2022年 黒潮盃の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.08.17
2022年 黒潮盃の予想

昨日のクラスターCはほぼ読みどおりでした。今日も当てたいところです😊 また、得意の大井なのでメイン以外の後半のレースも目を通したのですが、パッとするレースがありませんでした。本日は黒潮盃のみの予想公開とさせて頂きますm(__)m。


大井11R 黒潮盃 ダ1800m
 ◎ (5)マイブレイブ
 〇 (8)クライオジェニック
 ▲ (2)ライアン
 注 (1)ナッジ
 △ (11)コスモファルネーゼ
 △ (4)サンドファルコン
 △ (7)ラブリーホライズン


 逃げ馬不在も、前走1200~1400m組のスティールルージュ、サンドファルコン、エスポワールガイがスピードの違いで前へ行く組み合わせ。ただどの馬も距離に不安があるので、そこまでペースが上がらず、平均ペースの範囲内で収まる可能性が高いと見ました。脚質による大きな有利不利のない決着になるでしょう。

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 ◎ (5)マイブレイブ

 もともと門別ではナッジと差のない競馬。南関東では平和賞でライアンの2着。昨年暮れの大井1800mの白鳥特別では、中団外からの後半型の競馬で後の羽田盃の4着馬イルヴェント、羽田盃の勝ち馬ミヤギザオウを倒して勝利しているように、適性、実績ともに申し分のない馬です。

 3走前の京浜盃は好位外の3番手で1角に進入したものの、内のノブレスノアがかなり膨らみ、その影響で外に振られる不利が大きく、9着敗退。前々走の東京湾Cは…御神本騎手らしく、逃げ馬の外2番手と勝ちに行く競馬ながら5着と内容は悪くありません。

 前走の納涼特別はスタミナが不足する休養明け。1番枠から出遅れ、そこからじわじわ上がっていく競馬で手応えが怪しくなり、6着に敗れましたが、前走はここへ向けての叩き台の意味合いが強かったはず。前走時から追い切りが強化されていることからも、ここが目標と言えるでしょう。

 今回人気の実績馬、素質馬は差し馬、もしくは近走差し競馬をしている馬。これらよりも前で立ち回れるマイブレイブは展開上の優位性があるし、能力を出し切ればここでも十分に通用する馬だけに、中心視しました。

 ○ (8)クライオジェニック

 前々走の東京ダービーの2着馬。本馬は5走前の雲取賞と3走前の羽田盃では、オーバーペースで逃げるシャルフジンの2番手を追走したために5着と15着に失速しました。しかし、前々走では13番枠から後方待機策で2着と好走。前々走まで揉まれ弱いとされ、勝ちに行ってはしまいの甘さを見せていましたが、キックバックも問題なく、差す競馬にも対応できました。

 実際に前走のジャパンダートダービーでは、中団馬群の中目を追走し、地方馬最先着の5着に善戦しています。今回はjpnⅠを使った後の楽をさせた一戦になりますが、自在性があって幅広い展開に対応できる点は大きな魅力です。

 ▲ (2)ライアン

 6走前の平和賞では◎マイブレイブ、○クライオジェニックを倒して勝利し、前々走の羽田盃では2着と好走した馬。しかし、前記2レースとも速い流れとなり、前が失速したところを外から差したもの。前走の東京ダービーは15着大敗を喫しましたが、1角で右手綱が切れる滅多にないアクシデントによるもの。前走で全く本来の能力を出し切っていないという点では、その他の東京ダービー出走馬よりも優位性はあります。

 しかし、本馬はテンが遅く、エンジンの掛かりも遅い馬。今回はクラシックの近2走よりも相手弱化とはいえ、ペースが上がってくれないと脚を余してしまう危険性もありそうです。

 注 (2)ナッジ

 2歳時はHⅠ・サンライズCを勝ち、JBC2歳優駿でも1番人気に指示された馬。このJBCクラシックは最後方待機のアイスジャイアントが優勝したように、中団の内で脚をタメたことが功を奏した形の2着。そのペースを作った1頭がシャルフジンで5着に粘っていたことから、3歳になって勢力図が逆転する可能性が高いと見ていたのですが、それにしても近2走のクラシックが不甲斐ない結果でした。

 ただ、4走前の雲取賞よりも近3走は走れていないのは確か。本馬は中団外から逃げ馬シャルフジンに0.2秒差(2着)まで迫った4走前のように、ハイペースでレースを引っ張る逃げ馬が出走していてくれた方がレースが楽な面はありますが、立て直されての今回は変われる可能性もあるだけに、注意が必要でしょう。

 △ (11)コスモファルネーゼ

 4走前の白百合特別から一気にパフォーマンスを上昇させた馬。大井1800mでスローペースとなった3走前のオープン・若竹賞と前々走の古馬相手のB3クラスでは、後方からメンバー最速の上がり3Fタイムを駆使して1着、3着に善戦。前走のジャパンダートダービーでも○クライオジェニックと0.3秒差の7着に好走しました。

 本馬は脚をタメればキレる脚が使え、近走の勢いも魅力ですが、今回はjpnⅠを使って楽をさせた後の一戦。スムーズに上昇するか微妙なところもありますが、警戒は必要でしょう。

 △ (4)サンドファルコン

 スプリント路線馬で、前に行ける強みがある馬。本馬は前々走の大井1400mがハイペースの先行押し切り勝ちで、あと1Fなら対応できそう。1800mまで距離延長となると、ペース次第のところがありますが、逃げ、先行馬が手薄なメンバー構成を考えると侮れないでしょう。

 △ (7)ラブリーホライズン

 これまで2戦2勝の馬。前走の雷鳥特別は3番枠から出遅れたものの、中団やや後ろの馬群の中を追走。3~4角で位置を押し上げて4角出で外に出されると、ラスト1Fで前が失速したところを、じわじわ差しての勝利でした。

 今回は骨折による9ヵ月の休養明けで、一気に相手が強化される一戦。それなのに3番人気と明確に過剰人気ではありますが、キャリアの浅い3歳馬だけに休養中に成長している可能性は十分あります。またノーザンF育成馬で、休養明けからしっかり仕上げて来る可能性もあるだけに、買い目に加えました。

結論 馬複5-8,2,1,11,4,7 (20:10:10:6:2:2) 複勝5 (50)

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