2022年 埼玉栄冠賞の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.10.19
2022年 埼玉栄冠賞の予想

本日は埼玉栄冠賞ですが、明日はエーデルワイス賞があります。個人的には中央馬が不当に人気になるエーデルワイス賞の方が、面白いかなぁと思っています😊

浦和11R 埼玉栄冠賞 2000m
 ◎ (1)エルデュクラージュ
 〇 (11)ランリョウオー
 ▲ (3)ライトウォーリア
 △ (2)マンガン
 △ (6)トランセンデンス
 △ (7)フレールフィーユ
 △ (9)パストーソ
 △ (10)ジョエル

 ■有力馬のコメント

 ◎ (1)エルデュクラージュ

 一昨年の東京ダ2100mのブリリアントS、スレイプニルSでマスターフェンサーを2着に下して2連勝し、昨年はダイオライト記念で2着と好走した馬。特にダイオライト記念は逃げたアナザートゥルースに並びかけて行く競馬で、最後の直線序盤で先頭に立っての2着と強い内容でした。

 本馬はその後不振になりましたが、4走前の川崎記念は、やや出遅れを挽回し、3番手の最内から2週目の向正面で外に出されると、3~4角で前に並びかけ、4角先頭の競馬で2着と復活。川崎記念後はいったん調整を緩めて持ち前の先行力が落ちてしまいましたが、近走は少しずつ回復を感じさせるレースぶりとなっています。再び立て直されたこの辺りで本来の力を出せそうな感。それならば十分にやれる馬です。

 〇 (11)ランリョウオー

 全日本2歳優駿2着、羽田盃3着の実績馬。本馬は羽田盃後に骨折し、7ヵ月半の長期休養を余儀なくされました。しかし、今年に入ってからは安定感が増しながら上昇し、前々走の大井記念で1着。前々走は内枠から行く馬を行かせて好位外の4番手を追走。向正面で3番手に上がって、4角外から勢いを付けて直線序盤で先頭に立つと、そこから差を広げ、ラスト1Fで猛追するノンコノユメを3/4馬身差退けての勝利でした。

 前走の東京記念は、12番枠からじわっと出して好位外の3番手を追走。2周目の向正面でペースが上がってもそれに付き合わずに3~4角で脚をため、直線でも他馬の追い出しを待っての仕掛け。スタミナが不足する休養明けで距離延長ではありましたが、前が楽な展開でありながら、最後に甘さを見せてしまったことから、距離2400mよりも2000mの方がいいと言えるでしょう。今回は順当に前進してくると見ていますが、配当面を考慮の上で対抗評価にしました。

 ▲ (3)ライトウォーリア

 7走前のJRAオープン・太秦Sでは、12番枠から五分のスタートでしたが、2番手の外まで出して、正攻法の競馬でメイショウハリオ、サンライズソアとの接戦を勝利した馬。本馬はその後が不振となりましたが、もともと揉まれ弱い馬で、揉まれない競馬ができれば、しぶとい走りを見せられる馬。

 移籍初戦の前走はマイル戦に出走。距離が短い上に内枠という条件でしたが、出遅れて後ろからの競馬となって終了しました。しかし、前走で短い距離を使ったことで、2000mのここは追走が楽になるはず。今回は前に行く馬が意外と手薄で、スタートさえ決められれば逃げ馬パストーソの外に出して行くことも可能なメンバー構成。ここは一発あると見ました。

 △ (2)マンガン

 昨年の金盃では3番枠からまずまずのスタートを切って中団内々を上手く立ち回り、2週目の3~4角で外に出されると、一気に伸びて2着トーセンブルに9馬身も差をつけて完勝した馬。それ以来の7ヶ月の休養となった昨秋の東京記念では、明確な調教不足で1番人気を裏切り7着敗退。

 それ以降は調子を落としていましたが、3走前の東京記念TRでは好位の外でレースの流れに乗り、最後の直線で早め先頭に立ったウラノメトリアを目標に動いて、最後に同馬捕らえて勝利。前々走の東京記念でも出遅れて後方から、3~4角の外から位置を押し上げ、直線ではしぶとく伸びて5着と悪い内容ではありませんでした。

 強豪相手の前走の日本テレビ盃も中団やや後方から、向正面のペースアップでも離されずに追走し、最後の直線で外に出されると、前との差をじわじわ詰めて、ノットゥルノを交わして6着。結果は3着サルサディオーネと0.7秒差、5着ギガキングと0.6秒差でした。このように近走レース内容が良化しており、距離も1800mよりも2000mの方がいいので、警戒しました。

 △ (6)トランセンデンス

 昨年の羽田杯の勝ち馬で、秋の戸塚記念ではセイカメテオポリスの内差しが決まる流れを、逃げ馬の後ろの3番手から最後の直線しぶとく粘って2着と好走した馬。昨年のクラシック路線が低調で本馬はその後の成長も見せられていませんが、それでも6走前の勝島王冠では小差の5着に好走しました。

 6走前は1番枠からトップスタートを切って、外の行く馬を行かせて、4角までは好位の最内を追走。最後の直線で外に出しての5着でした。3走前のブリリアントS時にスタート直後に内から寄られて後方からの競馬になって以来、追走に苦労しているところがありますが、距離2000mならマイル戦の近2走よりも追走が楽でしょう。

 △ (7)フレールフィーユ

 前々走の東京ダービーでは前有利な流れを、好位の外を追走して4着と好走した馬。休養明けの前走・ダービーグランプリは、2番枠から出遅れて中団やや後方からになりましたが、そこから中団まで挽回していく競馬。直線で外に出されましたが、伸びあぐねての9着でした。今回でスタートを決めて、前有利の流れに乗れれば、巻き返しがあっても不思議ありません。

 △ (9)パストーソ

 6走前のA2・エイプリル賞を逃げ切り、その次走のスポーツ報知賞でも接戦の2着に善戦した馬。本馬は前々走のサマーナイト賞でも接戦の2着に好走しているように調子落ちはないはず。前走の東京記念は2番手外を追走したものの、最後の直線では手応えがなく、一気に失速。前々走で接戦を演じたブラヴールにも0.8秒離されてしまいました。これは距離によるものが大きいでしょう。今回は前走から2Fの距離短縮。マイペースで逃げられれば、上位粘り込みがあっても不思議ありません。

 △ (10)ジョエル

 3歳時はクラウンCを勝って、戸塚記念3着、ダービーグランプリでも2着と好走した馬。古馬になってからもオープンで2着2回、3着2回の実績があり、距離2000m前後ならここでも通用しない馬ではありません。前々走のブリリアントC11番枠から滑って出遅れており、すぐに内をに入れて中団やや後方から最短距離の競馬をしたものの9着大敗。調子落ちを感じさせる内容でした。前走の中原オープンも順当な敗戦でしょう。今回はそこから立て直されての一戦。ここで変われる可能性もあるので、警戒しました。

結論 馬複1-11,3,2,6,7,9,10 (20:10:4:4:4:4:4)複勝1 (50)


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