2022年 川崎マイラーズC+12R – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.05.18
2022年 川崎マイラーズC+12R

今週も川崎12レースをおまけで出します。お楽しみに✨✨

川崎11R 川崎マイラーズC 芝1600m
 ◎ (13)モジアナフレイバー
 〇 (3)コズミックフォース
 ▲ (6)グレンツェント
 注 (9)トランセンデンス
 △ (4)ルイドフィーネ
 △ (8)プレシャスエース

見解

 昨年の川崎マイラーズSをレースメイクした(1)ファルコンビークを始め、(8)プレシャスエース、(10)グランドボヌール、(1)ファルコンウィングと逃げ馬が揃ったメンバー構成。ファルコンビークが逃げた昨年のこのレースは、前半4F48秒3-後半4F51秒2のかなりのハイペースでしたが、今回、テンが速いプレシャスエースが逃げてハナを取り切った場合には、そこまでペースが速くならない可能性もあります。それでもここまで逃げ馬が揃うとハイペースは必至。差し馬有利と見て、予想を組み立てたいです。

 ■予想

 ◎ (13)モジアナフレイバー

 2019年の東京大賞典や一昨年のマイルCS南部杯で3着の実績がある馬。昨年の川崎マイラーズCの覇者でもあります。昨年の川崎マイラーズCは真島騎手への手替わりで出遅れ。最後方から位置を挽回していく競馬になりましたが、レースがかなりのハイペースで最後の直線で前が失速したために、同馬は差し切ることが出来ました。

 前走の京成杯グランドマイラーズはカジノフォンテンに次ぐ2番人気に支持されながらも4着敗退。しかし、最内枠だったために、被されないように出して先行して終いが甘くなったもの。本来の後半型の競馬ができずの敗退でした。13番枠の今回は速い流れを差す競馬で、巻き返しに期待します。仮に速い流れにならなかったとしても、このメンバーではNO.1の末脚が使えるだけに、展開に関わらず上位争いが濃厚でしょう。

 ○ (3)コズミックフォース
 
 休養明けの前々走、勝島王冠で初重賞制覇を達成した馬。前々走は前半4F49秒9-後半4F51秒2と平均ペースで流れたなか、中団馬群の中目から3角手前で好位の外まで上がり、4角先頭から押し切りを図るリコーワルサーをゴール手前で捕らえての勝利。強い内容でした。

 前走の報知グランプリC、休養明けで好走した反動でドボンしましたが、今回は立て直されての一戦。同馬は2~4走前ともに休養明けで勝利しているように、鉄砲駆けするタイプ。巻き返しの期待が高まります。

 ▲ (6)グレンツェント

 一昨年の川崎マイラーズC、スパーキングサマーCも含め、川崎1600m戦で4勝を挙げている馬。その他の重賞でも2着4回、3着4回の実績があるように、川崎が大得意という馬ではありませんが、1400mでは後方に置かれて忙しい競馬になるため、現状では1600mがベストでしょう。

 前走の京成盃グランドマイラーズは、1馬身ほど出遅れて、好位勢の後ろの中団内を追走していく形。ロスなく立ち回れていたものの、前半4F49秒5-後半4F51秒0の平均ペースで前が残れていたこと、相手が強かったことを考えれば、上々の内容でした。同馬は9歳馬で一昨年ほどの勢いはありませんが、前走時よりもペースが速くなる可能性が高く、相手も楽なここなら、まだ通用するでしょう。

 注 (9)トランセンデンス

 昨年の羽田杯の勝ち馬で、6走前の戸塚記念ではセイカメテオポリスの内差しが決まる流れを、逃げ馬の後ろの3番手から最後の直線しぶとく粘って2着と好走した馬。昨年のクラシック路線が低調だっただけに、古馬になってからは想定どおりの苦戦が続いていますが、それでも5走前の勝島王冠では小差の5着に好走しました。

 5走前は最内枠からトップスタートを切って、外の行く馬を行かせて、4角までは好位の最内を追走。最後の直線で外に出しての5着でした。前走のブリリアントCは15番枠。スタート直後に内から寄られて後方からの競馬になり、11着大敗を喫しましたが、休養明け2戦目で良化途上の面もあったはず。今回は休養明け3戦目。1600m戦だと中団からのレースになる公算大ですが、逆に前に行けないことで激流に乗らずにすむという見方も出来ます。警戒が必要でしょう。

 △ (4)ルイドフィーネ

 一昨年の桜花賞、東京プリンセス賞でともに3着と活躍し、昨年のしらさぎ賞ではダノンレジーナにハナ差2着まで迫った馬。しかし、同馬は1600m戦がベストで、5走前の多摩オープンでは逃げて5馬身差の快勝を収めています。

 その次走のJBCレディスクラシックでは馬体重14kg減が示すように、馬体を一気に絞って勝負に出たものの8着大敗。その後、馬体回復を図り、楽をさせているためにひと息の成績となっていますが、今回は立て直されて2戦目。距離ベストのここでの変わり身を警戒します。

 △ (8)プレシャスエース

 中央時代はダ1200mの3勝クラスで連対実績がある馬。地方に移籍してからも岩手の重賞で2勝、南関東のオープンでも圧勝した実績があります。今回は距離1600mが懸念されて人気がないようですが、同馬はこれまで41戦してダ1600m戦は未経験。スピードを活かすタイプであることから、距離をこなせないイメージが強いですが、1400mで逃げて圧勝する馬は1600mもこなせることが多いです。

 前走のプリムローズ賞は15番枠から鞭を入れてハナを奪い、オーバーペースの逃げ。前走で思い切って行かせたことで、今回での持久力強化に繋がるはず。また、逃げがウリの左海騎手が逃げると、他騎手がオーバーペースに巻き込まれないようにと控え気味になる傾向もあるので、ここは一考します。

結論 馬複13-3,6,9,4,8 (8:8:5:3:1) 複勝13 (50)

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