浦和記念を目標にしている有力馬がいないというレースです( ゚Д゚)
浦和10R 浦和記念 ダ2000m
◎ 2メイショウダジン
〇 7タービランス
▲10アメリカンフェイス
△ 1メイショウカズサ
△ 5ウェスタールンド
△ 4ヴェルテックス
見解
◎には、前々走の日本テレビ盃では、サルサディオーネが逃げを打って、ラスト4F12秒3-12秒5-12秒6-13秒0-14秒4の消耗戦となった中、3番手でレースを進めて3着に粘った(2)メイショウダジンを推します。前々走は前に行った馬にとっては厳しい流れだったために、前走の太秦Sではサルサディオーネ、ダノンファラオの等の上位馬の次走で大敗を喫しました。しかし、前走で崩れたことでこの中間の良化気配が窺えるので、今回の本命としました。また、前走で1800mを使われているため、楽に好位で流れに乗れるでしょう。
○は、南関東の強豪が集結した、前々走の大井記念で3着の(7)タービランス。前々走は内枠を利して中団やや前の最内6番手を追走。しかし、外から勝ちに行く馬が多く、内で包まれて動けず、3角で内に進路ができたところで進出開始。4角で外に出して直線を向くとすぐに追い出されたものの、前との差は詰まりませんでした。勝ったミューチャリーは別格として、前有利の流れに乗ったフィアットルクスと0.5秒差なら上々。復帰戦で相手弱化の前走・埼玉新聞栄冠賞は4角先頭から、楽々のVを決めており、ここも期待が高まります。
▲は、今年に入って1勝クラスと2勝クラスを連勝し、前走では3勝クラスの赤富士Sを制した(10)アメリカンフェイス。同馬が自己最高指数を記録したのは、2勝クラスの鎌ヶ谷特別V時。超高速馬場を上手く内々から位置を押し上げての勝利でした。同馬は距離2100mの前走でも勝利していますが、前が競り合って飛ばして行く中、中団をポツンと追走し、展開にハメての勝利。本質的には1800mがベストの馬なので、前走よりも距離が短くなるのはいいでしょう。
以下特注馬として、ここへ来て地力をつけてプロキオンSと白山大賞典を、ともにレコードタイムで優勝した(1)メイショウカズサ。しかし、プロキオンS、白山大賞典ともに超高速ダートを逃げ、先行して馬場の良い内々をロスなく立ち回ったもの。今回も恵まれて激走した後の一戦ちなるだけに、前々走の阿蘇S時のような反動が怖いこと、また今回は高速馬場ではないことから狙い下げました。ただし、今回のメンバーが相手だと、楽には逃げられそうです。
あとは△にダートに路線転向してから一気に本格化し、2018年にチャンピンズC2着の実績を持つ(5)ウェスタールンド。同馬が重賞初制覇を達成したのは、昨年4月のアンタレスSですが、その次走のエルムSで2着に好走するなど、もともとは重賞で安定した走りを見せていました。しかし、復帰してからは行きっぷりが悪く、近3走とも最後方ポツンの競馬。前走のシリウスS時のように展開に恵まれればチャンスはありますが、浦和で今回のメンバーとなるとそのような展開になることは考えにくく狙い下げました。昨年のこのレースのように、捲って行ければチャンスはあるでしょう。
他では、ラスト6Fからフラテッリが進出して前が苦しい展開になった5走前の春光Sで、押して3列目の最内を追走し、内からフラテッリのペースアップについて行き、前をしっかりと捕らえて勝利した(4)ヴェルテックス。同馬は前記レースで、自己最高指数を記録。フラテッリが8着まで失速したことを考えても、強い内容でした。復帰緒戦のBSN賞こそ崩れましたが、その後、順調に調子を上げており、前走のブラジルCで3着。今回で5走前の走りができれば、3着くらいならあって不思議ないので、買い目に加えました。
結論 馬複2-7,10,1,5,4 (20:10:10:6:4) 複勝2 (50)