2023年 ニューイヤーCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.01.11
2023年 ニューイヤーCの予想

更新が遅くなって申し訳ございませんm(__)m。今回は危険な人気馬を先に紹介します。

ジャジャーン!!!!!

(8)ワラ

門別所属時はJRA認定競走を勝てず、未勝利戦の1勝のみの馬だったが、浦和に変わって目下2連勝中の馬。浦和に変わって距離を延ばしたことで上昇度を見せたことは確かだが、近2走とも超高速馬場でのもの。

前走の若潮特別は(1)ウインドフレイバーの前走・浦和ジュニアチャンピオンの走破タイムより0.7秒も速いが、時にこの日は超絶高速馬場だった。それも緩みない流れを、1番枠から好発を切って好位の最内を追走。4出口で前2頭の外に出す、ロスのない立ち回りで出したタイム。2着馬に3馬身差は大したものだし、大外8番枠から思い切った待機策なら怖いが、2番人気なら軽視したい。

浦和11R ニューイヤーCの予想 ダ1500m
 ◎ (1)ウインドフレイバー
 〇 (7)ポリゴンウェイヴ
 ▲ (6)ハセノゴールド
 △ (4)サムタイムアゴー
 △ (2)スイフトランナー
結論 馬複1-7,6,4,2 (30 :10 :6 :10) 複勝1 (50)
※配分がウマニティ用になっていました。

◎ (1)ウインドフレイバー

 デビューから5戦3勝2着1回の実績馬。唯一、馬券圏外に敗れたのは前々走の鎌倉記念だが、先着した3頭は全日本2歳優駿4着のヒーローコールと兵庫ジュニアGPの2着、3着馬。相手が強かったレースだった。相手弱化のここなら有力だ。

 前走の浦和ジュニアチャンピオンは、7番枠からゆっくり出して逃げ馬の外2番手を追走。3角手前で本馬が先頭に立ったところで、外からサムタイムアゴーが並びかけて来て、そこから一騎打ち。サムタイムアゴーにはハナ差だったが、3着馬に6馬身差を付けていた。

 前走でも順調さをアピール出来ていただけに、ここも有力だろう。内枠有利な浦和1500mで1番枠からロスなく立ち回っての上位争いを期待します。

〇 (7)ポリゴンウェイヴ

 前走のハイセイコー記念の2着馬。前走は6番枠から好発を切って二の脚の速さで先頭に立つと、コントロールしてスローペースの逃げ。向正面で外からマンダリンヒーローが捲って来たので、それに抵抗してペースアップ。最後の直線では本馬も加速していたが、ゴール手前でマンダリンヒーローに交わされてクビ差の2着。SⅠでありながらラスト2Fで12秒9-12秒6と加速しており、マンダリンヒーローの素質が高かったとしか言いようがない一戦だった。

 ただ今回は同型馬スイフトランナーが内枠にいるので、前走ほど楽には逃げられない可能性が高い。ゴールドジュニア2着時のように2番手でもいいが、昨年末の東京シンデレラマイルや先週の報知オールスターCのように小久保厩舎の馬が重賞で徹底的に逃げているのも気になる材料である。

 かつての主戦、左海騎手を逃げの騎手に育てたように、逃げの支持が出ていることが多く、(5)サムタイムアゴーも平和賞でまさかの逃げを打っている。本馬は有力馬の一頭であることは間違いないが、逃げた場合の危うさと前走好走の疲れを考慮して狙い下げた。

 ちなみにゴールドジュニアは内のサンドエンプレスのテンが速くて逃げられなかったものである。また(2)スイフトランナーの森騎手は、タフな馬場の船橋を逃げ切ったほどのスタミナの持ち主でもある。

▲ (6)ハセノゴールド

 デビューから3連勝で、前々走の川崎若駒Pを勝利した馬。前走の全日本2歳優駿は前半4F49秒6-後半4F53秒7の超絶ハイペースの時計の速い決着で9着大敗を喫したが、2番手から4角先頭の競馬で押し切った前々走が上々。キャリアの浅さからも成長力が見込め、巻き返しに期待した。

△ (4)サムタイムアゴー

 デビューから浦和で3連勝した馬。本馬は3走前の平和賞で、逃げて5着に粘っているように、砂を被らない競馬では強さを見せる馬。平和賞でも逃げて他馬の目標にならなければ、もっと上位着順を拾えていたと見ている。

 前走の浦和ジュニアチャンピオンは、8番枠から五分のスタートを切って、押して押して好位の外3番手からの競馬。最初の3角では5頭分も外を回るロスを作りながら、3角手前で◎ウインドフレイバーにプレッシャーをかけての一騎打ち。惜敗したものの好内容の2着だった。今回は4番枠と微妙な枠ではあるが、スムーズに外に出せればチャンスが広がる。

△ (2)スイフトランナー

 デビューから3連勝で、前走のマキバスナイパーMを勝利した馬。前走は1番枠から好発を切ってハナを主張。3角から後続との差を徐々に広げての逃げ切り勝ちだった。しかし、この週は砂を入れ替えたばかりの船橋で、それまで以上にタフな馬場。ラスト2F14秒0-14秒3の消耗戦となった中で逃げ切ったのは大したもの。

 本馬は時計の掛かる船橋ばかり使われており、時計の出る馬場にどこまで対応できるが課題あが、裏を返せば未知数である。前走が消耗度の高いレースになっているだけに、疲れが出て凡走する可能性もあるが、無印には出来ない馬である。

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