■船橋2400mのダイオライト記念で圧勝したグロリアムンディが断然も…
前走のダイオライト記念の週は、砂厚が12㎝に変更され、かなりタフな馬場で行われた。このタフな馬場で前半4F64秒4-後半3F65秒9のかなりのハイペースを利して単独中団から2週目の向正面で好位の内まで上がり、3~4角で最短距離を捌き切って直線序盤で先頭に立つと、一気に後続を引き離して、ラスト1F地点で2着テリオスベルに5馬身差、ラスト1Fでさらに差を広げて9馬身差で圧勝した。
しかし、タフな馬場の消耗戦で激走した馬というのは、その次走で強くダメージが出るもの。実際に昨年のダイオライト記念の覇者ノーヴァレンダは次走のマーキュリーCで大敗している。その他、上位馬も苦戦しており、ノーヴァレンダ同様に休養明けのダイオライト記念で激走したグロリアムンディは今回での反動が懸念される。この中間、得意なウッドチップで追い切られながらも動けていなかっただけに、ここは軽視したい。
本日1番 京都11R 平安S 芝2400m
◎ (11)ハギノアレグリアス
〇 (7)カテドラル
▲ (8)ロードヴァレンチ
注 (13)カフジオクタゴン
△ (3)ハイエンド
△ (4)ホウオウルバン
△ (5)ノットゥルノ
△ (10)タイセイドレフォン
結論 馬複11-7,8,13,3,4,5,10 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝11 (50)
■有力馬の紹介
◎ (11)ハギノアレグリアス
昨秋の阪神ダ1800mのオープン、太秦Sを勝利すると、その後のみやこS、東海S、名古屋大賞典とダートグレードで3戦連続連対と安定した走りを見せている馬。前々走の東海Sでは4番枠からまずまずのスタートを切って、3列目の最内を追走。3角でひとつ外に出し、4角出口で外に誘導して直線へ。そこからしぶとく伸びて、2番手のハヤブサナンデクンに接近。ラスト1Fでは外のカラ馬に邪魔をされて、ブレーキ気味に位置を下げ、勝ち馬プロミストウォリア(次走、アンタレスS勝ち)と2馬身差の2着。最後の手応えを考えると、ラスト1Fで不利がなければ、もっと勝ち馬との差を詰められていたはずの好内容&好指数だった。
前走の名古屋大賞典は3番枠から五分のスタートを切って、そこからやや促して好位につけたが、キックバックを嫌がる素振りを見せたため、中団中目に下げて追走。向正面の外から一気に仕掛けて2列目の外へ押し上げて3角へ。3~4角でも前2頭の外から勝ちに行く形。当然4角では相当外に膨れたが、先頭列に並びかけて直線。序盤でしぶとく伸びたが、最内を狙って抜け出したケイアイパープルとの叩き合いとなり、最後に捻じ伏せアタマ差で初重賞制覇を達成した。
名古屋はダートの内側が深いコース構造だが、キックバックが苦手なケイアイパープルは内に回避したり、内から抜け出したりする競馬を得意とする馬。砂を被らず、マイペースの競馬が出来れば強い馬であり、実際にここでは今年の佐賀記念の覇者である3着馬バーデンヴァイラーに3馬身差を付けている。
今回はロードヴァレンチが逃げ、メイショウフンジンやテリオスベルが同馬に競り掛けて行くことが予想されるハイペース必至のメンバー構成だけに、中団で立ち回れて成績にも安定感がある本馬を中心視した。
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本日4番 新潟10R 二王子特別 芝2000m
◎ (13)コントゥラット
〇 (12)エスポワールミノル
▲ (1)バガン
注 (8)ノートルプロメス
△ (16)タミオスター
△ (3)カレンマックナイト
△ (6)アレナリア
△ (14)ローブエリタージュ
△ (15)コンテナジュニア
結論 馬連13-12,1,8,16,3,6,14,15 (15:10:8:5:3:3:3:3) 複勝13 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバガン(-9.7pt)、ノートルプロメス(-8.0pt)、コスモフロイデ(-7.0pt)、タミオスター(-6.0pt)、カレンマックナイト、コントゥラット(ともに-5.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (13)コントゥラット
デビュー3戦目の未勝利戦では4馬身差の圧勝でなかなかの好指数勝ちをした素質馬。同レースでは6番枠からまずまずのスタートを切って好位の内を追走し、3~4角で最短距離を通って、4角出口でひとつ外に出されると、狭い内を捌いて抜け出し、ラスト1Fで先頭に立つと、そこからどんどん差を広げての完勝だった。
本馬はその次走で神戸新聞杯に出走したように、期待されているだろう。前々走は休養明けながら4着と好発進。前走は初ダートでの大敗で度外視できる。また前々走時は馬体重12Kg増が示すようにやや太目残りだったが、前走でダートを使ったことで体が絞れていると見て、芝に戻っての前進に期待する。
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本日3番 新潟11R 大日岳特別 芝1200m
◎ (9)ドナウエレン
〇 (8)サイヤダンサー
▲ (5)フリートオブフット
△ (1)ロサロッサーナ
△ (2)エコロデイジー
△ (10)ダンツイノーバ
△ (13)マイネルレノン
△ (16)ヨール
△ (4)ポピュラーソング
結論 馬連9-8,5,1,2,10,13,16,4 (14:10:5:5:5:5:5:1) 複勝9 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサイヤダンサー(-13.7pt)、マイネルレノン(-13.3pt)、ダンツイノーバ(-13.0pt)、ヨール(-12.3pt)、ドナウエレン(-11.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (9)ドナウエレン
3歳5月の新潟芝1200m戦、しゃくなげ賞を3馬身差で圧勝した馬。同レースでは14番枠から好スタートを切って、好位の外を追走。3~4角で先頭列の直後まで上がり、直線序盤で追い出されると一気に先頭、そこからどんどん差を広げ、外から差して来る馬たちを寄せ付けずに勝利した。本馬はこのレースで古馬2勝クラス級の指数を記録しており、それが自己最高指数。その後は休みが多く、当時の走りができていないが、今年2戦は4着、6着とまとめており、調子自体は良さそう。今回は得意の新潟芝1200mで、馬場の良い中目を通せる枠の並びも好ましく、中心視した。
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本日2番 東京11R メイS 芝1800m
◎ (6)ルージュエヴァイユ
○ (8)マテンロウスカイ
▲ (14)ドーブネ
注 (15)エピファニー
△ (1)エリカヴィータ
△ (10)キングストンボーイ
△ (12)ノースザワールド
△ (13)ワールドバローズ
△ (18)コスタボニータ
結論 馬連6-8,14,15,1,10,12,13,18 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝6 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にアイコンテーラー(-19.7pt)、ドーブネ(-19.3pt)、コスタボニータ(-18.0pt)、サクラトゥジュール、ワールドバローズ(ともに-17.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (6)ルージュエヴァイユ
前々走で今回と同舞台の東京芝1800mの3勝クラス・ユートピアSを勝利した馬。前々走は7番枠から五分のスタートを切って、中団中目を追走。3~4角でじわっと動いて4角出口で外に出されると、そこからしぶとく伸び、完全に抜け出していた逃げ馬ルースをゴール手前でしっかり捉えて、クビ差で制した。
本馬が前々走で記録した上がり3F32秒9。レースは前半4F48秒2-後半4F46秒1のかなりのスローペースで、逃げ馬が有利な流れだったがいい脚を持続させて勝利している。本馬はゲートの甘さと二の脚の遅さが弱点でいつも後方からのレースになるテンがネック。また高速馬場でこそのタイプでもあり、重馬場で前々走以上のスローペースが予想された愛知杯では、危険な人気馬に推奨して無印としたが、案の定の12着大敗。一言で言えば、3~4角2列目以内の馬4頭が上位を独占したように、スローペース過ぎたのが敗因だ。
しかし、今回はドーブネ、ノースザワールド、マテンロウスカイと前に行きたい馬が多数のメンバー構成。さらにペースが遅ければ、ワールドバローズが突いて行くことが予想され、ペースは前々走時よりも速くなるだろう。これならばゲートの甘さと二の脚の遅さが長所になる。今回は展開に恵まれる可能性が高く、ここまでのキャリア7戦と浅い馬だけに、さらなる伸びしろも見込める。そこで本馬を本命視した。
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おまけ 京都12R オーストラリアT ダ1400m
◎ (12)マルカアトラス
〇 (3)スマートセプター
▲ (1)ケイアイメビウス
△ (7)ロードジャスティス
△ (8)スキピオ
△ (5)メタモルフォーゼ
△ (14)ドゥーベ
△ (2)サンデーミラージュ
△ (4)モズブーナー
結論 馬連12-3,1,7,8,5,14,2,4 (10:10:8:8:5:5:2:2) 複勝12 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカイカノキセキ、ヴアーサ(ともに-15.3pt)、ロードジャスティス(-13.3pt)、メタモルフォーゼ(-13.0pt)、スマートセプター(-11.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (12)マルカアトラス
デビュー3戦目の前々走は1クラス上の指数を記録して逃げ切り勝ちした馬。前走は1番枠からスタートで躓いて後手を踏んだが、そこを外から前に出られ、それを挽回してハイペースで逃げる競馬。スタミナが不足する休養明けだったこともあり、さすがに厳しかった。スピードはかなり秘めているので、これまでよりも2F距離が短くなるのは良さそう。一変を期待する。