キャッスルトップは今回ブリンカー着用で挑む予定とのこと。出脚は速いのでなくてもいいと思いますが、単騎逃げが見込めるここは怖い存在となりました。
船橋11R 報知オールスターC ダ1800m
◎ (2)ダノンレジーナ
〇 (6)キャッスルトップ
▲ (1)ゴールドホイヤー
△ (3)コズミックフォース
△ (5)ギガキング
見解
◎には南関東の重賞3勝、2020年のJBCレディスクラシック(大井1800m)で4着、2021年のエンプレス杯で4着、JBCレディスクラシック6着(金沢1500m)、そして前走のTCK女王盃でも6着ながら、昨年のJBCレディスクラシックの覇者テオレーマと0.6秒差に好走した(2)ダノンレジーナを推します。
同馬は昨年、金沢1500mのJBCレディスクラシックを目標に、エンプレス杯以降は1400m路線を使われていましたが、1800mでも問題がない馬。前走も2番手外から逃げ馬にプレッシャーをかけながら、自身も外からリネンファッションにかけられる苦しい態勢の競馬でしたが、3~4角ではそれを振り切りに動いて、直線ではいったん先頭の競馬。それでも崩れなかったあたりに、充実ぶりを感じさせました。今回はキャッスルトップが逃げることで、前を負かしに行く必要もなく、ここは流れに乗っての能力発揮に期待します。
○は、昨年のジャパンダートダービーを逃げ切り勝ちした(6)キャッスルトップ。その後は粘りが足りない競馬が続いていますが、戸塚記念やダービーGPはギャルダルが早めに競り掛けてきたことでペースが厳しかったのも確か。
前走は中央の芝で良いスピードを見せており、今回は楽にハナへ行けそうな組み合わせ。今回はプリンカーを着用する予定とのことですが(個人的にはせっかくのチャンスに余計なことをしない方がいいと思っていますが)、復活の可能性は十分あります。
▲は、一昨年の東京ダービー5着後に剥離骨折し、約6ヵ月の休養から復帰3戦目のこのレースでV時復活を果たした羽田盃の覇者(1)ゴールドホイヤー。昨年のこのレースで下した相手は、今回で1番人気に支持されているコズミックフォースやサルサディオーネ、グレンツェントの等。サルサディオーネを負かしに早めに動いたリンゾウチャネルを、2列目外から差し切っての見事な優勝でした。
同馬は昨年も6ヵ月の休養明けのサンタアニタトロフィーでは中団内目でレース進めて2着。復調は見せられていること、前走の報知オールスターCは距離も長く、ブリンカーが裏目。力みながらの追走で本来の能力を出し切っていないので、今回で変われる可能性が高く、3番手評価としました。また、同馬は陣営が「砂を被るのが苦手」とコメントしていますが、サンタアニタTでは砂を被る競馬で結果を出しているので、最内枠でも問題ないはず。
以下特注馬として、目下3連勝で前走の勝島王冠を制した(3)コズミックフォース。ただし、今回は休養明けで南関東初重賞制覇を達成した後の一戦。近走は末脚に安定感が増しており、昨年のこのレースのようなドボンはないにせよ、休養明けで疲れのの残る競馬をした後の一戦で、狙い下げました。
あとは前々走のダービーグランプリは、速い流れを好位馬群の中目でレース進め、3角から徐々に進出し、4角先頭からジョエルの追撃を0.1秒振り切って勝利した(5)ギガキング。また、前走の三里塚賞ではそのジョエルに完勝しているように、ここへ来て地力はつけています。ただ明け4歳馬はレベル「?」でクラシックの上位馬が古馬相手に苦戦しているのが実情。過大評価は禁物で狙い下げました。
結論 馬複2-6,1,3,5 (14:12:12:12) 複勝2 (50)