本日は12R以降の予想提供はございませんm(__)m。
■2018年以前、昨年と同じ開催4日目で外差し馬場
新潟大賞典は新潟外回りの芝2000mが舞台。新潟の外芝2000mは日本唯一のUターンコースで、最初の3角までの距離は約950mと非常に長いために、前半3~4F目でもあまりペースが緩まない(特に逃げ、先行馬が揃った場合)。さらに3~4角で急坂を下りながらのスパイラルカーブとなっており、ここで勢いに乗せられる中団馬、差し馬が非常に有利。逃げ、先行馬は苦戦の傾向となっている。
実際に過去10年で逃げ馬の3着以内は、2020年のアトミックフォース(2着)と昨年のセイウンハーデス(2着)のみ。2020年は開催2日目で内からも十分に残れており、優勝馬も先行馬のトーセンスーリアである。昨年のセイウンハーデスは、当日が極悪に近い不良馬場でオーバーペースの逃げを打ち、持久力勝負に持ち込んだものだ。
今年の新潟大賞典は、2019年から2022年までは春の新潟開催2日目で行われていたが、今年は2018年以前と同じ新潟開催4日目で行われる。このため2019年から2022年と比べて極端ではないが馬場の内側が悪化しており、内よりも中~外が伸びる。今年も中~外が優勢と見て予想を組み立てたい。
本日3番 新潟11R 新潟大賞典 芝2000m
◎ (15)レーベンスティール
○ (14)マイネルクリソーラ
▲ (16)ヤマニンサルバム
△ (7)ノッキングポイント
△ (9)カラテ
△ (10)ファユエン
△ (5)ダンディズム
△ (12)シーズンリッチ
結論 馬連15-14,16,7,9,10,5,12 (10:10:7:7:7:5:4) 複勝15 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (15)レーベンスティール
昨秋のセントライト記念の2着馬。同レースでは4番枠からまずまずのスタートを切ったが、そこからコントロールして好位の中目で進めた。道中はスローだったがそのままの位置を維持して3角へ。3角でじわっと外に誘導し、外からソールオリエンスが上がってくると、4角でさらに外に誘導。序盤で追い出されるとすっと伸びて一気に先頭に立つ。ラスト1Fで抜け出すと、外からソールオリエンスにじわじわ詰め寄られたが、1馬身3/4差で完勝した。
新馬戦では終始外からソールオリエンスに蓋をされる形でクビ差で敗れたが、それを意識してソールオリエンスに外から並ばせない騎乗。そしてその鬱憤を晴らした。前走の香港ヴァーズは二の脚でじわっと先行させるとかなり掛かって馬群の中に入れて何とか折り合わせる形。それでもクビを上げるほどの折り合い難を見せ、最後の直線では2列目の中目から逆噴射して8着に敗れた。
気性難ではない馬がかなり折り合いを欠く時というのは、体調が万全ではない時が多い。セントライト記念で好走した疲れがあったようだ。しかし、今回は前走から立て直されての一戦。今回は15番枠と外枠で自然と末脚を生かす競馬になりそうな点、そして現在の新潟芝は明らかに直線の外が伸びていることから、この馬を本命馬とした。
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本日4番 京都10R 橘S 芝1400m
◎ (2)コーティアスマナー
○ (10)オーサムストローク
▲ (11)スパークリシャール
△ (6)ペアポルックス
△ (9)ガロンヌ
△ (3)リジル
△ (8)ジョーローリット
結論 馬連2-10,11,6,9,3,8 (10:10:10:10:5:5) 複勝2 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にスパークリシャール(-11.0pt)、ペアポルックス(-10.3pt)、オメガウインク(-9.3pt)、オーサムストローク(-8.0pt)、コーティアスマナー(-7.3pt)。
能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (2)コーティアスマナー
前走の1勝クラスを好指数で勝利した馬。前走は6番枠からトップスタートを切って、様子を窺っていたが、他の馬が行かないのでそのままハナへ。道中はゆったりとした逃げ、外からソルトクイーンがプレッシャーをかけてきたが、それでも自分のリズムを守り、半馬身差で最後の直線へ。ラスト1Fでソルトクイーンにかわされそうになる場面があったが、それを振り切って3/4差で完勝した。
前走は毎日杯当日のタフな馬場。ゆったりとしたペースでも実質のペースは厳しく、逃げ切った内容は強かった。現在の京都芝は内と前有利の馬場状態。前走は逃げてはいるが、他がハナを主張すれば2列目に控えることも可能な馬である。ここは内目、前目で流れに乗って、再度の好走を期待する。
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本日3番 京都11R 鞍馬S 芝1200m
◎ (12)スマートクラージュ
○ (1)ディヴィナシオン
▲ (8)カルロヴェローチェ
注 (10)レイベリング
△ (2)ヤクシマ
△ (13)ジャスティンスカイ
△ (7)ジャスパージャック
△ (5)カリポール
結論 馬連12-1,8,10,2,13,7,5 (11:11:11:6:6:3:2) 複勝12 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサンライズオネスト(-17.3pt)、マイネルジェロディ(-17.0pt)、ヤクシマ、レイベリング(ともに-16.0pt)、ディヴィナシオン、ジャスティンスカイ(ともに-15.3pt)。
能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (12)スマートクラージュ
中京芝1200mで行われた一昨年の淀短距離Sの勝ち馬。同レースでは4番枠からまずまずのスタートを切り、そこから促されてハナを主張して行ったが、外からレジェーロが勢いよく内に切れ込んで来たので、ブレーキ気味にコントロールして2列目の最内に収めた。道中は2列目の内で我慢し、3~4角でもコントロールして2列目の内を維持した。直線序盤で前2頭の間をすっと割って伸び、ここで先頭。そのまま抜け出すと、外からダディーズビビッドが食らいつき、ラスト1Fでは迫られたが、寄せ付けることはなく、3/4差で完勝した。
前記の淀短距離Sはやや速い流れだったが、再加速して勝利と強い内容だった。昨年も鞍馬S、CBC賞、セントウルSの3戦ともに3着の善戦。オープン特別では実力、実績ともに上位の存在だ。前走の阪急杯はスタミナが不足する休養明けで馬場が悪く、距離も久々の芝1400mと長く、ラスト1Fで急失速してしまった。今回は叩かれて順当に上昇が期待できる。