2022年 優駿スプリントの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.06.28
2022年 優駿スプリントの予想

今開催は砂の入れ替えで時計が掛かるかと思いきや、昨日月曜日は新馬戦を除く10レース中、3角先頭からの押し切りが7レースも決まりました。今年の優駿スプリントもティアラフォーカス、ジョーストーリー、スティールルージュと快速馬が揃いでハイペースが予想されますが、それでも前から押し切れる可能性が高いと見ました。

大井10R 優駿スプリント ダ1200m
 ◎ (6)ジョーストーリー
 〇 (16)プライルード
 ▲ (5)ティアラフォーカス
 △ (4)ポッドヘイロー
 △ (2)ミゲル
 △ (1)ヒストリックノヴァ
 △ (12)トップアメリカン

 ~有力馬のコメント~

 ◎ (6)ジョーストーリー

 前走のユングフラウ賞の2着馬。前走は同型馬ロマンスロードにハナを切らせないように、オーバーペースで逃げたためにしまいが甘くなり、ゴール手前で同馬をマークで乗ったスティールルージュに差され、2着同着に敗れました。しかし、2番手からの競馬となったロマンスロードが6着に失速していることからも、負けて強しの好内容でした。

 前走時のラスト2Fは13秒4-14秒0。同馬はラスト1Fで大きく失速していることから、1Fの距離短縮は好材料のはず。今回はそれ以来の休養明けで、陣営は「ひと叩きしたかった」とコメントしていますが、この休養中にひと回り大きくなり、成長を感じさせる姿を見せていました。スタートが速い馬なので、今回も好発を決めて速すぎないペースで逃げられれば上位争いでしょう。

 ○ (16)プライルード

 昨年の交流重賞、兵庫GTと全日本2歳優駿でともに2着だった馬。前走の京浜盃は、中団よりやや後ろの最内を追走し、3~4角最内から楽な手応えで上がって、直線に序盤で外に出して、差し切る勢いががあったものの、ラスト1F手前で燃料切れのような止まり方で4着敗退。前々走はスタミナが不足する休養明けだったこともあったにせよ、距離が長かったと言える敗退でもありました。

 このことから2歳時に栄冠賞2着、イノセントCで2着だった1200mに替わるのは好材料。ただ、羽田盃で後方からレースを進めた後の1200m戦となると序盤で置かれる可能性もあるので対抗評価までとしました。

 ▲ (5)ティアラフォーカス

 4走前より1200m戦を使われるようになって目下4連勝の上がり馬。前走では優駿スプリントTRを前半3F34秒8-後半3F37秒0の超ハイペースで逃げて、押し切りました。今回はさらなる相手強化になりますが、同馬は前々走時、好位の外からレースを進めて勝利しているように、折り合える馬。◎ジョーストーリーに行かせて、その2列目でレースの流れに乗れれば、ここも上位争いが濃厚でしょう。

 注 (4)ポッドヘイロー

 前々走時は1番枠から出遅れ、中団中目まで位置を挽回し、最後の直線で狭い内を捌いての2着。前走は一転して逃げて2着。同馬は自在性があり、揉まれてもOKのタイプ。レースを順調に使われている強みもあり、ここも崩れずに走って来られるでしょう。

 △ (2)ミゲル

 4走前のニューイヤーCで初重賞制覇を達成した馬。4走前は内2頭分が深い状況下で5番枠。前3頭が雁行状態で外には出せず、2列目の内から抜け出して勝利と強い内容でした。一方、距離1800m以上の羽田盃、東京ダービーでは2桁着順に大敗。同馬は1500mよりも短い距離のほうがいいので、ここは警戒が必要でしょう。

 △ (1)ヒストリックノヴァ

 デビュー3戦目の中央の初ダート戦の未勝利を2列目の外から早めに動いて7馬身差で圧勝すると、次走のエーデルワイス賞でもクビ差2着と好走した馬。今年に入ってからは不振が続いていましたが、1200m戦を使われるようになり、少しずつ上昇。前走の優駿スプリントTRでは、高速決着を中団外々からロスの大きい競馬で6着とまずまずの走りを見せられているだけに、一考しました。

 △ (12)トップアメリカン

 3走前のアザレア賞を8番人気ながら正攻法の競馬で勝利すると、上昇一途で前走の優駿スプリントTRでも4着と好走した馬。前走は4番枠からトップスタートを切って、序盤では◎ティアラフォーカスと競り合い、最終的に好位の内に控えて行ったものの、厳しいペースでした。今回は4番枠。内の逃げ馬の出方を窺いながら、いい位置を取っていければ一発ありそうです。

結論 6-16,5,4,2,1,12 (14:14:12:6:2:2) 複勝6 (50)

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