2022年 浦和記念の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.11.23
2022年 浦和記念の予想

本日の予想は穴馬が本命でまずまず。明日も兵庫ジュニアグランプリがありますので、よろしくお願いしますm(__)m

浦和10R 浦和記念 ダ2000m
 ◎ (7)スワーヴアラミス
 〇 (2)ラーゴム
 ▲ (4)ケイアイパープル
 △ (1)タービランス
 △ (6)クリノドラゴン
 △ (9)タイセイドレフォン
 △ (10)ランリョウオー

 ■有力馬の紹介

 ◎ (7)スワーヴアラミス

 今年2月にGⅡの東海Sを優勝した馬。当時は逃げ宣言していたイッツクールのハナを(5)アオイライトが叩いたために、途中からイッツクールが上がって競り合う形。このため前半4F48秒4-後半4F50秒7のかなりのハイペースとなり、前が崩れたもの。つまり、5番枠からやや出遅れ、中団中目を追走し、3角で外からブルベアイリーデに蓋をされ、ここでも動けずにワンテンポ待って外に出して動いた本馬は展開に恵まれました。

 本馬は2020年のマーチS、昨年のエルムS、そして今年の東海Sとこれまでに重賞で3勝を挙げているように、ここでは上位クラスの実力馬であるのは明らか。その後はやや下降線でしたが、南関東移籍初戦の前走、富士見オープンでは快勝。再上昇ムードです。その上で今回もアオイライトが逃げる展開となれば、馬場が軽くともそれなりには恵まれると見て中心視しました。

 〇 (2)ラーゴム

 ダート2戦目の3走前、吾妻小富士Sでは8番枠からゲートも二の脚もそれほど速くはなかったものの、じわじわ上がって1角で2番手に進出。そこから逃げ馬に並びかけてプレッシャーをかけていく競馬で見事に勝利を収めました。本馬は古馬混合になってからもリステッドのアンドロメダS勝ちの実績がありますが、現時点ではダートのほうがより良い馬です。

 前々走のプロキオンSは12着敗退。当日は超絶高速馬場で大外16番枠。速い時計が求められた中で、終始好位の直後からコーナーの外を回る競馬で距離損の多い競馬になってしまったことと、3~4角で外から被され、直線序盤まで進路を確保することが出来なかったのが敗因でしょう。

 休養明けの前走・白山大賞典は9番枠から五分のスタートを切ったものの、かなり押して好位の中目を追走。ハクサンアマゾネスにメイショウカズサが競りかけ、2周目の向正面で(4)ケイアイパープルが捲って先頭と流れが速くなった中で、ケイアイパープルの仕掛けを追い駆けての2着は好内容でした。トップスピードを持続できる馬なので、距離もこれくらいあったほうがいいでしょう。

 ▲ (4)ケイアイパープル

 揉まれ弱い馬でありながらテンのスピードが速くないという弱点はありますが、豊富なスタミナの持ち主で早め先頭から押し切れるのが強みの馬。今年2月の佐賀記念で初重賞制覇を果たすと、その次走の名古屋大賞典でも接戦の2着。そして3走前の平安Sでも3番枠から押して押して出鞭も入れて2列目の外を追走し、3~4角で前2頭に並びかけ、ラスト1Fで先頭に立ったところで、外からテーオーケインズに突き抜けられましたが2着を死守しました。

 3走前はかなり強い内容でしたが、逃げ馬揃いの4走前アンタレスSで厳しい流れを経験したことが好走に繋がった面があります。前々走のマーキュリーCは前々走で自己最高指数を記録した後の疲れ残りの一戦で、前半のペースが速く、出鞭を入れて押して行っても進みが悪く好位の外に控える形。結果、外から被され苦しい競馬となりました。

 前走の白山大賞典のように、前半で逃げられなくても上手く砂の被らない位置でレースが出来る馬であることから、長距離で外枠が理想でしょう。しかし、今回は4番枠に入ってしまいました。2000m戦なので、ずっと包まれる可能性は低く、どこかで外には出せますが、内枠は有利な材料とは言えないでしょう。また目標は次走の名古屋GPで、ここは叩き台の一戦でもあるだけに、3番手評価までとしました。

 △ (1)タービランス

 昨年の浦和記念の2着馬。昨年の浦和記念は脚抜きが良く、メイショウカズサが逃げ切る展開を、好位の内から4角2番手まで上がって勝ち馬と0.4秒差。今シーズンも武蔵野オープンで2着と滑り出し上々で、今回は休養明け3戦目。昨年よりも相手が手強いですが、内々を上手く立ち回れればチャンスがあるでしょう。

 △ (6)クリノドラゴン

 近2走のシリウスS、JBCクラシックともにゲート出たなりで後方の外から最後の直線、しぶとく脚を伸ばして4着。ただ近2走とも最後に前が苦しくなったところを差を詰めたもの。軽い馬場で前からでも粘れることを想定すると、過大評価は禁物でしょう。ただ前走時よりも相手が楽なことを考えると、ここも上位には来れそうなので、警戒しました。

 △ (9)タイセイドレフォン

 古馬初対戦となった3走前の弥富特別でJRAオープン通用レベルの指数で勝利した馬。前々走のレパードSでも好位の中目を追走し、最後の直線早め先頭に立ったところで、外から上がってきたカフジオクタゴンとのマッチレース。ゴール前でカフジオクタゴンにクビ差競り落とされ、外からはハピが一気に上がってきたものの、4着馬には5馬身差をつけてクビ差の2着と善戦しました。前々走はかなりのハイペースで差し有利な展開だったことを考慮すると、勝ちに等しい内容でした。

 休養明けの前走のみやこSでは、前に行きたい馬が多かったため、やや控えて中団中目の追走。3角ではヒストリーメイカーに蓋をされ、4角ではサンライズホープに蓋をされ、最後の直線で外目の狭い間を割って5着。前走はスムーズさを欠く競馬だっただけに、ここで前進があっても不思議ないでしょう。

 △ (10)ランリョウオー

 今年のSⅠ・大井記念と東京記念を連覇した馬。ともに好位を追走しての勝利で強い内容でした。前走の埼玉栄冠賞は休養明け好走の疲れとかなり折り合いを欠く競馬で8着に敗れました。今回は小久保氏曰く、「状態が一変している」とのこと。状態に自信がなければ交流重賞を使わない小久保厩舎だけに、ここで一発があっても不思議ないでしょう。

結論 馬連7-2,4,1,6,9,10 (14:14:6:6:6:4) 複勝7 (50)

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