2023年 北海道スプリントCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

お問い合わせ

地方競馬

2023.06.01
2023年 北海道スプリントCの予想

今回は1番人気のダンシングプリンスは対抗○にしました。昨年のJBCスプリントを優勝したことで、今回は斤量59Kgでの出走となるので、昨年ほど楽に前に行けない可能性が高いことと函館入厩していないことを嫌いました。

もっとも他に狙いたいと感じる馬がいるからでもあるのですが…😉

門別11R 北海道スプリントC ダ1200m
 ◎ (2)ジャスティン
 〇 (4)ダンシングプリンス
 ▲ (1)ケイアイドリー
 注 (7)アイオライト
 △ (6)スティールペガサス
 △ (3)スペシャルエックス
結論 馬複2-4,1,7,6,3 (18:14:10:6:2) 複勝2 (50)

◎ (2)ジャスティン

 2020年の東京スプリントを逃げ切るなど、かつてはキックバックが苦手で逃げがベストだったが、最近は内枠を引いてキックバックを受ける形でも問題なく戦えている馬。3走前のカペラSでは3番枠から五分のスタートを切って好位で流れに乗り、3~4角で外に誘導しながら2列目の外まで押し上げて直線へ。ラスト1Fで一瞬先頭の競馬で3着に善戦している。同レースは前半3F32秒2-後半3F36秒7の超絶ハイペースだったことを考えれば好内容であり、前半でもう少し後ろの位置なら、2着リュウノユキナとの大勢逆転はあったと見ている。

 今回は逃げ馬ダンシングプリンスよりも内枠。この枠だと同馬に被されてしまう可能性が高いが、今の本馬なら戦えると見る。また前走のドバイゴールデンシャヒーンは12着大敗を喫したが、休養明けの前々走リヤドダートSPで出遅れを挽回して4着と好走した反動もあったはず。ここは巻き返しを期待したい。

○ (4)ダンシングプリンス

 昨年のJBCスプリントの覇者。同レースは6番枠からまずまずのスタートを切って、二の脚でハナを取り切り、高速ダートで前半3F34秒4-後半3F34秒7の平均ペースでの逃げ。最後の直線でリュウノユキナに3/4差まで迫られたが、2番手のヘリオスには3馬身3/4差引き離しての完勝だった。強いの一言。

 JBCスプリントを大目標にした後の休養明けの一戦となった前走リヤドダートSPは5着と崩れたが、立て直されての今回は巻き返しに期待する。今回は斤量59Kgとなるだけに、楽にハナへ行けない可能性はあるが、本馬は2番手でもオーケーの馬。昨年のこのレースで本馬を勝利へと導いた落合玄騎手への乗り替わりも好ましい。昨年のこのレースでトップスタートを切ったアザワクが本馬を楽に行かせたように、何かしらのアシストが得られる場合もある。

▲ (1)ケイアイドリー

 前走の東京スプリントの2着馬。前走は6番枠からまずまずのスタートを切って、前に行きたい馬を行かせて2列目の外目を追走。4角出口で外に出されると、前2頭の外に出して追い出し、ラスト1Fで先頭。2列目の最内から外に進路を切り替えたリュウノユキナに差されたが、前半3F33秒8-後半3F36秒5のかなりのハイペースを考えれば上々の内容。

 前々走の黒船賞は逃げて目標にされる競馬をしたことで、苦しくなって8着に敗れているが、今回の相手ならば前々走のように押し出されてハナへ行く心配もなく、前走同様に好位でレースが出来るはず。ただし、前走は前々走で厳しい流れを経験したことが粘り強化に繋がった部分もあるので、評価を下げた。

注 (7)アイオライト

 前走の栗東Sを圧勝した馬。前走は10番枠からトップスタートを切ったが、内から前を主張する2頭に行かせて、好位の外を追走。3~4角で徐々に差を詰めて、直線序盤で先頭に立つと、そこから後続を一気に突き放して7馬身差で完勝した。前走は文句なしの勝ちっぷりだったが、前走で激走したとなるとその疲れが心配で評価を下げた。◎(2)ジャスティンや○(4)ダンシングプリンスよりも2~3Kg軽い斤量は好ましいが手放しで喜べない。

△ (6)スティールペガサス

 昨年の北海道スプリントCでは5着と地方勢では再先着を果たすと、その後、4連勝目で道営スプリントを制した馬。門別のスプリント路線では最上位の馬で、前走のエトワール賞でも好位の内から4角出口で外に出して、2馬身半差で完勝。中央勢に何かしらの破綻があればチャンスがありそうだ。

△ (3)スペシャルエックス

 昨秋の兵庫GPではややハイペースで逃げて2着に粘った馬。復帰戦となった前走のエトワール賞は1番枠だったので被されるのを嫌ってハナを主張。前半3F34秒9のややハイペースで逃げながらも、最後までしぶとく粘って2着と好走した。今回のメンバーが相手だとさすがに見劣りしてしまうが、成長期の3歳馬だけに、ここで大きく変わっても不思議ない。成長力+斤量53Kgなら、ノーチャンスとは言えない。

記事一覧へ戻る