2023年 クラスターCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2023.08.15
2023年 クラスターCの予想

クラスターCは過去のグレードレースでの勝利実績による別定重量戦。このためダートグレード2勝以上している馬は斤量が重くなるため、前年のJBCスプリント勝ちの実績など、よほどの実績がないと昨年のダンシングプリンスのように取りこぼすこともある。

またグレードレースで1勝のみの一昨年のリュウノユキナのようなタイプが好走し、それまでにダートグレードを優勝したことがない昨年のオーロラテソーロのような軽斤量馬が穴を開ける傾向だ。

盛岡10R クラスターC 芝1200m
 ◎ (8)リメイク
 〇 (9)アポロビビ
 ▲ (10)オーロラテソーロ
 注 (13)スティールペガサス
 △ (12)スマートダンディー
結論 馬連8-9,10,13,12 (20:20:8:2) 複勝8 (50)

■有力馬とそのコメント

◎ (8)リメイク

 昨年のカペラSの覇者。同レースは6番枠からやや出遅れたが、ある程度促して中団を追走。3~4角で中団の中目を通り、4角出口でスムーズに外に出され、直線で追い出されるとスッと加速。ラスト1Fでは一頭だけ違う脚色でグングン伸びて、(5)リュウノユキナに4馬身差で圧勝した。

 同レースの前半3Fは32秒2。このタイムは芝1200mでもなかなかお目に掛かれないレベルで、走破タイムも良馬場で1分08秒9。過去に稍重でケイアイガーベラが記録した歴代NO.1の走破タイム1分09秒1を上回った。つまり、レベルが高い一戦だったということ。当然、今回のメンバーでもNO.1の指数となる。

 その後は海外のリヤドダートスプリント、ドバイゴールデンシャヒーンの2戦でも3、5着と日本馬では再先着を達成。休養明けの前走るプロキオンSは2着に敗れたが、本馬は昨年のオーバルスプリントでも3角で2番手に上がったシャマルを追いかけて進出しながらも、最後の直線で同馬との差が詰められなかったように、ベストは速い流れのダ1200m戦。今回も(6)ドンフランキーが逃げ、(14)スペシャルエックスがそれに競り掛け、昨年のカペラS時ほどではないにせよ、速い流れになりそうなので本命馬とした。

○ (9)アポロビビ
 
 中央のダ1200mのオープンとリステッドで2着の実績があるバリバリのオープン馬でありながら、アポロサラブレッドクラブの解散に伴ってサラオクの出品され、税込3000万円を越える落札価格で浦和に移籍した馬。本馬は一昨年の千葉S勝利時も、昨年の京葉S2着時も後方からの競馬で展開に恵まれたもの。

 南関東移籍後はひと息だったが、近2走のダートグレードでは出遅れながらも着実に小差の競馬をしている。小久保厩舎は外厩で、栗東のような傾斜の坂路で調整しており、このため休養明けでの好走率が高い。今回は前々走の東京盃時のように、差し馬有利の展開が予想されるが、当時以上の走りが期待できる。

▲ (10)オーロラテソーロ

 昨夏のクラスターCで初重賞制覇を達成した馬。同レースでは大外13番枠から軽斤量を生かし、好スタートを切ると、楽々と2番手を取って追走。4角出口でジャスティンを競り落とし、(5)リュウノユキナの追撃を1馬身ほど振り切った。ただし、同レースは逃げ馬ダンシングプリンスが出遅れたことで、ペースが上がらず、前有利の流れに恵まれたもの。

 それでも速い流れの昨秋の東京盃では、好位の最内から3着に粘っており、ここでも能力面で見劣りしない。今年に入ってしばらく調子を落としていたが、前々走の東京盃では4番枠から出遅れて外に誘導し、中団のやや後ろから4角で外に大きく張られるロスがありながらも、(5)リュウノユキナに1馬身3/4差まで迫っている。前走で昨年同様に中央のOP・松風Sを制し、近走の充実度が窺えるだけに3番手評価とした。

注 (13)スティールペガサス

 昨年の北海道スプリントCでは5着と地方勢では再先着を果たすと、その後、4連勝目で道営スプリントを制した馬。門別のスプリント路線では最上位の馬で、前々走の北海道スプリントCでは3着に好走した。

 前々走はダイシングプリンス、スペシャルエックス、ジャスティンの3頭が競り合ってペースを引き上げて行くなか、6番枠から五分のスタートを切って、前3頭からやや離れた2列目の中目を追走。3~4角で前の列との差を詰めて、直線では2列目のケイアイドリーが早めに外に誘導し、そこから仕掛けて一気に先頭。本馬もそれを目標に動いて、2列目外のアイオライトには競り負けたが、同馬と1馬身差だった。今回も展開次第ではチャンスがあるだろう。

△ (12)スマートダンディー

 4歳時に阪神ダ1400mのギャラクシーSとコーラルSを連対した馬だが、8歳時の昨年にブリンカーを着用すると、昨年3月の千葉Sと4月のコーラルSを連勝と再浮上した馬。昨夏の北海道スプリントCでも前半3F34秒3-後半3F36秒3のハイペースを中団外から(5)リュウノユキナを差し切り、ダンシングプリンスに際どく迫っての2着と好走した。

 本馬はベストはオープンで3勝を挙げているダ1400mだが、千葉S勝ちや北海道スプリントCで2着の実績があるように、ペースが上がって差し馬有利の流れになれば、ダ1200mも悪くない。しかし、前走のダ1000mはさすがに距離は短かったが、それでも3着に善戦し、復調の兆しは見せている。まだ完全に調子を取り戻せてはいないが、展開の後押しがあれば、ここで通用しても不思議ない。

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