2021年 全日本2歳優駿の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2021.12.15
2021年 全日本2歳優駿の予想

間違えてブログで投稿していました。申し訳ありません(‘◇’)ゞ

川崎11R 全日本2歳優駿 芝1600m
 ◎ (10)ドライスタウト
 〇 (11)シルトプレ
 ▲ (13)ライアン
 △ (1)セキフウ
 △ (2)プライルード

見解

 JBC2歳優駿は例年、前が崩れることが多いレースですが、今年もエンリルがハナを主張したところで外からシャルフジンに競られて、前半3F通過34秒8のオーバーペースとなりました。その流れを最後方から優勝したアイスジャイアント、中団の内で脚をタメて内から馬群を捌いて、抜け出しての2着だったナッジは過大評価ができません。

 そこで◎には、デビューから2戦2勝、それも前走のオキザリス賞では、好位の直後の内を追走し、最後の直線では前を走っていた空馬を警戒しながら1頭分外に出して進路を確保すると、ラスト1Fから後続を突き放して5馬身差の圧勝だった(10)ドライスタウトを推します。同馬が前走で記録した時計1分23秒4は、古馬3勝級レベルもの。距離経験が1400mまでしかなく、あまり強気に乗りすぎた場合は多少の不安がありますが、2016年にこのレースを優勝したリョーノテソーロは距離経験が1200mまでしかなかった馬。2歳戦なら不適距離でも絶対能力の高さで通用することが大いにあるので、同馬を本命としました。

 ○は、デビューから3戦は短距離を使われ、追走の苦労する面を見せていましたが、近2走は距離を延ばして本格化した(11)シルトプレ。前走の鎌倉記念では、前半3F36秒0-後半38秒9の超ハイペース。逃げたノブレスノアの外3番手から3角では同馬に並びかけ、抵抗する同馬を直線半ばで競り落とし、外から伸びてくるママママカロニを寄せつずの勝利と、強い内容でした。同馬は距離に不安なく、◎ドライスタウトに何らかの破綻があれば、優勝する資格は十分にあります。

 ▲は、目下3連勝で勢いに乗る(13)ライアン。前走の平和賞は好位の中目から向正面で上がって来たレディクルを見ながら、その直後から動いて、直線でレディクルが内にヨレたラスト1F出前で先頭に立ち、そのまま押しきっての完勝。ただ、ライアンはラスト1F過ぎたところで左鞭で外に膨れ、さらに大外から伸びてきたミスターブラストが内にヨレ、その間をじわじわ伸びてきていたミゲル(次走ハイレイコー記念2着)がバランスを崩す致命的な不利があり、まともなら降着案件のレースでした。平和賞は出入りの激しいレースだったために、直線でヨレる馬が多発。この一戦で能力の序列をつけるのは難しいですが、ライアンの自在に立ち回れる強みと、ダ1600mという距離にやや不安を感じる馬が多い中、距離に不安がない点を評価しました。

 あとは△に園田の時計の掛かる馬場で、前半3F37秒7-後半3F39秒5のハイペースとなった兵庫ジュニアグランプリで、先行策から1着、3着と好走した(1)セキフウと(2)プライルード。セキフウはダート路線に転向して上昇し、目下3連勝。前走では最後の直線で前に行ったバウチェイサーとプライルードの狭い間を割って、抜け出しての優勝。あの間は一介の騎手では割れなかった可能性もあると同時に、同馬の揉まれ強さを証明した内容でもありました。前に行ける脚がない同馬にとって、最内枠は好ましくありませんが、砂を被っても問題がない馬なので警戒が必要でしょう。

 プライルードは北海道の重賞である栄冠賞、イノセントCともに2着に善戦した馬で、前走でも2番手から4角でバウチェイサーに並びかけ、苦しい競馬になりながらも最後まで食らいついた内容が上々でした。デビュー2戦目の栄冠賞で下した相手は、後のJBC2歳優駿の3着馬リコーヴィクターなど、その後の活躍馬が多数。前が厳しいペースとはいえ、前走でしまいの甘さを見せているだけに、距離が伸びる不安はありますが、折り合い次第でこなせるレベル。道営馬としてはキャリアが浅く、まだ伸びしろもあると見て、警戒しました。

結論 馬複10-11,13,1,2 (16:16:12:6) 複勝10 (50)

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