2022年 中日新聞杯+他メイン+最終12R予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.12.10
2022年 中日新聞杯+他メイン+最終12R予想

本日はメインレースばかりではなく、最終12レース3鞍もこちらに掲載させて頂きましたm(__)m。中日新聞杯以降は、自信度の高い順に掲載しています。

本日3番 中京11R 中日新聞杯 芝2000m
 ◎ (6)プログノーシス
 〇 (1)キラーアビリティ
 ▲ (12)バジオウ
 △ (11)カントル
 △ (15)ソフトフルート
 △ (4)ワンダフルタウン
 △ (8)ギベオン

 ■3~4角から動いてもバテない、良い脚を長く使える馬が有利

 5年前に1回中京開催からこの時期に移動した、ハンデGⅢの中日新聞杯。このレースが行われる中京芝2000mは、スタンド前の上り坂の途中からスタートして前半で緩やかに坂を上り、後半で緩やかに坂を下って行くコース。このため前半スローの上がり勝負が発生しやすく、昨年はショウナンバルディとアフリカンゴールドの行った、行ったが決まりました。

 しかし、古馬重賞のこのレースは、大半の馬が3~4角の下り坂で勢いに乗せて動くため、シンプルな前残りになることは稀。逃げ、先行馬も3角からもうひと脚使えなければ勝ち負けするには難しいものがあり、昨年の上位2頭も前半5F61秒8-後半3F58秒7と、そういう後半型のレースをしていました。つまり、このレースは3~4角から動いてもバテない、良い脚を長く使える馬を狙うのがポイントです。

 ■有力馬の紹介

 ◎ (6)プログノーシス
 
 これまで6戦4勝2着1回3着1回と複勝率100%で、能力値2位の馬《1位は極悪馬場で行われた函館記念を優勝した、基礎スピード不足の(3)ハヤヤッコで、良馬場では本馬が実質1位》。本馬が自己最高指数を記録したのは前々走の京橋Sで、このレースは阪神芝2000mで前半5F60秒2-後半5F58秒1のかなりのスローペース。9番枠から出遅れて、道中は前からかなり離れた後方2番手を追走。3角でも後方2番手でしたが、3~4角で中目を通して徐々にスピードに乗せ、4角で外に誘導。直線序盤ではジリジリ伸びてラスト1Fでは中団列でしたが、そこから一気に前との差を詰めて、1馬身半差で完勝。

 今回は前々走は2勝クラスとはいえ、3角からロングスパートしても、ラスト1Fでもうひと脚使えた素質の高さ、そして長期休養明けの前走カシオペアSで本来の能力を出し切れず、指数ダウンの2着だったことを評価しました。

 ちなみに前走はレースがスローの上がり勝負となった中、ここでもやや出遅れて中団の外目を追走したものの、前に壁が作れずにやや折り合いに苦労したこと、ラスト2F目の10秒8地点で包まれて仕掛けが遅れたことが災いしての2着。実力負けではないので巻き返せるでしょう。

結論 馬連6-1,12,11,15,4,8 (13:13:7:7:5:5) 複勝6 (50)

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本日1番 阪神11R リゲルS 芝1600m
 ◎ (2)シュヴァリエローズ
 〇 (3)シャイニーロック
 ▲ (1)ラインベック
 △ (5)リアンティサージュ
 △ (9)グランデマーレ

 後半特化型の馬で抜群の安定感を誇る馬(指数は近5走全て赤文字表記) 悪く言えば、ワンパンチ足りない馬ですが、こういう馬というのは先週のチャンピオンズCのハピのように容易に崩れません。中距離ではトップスピード不足で勝ち切れていないので、本質的にはマイル戦では距離不足でしょう。

 しかし、前走のオクトーバーSは7番枠から五分のスタートを切って、中団外から向正面で位置を上がって行く早めの競馬をしており、(1)ラインベックの逃げでスローペースならば、前半でそこまで位置が悪くならないはず。レースを順調に使われている強みもあり、ここも崩れないと見て、中心視しました。

結論 馬連2-3,1,5,9 (13:13:12:12) 複勝2 (50)

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本日2番 阪神12R 3歳上2勝クラス 芝1200m
 ◎ (3)ラブリネスオーバー
 〇 (7)カフジテトラゴン
 ▲ (10)ヒルノローザンヌ
 注 (4)エンジェルシリカ
 △ (2)メイショウハボタン
 △ (8)セリノーフォス
 △ (12)マイトレジャーフジ

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にメイショウドウドウ(-13.7pt)、カフジテトラゴン(-13.0pt)、メイショウハボタン(-12.0pt)、ヤマニンプティパ(-11.7pt)、ヒルノローザンヌ(-11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 ◎ (3)ラブリネスオーバー

 デビュー3戦目にフィリーズレビューで5着した素質馬。前走はフィリーズレビュー以来の芝1400m戦だったので、12番枠からやや折り合いを欠き気味に好位の外々を追走し、最後の直線ではいったん先頭に立とうかとする強気な競馬。スタミナが不足する休養明けだったこともあり、最後は止まってしまいましたが、良い内容でした。ひと叩きされての上昇に期待します。

結論 3-7,10,4,2,8,12 (8:10:10:5:5:2) 複勝3 (50)

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本日4番 中京12R 3歳上1勝クラス 芝1200m
 ◎ (5)ポルタフォルトゥナ
 〇 (1)トーホウデュラン
 ▲ (13)ディオアステリア
 注 (15)デフィデリ
 △ (2)エイシンディアデム
 △ (7)ドラゴンゴクウ
 △ (8)コルカノン
 △ (11)チカリヨン
 △ (16)タイガーリリー

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にトーホウデュラン(-10.0pt)、ポルタフォルトゥナ(-9.0pt)、デフィデリ(-8.3pt)、ブランデーロック、ベンガン、タイガーリリー(ともに-8.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 ◎ (5)ポルタフォルトゥナ

 高知に転出していたこともあり、しばらくダートを使われていましたが、久々の芝のレースとなった前々走の飯坂温泉特別では3着と好走した馬。前々走は久々の芝の一戦らしく、2番枠からテンに置かれましたが、そこから好位の直後の内まで挽回し、最後の直線で馬群を捌きながら外に出して3着と好内容でした。

 前走は行った、行ったが決まる流れを、序盤では2列目にはいたものの、3角で外から被されて一列位置が下がってしまう形。しかし、4角で勢いつけて外に出されると、そこから盛り返す脚を見せて3着。ここではテンのスピード上位、能力値も上位、さらに今村騎手起用で斤量51Kgだけに、本馬を中心視しました。

結論 馬連5-1.13,15,2,7,8,11,16 (20:10:10:2:2:2:2:2) 複勝5 (50)

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本日5番 中山11R 師走S ダ1800m
 ◎ (12)ホウオウルバン
 〇 (4)ニューモニュメント
 ▲ (7)オセアダイナスティ
 注 (15)アラジンバローズ
 △ (1)ヴェルテックス
 △ (3)ディアセオリー
 △ (6)トランスナショナル
 △ (16)サンダーブリッツ

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にニューモニュメント(-28.3pt)、アラジンバローズ(-27.0pt)、キタノヴィジョン(-24.0pt)、オセアダイナスティ(-23.7pt)、ダノンファスト(-23.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 ◎ (12)ホウオウルバン

 4走前に中山ダ1800mの3勝クラス・上総Sをリステッドでも勝ち負けになる指数で勝利した馬。4走前は1~2角でペースは緩んでいるものの、その後が緩みなく流れており、逃げ、先行馬には厳しい流れ。その流れを2列目外から、最後の直線先頭のノーブルシルエット(現オープン馬)を捕えて2馬身半差を付けた内容も、立派なものでした。ちなみに同レースで展開に恵まれて3着のキタノリューオーも、その後、中山ダ1800mの3勝クラス・内房Sで再び展開に恵まれて勝利しています。

 休養明けの前走シリウスSは、13番枠から出遅れたものの、そこから好位の外まで挽回していく競馬。前走は2番手から3~4角でクリノフラッシュに並びかけに行ったサンライズホープが12着に失速し、その次走のみやこSで巻き返しVを決めているように、前が苦しい流れだっただけに、14着大敗も仕方ありません。今回はそこから再び立て直されての一戦。巻き返しに期待します。

結論 馬連12-4,7,15,1,3,6,16 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝12 (50)

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本日6番 中山12R 3歳上2勝クラス 芝1800m
 ◎ (16)ヒットザシーン
 〇 (9)エクランドール
 ▲ (3)グランスラムアスク
 注 (18)アレグロモデラート
 △ (2)セナリスト
 △ (5)ルージュメサージュ
 △ (12)バルバレスコ
 △ (13)テーオーアリエス

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエクランドール(-12.7pt)、ヒットザシーン(-12.3pt)、グランスラムアスク、ルージュメサージュ(ともに-12.0pt)、ヒューマンコメディ(-11.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

 ◎ (16)ヒットザシーン

 前々走の中山芝2000mの1勝クラスでは、8番枠からトップスタートを切って、3番手を追走し、3角では2番手から3着馬に3馬身半差付け、2勝クラス通用級の指数で勝利した馬。秋になって力をつけてきました。前々走は発表上は不良馬場でしたが、Cコース替わりの週で時計が出ており、標準よりも高速馬場でしたので、本馬はけっして道悪巧者ではありません。

 前走の五色沼特別はBコース替わりの週で、逃げた馬と、その直後を追走した馬の行った、行ったが決まる展開。その流れを2番枠から好位の直後と中途半端に折り合ったために、4角で包まれて進路がなく、直線で中目に出さざるを得ない展開。鞍上、柴田大騎手の悪い面が諸に出た一戦でした。

 前が残る流れを仕掛けを最後の直線で仕掛けをワンテンポ待たされて、馬場の中目を突いたのでは8着凡退も仕方のないところ。今回は平場戦で前走時と比べると相手が弱化している点も好ましく、前々走と同舞台のここでの巻き返しに期待します。

結論 馬連16-9,3,18,2,5,12,13 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝16 (50)

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