2023年 フェブラリーS・小倉大賞典+東京6R・9R以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.02.19
2023年 フェブラリーS・小倉大賞典+東京6R・9R以降の予想

先週の東京ダートは雪の影響で超高速ダートだったが、今週は先々週までの時計が掛かる馬場に戻っている。土曜は先週、凍結防止剤が撒かれた影響で稍重発表だったこともあり、騎手が先週に近いイメージで乗り、前が崩れて外から差し、追い込みが決まるケースが目立っていた。日曜はその傾向が弱まってはくるが、それでも外差し有利のはず。

過去2年は高速ダートで内有利の傾向が顕著で、特に昨年は明確に内と前が有利だった。しかし、今年はそれよりも1秒は遅い馬場状態。昨年同様に逃げ、先行馬がそれなりに揃い、1分35秒前後の決着となると、外差しが決まる公算が高いと見ている。今回はその想定で予想を組み立てたい。

本日1番 東京11R フェブラリーS 芝1600m
 ◎ (15)レッドルゼル
 〇 (4)ドライスタウト
 ▲ (7)レモンポップ
 注 (11)ソリストサンダー
 △ (8)アドマイヤルプス
 △ (6)メイショウハリオ
 △ (10)テイエムサウスダン
 ☆ (3)ケンシンコウ
 ☆ (9)ショウナンナデシコ
結論 馬連15-4,7,11,8,6,10,3,9 (20:15:5:4:2:2:1:1) 複勝15
(50)

◎ (15)レッドルゼル

 2021年JBCスプリントの覇者。金沢の1400mで行われた同レースは前半3F37秒0-後半3F36秒0のややスローペースとなった中、大外12番枠から好位の外目を追走。3~4角で各馬が砂の深い内を嫌い外に出していくのに対し、本馬は内に進路を切り替え、そこから位置を押し上げて3馬身差の完勝。本馬はこのJBCスプリントが自己最高指数だったことからも、マイルはやや距離が長いと言える。

 しかし、過去2年のフェブラリーSは4、6着と悪くない結果だった。特に一度目の2021年4着時は、大外16番枠から好発を決めていたが、じわっと促しながら中団外目を追走。中団の中目に入れて壁を作りながら3角。3~4角でも中団馬群の中で脚を温存しながら直線へ。ラスト2Fでしぶとく抜け出し、ラスト1Fで流れ込んでの4着だった。

 2021年は確かにラスト1Fでは甘さを見せたが、この日は3~4角から最後の直線で内を通った9番人気エアスピネル2着、8番人気ワンダーリーデル3着、10番人気エアアルマス5着と、内有利が顕著だった。本馬はフラットな馬場だったら、もっと着順を上げていた可能性もあった。

 昨年のフェブラリーSは5番枠から五分のスタートを切ると、ある程度流れに乗って好位の直後を追走。最終的には中団の内目、3~4角ではカフェファラオの直後から同馬とともに位置を押し上げ3列目で4角。この日は前と内有利が顕著だったこともあり、好位のカフェファラオを目標に動いて行ったため、直線では甘さを見せて6着。結果的には早仕掛けだった。

 前走の盛岡1200mで行われたJBCスプリントでは4着に敗れたが、前に行った3頭が3着以内を独占。本馬は高速ダートで前が止まらない流れを1番枠から出遅れ、二の脚も遅く、単独最後方からのレースだった。3~4角で苦しくなり下がってくる地方馬が多数いて、仕掛けをワンテンポ遅らせて位置を押し上げる形にもなっており、ここでも本来の力を出し切れなかった。

 今回は前走から一転して2021年のフェブラリーS同様に、上手く脚をタメられる外枠15番枠に入った。今年は良馬場で行われる可能性が高く、近2年よりも時計が掛かりそうな点も好ましい。また今回は同レース2連覇中のカフェファラオ不在。昨年の2着馬テイエムサウスダンも昨年ほどの勢いがなく、近2年よりも相手に恵まれた。ここはチャンス到来とみて本命視したい。

〇 (4)ドライスタウト

 デビュー3戦目で全日本2歳優駿を優勝した素質馬。同レースは10番枠からまずまずのスタートを切り、カイカノキセキを行かせて2番手を追走。3~4角で楽々と先頭に立つと、ラスト1Fでさらに加速して楽勝した。記録した指数は2歳馬ながら古馬重賞でも通用する驚きのものだった。

 長期休養明け2戦目の前走すばるSは12番枠から五分のスタートを切り、中団の外目を追走。しかし、外からバトルクライにずっとフタをされて包まれ、進路のないまま直線へ。同馬が抜け出すのを待ち、そこから外に出すロスが生じてのクビ2着だった。ラスト1Fでは一番伸びていただけに、もったいない競馬だった。しかし、ここへ向けて余力を残せたという意味では加点材料だ。

 今回は前走の二の舞にならないためにも、外枠が欲しかったが4番枠。この枠だとある程度は出して位置を取る必要があり、戸崎騎手だと最後の直線でまた詰まってしまう可能性も考えられる。自己最高指数が全日本2歳優駿であることや、ダ1400mでは前半が速くなく、追走にやや忙しさを見せていることから、マイルへの距離延長も明確に加点材料だが、対抗評価としたい。

▲ (7)レモンポップ

 前哨戦の根岸Sを優勝した馬。前走は13番枠からやや出遅れながらも、二の脚で挽回し好位の中目を追走。3~4角で前のエアアルマスの外に出し、4角3列目付近からラスト2Fですっと抜け出した。ラスト1Fで外から伸びてきたギルデッドミラーを振り切り半馬身差で完勝。前走は外差し馬場で内が伸びない状況だったが、中目から正攻法の競馬で優勝した内容は評価できる。

 本馬は昨年、東京ダ1400mで破竹の4連勝。2走前の武蔵野Sではギルデッドミラーに差され、2着に敗れたことから「東京ダ1400m専用機」などという言われ方もされた。しかし、武蔵野Sは3番手の中目で逃げたバスラットレオンを追い駆け過ぎたわりには、ハナ差とよく粘っており、いわゆる勝ちにいっての惜敗だった。上手く脚をタメることが出来れば、東京ダ1600mも問題ないとみている。

 しかし、今回は当初は陣営が「根岸Sがキツい競馬で、疲労感が抜けない」とコメントし、フェブラリーSへの出否未定だったように、休養明け好走の反動が懸念される。実際に本馬は根岸Sよりも前の段階では、確実にフェブラリーSに出走できる立場ではなかったことから、根岸Sに照準を合わせた感がある。

 東京ダ1600mに大きな不安はないが、逃げ、先行馬が手薄な今回は武蔵野S同様に好位から正攻法の競馬をする可能性が高い。臨戦課程と展開に不安はあるが、本馬はデビューから10戦7勝2着3回で連対率100%。その抜群の安定感から3番手評価とした。

注 (11)ソリストサンダー

 ダートグレードでは2021年の武蔵野S勝ちを始め、2021と2022年のかしわ記念で2度の2着、2021年のマイルCS南部杯で3着の実績がある馬。本馬が自己最高指数を記録したのは昨年のかしわ記念2着時。このレースは2番枠からまずまずのスタートを切り、1番枠からハナを主張したショウナンナデシコの後ろ、2列目の最内を追走。道中でスペースを作り、3~4角でそのスペースを詰めて外に出した。直線序盤でしぶとく伸びてテイエムサウスダンを交わし、ラスト1Fで(9)ショウナンナデシコに食らいついての2着だった。

 ただ、かしわ記念は1番枠ショウナンナデシコ1着、2番枠ソリストサンダー2着、3番枠テイエムサウスダン3着と、枠順通りに決着したように、内から2頭分が断然有利な馬場状態だった。

 前走のマイルCS南部杯は、自己最高指数を記録した後の休養明けの一戦。1番枠から五分のスタートを切ると、そこから押して先行争いに加わり、それを制して逃げるヘリオスの外から競り掛けていく形。3~4角ではカフェファラオも競り合いに加わり、前半4F45秒9-後半4F48秒7の激流となったため、最後の直線で苦しくなり失速、7着に敗れた。

 前走時は激流に飲み込まれてしまったのが敗因だけに、今回は巻き返してくる可能性が高い。昨年のフェブラリーSは内と前が有利の状況の中、中団の外からじわっと好位の外まで上がっていく競馬で4着と好内容だっただけに、今年も上位争いが期待できる。前走は1番枠だったため無理して出していった面があるが、今回は11番枠と昨年同様に外枠。昨年よりも時計が掛かりそうな点も好ましく、脚をタメての巻き返しを期待したい。

△ (8)アドマイヤルプス

 昨年6月の東京ダ1600m戦、アハルテケSを重賞でも通用する指数で勝利した馬。同レースでは10番枠からまずまずのスタートを切って、軽く促されると楽に2番手外を確保。道中も2番手外を追走とレースが淡々と流れていたが楽にレースの流れに乗れていた。3~4角でも余裕を持って逃げるメイショウウズマサに食らいついて4角では同馬と半馬身差。ラスト2Fで内からしぶとく伸びてメイショウウズマサに3/4差で前に出ると、ラスト1Fでリードを広げて後続を突き放しての3馬身差の快勝だった。

 その後のグリーンチャンネルCや武蔵野Sは折り合いを欠いて9着、7着に敗退。アハルテケSを激走したことで疲れが抜けていなかった部分もあるのだろう。しかし、再び立て直された前走、根岸Sでは2番枠から出遅れて後方からの競馬になったが、折り合いは付いていた。また前走は内の砂が深い状況下だったが、アドマイヤルプスは4角まで後方の最内を追走していた。内から勝ちに行ったオーロラテソーロ、(14)ヘリオス、(13)テイエムサウスダンが揃って14~16着に敗れていることを考えると、本馬の11着大敗も合点がいく。もともと東京ダ1600mのスペシャリストだけに、ここでの変わり身に期待したい。

△ (6)メイショウハリオ

 昨年の帝王賞は5番人気ながらテーオーケインズらを撃破し、優勝した馬。同レースは大外9番枠からやや出遅れたが、前半のペースがかなり遅かったこともあり、わりと楽に好位の外を確保。テーオーケインズをマークしながらの競馬になった。

 しかし、向正面でスワーヴアラミスが外から捲って一気にペースアップ。これに抵抗して速度を上げたテーオーケインズ、クリンチャー、オーヴェルニュは最後の直線で余力がなく、苦しくなり潰れた。一方、本馬はここでワンテンポ待ち、脚をタメることを選択したことで、最後の直線で余力を残せた面が大きい。帝王賞は本馬が強かったというより、前記した馬たちが自滅したことが大きかった。

 前走の東京大賞典は3着。5番枠から五分のスタートを決め、中団の外目を追走。このレースでも向正面で捲りが起こったが、ここではそれらにじわっと食らいついていく形。3~4角の外から位置を押し上げ、4角では3列目。そこからジリジリ伸びて先頭列付近まで上がってきたが、外からウシュバテソーロに抜け出され、ラスト1Fでノットゥルノにも差されての3着だった。

 本馬は昨年のマーチS勝ちや、平安S3着の実績があることから、前走くらいは走れて当然で、メンバーが手薄なここなら通用するレベルの能力はある。しかし、マイル戦となると薫風S(3勝クラス)同様、テンに置かれて後方からのレースとなる可能性が高いだけに、展開に恵まれる必要がある。前が崩れる展開ならチャンスありといったところだ。

△ (10)テイエムサウスダン

 一昨年の黒船賞を2番手から4角先頭に立ち8馬身差で圧勝して以降、ひと皮剥けて昨年は根岸Sを優勝し、フェブラリーSでも2着に善戦した馬。昨年のフェブラリーSは15番枠からトップスタートを切って、そこから押し進めていたが、内からサンライズホープがハナを主張したので、序盤は好位の外を追走。しかし、同馬が少しペースを落としたその隙に、外から一気にハナを奪った。そこからは岩田康騎手得意のペースダウンで3~4角では馬群が凝縮。ラスト1Fでカフェファラオに交わされたが、マイペースに持ち込み、粘り込みを図り2着だった。

 前走の根岸Sは外差し馬場。8番枠から好発を切り、2列目の内を追走。先頭列の内にオーロラテソーロ、その外からヘリオスが競っていき、本馬はそのヘリオスの後ろを追走。直線序盤で馬場の良い外に出そうとしたが、外のエアアルマスに閉められて出せず。また前にいたヘリオスが苦しくなったことで3列目に後退。ただ、ラスト2Fで外に出して進路を確保してからも、ほとんど伸びず14着に敗退した。

 △アドマイヤルプスの紹介でも説明したように、前走時は砂の内側が深い状態で、そこを通った馬は苦戦していた。内が深いと言ってもそこまで極端ではなかったが、オーロラテソーロとヘリオスが競り合いペースを引き上げたことも影響したのだろう。まして本馬はスタミナが不足する休養明けで、前々走から1Fの距離延長でもあった。本馬は本質的にマイルは距離が長いので、10番枠から無理をせず、上手く脚をタメることができれば、昨年同様の善戦があっても不思議ない。

☆ (3)ケンシンコウ

 昨年のマーチSでは、△メイショウハリオと半馬身差の2着に好走した馬。同レースでは12番枠から好発を切って、好位の外を追走。楽にレースの流れに乗て3~4角で先頭列に並びかけ、4角外から持ったまま出口で先頭。直線では完全に抜け出したが、ラスト1Fでやや甘くなったところを、外から△メイショウハリオに強襲されての惜敗だった。当時のレース内容、テンのスピードはメイショウハリオよりも上。休養明け3戦目の今回で調子を取り戻せていれば、一発あっても不思議ない。

☆ (9)ショウナンナデシコ

 今年上半期のエンプレス杯、マリーンC、かしわ記念、スパーキングレディーCを連勝した馬。特にかなりタフな馬場のかしわ記念で逃げて注ソリストサンダーを下した内容がインパクト大。マリーンCでも2番手からサルサディオーネにプレッシャーをかけていく競馬で、8馬身差で快勝している。昨秋以降は本来の走りが出来ていないが、ダ1800m以上を使われており、距離が長かったのも確か。人気薄のここは警戒しておきたい。
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本日6番 小倉11R 小倉大賞典 芝1800m
 ◎ (1)カテドラル
 〇 (14)ロングラン
 ▲ (11)ダンディズム
 注 (6)ヒンドゥタイムズ
 △ (4)レッドベルオーブ
 △ (5)ゴールドギア
 △ (8)インテンスライト
 △ (13)ホウオウエミーズ
結論 馬連1-14,11,6,4,5,8,13 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝1 (50)

■小倉芝は外差し有利

 小倉芝は昨日土曜は稍重だったが、その後の降雨でさらに馬場が悪化し、本日は重馬場発表。かなりタフな馬場で、現時点では外差し馬場だ。ただ2Rの芝1200mの未勝利戦で、最内から差したマルプリが3着に粘っているように、内は伸びないが最内1頭分はそこまで悪くない。ベストは中よりも外だが、4角で大外まで出して距離損するくらいなら、最内を選択するのがベターだ。

 小倉芝は変化が激しいため、現時点の馬場に合わせて予想すると痛い目に遭ったりするのだが、小倉大賞典は気性難でコントロールが難しい逃げ馬レッドベルオーブが出走しているので、同馬がレースを引っ張る形で超ハイペース必至。レースが消耗戦となると見てトップスピードが長く維持できる差し、追い込み馬を中心に予想を組み立てたい。

■有力馬の紹介

◎ (1)カテドラル

 小倉で行われた一昨年と昨年の中京記念で2年連続で2着に善戦した馬。3走前の中京記念では11番枠から出遅れて後方からの競馬。向正面では前のレインボーフラッグが外から上がっていくタイミングで本馬もじわっと進出して中団まで押し上げて3角へ。3~4角では大外を回るロスが生じたが、食らいついて中団の外で直線。そこからしぶとく伸びて、ラスト1Fでバテたファルコニアを捉えて2着を確保した。前々走は一昨年の中京記念を上回る内容で、指数も一昨年以上のもの。

 本馬は2021年の東京新聞杯でカラテにアタマ差まで迫るなどマイル路線で活躍していたが、最近はスピードがやや衰えて持久力が増したぶん、1800mくらいまで距離があってもいいようだ。前走の福島記念は後方のままで見せ場のない13着に大敗したが、そこから立て直されての今回は巻き返しに期待したい。今回はスタミナが不足する休養明けだが、もともとのスタミナの豊富さと追い込み脚質を考慮し、本命馬とした。
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本日3番 東京6R 3歳1勝クラス 芝1600m
 ◎ (4)ノッキングポイント
 〇 (11)ニシノライコウ
 ▲ (10)バルサムノート
 注 (12)スズハローム
 △ (2)シルトホルン
 △ (1)ノイジーアプローチ
 △ (6)ルージュクレセント
結論 馬連4-11,10,12,2,1,6 (15:15:10:5:3:2) 複勝4 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にシルトホルン(-9.0pt)、ニシノライコウ(-7.7pt)、スズハローム(-7.0pt)、ロードディフィート(-6.3pt)、ノッキングポイント(-5.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (4)ノッキングポイント

 6月東京の芝1600mの新馬戦では、好位直後の外からラスト2F11秒2-11秒1と加速して、2着に3馬身差を付けて勝利した素質馬。そこから休養明けで挑んだサウジアラビアRCでは、出遅れて後方列からの競馬になりながらも末脚不発で4着敗退。しかし、再び立て直された前走ジュニアCでは、10番枠から出遅れたが二の脚で好位の外まで挽回する競馬。2角で挟まれて接触し、折り合いを欠く場面もあって最後の直線で失速したが、行きっぷりに復調気配は見られた。ひと叩きされての前進に期待する。
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本日2番 東京9R ヒヤシンスS ダ1600m
 ◎ (3)ペリエール
 〇 (6)グレートサンドシー
 ▲ (5)モンドプリューム
 注 (2)クロックフォード
 △ (1)ツウカイリアル
 △ (12)エクロジャイト
 △ (14)オメガタキシード
結論 馬連3-6,5,2,1,12,14 (15:10:10:5:5:5) 複勝3 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にオマツリオトコ(-19.7pt)、ペリエール(-18.3pt)、ツウカイリアル(-13.0pt)、モンドプリューム、ゴライコウ(ともに-12.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (3)ペリエール

 8月札幌のダ1700mの新馬戦は好位の外からの競馬で、古馬1勝クラスレベルを超える指数で勝利した馬。当時3馬身半馬差をつけたユティタムもその後2連勝で、オープン入りをしている。

 デビュー2戦目は11月東京のオキザリス賞。前走から一気に距離が短くなりさらに内枠。序盤でキックバックを嫌がって急に外に斜行し、終始外に張られ気味の競馬になったが、3馬身半差で勝利した。この時に記録した指数が(4)オマツリオトコが優勝した兵庫ジュニアGPと1pt(0.1秒)差のもの。

 続く全日本2歳優駿では1番人気の支持を受けたこともあり、好位の外から4角先頭の勝ちにいく競馬。時計の掛かる馬場状態で後続の目標となって最後に苦しくなったが、本馬を目標に動いたオマツリオトコを上回る内容で負けて強しの内容だった。キャリア3戦でありながら、ここでは能力値2位。さらなる成長力が見込めるだけに、ここは本命馬とした。
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本日4番 阪神12R 4歳上2勝クラス 芝1600m
 ◎ (10)スーサンアッシャー
 〇 (11)トゥードジボン
 ▲ (6)サトノルフィアン
 注 (3)タイゲン
 △ (1)ワンダーキサラ
 △ (7)ヒルノショパン
 △ (8)ショウナンアデイブ
結論 馬連10-11,6,3,1,7,8 (15:10:10:5:5:5) 複勝10 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にトゥードジボン(-13.0pt)、タイゲン(-12.3pt)、スーサンアッシャー(-12.0pt)、ショウナンアデイブ(-10.7pt)、ヒルノショパン(-9.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (10)スーサンアッシャー

 昨秋に戦列復帰してからは大きな成長を見せ、1勝クラスで最速の上がり3Fタイムを3連続でマークした馬。特に前々走の阪神芝1600m戦では、前半4F46秒5-後半4F46秒7の平均ペースで流れた中、後方で脚を温存し、最後の直線中目から馬群を捌きながらラスト2Fで中団まで上がり、ラスト1Fで前をまとめて捉えて1馬身1/4差で完勝。指数もなかなかのものだった。

 前走の再度山特別は勝ちに行く競馬、瞬発力型の馬にとっては苦しいレースではあったが、3着と成長を感じさせてくれた。ここはさらなる上昇を期待する。
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本日5番 阪神11R 大和S ダ1200m
 ◎ (16)ジェネティクス
 〇 (13)チェイスザドリーム
 ▲ (6)ファイアランス
 △ (3)ゴールドパラディン
 △ (14)スナークダンチヴィンチ
 △ (4)コパノマーキュリー
 △ (5)イバル
 △ (11)ディサーニング
結論 馬連16-13,6,3,14,4,5,11 (15:10:8:8:3:3:3) 複勝16 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にケイアイドリー(-27.7pt)、スナークダヴィンチ(-26.3pt)、クリノフラッシュ(-24.7pt)、イバル(-23.7pt)、ゴールドパラディン(-23.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (16)ジェネティクス

 7走前に阪神ダ1200mのオープン、りんくうSを1番枠からトップスタートを切って逃げ切り勝ちしている実績馬。もともと揉まれ弱いところがある馬だけに、大外枠はプラス材料。近走で折り合う競馬をしてきた効果が、ここで出ることを期待する。
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本日6番 小倉12R 4歳上1勝クラス 芝1200m 
 ◎ (9)グッドグロウス
 〇 (18)オラヴェリタス
 ▲ (5)マリーナドンナ
 △ (10)デイトンウェイ
 △ (13)フローレンスハニー
 △ (2)ミーハディビーナ
 △ (4)グレイトミッション
 △ (6)バーニングパワー
 △ (16)テセウス
 △ (17)フォレクラフト
結論 馬連9-18,5,10,13,2,4,6,16,17 (15:10:5:5:3:3:3:3:3) 複勝9 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にハピネスアゲン(-9.0pt)、オラヴェリタス(-7.7pt)、タイキバンディエラ(-7.0pt)、デイトンウェイ、フローレンスハニー(ともに-6.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (9)グッドグロウス

 小倉芝1200mの新馬戦で2着した馬。その後は伸び悩んでいたが、4走前には休養明けでダートではあるが2着と復調を示した。前走はダ1200mで前半3F34秒3-後半3F39秒2の超絶ハイペース。2列目の外を追走した本馬は、最後の直線で早めに交わされてしまったが、外から追い込みが飛んでくる流れでも最後まで粘っていた。前走のタフな経験が、本日の小倉のタフな芝では生きる可能性が高いと見て本命馬とした。

本日はこれにて終了‼

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