2023年 日経新春杯・京成杯・他メイン+最終12Rの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.01.15
2023年 日経新春杯・京成杯・他メイン+最終12Rの予想

フェアリーSのディナトセレーネ(2番人気)→10着、ニューイヤーCのワラ(2番人気)→最下位8着、ルージュエヴァイユ(3番人気)→12着と危険な人気馬が絶好調です(*`・ω・)ゞ。

そんなこんなで、打倒『粗品の本命』を目指して今回もやっちゃいます。内心、粗品さんにはとても敵わないと思っていますけど…。

ジャジャーン!!!!!

(9)シャンパンカラー(現時点で3番人気)

新馬戦、ベゴニア賞と東京芝1600mで2戦2勝の馬。ただし、前走のベゴニア賞は前半4F48秒3-後半4F46秒3のかなりのスローペース。逃げ馬ではないヒップホップソウルがスピードの違いでハナに立ちそうな勢いで、押さえるのに苦労したほどペースが遅く、行った、行ったの流れだった。ちなみに2番手からの競馬だったヒップホップソウルは、先週のフェアリーSで1番人気を背負って11着に大敗している。

ここはテンの速いグラニットなどが出走しているので逃げられない公算が高い。新馬戦時のように差す形になる可能性が高いと見ているが、新馬戦ではラスト2F11秒1-11秒5と減速。指数もそこまで高くなく、この新馬戦の2着以下馬は1頭も未勝利戦を勝ち上がっていない。

山崎は今回のメンバーだと厳しいと見ているが、キャリアの浅い馬というのは上昇力があることも事前に伝えておく。本馬がここで通用するとすれば、成長力で突破するパターンだろう。

本日1番 中山11R 京成杯 芝2000m
 ◎ (4)ソールオリエンス
 〇 (1)サヴォーナ
 ▲ (8)グラニット
 注 (7)セブンマジシャン
 △ (2)シーウィザード
結論 馬連4-1,8,7,2 (15:15:15:5) 複勝4 (50)

◎ (4)ソールオリエンス

 東京芝1800mの新馬戦を断然の1番人気で勝利した馬。同レースでは5番枠からやや出遅れ、スタート後に内の馬にぶつけられたが、そこから上がって最初の2角では好位の外から追走する形となった。

 2番人気のレーベンスティールは本馬の内。終始本馬がレーベンスティールを内に閉じ込め、最後の直線入口ではレーベンスティールは外に出せなくなってしまって前が壁。本馬の作戦勝ちかのように見えたが、レーベンスティールは中目の馬群の狭い間を割って抜け出すガッツを見せる。

 そこからは上位人気2頭のマッチレース。激しい2頭の叩き合いで、後続は大きく離されてしまう。最後はわずかに外のソールオリエンスが前に出てゴールした。結果は上位2頭で3着馬に5馬身以上の差を付けていた。

 驚かされたのはラスト2Fの数字、11秒0-11秒0。東京芝の中距離新馬戦でついに出てしまったかという数字だ。いくら前半5F通過が65秒0の超絶スローペースだったとしても、ラスト1Fで減速せずに11秒0秒は超優秀な数字であることは間違いない。

 ただでさえ本馬はスタートでロスがあり、レーベンスティールは最後の直線でややスムーズさを欠くレースぶりであった。今回の上位2頭は来年の東京芝2400mの大舞台で、再度マッチレースを演じている(?)。それくらいの可能性を感じている。

〇 (1)サヴォーナ

 デビュー3戦目、タフな馬場で行われた前走の福島芝2200m戦で一変した馬。前走は12番枠からこれまで同様に出遅れ、中団よりやや後方の外を追走。ハイアーレルムが大逃げを打ったために、隊列がかなり縦長。3~4角の外から位置を押し上げても、4角の時点で先頭との差は10馬身以上あったが、前半5F59秒4のかなりのハイペースで直線で前が苦しくなり、本馬の外差しが決まった。

 当日は外差し馬場だったこともあり、馬場と展開に恵まれて浮上したのだろうと見ていたが、ラスト2Fは13秒1-12秒4と加速。馬場や展開に恵まれたのは確かだが、3~4角から進出しながらも最後に加速した点は高い評価ができる。長距離適性が高い馬ではあるが、前走で成長力を見せたのは間違いなく、昨日の雨の影響でややタフな中山の芝は「持って来い」だろう。

▲ (8)グラニット

 3走前の新潟2歳Sは2列目の内から、最後の直線で馬場の悪い内を通ったために6着敗退も、前々走のサウジアラビアRCでは巻き返して2着と好走した馬。前々走は1番枠からまずまずのスタートを切ってハナを主張し、道中も淡々とリードを奪っていく形。大逃げをしながら、粘り通す強い内容だった。

 前走の朝日杯フーチュリティSは、内枠から予想以上に好発を切って先頭に立ったドルチェモアに、競りかけて行くオールパルフェの外から競って行く形。結果ペースが厳しくなり、馬場の良い内も通せず、10着に大敗した。スタミナが不足する休養明けだった影響もあるだろう。ここは前走よりも楽に前の位置が取れるメンバー構成。ひと叩きされての前進に期待する。

注 (7)セブンマジシャン

 新馬戦、黄菊賞を連勝した馬。前々走の黄菊賞はエリザベス女王杯当日のかなりタフな馬場で行われた一戦。新馬戦を瞬発力まかせに勝利した馬たちが苦しむ中、8番枠から出遅れ、後方2番手から終始外々を回り、4角出口でさらに外に出されると、しぶとく伸びて勝利した。最後の直線の進路取りも良かったが、新馬戦ですんなり2番手から最後の直線で早め先頭と、スタミナを生かす競馬で勝利していたことが前々走に繋がった面もある。

 前走のホープフルSは有馬記念の週から一転して内有利の馬場。前半5F61秒5-後半5F60秒0のスローペースで、前と内が有利な状況下だったが、中団の外から3~4角で進出して4角で張られ、そこから食らいついての6着。後手後手に回ったわりには勝ち馬との着差は0.4秒と悪くはなかった。◎ソールオリエンスは素質が高いが、それ以外の馬に対しては互角以上にやれるだろう。

△ (2)シーウィザード

 3走前の新潟2歳Sで3着、前々走の芙蓉Sで1着の実績馬。3走前は8番枠からやや出遅れ、中団の外目からの追走となったことで、最後の直線で馬場の良い外は通せたが、最後に甘さを見せて3着に敗れた。前々走の芙蓉Sは3番枠から五分のスタートを切って、2列目の外から最後の直線でジリジリ伸びて勝利した。

 本馬は函館芝1800mの新馬戦を最後まで減速することなく逃げ切り勝ちしているように、前に行ってこその馬。トップクラスが相手だと末脚比べでやや見劣る面があるので、ここは2、3番手を狙いたいところ。今回はそれが叶うメンバー構成だけに、押さえることにした。休養明けの前走ホープフルSは2列目の内で包まれて、能力全開とまではいかなかっただけに、ここでの前進も期待できるだろう。

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ここも山崎が買わない人気馬がいるにはいるのですが、その馬はPP指数の能力値が高い馬。悪条件を能力で突破してしまう可能性もあると判断したため、ナシとします。ちなみに危険な人気馬は「それほど強くない+今回悪条件」というのを基に選択しておりますm(__)m。

本日3番 中京11R 日経新春杯 芝2400m
 ◎ (14)サンレイポケット
 〇 (6)ダンディズム
 ▲ (1)ヤマニンゼスト
 △ (8)ヴェローナシチー
 △ (12)プラダリア
 △ (10)キングオブドラゴン
 △ (11)イクスプロージョン
結論 馬連14-6,1,8,12,10,11 (10:10:10:10:5:5) 複勝14 (50)

■馬場回復で差し馬有利になる可能性も…

 土曜日の中京芝は雨の影響を受けて道悪。タフな馬場状態だったが、けっこう前の内目からでも粘れていた。日曜日は馬場が回復していくが、そうなるともっと前の内目からでも粘れる可能性が高まる。

 しかし、だからと言って素直にそれらに食いつけない。外枠から前に行きたい馬がいると、積極的に出して内に切れ込んで行くことになり、前半のペースが速くなりやすい。また、中京芝2200mは最初のコーナー(1角)までの距離が長く、前半のペースが上がりやすい舞台でもある。

 今回もキングオブドラゴンやアフリカンゴールドが内に切れ込んで行くことで、前半のペースが速くなることが予想される。内の馬がどこまで抵抗するかにもよるが、ある程度レースが流れ、差し馬有利となる想定で予想を組み立てたい。

■有力馬の紹介

◎ (14)サンレイポケット

 一昨年のジャパンC4着馬。同レースは前半5F62秒2-後半5F58秒6と超絶スローペース(ラスト6F目から一気にペースアップ)だったが、12番枠から五分のスタートを切って、好位の内目を追走、最後の直線で徐々に外に出し、中団からしぶとい脚で最後まで伸び、3着シャフリヤールとは3/4差に好走した。

 本馬は息の長い脚を使えることが持ち味の馬で、直線の長いコースに好成績が集中している。また高速馬場では一昨秋の天皇賞4着時のように、内々を通る競馬でないと上位争いに加われておらず、適度に時計の掛かる馬場がベスト。つまり、今の中京芝は悪くないということ。

 本馬は当初、大外14番枠に入ったことで狙い下げたいと考えていたが、想定どおりに前半からレースが流れてくれれば、この枠も悪くはなさそうだ。休養明けの前走、チャレンジCは高速馬場で内有利の馬場状態。4番枠から五分のスタートを切って中団中目と可もなく不可もない競馬で4着。能力を出し切ってはいないので、前走から多少の前進はありそうです。

〇 (6)ダンディズム

 ブリンカー着用で成績が上昇し、3勝クラスの御堂筋Sを勝った次走の目黒記念で勝ち馬ボッケリーニと0.3秒差(7着)に好走した馬。昨年の目黒記念は超絶高速馬場で、前半5F62秒5-後半5F58秒3の超絶スローペース。逃げたウインキートス(8番人気)が3着に粘ったように、前有利な流れだったが、6番枠から出遅れて、そこから内に切れ込んで最内に進路を取る形。後方の最内を追走し、3~4角で中目に出したが、直線序盤では前が壁。そこから外しながら捌いて行く競馬になったが、メンバー中3位の上がり3Fタイムを記録した。

 前走の中日新聞杯でも前半でペースが上がらない中で、13番枠から出遅れて最後方と絶望的な位置から、3~4角の最短距離を追い上げ、直線では中目に出したが序盤は前が壁。その後は比較的スムーズではあったものの、ここでもメンバー中2位の上がりが3Fタイムを記録していた。休養明けの前々走・アルゼンチン共和国杯では16着に大敗した本馬だったが、復調していると見ていいだろう。

 目黒記念が標準馬場で平均ペースなら、勝ち負けまであった可能性がある内容だっただけに、ここは対抗評価とした。出遅れ癖があり、二の脚も速くない馬だけに、前走から1F距離が延びるのも好ましく、ペースが上がって差し馬有利の流れとなった場合には、一発の魅力を感じる。

▲ (1)ヤマニンゼスト

 前々走の神戸新聞杯は12番人気とダークホースの立場だったが2着に好走。同レースは6番枠からまずまずのスタートを切った後、最内に切れ込み中団のやや後方を追走。道中も最内を走り我慢の競馬。終始最短距離の競馬から最後の直線も内を捌き、ラスト1Fで馬群を割り、外から差し迫るボルドグフーシュを半馬身振り切って2着に好走した。

 確かに前々走は嵌った面はあるが、序盤で窮屈になりながらも怯まず内に進路を取って行けたことや、息の長い脚が使えたことは先を考える上でも強みである。

 前走の菊花賞は、前半5F58秒7-中盤5F62秒7-後半5F61秒0と緩みない流れでかなりのハイペース。本馬は中団を立ち回ったことで展開には恵まれたが、3~4角で大外を回るロスを作っていたことを考えると6着も悪くない。また時計が掛かる馬場では、今回が距離短縮の馬に優位性があり、そこも踏まえて3番手評価とした。

推定1番人気馬 (3)ロバートソンキー

 前走のオールカマーは2着。前走は1番枠からまずまずのスタートを切ったが、促されてもあまり進んで行かなかった。しかし、2番枠のジェラルディーナが内に切れ込んできたことで、その後ろの位置を取ることができた。向正面や3~4角でも同馬をひたすらマーク。最短距離を通り、直線でも同馬の能力を信じてその後ろ。ラスト1Fでようやく外に出し、そこからグンと伸びて1馬身半差の2着に好走した。

 前走は内を立ち回った馬が1~4着を独占したように、前日の雨の影響を受け、馬場が内側から乾き圧倒的に内と前が有利だった。本馬はペースが遅く、前有利の流れを後方からになったが、最短距離をスムーズに走れたのが好走要因だった。

1~2角ではジェラルディーナと本馬の間に1頭分は楽に入れるスペースがあり、ヴェルトライゼンデがその間に入り込んでいれば、同馬は3~4角で大外を回り7着に終わることなく、2着だった可能性もあったと見ている。

 本馬は前々走の日本海Sでも後方外から追い込んで勝利しているように、ここへ来て地力を付けているのは確かだが、前走が馬場&展開に恵まれたものだけに狙い下げた。

推定2番人気馬 (2)ヴェルトライゼンデ

 前走はジャパンC3着。同レースは3番枠からまずまずのスタートを切り、2列目の中目を追走。4角で包まれ進路がなかったが、直線序盤でワンテンポ待ち、ハーツイストワールの内の狭いところから抜け出し、ラスト1Fで先頭。外からシャフリヤール、さらに捌いて抜け出して来たヴェラアズールに交わされての3着だった。

 最後の直線で抜け出したいタイミングで進路を作れず待たされたのは少し痛かったが、このレースは前半5F61秒1-後半5F58秒0のかなりのスローペースだけに、絶好位で立ち回ることが出来た。ゆえに本馬は自己最高指数を記録。今回はそこから楽をさせての一戦となり、取りこぼす可能性が高い。

 ちなみに前走ジャパンC組の好走は、過去20年まで遡っても3着内はゼロ。2005年に前走ジャパンC5着と好走し、1番人気に支持されたナリタセンチュリーも、トップハンデを背負って9着に敗れている。
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本日3番 小倉12R 4歳上1勝クラス 芝1200m
 ◎ (10)サミュエル
 〇 (2)ダレモトメラレナイ
 ▲ (5)プルサティーラ
 注 (11)ナリタローゼ
 △ (8)バトルシャイニング
 △ (12)クインズコスモス
 △ (13)ヒノクニ
 △ (14)アキバ
結論 馬連10-2,5,11,8,12,13,14 (15:10:9:4:4:4:4) 複勝10 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダレモトメラレナイ(-9.7pt)、タガノスペルノヴァ(-6.0pt)、アキバ(-5.3pt)、プルサティーラ、サミュエル、ナリタローゼ(ともに-5.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。

◎ (10)サミュエル

 4走前に芝1200mの未勝利戦を逃げ切った馬。その後は内有利の流れを大外枠から外々を回ったり、立ち遅れて最後方からのレースになったりとスムーズなレースが出来ず、結果も出ていないが、前走はダートの大外16番枠から内に切れ込み好位の外と、レースの流れに乗ることが出来た。芝馬がダートを使うと持久力が強化されることが多いもの。実績のある芝1200mに替わり、前に行っての粘り込みに期待する。
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本日4番 中京12R 4歳上2勝クラス 芝1200m
 ◎ (11)エコロデイジー
 〇 (7)ヒルノローザンヌ
 ▲ (1)サルビア
 注 (3)ハーツラプソディ
 △ (6)リトス
 △ (9)ラクスパラディ-
 △ (10)スズカフェラリー
 △ (8)ソールズベリー
 △ (12)ミズリーナ
結論 馬連11-7,1,3,6,9,10,8,12 (12:12:10:5:4:4:2:1) 複勝11 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒルノローザンヌ(-12.7pt)、サルビア(-12.0pt)、エコロデイジー(-11.7pt)、ハーツラプソディ( -10.7pt)、リトス(-10.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。

◎ (11)エコロデイジー

 5走前に芝1400mの1勝クラスを好指数で勝利した馬。同レースでは10番枠からまずまずのスタートを切って、好位の直後の中目を追走。最後の直線で馬場の良い外に出されると、しぶとく伸びての勝利だった。本馬は2勝クラスに昇級後も、このクラスで通用の走りを見せており、中団の内で包まれてまごついた前走でも勝ち馬と0.6秒差(6着)に善戦。本日は徐々に外差しが決まりだしており、最終レース辺りでは外差しが決まると見て本馬を本命とした。
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本日5番 中山12R 4歳上1勝クラス 芝1200m
 ◎ (4)ビーオンザマーチ
 〇 (6)ウインバグース
 ▲ (8)シゲルファンノユメ
  注 (1)サイヤダンサー
 △ (2)ルルローズ
 △ (7)ベルウッドブラボー
 △ (10)スズノヤマト
結論 馬連4-6,8,1,2,7,10 (12:12:12:7:5:2) 複勝4 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサイヤダンサー(-12.3pt)、ベルウッドブラボー(-10.7pt)、ルルローズ(-10.3pt)、ウインバグース(-10.0pt)、スズノヤマト(-9.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。

 ◎ (4)ビーオンザマーチ

 2歳6月の東京芝1400mの新馬戦を勝利した素質馬。本馬は3走前の初ダート戦では1クラス上の指数を記録して勝利と能力は高い。前走は休養明け好走後の疲れ残りの一戦で、スタートで躓いたが、そこから好位の内のポジションを取りに無駄な脚を使ったために苦しくなったもの。立て直されての巻き返しに期待する。

本日6番 小倉11R 門司S ダ1700m
 ◎ (8)クリノフラッシュ
 〇 (10)アラジンバローズ
 ▲ (7)ブリッツファング
 △ (1)ジャズブルース
 △ (12)ミステリオーソ
 △ (6)ファシネートゼット
 △ (2)ハギノアトラス
 △ (5)ダノンファスト
 △ (14)ソリタリオ
結論 馬連8-10,7,1,12,6,2,5,14 (10:10:10:10:4:2:2:2) 複勝8 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダノンファスト(-26.7pt)、ジャズブルース(-26.0pt)、メイショウダジン(-23.3pt)、ファシネートゼット、クリノフラッシュ(ともに-22.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。

◎ (8)クリノフラッシュ

 昨年の1月の中京ダ1800m戦、遠州灘S(3勝クラス)を圧勝し、好指数を記録した馬。同レースでは9番枠から好発を切って内に幅寄せし、逃げ馬の外2番手を追走。3~4角では外から2頭に並びかけられたが、4角でそれらを再び離し、逃げ馬と並んで直線。序盤で先頭に立つと、そこから4馬身、5馬身を後続を引き離し、終わってみれば7馬身差の圧勝だった。

 本馬は復帰戦となった昨秋のシリウスSやその次走の福島民友Cで1~2番手で大敗して以来、スプリント路線に転向。前々走のすばるSでも4番枠から得意の幅寄せで好位直後の中目を取って、勝ち馬と0.5秒差(6着)と、ここへ来て調子を上げている。今回は脚抜きが良く、緩みなく流れそうなメンバー構成。能力値はここでも上位だけに、短距離を使われたスピードと連闘による粘り強化で食い込みに期待する。

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