2022年 クラウンCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.04.06
2022年 クラウンCの予想

本日の予想はまずまずの感触。今月末には牡馬クラシック戦線も始まるので楽しみです✨✨

川崎11R クラウンC 芝1600m
 ◎ (11)リヴィフェイス
 〇 (2)ノブレスノア
 ▲ (4)ライアン
 △ (3)フィリオデルソル
 △ (1)タツノエクスプレス

見解
 ◎ (11)リヴィフェイス

 デビューから2連勝、ニューイヤーC・2着の実績馬。前走の椿賞は2番枠からトップスタートを切って、そこから押してハナへ。大外から内に切った(1)タツノエクスプレスに終始プレッシャーをかけられ、上手く息を入れられず、最後にフレールフィーユに差されましたが、ラスト1Fで後続を大きく引き離し、3着馬と4馬身3/4差は負けて強しでした。今回は前々走のニューイヤーC同様に、逃げ馬ノブレスノアを見ながら動けるメンバー構成。巻き返しに期待しました。

 ○ (2)ノブレスノア

 同型馬不在のハイセイコー記念を、マイペースで逃げ切り勝ちした実力馬。3走前の全日本2歳優駿は、2歳ダート路線では圧倒的な存在のドライスタウトに外から食らいついて行く競馬。勝ちに行く競馬をしたために3角過ぎではもう手応えを失っており、11着大敗を喫しました。

 前々走のニューイヤーCはJpnIの舞台で無理をさせたあとの一戦らしく、状態ひと息。案の定、やや出遅れて外の◎リヴィフェイスにハナを奪われたために、序盤から押して何とか先頭に立ったものの、終始リヴィフェイスにマークされ、 ラスト2F13秒2-13秒9の苦しい展開となり、4着に敗れました。

 しかし、厳しい流れを経験した馬は、次走で粘り増す傾向があり、前走・京浜盃では本命馬としましたが、前走は1角でシャルフジが内斜行。1番枠から好発を決めてその2番手を追走していた同馬は進路をカットされ、逸走気味に逃避。大きな不利で能力を出し切っていないので、今回の連闘策はプラスに転じる公算が高いと見ました。

 ▲ (4)ライアン

 目下3連勝目で昨秋の平和賞を勝利した実績馬。平和賞の5着馬(10)ミゲル、4着馬は(11)リヴィフェイスがその後のニューイヤーCでワン、ツーを決めていることを考えると、平和賞はハイレベルのようにも思えますが、これはミゲルはラスト1F過ぎたところでミゲルがバランスを崩す致命的な不利があったもの。その不利を与えたのが左鞭で外に膨れたライアンです。

 また、リヴィフェイスは好発を切ったものの、外から前に行きたい馬が多く、それらが内に切って来たたために、後方2番手からの致命的な位置になってしまったもの。キャリアの浅さが出た面が大きく、この2頭のその後の活躍から「平和賞はハイレベルだった」という評価にはなりません。平和賞はやや低レベルではありましたが、前走の雲取賞でライアンが6着に敗れたのは、マイル戦でも余力がなくなってヨレる馬なので、距離が長かった面もあるはず。実績のあるマイル戦なら、今回の相手でも通用して不思議ありません。

 △ (3)フィリオデルソル

 道営時はダ1200mで2戦2着。6ヵ月の休養明けで大幅距離延長となった前走のサルビア賞で正攻法の競馬で2着と好走している辺りから、ポテンシャルが高いと見て警戒しました。前走のクラシックトライアルは休養明け好走の反動で8着大敗を喫しましたが、ここは巻き返しが期待できます。

 △ (1)タツノエクスプレス

 昨秋の鎌倉記念TR・若武者賞では逃げてノブレスノアの2着と好走しているように、前に行ってこその面がありましたが、近走は折り合いがつよくようになり、連続3着と好走。前走の椿賞では◎リヴィフェイスにプレッシャーをかけに行きすぎた面がありますが、もう少し折り合う競馬ができれば面白い存在でしょう。

結論 11-2,4,3,1 (20:20:6:4) 複勝11 (50)

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