2022年 東京シンデレラマイルの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.12.30
2022年 東京シンデレラマイルの予想

明日の東京2歳優駿牝馬も予想します。馬券収めをしましょう。

大井10R 東京シンデレラマイル ダ1600m
 ◎ (2)スピーディキック
 〇 (4)ダノンレジーナ
 ▲ (13)リネンファッション
 △ (10)ディアリッキー
 △ (9)ジュランビル

 ■有力馬の紹介

 ◎ (2)スピーディキック

 昨年暮れの大一番、東京2歳優駿牝馬を勝利し、桜花賞、東京プリンセス賞を連覇した馬。関東オークスはグランブリッジに3馬身半差離されての3着でしたが、相手が悪かったとしか言いようがありません。グランブリッジはその後、ブリーダーズゴールドCを制して、先週のJBCレディスクラシックでも2着と好走しました。

 この秋も戸塚記念とロジータ記念を連勝した馬。前走のロジータ記念では、14番枠から五分のスタートを切って序盤は中団の外、そこから徐々に位置を上げ、向正面では2列目の外。スタンド前でもほとんど隊列が変わらず、2週目の3角手前でティーズハクアが先頭に立つと、本馬も軽く仕掛けてそこからマッチレース。最後の直線序盤で先頭に立つと、結果2着のティーズハクアに6馬身差を付けての圧勝でした。

 昨年末の東京シンデレラマイル以降、敗れたのは中央馬が相手の関東オークス3着のみ。それも近2走とも早めに動いて、メンバー最速の上がり3Fタイムでまとているとなると、逆らいにくいでしょう

 〇 (4)ダノンレジーナ

 一昨年、昨年とこのレースを連覇した馬。今年のTCK女王盃では8番枠から五分のスタートから、同厩舎の逃げ馬ケラススヴィアの外を追走。レースはスローペースで流れて、本馬が直線序盤で先頭に立ったものの、中央馬に交わされて6着でした。しかし、昨年のJBCレディスクラシックの覇者テオレーマと0.6秒差と上々の内容でした。今年はJBCレディスクラシックを目指さず、グランダム・ジャパンに参戦。佐賀ヴィーナスカップ、兵庫サマークイーン賞、秋桜賞を3連勝しました。前走のレディースプレリュードでは9着に大敗しましたが、今回はそこから立て直されての一戦。巻き返せるでしょう。

 ▲ (13)リネンファッション

 昨夏のブリダーズゴールドCでは、マイペースで逃げてマルシロレーヌに交わされたものの、半馬身差の2着と好走した馬。その次走のJBCレディスクラシックでも、出遅れを挽回し、逃げるサルサディオーネの外からプレッシャーをかけて行く競馬で、3着に善戦しました。

 その後不振となり、最近は前に行くこともできずに大敗の連続でしたが、前々走の生田特別では逃げて勝ち馬と0.3秒差の4着と復調の兆し。前走のクイーン賞は、テリオスベル、ショウナンナデシコ、グランブリッジ等の逃げ、先行馬が出走しているために前に行けず、離された5着に敗れましたが、今回のメンバーならば大外13番枠でも逃げられる公算大。巻き返しがあっても不思議ないでしょう。

 △ (10)ディアリッキー

 一昨年の東京2歳優駿牝馬で3着、昨年の東京プリンセス賞では2着だった馬。確かに昨年のクラシック戦線は牝馬も牡馬も低レベルでしたが、本馬はその後に成長し、昨年のクイーン賞では4着に好走しました。

 前走のORO牝馬特別オープンは、盛岡ダ1600mで前半3F38秒3-後半3F37秒3のスローペースで前有利の流れ。中団馬群でレースを進めていた本馬は、3~4角で包まれて直線序盤では進路がない状態。位置を下げて外に出して進路を作ったものの、時すでに遅しで6着が精一杯でした。しかし今回は、◎スピーディキック早めに動いて前を掃除する可能性も十分あるだけに、警戒しました。

 △ (9)ジュランビル

 ダートのキャリア2戦目で挑んだ昨年10月の3勝クラス・天王寺特別を勝利した馬。同レースでは14番枠からトップスタートを決め、内の馬を行かせて外2番手を追走。4角序盤で先頭に立つと、外から上がってきたシゲルタイタンとマッチレースとなりましたが、本馬がハナ差制しました。

 本馬の中央の実績を考えると、地方移籍後ももっと走れてもいいはずですが、JBCレディスクラシックを目標に長い距離を使われていたこともあり、不振でした。前々走から2Fの距離短縮となった前走ビオラ賞は、テンに置かれ、前から離されて追走に苦労していましたが、前走で短い距離を使われ、出脚&追走力強化を図ったことで、マイルの今回では勝負圏内の位置は取れるでしょう。本馬も展開に恵まれる必要がありますが、一考します。

結論 馬連2-4,13,10,9 (24:10:10:6) 複勝2 (50)

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