2022年 東京プリンセス賞の予想+12R – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.05.11
2022年 東京プリンセス賞の予想+12R

今回は時間があるので大井12レースを後ほど追加します。18時頃に改めてご確認下さいm(__)m。


大井11R 東京プリンセス賞 ダ1800m
 ◎ (13)スピーディキック
 〇 (16)レディーアーサー
 ▲ (7)トキノゴールド
 △ (5)カーロデスティーノ
 △ (9)レディオガガ
 △ (10)エミーブレイズ
 △ (12)ハッピースパイラル

見解

 ◎ (13)スピーディキック

 S1の東京2歳優駿牝馬、桜花賞を連勝中。前走はラインブレイカーにスティールルージュがプレッシャーをかけ、前半4F48秒5-後半4F53秒3の超絶ハイペースを、3~4角の外から動いて差し切り勝ち。暮れ以来の競馬で結果を残しました。今回もラインブレイカーにデュアルテイルズがプレッシャーをかけていく形で、速い流れが予想されるメンバー構成。スピーディキックは前走時、展開に恵まれてかなり走ったとも言えるので過信しきれない面もありますが、展開の後押しがあれば、何とかしてくれるのではないかと見ます。

 ○ (16)レディーアーサー
 
 6走前のイノセントCでは強豪牡馬を撃破した実力馬。道営時の実績は◎スピーディキックに見劣りません。前走のチューリップ特別は前々走から2Fの距離延長で、初めての1800m戦。2番手から4角先頭の勝ちに行く競馬で苦しくなったものの、今回は待機策で前進が期待できます。

  ▲ (7)トキノゴールド

 デビューから4連勝した馬。前走の桜花賞はやや出遅れから押して行ったら挟まれて位置を下げ、最後方からというスムーズさを欠く競馬。前崩れの流れを考慮しても、致命的な位置でからスピーディキックに次ぐ上がり3Fタイムで伸びて4着したのは上々。前走は前崩れの展開に恵まれましたが、ここも恵まれる公算が高く、序盤からレースの流れに乗れればチャンスがありそう。

 注 (5)カーロデスティーノ

 デビュー5戦目、初距離のブロッサムCでは、速い流れの2番手外から4角先頭に立ち、今回2番人気に支持されているコスモポポラリタとのマッチレースの2着と善戦した馬。ラスト1Fの攻防では、コスモポポラリタに差されて、そこから差し返す場面があってのアサマ差。一方、南関東移籍後の1400m~1500m戦では、序盤で置かれて位置取りが悪くなり、善戦止まり。このことから距離が伸びてこその馬といえ、ここは休養明けでも期待したいもの。

 △ (9)レディオガガ

 デビューから3戦3勝で前々走のローレル賞では1番人気に支持された馬。逃げ馬多数の前々走では初めて逃げない競馬、さらに勝ちを意識した2列目の内の3番手という位置取りで、ペースも厳しいものがありました。前走の東京2歳優駿は砂を被らない競馬を試み、終始3~4頭分外からの競馬。コーナーで徐々に置かれて行き、14着大敗を喫しました。今回はペースが上がって縦長の隊列が予想されるだけに、その外からならロスも少なく、展開にも恵まれる可能性があります。警戒したほうがいいでしょう。

 △ (10)エミーブレイズ

 門別では1200m以下の距離を使われ、ひと息の成績でしたが、南関東へ移籍して3連勝。特に4走前の尉鶲特別は、中団よりやや前から向正面でじわっと位置を上げ、3角から進出して前2頭に並びかけると、直線では一気に差を広げて6馬身差の圧勝。スタミナ豊富なレースぶりで、中距離がベストのように感じました。実際に陣営もそうコメントしています。前走のクラウンCは桜花賞を感冒で回避した後の一戦だったこともあり、やや太目。今回でそこまで本調子に持ってこられるかが課題ですが、前走から前進はあるでしょう。

 △ (12)ハッピースパイラル

 デビュー2戦目のはやぶさ特別では、後の牡馬重賞路線で活躍のカイルの2着と好走した素質馬。前々走の大井の1400m戦でも、レースが前半3F37秒1-後半3F39秒1のかなりのハイペースで流れた中、好位の外から向正面でじわっと位置を上げ、直線でもじわじわ伸びて勝利しています。前走のユングフラン賞は、さらにペースが上がったために8着に敗れていますが、前々走で激走した疲れもあったはず。また、決め手不足のレースぶりから、距離延長が吉と出る感もあり、一考しました。

 結論 馬複13-16,7,5,9,10,12 (16:16:8:4:4:2) 複勝13 (50)

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大井12R プレアデス賞 ダ1200m
 ◎ (7)ムルシェラゴ
 〇 (10)ツウカイウイング
 ▲ (3)プレディクト
 注 (4)マロカオブジャガー
 △ (5)レディグレイ
 △ (6)フォルトゥーレ
 △ (8)コウユーユメフワリ

見解

 ◎ (7)ムルシェラゴ

 5走前、6走前とこのクラスを逃げて楽勝している実力馬。前走の春宵賞は大外11番から気合を入れて逃げましたが、結果飛ばしすぎで失速。今回は同型が手薄。前走で行かせたことも、今回のスピードに繋がりそう。

 ○ (10)ツウカイウイング

 もともとJRA3勝クラスに在籍していた馬。前走の春宵賞は捲り上げてものの3角で外に張られて14着大敗。しかし、3走前、4走前でこのクラスで3着、4着に好走しているように、力があるのは確か。巻き返しに期待します。

 ▲ (3)プレディクト

 前々走の江戸見坂賞では、逃げ馬にプレッシャーをかけて前3頭雁行状態の競馬から、最後の直線で逃げ馬を競り落とし、ラスト1000m手前から3馬身差の完勝を収めた馬。前走は前々走で激走した反動で、出脚がひと息でしたが、凡走したことで調整しやすいはず。巻き返しを期待します。

 注 (4)マロカオブジャガー

 このクラス3勝の実績馬。1400m戦の前々走・観音坂賞では崩れたものの、1200mでは末脚が安定しており、崩れにくいのが魅力。ただ前走では好位の内目でレースを進め、最後の直線で外からリュウノヘラクレスが抜け出したところを、内から迫って同馬とのマッチレースをクビ差制した形。3着の(11)フォルトゥーレに3馬身も差をつけたように、けっこう走っているので狙い下げました。おそらく前走時よりもパフォーマンスを落とすでしょう。

 △ (5)レディグレイ

 前走の山王坂賞ではカフジフェニックスに敗れたものの、同馬は1分11秒6の高速決着の中、4番枠を利して好位のインを上手く立ち回っての勝利。一方、レディグレイは差し馬のため、中団の中目で4角でかなり外に張られるロスがあっての4着。本日は良馬場だけに大勢逆転があると見て、山王坂賞組では昨年暮れに現クラス勝ちのある同馬を推します。

 △ (6)フォルトゥーレ

 近3走はこのクラスで4着、3着、3着と安定した成績を収めている馬。近3走とも展開に恵まれた面があるものの、ここも恵まれる可能性が高く、警戒が必要でしょう。

 △ (8)コウユーユメフワリ

 4走前のB2・デイリースポーツ賞を逃げ切り勝ちした馬。同馬は砂を被るのが苦手で、揉まれずに行ければ好走、揉まれれば凡走というタイプでしたが、前走は中団中目でレース進めても、怯むことなく追走し、5着に善戦。今回は外目の枠なので、ここも中団外から揉まれない競馬ができる可能性が高く、どのみち悪くないでしょう。今回は休養明け3戦目。さらなる前進を警戒しました。

結論 馬複7-10,3,4,5,6,8 (6:12:8:6:6:6) 馬複7 (50)

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