2022年 マリーンCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.04.13
2022年 マリーンCの予想

1番人気がショウナンナデシコ…ちょい混戦な感があります。

船橋11R マリーンC ダ1600m
 ◎ (2)レーヌブランシュ
 〇 (4)レディバグ
 ▲ (1)0サルサディオーネ
 △ (13)ショウナンナデシコ
 △ (6)メモリーコウ
 △ (1)クールキャット

見解
 今回のメンバーで実績最上位なのは、昨夏のスパーキングレディCでJBCレディスクラシックの1着馬テオレーマ、3着馬リネンファッションを撃破し、秋の日本テレビ盃を撃破した(10)サルサディオーネでしょう。ただ前走のエンプレス杯で、マイペースで逃げながらもショウナンナデシコに差されたあたりに、やや調子の面での不安を感じます。そのうえで今回は斤量58Kgと重いので、▲評価としました。確かにサルサディオーネはベストが1800m。前走は距離が長かった面もありますが、中心視するのもリスクが高いです。

 そこで◎には、昨秋のレディスプレリュードでテオレーマを撃破して優勝した(2)レーヌブランシュを推します。昨秋のレディスプレリュードは最内枠から逃げたクリスティの2番手外から、終始同馬にプレッシャーをかけながら追走し、3~4角先頭から押し切っての1着。強い内容でした。その次走のJBCレディスクラシックでは休養明け好走の反動で4着。

 また、休養明けの前々走・TCK女王盃は出脚が悪く、外から被されて位置取りを悪くし、好位中目の後ろからの追走。4角から直線序盤にかけて包まれて進路を失う不利があって4着。前々走はスローペースの上がりの速い決着だっただけに、もう少し前の位置を取って直線でも早めに動けていれば、また違う結果になっていたでしょう。

 前走のエンプレス杯は大きく出遅れて、外からじわと最終的には好位の外まで位置を上げて、勝ちに行くロスの大きい競馬になったものの、最後の直線では見せ場十分の3着。同馬は先行馬としてはテンがそこまで速くないため、内枠だと包まれるリスクもありますが、1800mだと▲サルサディオーネが距離に自信を持ってペースを引き上げてくれるはず。それならばスムーズな競馬ができると見て、連対圏内突入を期待しました。

 ○は、デビュー2戦目の兵庫ジュニアGPで2着、3歳時の端午S・2着、昇竜S・2着など、3歳春にオープン級での活躍していた(4)レディバグ。前走のポラリスSはスタート前からイレ込み、駐立不良や発汗が酷く、スタート後は好位にいたものの、ダートに入ったあたりで態勢を崩して手綱を引かされ、中団やや後方に下がるスムーズさを欠く競馬。それでも最後は大外から伸びて5着と善戦しました。

 同馬は交流重賞初挑戦で昨年のこのレースを制したテオレーマ同様に、中央の3勝クラス勝ちの実績。しかし、テオレーマはダ1700m戦だったのに対して、こちらはダ1400m戦。また、ダ1700mの前々走の門司Sでは8着に敗れていることからも距離が微妙に長い面がある上に、今回は人気なので対抗評価までとしました。

 以下特注馬として、4走前のカノープスS、3走前のベテルギウスSと牡馬相手のオープン、リステッド競走で1着、2着と好走した実力馬(13)ショウナンナデシコ。交流重賞路線に名乗りを挙げてからもTCK女王杯2着、エンプレス杯2着と安定した走りが見せられています。ただ、近4走ともペースが平均よりも遅い流れの好位で流れに乗ったもの。また、前走で自己最高指数をタイを記録した後の一戦で、サルサディオーネのハイペースに巻き込まれる危険性を考えると、過大評価は禁物と見て、狙い下げました。

 あとは△に一昨年のブリーダーズゴールドC2着後、牡馬相手に果敢に挑戦し、昨年の東海S、マーチSともに3着と好走した(6)メモリーコウ。同馬が最高指数を記録したのは、一昨年の東海S時。インティが1角を回るあたりで先頭に立って激流に持ち込んだことで、中団中目で立ち回った同馬は展開に恵まれました。確かに近走はピークを過ぎた感がありますが、前々走のTCK女王盃では小差の5着に善戦していることから、サルサディオーネが消耗戦に持ち込んでくれれば一発があるでしょう。

 他では、今回が初ダートの(1)クールキャット。芝ではスピード不足のレースが続いていること、そして同馬の走法からダートをこなせても不思議ではないので、押さえました。ダート適性がある程度あっても初ダートで結果を出すことは容易ではありませんが、それほど人気もないので買い目に加えます。

結論 馬複2‐4,1,10,13,6,1 (16:12:12:6:4) 複勝2 (50)

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