2022年 平和賞の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.10.26
2022年 平和賞の予想

平和賞は馬の能力と人気にズレが生じているので、そういう意味では面白いかもしれません😊

船橋11R 平和賞 ダ1600m
 ◎ (11)グロリオサ
 〇 (3)サベージ
 ▲ (7)プルタオルネ
 △ (2)ハーモニーロワ
 △ (6)スーパーファルコン
 △ (5)サムタイムアゴー
 △ (9)サンベルベッド

 ■有力馬の紹介

 ◎ (11)グロリオサ

 デビュー2戦目の2歳未勝利戦で5馬身差、3戦目のアタックチャレンジ2歳未勝利戦では9馬身差で圧勝した素質馬。その次走となった前走のH2・サッポロクラシックCは3着に敗れましたが、1着のベルピット、2着のオーマイグッネスは、H1・ブリーダーズゴールドジュニアCの1着馬、2着馬であり、その後のH1・サンライズCでワン、ツーを決めた馬。相手が悪かったとしか言いようがありません。

 前記の2頭は門別の現2歳中距離路線では飛び抜けて強く、道営の服部騎手も「JBC2歳優駿はこの2頭でJRA馬を倒したい」とおっしゃっていたほど。今回は左後肢跛行明けになりますが、この中間は順調に追い切られており、大きな影響はないはず。相手弱化のここは上位争いに期待します、

 ○ (2)サベージ

 デビュー2戦目の前々走ではゲートを出ず、競走中止かと思うほどの大出遅れを挽回して、後のSⅢゴールドジュニアの優勝馬リベイクフルシティにクビ差2着まで迫った馬。本馬は完成度が低いものの、素質は高い馬。前走も出遅れましたが、前々走ほど後方に置かれることなく、1~2角では2列目の外3番手まで挽回し、ラスト1Fで先頭に立っての勝利でした。

 まだレースに集中していない面があり粗削りですが、レースぶりに進化が見られたことと、今回は砂を被りたくない逃げ馬が揃っており、多少の出遅れなら吉と出る可能性もあると見て、対抗評価としました。

 ▲ (7)プルタオルネ

 デビュー3戦目のターフチャレンジで3着だった馬。前記レースでは3Fの一気距離延長を意識して、ゲート出たなりで中団やや後ろからの競馬。向正面でじわじわ下げて最後方で3角へ。そこから前との差をじわっと詰めて、4角大外から良い脚で伸びて来たものの、ラスト1Fでジリジリになって前との差が詰め切れずの3着でした。ターフチャレンジの内容から距離が1F短くなるのはいいでしょう。

 今回は右前肢挫跖による休養明けの一戦となりますが、ターフチャレンジで後のH1・サンライズCの4着馬タイガーチャージと0.3秒差だったことから、◎グロリオサほど強くないにせよ、対南関東馬で見た場合には、互角以上にはやれるはず。この距離なら前進があると見て、3番手評価としました。

 △ (2)ハーモニーロワ

 船橋ダ1000mの新馬戦と船橋ダ1500mの条件戦を逃げて2戦2勝。前走では外からキャッスルバジオウがトップスタートから出鞭を入れて内に切れ込んで来るところを1番枠から好発を切って、スピードの違いでハナに立って6馬身差の楽勝でした。

 ただ、今回は同型馬の(4)ルナテンソウマオや(6)スーパーファルコンが出走しているので、ハナに行けずに被されて本来の能力を発揮できない可能性もあるし、逆に2番枠だと積極的に出してオーバーペースの競馬を強いられる可能性もあるので、過信は禁物でしょう。

 △ (6)スーパーファルコン

 船橋ダ1000mの新馬戦と船橋ダ1200mの条件戦を逃げて2戦2勝。前走はやや出遅れたものの、手綱をしごいて二の脚の速さで先手を主張し、3~4角で後続馬を引き付けて脚をため、直線でゴーサインが出されると、後続をどんどん引き離しての3馬身差の完勝。ただし、ラスト2F12秒6-13秒6で、ラスト1Fで大きく失速していました。

 今回はさらに相手強化で距離も延長されるだけに、もっと息を入れて追走したいところ。今回は他の逃げ馬2頭よりも外枠であり、折り合う競馬に対応できるようであれば対応できそうですが、そういう競馬に対応できなかった場合には崩れる可能性もあるので狙い下げました。

 △ (5)サムタイムアゴー

 浦和でデビューし3連勝した馬。小久保厩舎は例年ここを目標にする厩舎で、2017年のシェーンリート(3番人気・3着)、2018年のトーセンガーネット(1番人気・2着)、2019年のチョウライリン(10番人気・3着)、2020年ジョーロノ(2番人気・3着)、2021年のライアン(6番人気・1着)と近5年とも馬券に絡んでいます。

 ジョーロノ、チョウライリンはS3・鎌倉記念で敗退や惨敗からの巻き返し。本馬もここを目標に逆算して調整。前々走のとき特別は距離も長く、前走の鎌倉記念は相手が強かった面もあり、休養前の実績からもっと走れていい馬ではあるので、ここは警戒しました。

 △ (9)サンベルベッド

 前走の新馬戦は、3番枠から好発を切って、先頭列3頭の一番外を追走。最後の直線序盤で先頭に立つと、そこからどんどん後続を引き離し、3馬身差で完勝。最後は流していましたが、ラスト2F13秒2-13秒1と加速しての勝利でした。本馬は素質がなかなか高く、前走時が余裕のある勝ち方だったことから、今回での前進が見込めるはず。前走から3Fの距離延長はともかく、距離が長くなる条件はいいはず。

 相手強化&一気の距離延長となると未知な部分もありますが、7番人気ながらあっさり上位争いに加われても不思議ではない要素を兼ね備えているので、買い目に加えました。

結論 馬複11-3,7,2,6,5,9 (18:8:8:8:4:4) 複勝11 (50)

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