2022年 クラスターC予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.08.16
2022年 クラスターC予想

クラスターcは前売り1番人気だったリメイクが故障し、出走取消となってしまいました。斤量51kgのリメイクに乗るために減量した川田騎手も切ないですが、馬券を買う側も切なく、JRA所属馬の何を勝っても配当が安いという状況になってしまいました。ご了承くださいm(__)m。

盛岡9R クラスターC ダ1200m
 ◎ (14)リュウノユキナ
 ○ (1)ダンシングプリンス
 ▲ (13)オーロラテソーロ
 △ (11)ジャスティン

 ダンシングプリンス、ジャスティン、オーロラテソーロと逃げ馬が揃ったメンバー構成。オーロラテソーロは揉まれなければOKのタイプなので、外枠の今回は逃げない可能性が高いものの、ダンシングプリンスが最内枠に入った以上、前走の北海道スプリントC同様に積極的に出して、ペースが速くなる可能性は十分。そこで今回はチョイ差しの馬の浮上に期待したいです。

 ■有力馬の紹介

 ◎ (14)リュウノユキナ

 昨年のクラスターC圧勝や東京スプリント勝ちを始め、1200mのダートグレードで5戦2勝、2着4回、3着1回とこれまで3着以内を外したことがない馬。前走の北海道スプリントCは前半3F34秒3-後半3F36秒3とペースが速くなった中、8番枠から上位入線の2頭よりも外から早めに上がっていく競馬になったために、しまいが伸びず、1200mのダートグレードでは初めて連対を外しました。

 しかし、昨年のクラスターCのように、前に行きたい馬に行かせて差す競馬なら巻き返せるはず。少なくともダンシングプリンス、ジャスティン、オーロラテソーロよりも後ろを追走できる点がプラスでここは中心視しました。また、今回は盛岡を知り尽くした村上忍騎手に乗り替わり、斤量が前走よりも2kg軽い55kgで出走できることも、本馬にとっては好ましいでしょう。

 ○ (1)ダンシングプリンス

 昨年暮れのカペラSでは、4番枠から押して前の位置を取り、外から内に切ってくるモズスーパーフレアを想定し、その外に出して2番手を取る完璧な立ち回りでの優勝。また、前走の北海道スプリントCは最内枠でテンの速いアザワクに被されて、外枠が主導権を握る流れだと厄介だと見ていたのですが、本馬に門別の落合騎手が騎乗していたこともあり、トップスタートを切ったアザワクがこれまでにない控える競馬をしてくれたために、揉まれることなく逃げ切ることができました。

 本馬はダートで12戦10勝、さらにダートグレードを含めて目下4連勝の実績が示すように強いのですが、これまで一度も揉まれたことがないだけに、今回は最内枠で揉まれた場合の怖さがあること、また外から被されないように、積極的に出して失速の可能性も考えられるので、対抗評価としました。勝つ時はアッサリかもしれませんが、軸馬向きではありません。

 ▲ (13)オーロラテソーロ

 4走前のりんくうSでは大外16番枠から2番手外でレースの流れに乗って、2馬身半差の完勝。前々走の天王山特別は逃げてデュアリストと接戦の2着。前走の松風月Sは3番枠から押して押して前の位置を取り、逃げ馬の外に出して2番手を取る形。ややタフな馬場で前半3F34秒1-後半3F36秒1とペースは厳しかったものの、本馬の好走パターンである揉まれない競馬ができたことで結果を出しました。

 今回は揉まれない競馬ができる外枠。また、このレースは一昨年の2着馬ヒロシゲゴールドのように、前の位置を取って行ける前走オープン、及びリステッド競走勝ちの新興勢力が人気以上の走りを見せる舞台でもあるので、3番手評価としました。

 △ (11)ジャスティン

 2020年の東京スプリント、東京盃、カペラSの覇者。特に一昨年の東京盃は、ラプタスやクルセイズスピリツらと競り合って、前半3F33秒8-後半3F37秒0の超絶ハイペースを押し切って優勝と強い内容でした。カペラS後は不振となりましたが、前走のリステッド競走・大和特別では復活の勝利。

 前走は大外16番枠から出して内から逃げたシンシティの2番手外で折り合おうとしたものの、首を上げるほど折り合い欠いて、3角では先頭に立ってしまう形。本馬は行きたがる気性の持ち主だけに、ここもダンシングプリンスに競って行く可能性が高く、狙い下げました。斤量も58kgと重く、前走同様に出足が付かない可能性が高い上に、スタミナが不足する休養明けで厳しい流れに持ち込むと、失速の恐れがあります。

結論 馬複14-1,13,11 (36:8:6) 複勝14 (50)


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