お待たせして申し訳ありませんm(__)m。一昨年、昨年とこのレースを制したカジノフォンテンと狙う予定でしたが、近走不振でこの調教も近2年ほど動けておらず、ここは穴狙いをすることにしました。
船橋11R 京成盃グランドマイラーズ ダ1800m
◎ (10)スマイルウィ
〇 (7)カジノフォンテン
▲ (1)モジアナフレイバー
△ (5)ラッキードリーム
△ (6)ティーズダンク
△ (12)ギガキング
△ (2)ハイランドピーク
△ (8)ケラススヴィア
見解
昨年のこのレース、そして本番・かしわ記念を連覇した(7)カジノフォンテン、昨秋のJBCスプリントで4着のモジアナフレイバー、昨秋の昨年のオーバルスプリントでテイエムサウスダンの2着と好走した(6)ディーズダンクなど、強豪が集った一戦。しかし、それらの実績馬は、ここが勝負ではなく、かしわ記念が目標。それゆえに格下の馬でもチャンスがあると見ています。
◎ (10)スマイルウィ
前走のハートビートトレインは10番枠から好発を切って逃げたものの、2角から終始ファルコンビーク(昨年の川崎マイラーズCの3着馬にプレッシャーをかけられ、前半4F48秒9-後半4F50秒8とややハイペースの逃げ。しかし、直線ではどんどん同馬を引き離し、終わってみれば2着の同馬に4馬身差をつけての勝利でした。
今回は同型の馬のケラススヴィアが出走していますが、テンの速さはスマイルウィのほうが上。また、カジノフォンテンは前走で距離2100mの川崎記念を使った後の一戦で、斤量58kgと昨年と条件は同じですが、近走不振。かつてほど行きたがらなくもなっているだけに、今回は折り合う可能性が高いと見ています。軽いダートを利して平均からやや速い程度の流れなら、逃げもしくら外2番手からの粘り込みがありそうです。
〇 (7)カジノフォンテン
昨年はGⅠ・川崎記念、かしわ記念を優勝した馬。川崎記念は単騎マイペースの逃げ切りだったことから、フロック的なことも言われましたが、3角手前から動いて押し切った内容は本物。その次々走のかしわ記念では内のサルサディオーネ、ワークアンドラブに行かせて、その外3番手を追走し、向正面でじわじわ位置を上げ、3角ではも馬はう先頭に並びかけ、4角先頭から押し切る競馬でした。
カジノフォンテンは中距離でもマイペースで行ければ問題ありませんが、一昨年、昨年のこのレースを連覇しているように、マイルがベストの馬。今回は得意条件ではありますが、昨秋以降が近走不振で対抗評価までとしました。
▲ (1)モジアナフレイバー
2019年の東京大賞典や一昨年のマイルCS南部杯で3着の実績がある馬。一昨年のマイルCS南部杯は砂を入れ替える前の盛岡で1分33秒0の日本レコード決着。このウルトラ高速ダートに対応し、自己最高指数を記録したのは、基礎スピードが高ければこそ。
同馬は休養明けで挑んだ昨秋のJBCスプリントは、2番枠からのスタートで外から被されたため、ダートの深い中団内目を追走。レッドルゼルをマークでレースを進め、結果的に直線で馬場のいい外に出したことで、進路確保がスムーズではなかったものの4着に善戦。
また、前走の南関東の重賞ゴールドCでは、休養明け好走の反動でパフォーマンスを下げましたが、(6)ティーズダンクのクビ差2着なら悪くありません。前走の根岸Sは地方競馬のように尾持ちスタートができない中央で昨年のフェブラリーS同様に出遅れ。3番枠だったために後方から徐々に外目に出しながらの追走となり、直線で前との差を詰めてはいたものの、7着が精一杯。今回は地方なので出遅れないと見ていますが、差し馬の同馬はここでも外に出しながらの競馬になるため、やや狙い下げました。
△ (5)ラッキードリーム
2歳時にJBC2歳優駿を優勝し、去年は門別のクラシック3冠を制した南関東の強豪が相手の前々走ダービーグランプリでは、5番枠から出遅れ。しかし、キャッスルトップ、ケラススヴィア、ギャルダルが競り合って先行争いが激化したことで、中団内と追走し、3~4角で外目に出して行った同馬は展開に恵まれる形での5着。大井移籍初戦の前走・日吉オープンでは、スタミナが不足する休養明けながら逃げ切り勝ちと、勢いがあります。前走から前進があればここでもチャンスがありそうです。
△ (6)ティーズダンク
3走前のオーバルスプリントでは、アランバローズに5馬身差をつけ、2着と好走した馬。3走前は逃げたアランバローズにテイエムサウスダンが競り掛け、前半3F34秒9-後半3F37秒4のかなりのハイペース。離れた4番手から向正面で前との差を詰をじわじわ詰めた同馬は、展開は噛み合ったもの。
前走のゴールドCでは5番枠から好発を決めて、内からハナを主張してくるジョーロノ、外からハナを主張いてくるアランバローズ、ベストマッチョに行かせて、じわじわ位置を上げ。4角先頭から▲モジアナフレイバーの追撃を振り切って勝利。同馬はどこからでも動けるのが強みで、ここでは実力上位の存在。しかし、今回は休養明けととなるために狙下げました。
△ (12)ギガキング
他では3走前のダービーグランプリで、速い流れを好位馬群の中目でレース進め、3角から徐々に進出し、4角先頭からジョエルの追撃を0.1秒振り切って勝利した馬。また、前々走の三里塚賞ではそのジョエルとの差をさらに広げて完勝。前走の報知グランプリカップでは5番枠から出遅れたものの、逃げたキャッスルトプの2番手外からプレッシャーをかけ、同馬がが失速した3角手前で先頭に立つ正攻法の競馬。後続との差を広げて、2着のキタノオクトパスに2馬身差、3着馬(3)ゴールドホイヤーに5馬身差をつける完勝でした。
昨年のクラシックではやや足りない面がありましたが、その後、に成長し、現4歳世代ではトップクラスの1頭と言えるでしょう。ただ前走は休養明けながら消耗度の高いレースをしているので、反動が出る危険性もあるため、今回は狙い下げました。
△ (11)ハイランドピーク。
浦和移籍後は1400m路線を使われ、差し馬有利の流れとなったことでさきたま杯5着、オパールS5着とそれなりの結果は残せていますが、2018年のエルムSを優勝し、翌年のエルムSでも2着の実績があるように、本来はマイル~1800mくらいでこその馬。
3走前の生田オープンでは、好位で流れに乗り、3~4角の内から位置を押し上げ、昨日のダイオライト記念を制したノーヴァレンダをクビ差下しての勝利。前走の報知オールスターCは、前々走で勝島王冠ではなく、相手が弱い1400mのビオラ賞を使っていることから、勝島王冠の好走馬よりも余力があると見ていたところ、案の定、勝島王冠の上位3頭に先着の5着。
今回はマイル戦で前々走よりも条件は向きますが、前走2100m戦を中団でレースをした後の一戦となるために、序盤で置かれて後方からのレースになる公算大。前がペースを引き上げて、展開に恵まれないと厳しい面があるので、狙い下げました。
△ (8)ケラススヴィア
同馬は昨年の牝馬クラシック2冠馬で、関東オークスでも2着。今秋は不振でしたが、前走の東京シンデレラマイルでは逃げて3着と復調気配を見せました。ただ、昨年の3歳ダート路線馬はレベルがそこまで高くなかったことを考えると、もうワンランクの成長が欲しいところです。同馬は今回が引退レース。成長を期待するのは厳しい状況なのかもしれませんが、同馬は東京2歳優駿牝馬、桜花賞を逃げ切り、前々走の東京シンデレラマイルで逃げて3着に善戦しているように、マイルくらいがベストの馬。今回は同型馬の出方次第では逃げられるメンバー構成。一考の価値はありそうです。
結論 10-7,1,5,6,12,2,8 (16:12:6:6:6:1:1) 複勝10 (50)