2023年 ロジータ記念の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.11.08
2023年 ロジータ記念の予想

■金沢ダービー馬と岩手ダービー馬が参戦

 今年は金沢、岩手、兵庫で牝馬のダービー馬が誕生した。今年のロジータ記念は金沢ダービー馬ショウガタップリと岩手ダービー馬ミニアチュールが参戦する。

 それを迎え撃つのはロジータ記念TR・サルビアCで8馬身差で圧勝したマテリアルガールや関東オークスでパライバトルマリンと0.4秒差(4着)に好走したメイドイットマム等。

 勝つのは南関馬か、それとも他地区か…。マテリアルガールはサルビアCで圧勝だったが、サルビアCの勝ち馬は2010年以降の過去12年で【0・1・1・10】と2014年のモフモフの2着が最高着順。1勝もしていないこと考えると、サルビアCの敗退馬や他地区の馬もノーチャンスではないと見ている。

川崎11R ロジータ記念 ダ2100m
 ◎ (4)ショウガタップリ
 ○ (9)マテリアルガール
 ▲ (7)メイドイットマム
 注 (8)ワイズゴールド
 △ (2)スギノプリンセス
 △ (6)リコシェ
 △ (11)ミニアチュール
結論 馬複4-9,7,8,2,6,11 (18:14:6:4:4:4) 複勝4 (50)

■有力馬のコメント

◎ (4)ショウガタップリ

 金沢で11戦11勝。牝馬ながら石川ダービーを制した馬だが、前々走の黒潮盃で初めて土が付く形となった。前々走は3番枠からまずまずのスタートを切ったが、トップスタートを切った内のマンダリンヒーローが外にヨレて接触。それでも行き脚がついて好位馬群の中目を追走。3角のペースアップでマンダリンヒーローがやや下がってきたので、そこで一列下げて4角で外に出す形。直線の外から前を追ったが1.9秒差の6着に敗れた。

 黒潮盃は逃げた7番人気馬ウインドフレイバーが3着に好走しているように、前有利の流れ。そこを考えると3角の不利は大きく、スムーズならば本馬と同じ位置の内を追走していた5着馬タイガーチャージと互角のレースはできていたはず。そのタイガーチャージは次走の戸塚記念で3着である。これくらいの走りができれば、今回のメンバーが相手でも見劣りしない。

 また前走の西日本ダービー(距離2000m)で好位の外から4角先頭の競馬で6馬身差で圧勝しているように、距離が延びるのはいいはず。サルビアCの上位2頭は強いが、ここは食い込みを期待したい。

○ (9)マテリアルガール

 ロジータ記念TR・前走のサルビアCを優勝した馬。前走は5番枠から好スタートを切って、最内枠からハナを主張した(7)メイドイットマムをぴったりマークでその外2番手を追走。2週目の向正面半ばからメイドイットマムにプレッシャーをかけ、抵抗する同馬を競り落として4角ではもう先頭。そこから後続との差をどんどん広げて8馬身差で圧勝した。

 本馬は前走を制して4連勝。前走は強かったが、このレースはサルビアCの勝ち馬が苦戦の舞台。2010年以降の過去12年で【0・1・1・10】と2014年のモフモフの2着が最高着順で、それ以外は連対を外している。つまり、それだけトライアルで好走、激走するのは本番へ向けては好ましくないということだ。

 ちなみにモフモフはサルビアCで1.1秒差で圧勝した馬。この着差は過去12年でNO.2のもの。マテリアルガールは1.6秒差とNO.1の着差で強い勝ち方だっただけに、前走からパフォーマンスをダウンさせる形でも、連対を確保する可能性は十分に考えられる。

▲ (7)メイドイットマム

 SⅠの東京2歳優駿牝馬と桜花賞を優勝し、前々走の関東オークスでも0.3秒差(4着)に善戦した馬。前々走は9番枠からまずまずのスタートを切って、そこから押して押しての先行策。最終的には外の2頭を行かせて、好位の最内を確保する。スタンド前でメイショウオーロラ等が外から上がって来たが、それを行かせて好位の直後の最内。2週目の3~4角でも最短距離から進出し、4角で2列目の外に出されると、そこから前に迫って3着メイショウオーロラとハナ差の4着に好走した。

 休養明けの前走、サルビアCは1番枠から好スタートを切って、積極的に出してハナを主張。折り合いを欠いていたが、そこを外から〇(9)マテリアルガールにぴったり外からマークされる形。2週目の3~4角で先頭を狙う同馬に抵抗したが、直線序盤で苦しくなって失速し、離された2着に終わった。前走はデビュー以来、初めての逃げで苦しい競馬になたっが、前走で厳しい競馬をいたことでスタミナ面の良化が見込める。

注 (8)ワイズゴールド

 桜花賞では4着だったが、その後水沢の留守杯日高賞で1着、園田ののじぎく賞で3着と、他地区で賞金加算をした馬。留守杯日高賞では5番枠からまずまずのスタートを切って、内枠の利を活かしてハナを主張すると、マイペースの逃げ。3角手前でキャッツライズが競って来たが、これを競り落として4馬身差で完勝した。

 留守杯日高賞で6馬身半差の3着馬は(1)フークエンジェル。本馬は休養中に成長したにせよ、ワイズゴールドはここでそんなに足りないとも思えない。確かに前々走のレキサンドライトCは(2)スギノプリンセスや(6)リコシェに完敗の3着だったが、今回は休養明けの前走で芝でテンの速力強化を図っての臨戦過程。好位でレースの流れに乗り、展開に恵まれた場合には一発あっても不思議ない。

△ (2)スギノプリンセス

 牝馬クラシック3冠ではひと息だったが、4走前の川崎1600m戦、江戸切子特別では好位の外から早めに抜け出したソウルストライクに迫ってクビ差の2着。ここで成長をアピールすることができた。

 本馬は関東オークスで大敗したことから、距離不安も囁かれているが、前走のサルビアCで▲(7)メイドイットマムの後ろの3~4番手を追走して、最後の直線で同馬に1馬身半差まで迫っていることから、距離の不安はないはず。◎マテリアルガールが本来の能力を出し切れなかった場合にはチャンスがありそうだ。

△ (6)リコシェ

 4走前のB2・ひらつか七夕まつり記念杯では逃げて8馬身差と圧勝しているように逃げてこその馬。本馬はその後も逃げて1着、2着と善戦している。前走のサルビアCでは大外13番枠から控えて好位の外を追走したが、外に逃げようとしてほとんど競馬になっていなかった。

 本馬は外に馬を置いて競馬ができれば逃げなくてもオーケーだが、今回のメンバーだと逃げる可能性が高い。その場合は距離が持たない可能もあるが、上手く折り合って脚を溜めて行ければ、これまで逃げることで鍛えた心肺機能で、この距離を克服しても不思議ないと見ている。

△ (11)ミニアチュール

 岩手の三冠馬。ダイヤモンドC、岩手ダービーの二冠で2着だったリッキーナイトは南関東でルクバーやロッソナブアを相手に歯が立たなかった馬。しかし、ロッソナブアは後の岩手ダービーでリッキーナイトと接戦の3着。それらに4馬身先着していることを考えると、岩手ダービーがそこまでレベルが低いこともなさそうだ。

 またロッソナブアは今年4月のチューリップ特別で2着と△(6)リコシェに先着している。このレースでは最後の直線でリコシュが飛ぶ鳥に驚いて内ラチに激突と自滅したものではあるが、通用の可能性が残されている以上は警戒しておきたい。岩手ダービー以降の圧勝劇から、本馬自身地力を付けていると見ている。

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