2023年 ダイヤモンドS・京都牝馬S+他メイン+12R以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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予想

2023.02.18
2023年 ダイヤモンドS・京都牝馬S+他メイン+12R以降の予想

本日は11R以降から予想を提供する予定ですm(__)m

長距離の重賞路線は、ステイヤーズS→(万葉S)→ダイヤモンドS→阪神大賞典→天皇賞(春)という流れ。しかし、今年は昨年の天皇賞(春)やステイヤーズSの上位馬は不出走。過去1年以内の芝3000mのオープン以上で連対実績があるのは、今年の万葉Sで連対したミクソロジー、タイセイモナークの2頭のみ。このレースは芝3000m以上を経験している馬が有利の傾向だが、今回は芝3000m以上が未経験の馬にもチャンスがありそうだ。

本日4番 東京11R ダイヤモンドS 芝3400m
 ◎ (4)ミクソロジー
 〇 (9)ヴェローチェオロ
 ▲ (2)シルブロン
 注 (11)スタッドリー
 △ (6)アスクワイルドモア
 △ (15)ウインキートス
結論 馬連4-9,2,11,6,15 (15:15:10:5:5) 複勝4 (50)

◎ (4)ミクソロジー

 芝2200m以上を使われるようになって目下3連勝。前走の万葉Sでは15番枠からまずまずのスタートを切って軽く促され、一旦は好位の外。そこから内の5頭が飛ばして行ったために、やや離れた6番手を追走した。スタンド前でも前5頭が引っ張る中で、離れた単独6番手を追走。3~4角では好位の内目から位置を押し上げ、楽な手応えで4角では2列目の外。直線では徐々に伸び、ラスト1Fで先頭に立つと、そこからしぶとく伸びて2馬身差の完勝だった。

 前走はレースが前半5F59秒9-中盤5F63秒6-後半5F59秒9の平均ペースで流れた中、ちょうどいい位置からスムーズにレースを運べていたが、距離3000m級のレースでさらに良さが出たのは確か。これまでのキャリア9戦と浅い4歳馬で、さらなる成長も期待できるだけに、今回の本命馬とした。

○ (9)ヴェローチェオロ

 一昨年12月のグレイトフルSを勝利し、その次走のダイヤモンドSで5着に善戦した馬。同レースでは7番枠からまずまずのスタートを切って軽く促され、序盤は好位の最内を追走。スタンド前でテーオーロイヤルを前に入れ、4列目で我慢。3~4角で最短距離を通して前との差を詰め、4角も最短距離で直線。そこから中目を通してジリジリ伸びて3列目まで上がり、ラスト2Fでもしぶとく伸びていたが、ラスト1Fで甘くなって外から3頭に差されての5着だった。

 前々走のダイヤモンドSは、3走前で離れた2番手から直線で一旦先頭に立ち、ラスト1Fで内から差されて、それを差し返して完勝と、勝ちにいく競馬で結果を出していたこともあり、大幅距離延長ながら前半で位置を取って勝ちに行き過ぎたことが敗因。今回は11ヵ月の長期休養明けになるが、昨年の敗戦を生かしてもっと脚をタメて行ければ昨年よりも上の着順が狙えると見て、対抗評価とした。

▲ (2)シルブロン

 昨秋に本栖湖特別、グレイトフルSを連勝し、一気にオープン入りした上がり馬。前走のグレイトフルSは13番枠からやや出遅れ、そこから軽く促されて中団外を、1番人気のヴェローナシチーをマークしながら追走。2角過ぎでペースダウンし、馬群が凝縮したところでモリノカンナチャンが捲って一気にペースアップしたが、本馬はワンテンポ待って中団外を維持。3~4角でもヴェローナシチーをマークしながら進出し、4角で同馬の後ろを通して、直線で外に出されると、ジリジリ伸びて2列目まっで上がり、ラスト1Fでヴェローナシチーを捉え切って3/4差で勝利した。

 今回は前走から大幅距離延長になるが、前走時3~4角から進出しながらも、ラスト1Fでも大きく減速することなく、スピードを維持てきていたことから、距離が延びてもやれる可能性が高いと見て、3番手評価とした。
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京都牝馬Sは1回京都開催最終週の芝1600mから、2016年度のより2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わり、一昨年から阪神芝1400mで行われている。近年は秋華賞やエリザベス女王杯組は1月の愛知杯へ、高松宮記念やヴィクトリアマイルを目指す、スプリント~マイル路線馬は京都牝馬Sへという形ですっかり定着。今年は前走で芝1800m以上を使われていた馬はウォーターナビレラ1頭のみというメンバー構成となった。

阪神芝1400mは京都芝1400mに比べると前半が平坦でペースが上がりやすいコースだが、1回阪神2週目の高速馬場で行われることもあり、近2年は平均ペースの範囲内で収まっている。一昨年はイべリスが逃げ切り勝ち、昨年はロータスランドが2番手から最後の直線、早めに抜け出して優勝している。今回もウインシャーロットのハナを主張しつつ、他が行くならそれに行かせて2番手というパターンが濃厚。同馬よりも内枠にテンの速い馬はいないため、今年も前が楽な展開になりそうだ。

本日5番 阪神11R 京都牝馬S 芝1400m
 ◎ (5)ララクリスティーヌ
 〇 (7)テンハッピーローズ
 ▲ (13)ウインシャーロット
 注 (16)ウォーターナビレラ
 △ (1)サブライムアンセム
 △ (10)シゲルピンクルビー
 △ (17)スカイグルーウ゛
 △ (18)ロータスランド
結論 5-7,13,16,1,10,17,18 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝5 (50)

◎ (5)ララクリスティーヌ

 前々走のスワンSでは2着と好走した馬。前々走は3番枠からやや出遅れたが、そこから二の脚で一旦好位の内目に上がったが、外から前を主張してくる馬たちに行かせて、最終的には中団を追走。3~4角で中団内目から4角出口で外に出されて直線へ。序盤で進路が狭くなったが何とか捌いて3列目付近まで上がり、ラスト1Fでジリジリ伸びて外から迫るルプリュフォールをアタマ差凌ぐ形での2着だった。

 本馬は長期休養明けの3走前、朱鷺Sでルプリュフォールアタマ差2着と好走後で、取りこぼしても不思議ではない状況下だったが、ここで同馬に先着し、指数を伸ばしたことが素質の高さだ。本馬はペースが上がらなかった4走前の雲雀Sでも勝利しているように、1400mならば幅広いレースに対応できる点が魅力。ここも崩れないと見て、中心視した。
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本日6番 小倉11R 紫川特別 芝1200m
 ◎ (5)サトノルーチェ
 〇 (6)ベンガン
 ▲ (10)メイショウゲンセン
 △ (1)ダテボレアス
 △ (2)ラキエータ
 △ (7)メイショウハボタン
 △ (11)メイショウグラニー
 △ (17)アスターディゴン
 △ (18)タイセイブリリオ
結論 馬連5-6,10,1,2,7,11,17,18 (10:10:5:5:5:5:5:5) 複勝5 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にメイショウハボタン、アルムファーツリー(ともに-13.0pt)、サトノルーチェ(-12.3pt)、ダテボレアス、ラキエータ(ともに-11.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (5)サトノルーチェ

 新馬戦を勝ち、次走白菊賞で3着した素質馬。昨夏はやや不振だったが、休ませたことで前々走の有松特別では3着と復調した。前々走は8番枠から五分のスタートを切って、中団の外を追走。2着馬ガリレイの後ろを追走し、3~4角で同馬の直後を通して、4角でその外に出されると、しぶとく粘ってラスト1Fで前との差を詰めてガリレイにアタマ差迫ったところがゴールだった。

 前走は休養明け好走の反動で7着に敗れたが、それでもここでは能力値上位の存在。本日の小倉芝は外差し馬場だけに、中団中目から上手く外に出しての巻き返しを期待する。
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本日2番 小倉12R 4歳上1勝クラス 芝1800m
 ◎ (5)ミッキーブンブン
 〇 (2)ピエドラアギーラ
 ▲ (11)パーサヴィアランス
 △ (1)バトルシャイニング
 △ (4)コスモアシュラ
 △ (6)グルーヴビート
 △ (14)メイショウイヌワシ
 △ (15)ショウナンラタン
 △ (16)タケトンボ
結論 馬連5-2,11,1,4,6,14,15,16 (10:10:5:5:5:5:5:5) 複勝5 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバトルシャイニング(-9.7pt)、パーサヴィアランス(-7.0pt)、ピエドラアギーラ(-6.3pt)、ミッキーブンブン(-5.7pt)、セルジュ、メイショウイヌワシ(ともに -5.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (5)ミッキーブンブン

 福島芝1800mの新馬戦をラスト2F12秒3-11秒9で3馬身差、好指数勝ちした素質馬。次走の芙蓉Sでは3番枠から出遅れたが、それを挽回して3角では3列目の外、4角で2列目まで上がって、直線でしぶとく伸びて3着と強い内容だった。本馬はその後スランプ状態となり低迷が続いているが、それでもここに入ると能力値上位の存在。休養明けの前走は太目が残り、ダートに出走。休養明けをダートで叩いたことで、体が絞れた公算が高い。外差し馬場の小倉芝で、復活を期待する。
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本日2番 阪神12R 4歳上1勝クラス 芝1400m
 ◎ (10)ユイノチャッキー
 〇 (6)ウラヤ
 ▲ (1)ヴィアドロローサ
 △ (7)ウインアウォード
 △ (3)ミッキークイック
 △ (2)バクシン
 △ (9)ケルンコンサート
結論 馬連10-6,1,7,3,2,9 (15:10:10:7:4:4) 複勝 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にウインアウォード(-16.0pt)、ユイノチャッキー(-15.0pt)、ウラヤ(-12.7pt)、コモレビキラリ、フェアレストアイル(ともに-11.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (10)ユイノチャッキー

 6走前の1勝クラスでは、12番枠から好発を切って二の脚でハナを主張し、2着馬に7馬身差を付けて逃げ切った馬。同レースでは2勝クラス勝ちレベルをかなり上回る指数での圧勝だった。1Fの距離短縮となった前々走のドンカスターCは2番枠から出遅れ、中目から捌いて位置を押し上げていくロスが生じて3着。

 前走の春待月賞は7番枠から好発を切って、二の脚で先頭に立ったが、外からサウンドキングダムを抑えきれない手応えで追い駆けたことで、ラスト1Fで甘くなって3着。前走はスピードを持て余したようなレースぶりで、調子が良さそうだ。あとひと押しに期待する。
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本日3番 東京12R 4歳上2勝クラス 芝1800m
 ◎ (6)カナテープ
 〇 (8)モーソンピーク
 ▲ (3)マイネルクリソーラ
 △ (11)ロードカテドラル
 △ (12)ヴィクトゥーラ
 △ (2)ポッドヴァイン
 △ (5)セラフィナイト
結論 馬連6-8,3,11,12,2,5 (13:10:10:10:5:2) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にロードカテドラル(-14.7pt)、マイネルクリソーラ(-13.7pt)、モーソンピーク(-13.0pt)、ジュンブルースカイ(-11.7pt)、カナテープ(-11.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)カナテープ

 デビュー3戦目の前々走・1勝クラスで、1クラス上でも通用する指数を記録して勝利した素質馬。前々走は6番枠から好発を切って、外から前を主張する2頭に行かせて先頭から離れた4番手を追走。向正面で捲ってくる馬がいたが、そこでも動かず、ワンテンポ待って5番手を追走。4角5番手から直線で外に出されると、そこからじわじわ伸び、ラスト1Fで一気に前を捉えての快勝だった。

 休養明けの前走は10着に敗れたが、殿からの追い込みが決まる流れを、2番手から勝ちにいく競馬で苦しくなったもの。先行有利の馬場で、流れに乗っての巻き返しを期待する。

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