2022年 帝王賞+12R予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.06.29
2022年 帝王賞+12R予想

帝王賞は断然1番人気のテイオーケインズに赤色信号❣

大井11R 帝王賞 ダ2000m
 ◎ (5)オーヴェルニュ
 〇 (2)オメガパフューム
 ▲ (7)クリンチャー
 △ (8)テーオーケインズ
 △ (9)メイショウハリオ
 △ (6)チュウワウィザード

 7走前の平安Sでは2着馬に6馬身差を付け、自己最高の好指数で圧勝しているように、前にすんなり行けると強い馬。同馬はキックバックが苦手で、揉まれると脆い一方、すんなり行けた場合に強いことは鞍上も理解しており、これまでに鞍上が度々そういったコメントを出しています。ここは逃げ、先行馬手薄のメンバー構成。前走の平安Sのテンのタイムから考えて、前に行く意思を見せれば前に行けるはず。ここで能力発揮を期待します。

 有力馬の紹介

 ○ (2)オメガパフューム

 昨秋のJBCクラシックと東京大賞典を連覇した馬。前々走の東京大賞典では、出遅れて中団外目から3角手前で位置を押し上げ、3角で2列目を追走。いつものように楽な手応えで上がってきたものの、4角でミューチャリーにかなり外に張られるロス。そこから立て直してラスト1Fで内からしぶとく粘るクリンチャーとの一騎打ちを半馬身差で制しました。同馬は引退を予定していたこのレースで自己最高指数を記録。

 また、休養明けの前走アンタレスSでも、斤量59kgを背負ってここでも出遅れたものの、難なく勝利。この辺りに引退を撤回したのも当然まだまだやれる勢いを感じます。同馬は出遅れ癖がありますが、どこからでも位置を上げて行けるのが魅力。前有利な流れとなると脚を余す可能性もありますが、それでも大崩れしないと見て、対抗評価としました。

 ▲ (7)クリンチャー

 昨年の佐賀記念を逃げて圧勝したように、逃げられればしぶとい馬。ただし、前記したように近走はテンに置かれ気味で、当時のように楽に逃げられるかどうかが不安な点とスタミナが不足する休養明けであることから3番手評価までとしました。ただし、近2走の東京大賞典、名古屋大賞典でも折り合う競馬で2着、1着と好走しているように、好位からの競馬でも上位争いに加われる実力馬です。

 注 (9)テーオーケインズ

 7走前の名古屋城SでGⅠ通用域の指数で圧勝すると、その次走の帝王賞、そしてチャンピオンズCを優勝した馬。能力面では申し分はないものの、今回は休養明けの前走・平安Sで快勝した後の一戦。それこそ休養明けで平安S圧勝→帝王賞6着という昨年のオーヴェルニュのような、反動による敗戦も考えられなくはありません。

 また、極端なスローペースだった昨秋のJBCクラシックでは1番人気に支持されながらも4着に敗れていることから、ここは狙い下げました。昨秋のJBCクラシックは出遅れ、最後方の列から速い二の脚で、好位の中目まで挽回したことで末脚を失ったもの。つまり、スローペースを意識して動いたことが敗因でした。

 △ (9)メイショウハリオ

 前々走のマーチSは高速ダートで前がそれほど飛ばしていない中で、出遅れて後方中目から、3角で後方3列目の外から中団まで押し上げての優勝。前走の平安Sでは、休養明け好走後の一戦でやや指数を下げる形で3着だったものの、崩れなかったのは同馬の地力強化によるもの。また、同馬は後半型の馬でありながら、前々走や遡っての4走前のみやこSなど、スローペースの競馬にも対応できていることから、警戒しました。

 △ (8)チュウワウィザード

 一昨年のチャンピオンズCで優勝するなど、これまでのGⅠで4勝の実績馬。昨秋のチャンピオンズCも2着、そして前々走の川崎記念では4馬身差の圧勝と、ここへ来てさらに地力を付けていることは確か。ただ今年も昨年同様に、前走のドバイワールドCでかなりのハイペースで消耗戦となったなか、後方で脚を温存し、前が失速したところを突っ込んで好走した後の一戦。昨年ドバイワールドCで2着→帝王賞6着に敗れたことを考えると、今年も狙いにくく押さえ程度の評価になりました。

結論 馬連5-2,7,8,9,6 (16:16:12:4:2) 複勝5 (50)

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おまけ 大井12R ボンネビルレコード賞

 ◎ (9)フェアウィンド
 ○ (10)ジークガンビット
 ▲ (8)カラヤン
 注 (4)ムサシシニスター
 △ (6)ガンブーツダンス
 △ (12)グラスクアドラ
 △ (13)サイレントギフト

 有力馬の紹介

 ◎ (9)フェアウィンド

 3走前のC1戦、キス・ミー・クイック賞では、1番枠から押して出してハナを主張し、そこから好位に控えていく競馬で3着接戦の4着に粘った馬。3走前は強豪オリジネイターが前半3F34秒6-後半3F37秒2、ラスト2F11秒8-13秒1の先行馬に厳しい流れに持ち込んだことを考えれば、好内容の4着でした。

 前走も内からトップスタートを切って果敢な逃げ。結果オーバーペースとなり、11着に失速しましたが、前走で厳しい流れを経験したことは今回の持久力強化に繋がるはず。今回は減量騎手起用で斤量51kg。ひとつ内の逃げ馬の出方を窺いながら、動いて行ける外目の枠も好ましく、好位でレースの流れに乗っての巻き返しに期待しました。

 ○ (10)ジークガンビット

 前々走の大井1200mのC1戦を逃げ切り勝ちした馬。前走はやや速い程度のペースで逃げながらも7着に失速しましたが、休養明け好走による反動でしょう。ここでの巻き返しに期待します。

結論 馬複9-10,8,4,6,12,13 (16:14:8:4:4:4) 複勝9 (50)

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