けの馬は、長距離実績のある馬でなければ狙いづらいということ。また、前走でG1で好走するなど、馬が消耗していないことがこのレースでの狙い目となります。前記該当馬から、実力のある馬を本命としたいです。