2022年も予想を閲覧して頂きまして、ありがとうございました。来年度ももっと参考になる予想をお届けできるよう、情報収集も含め、努力していきます。2023年もよろしくお願いいたします。
大井10R 東京2歳優駿牝馬 ダ1600m
◎ (3)ジョリダム
〇 (6)メイドイットマム
▲ (14)ラビュリントス
注 (13)フジコチャン
△ (1)アトカラツイテクル
△ (7)スギノプリンセス
△ (8)マカゼ
△ (9)サーフズアップ
△ (10)アレナル
■有力馬の紹介
◎ (3)ジョリダム
3走前のウィナーズChでは、後の兵庫ジュニアグランプリ2着馬スペシャルエックスと0.3秒差(3着)だった馬。3走前は6番枠からトップスタートを切ったエイシンケプラーに内からスペシャルエックスが競りかけ、前半3F34秒5-後半3F39秒2の超絶ハイペース。離れた3列目の最内から最短距離を立ち回って、最後の直線で早めに抜け出したスペシャルエックスに迫ったのが本馬です。
その時点ではスペシャルエックスに完敗でしたが、その次走でJRA芝オープンのクローバーSを逃げ切り勝ち。前走のジュニアGPは盛岡芝1600m戦で前半3F36秒5-後半3F37秒1の流れ。11番枠から好発を切って逃げ馬の外を追走していましたが、流れが遅かったために3~4角でコントロールに苦しみ、早めに先頭に立つ競馬。結果、ラスト1Fで苦しくなり、外から(14)ラビュリントスらに差されて3着に敗れました。
今回はそこから立て直されての一戦で、体調の上昇が見込めます。もともとダートでもやれる馬で、芝を使われている間に成長した可能性があり、3走前に追走に苦労していたことや近走からも、距離はマイルくらいあってもいいので、ここは本命馬としました。
〇 (6)メイドイットマム
前々走のエーデルワイス賞の5着馬。5走前のウィナーズChでは、序盤は◎ジョリダムの後ろのを追走し、3~4角の中目から動いて4角ではジョリダムに並びかけ、同馬を交わしてスペシャルエックスにクビ差まで迫りました。
前走のネームヴァリューMでは、中団の最内から3~4角の中目から位置を押し上げ、ラスト1F過ぎで逃げ馬を交わすと4馬身突き抜けて余裕の勝利。良い脚が長く使える馬なので、距離が伸びてこそだと見ていましたが、難なく1500mをこなしたのも大きな収穫でしょう。
▲ (14)ラビュリントス
4走前のターフチャレンジⅡでは、後の兵庫ジュニアグランプリの3着馬デステージョと0.5秒差(2着)と好走した馬。前々走の知床賞では、1番枠から五分のスタートを切って、2列目の最内を追走。4角最内から直線に向いてスパートしようとしたところで、外からメンコイボクチャンに閉められてブレーキをかけ、外に立て直すロス。立て直しがスムーズではなかったために減速して位置を下げてしまいましたが、そこから再び加速して、ラスト100mで3馬身差くらいあった差を一気に詰めて、勝利しました。
前々走の勝ち馬メンコイボクチャンは、イノセントCでスペシャルエックスにクビ差まで迫った馬。それを最後の直線で不利がありながらも差し切ったのですから、ここでは実力上位と言えるでしょう。ただ前々走で力を出し切れなかったからこそ、今年から1着賞金2000万円と増額の前走のジュニアGP優勝に繋がった面があるのも確か。
前走も行きたがるのをコントロールして、中団より前の最内を追走。向正面で4番手の中目まで上がり、3角から進出してラスト1Fで早め先頭に立った◎ジョリダムを交わし、2馬身差で勝利と強い内容でした。しかし、今回での余力面にやや疑問があるので、3番手評価までとしました。
注 (13)フジコチャン
新馬戦では6番枠からハナに立った今回1番人気の(10)アレナルに内から抵抗してハナを奪い返し、最後に直線では同馬とマッチレースになった馬。同レースでは2着に敗れたものの、3着には大差をつけており、その次走の勝利も順当なものだったと言えます。
ただ前々走はややハイペースで逃げて2着馬に9馬身差と、予想以上に圧巻の内容。また1Fの距離延長となった前走でも3馬身差で圧勝しており、この距離にも問題ありません。相手が南関東組だけならば本命を打ちたいところではありますが、門別デビュー組のほうが力が上。ここまでのキャリアが3戦と浅い馬なので、上昇力でそれらとの差をどこまで詰められるかが鍵となるでしょう。
△ (1)アトカラツイテクル
新馬戦、新星特別ともに逃げて圧勝した馬。前々走の新選特別は3着に敗れましたが、トップスタートを切った逃げ馬の外からの競馬で、コントロールに苦労していたことを考えれば悪くない内容でした。前走の若鷹特別は浦和1500mの大外12番枠から出遅れたものの、そこから位置を取りに行く競馬。向正面では逃げ馬と競り合い、さらに外からガンモヘラクレスが捲って来たことでペースが上がり、苦しくなって3着に敗れました。
しかし前走は、スタミナがが不足する休養明けで100mの距離延長だったことを考えるとよく粘りました。今回はひと叩きされたことで息持ちが良くなるはず。今回は同型馬との兼ね合いが気になるところですが、侮れない馬です。
△ (7)スギノプリンセス
デビュー当初はスプリント路線を使われ、結果を出せずにいましたが、マイル~中距離路線を使われ、前に行くことで結果を出した馬。5走前に門別の1500mの未勝利戦を逃げ切り勝ちすると、そこから4連勝で前々走では門別の重賞ブロッサムCを優勝しました。ここでは好位の外から、3~4角で捲ってきたパワトゥザピープルとともに位置を上げ、4角先頭に立っての優勝でした。
前走のJBC2歳優駿は、重賞勝ち直後の相手強化の一戦。5番枠から行きっぷりが悪くて前に行き切れず、1角で外から来られて、位置を下げたために揉まれ、9着に大敗しました。本馬は未勝利時に揉まれる競馬で2着に善戦した実績があることから、揉まれ弱いタイプではないのですが、前に行くのがベストの馬なのでしょう。マイル戦のここだと、好位と取れない公算が高いので狙い下げました。
△ (8)マカゼ
前走でローレル賞を優勝した馬。前走は6番枠から好発を切って、マイペースに持ち込んでの逃げ切り勝ち。今回は内にアトカラツイテクル、外にボヌールバローズなど同型馬が揃っており、仮に本馬が逃げたとしてもペースが速くなる公算が高く、狙い下げました。
△ (9)サーフズアップ
前走のローレル賞の2着馬。前走は2番枠から五分のスタートを切って、3列目最内と経済コースを通り、最後の直線でスムーズに外に出されての2着。前走で初距離の1600mに対応したのは収穫にせよ、さらなる相手強化で9番枠となると、距離ロスも生じるだけに狙い下げました。
△ (10)アレナル
新馬戦と前走を勝って2戦2勝。新馬戦では大外6番枠から出遅れたものの、そこから挽回して一旦ハナに立つ競馬。内から注フジコチャンに抵抗され、2頭で競り合う形から、最後に同馬を競り落としての完勝でした。3着には大差をつけていたことからも、次走の勝利は順当なものでした。
ただ前走は逃げ馬のファサードが大逃げを打って、ペースを引き上げたことで、中団の外を追走した本馬は展開に恵まれました。確かに最後の直線半ばで抜け出して、2着馬に3馬身半差つけての完勝ではありましたが、多少なりとも疲れが出てスムーズに上昇しない危険性もあります。逃げ馬揃いの今回も再び展開に恵まれる可能性も十分ありますが、リスクの高い1番人気であることから、狙い下げました。
結論 馬複3-6,14,13,1,7,8,9,10 (14:10:6:4:4:4:4:4) 複勝3 (50)