2024年 京王杯SC・新潟9R+メイン以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2024.05.11
2024年 京王杯SC・新潟9R+メイン以降の予想

本日は下記の4レースで終了ですm(__)m。

■Bコース替わりで外枠の先行、差し馬が活躍

 過去10年で馬番1~8番の馬が1着1回、2着2回、3着7回に対し、馬番9番より外の馬は9勝、2着8回、3着3回と外枠の馬が活躍している。AコースからBコース替わりで外枠の馬のほうが馬場の良い外を走れるからだ。超高速馬場の東京芝でもコーナー2回なら、馬場の良い外目を走れる外枠の先行、差し馬に優位性がある。

本日3番 東京11R 京王杯スプリングC 芝1400m
 ◎ (13)ダディーズビビッド
 ○ (2)リュミエールノワル
 ▲ (15)ウインマーベル
 注 (4)レッドモンレーヴ
 △ (1)トウシンマカオ
 △ (3)ソーヴァリアント
 △ (6)プルパレイ
 △ (7)グランデマーレ
 △ (11)スズハローム
結論 馬連13-2,15,4,1,3,6,7,11 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝13 (50)

◎ (13)ダディーズビビッド

 昨年の阪急杯の2着馬。5番枠から五分のスタートだったが、二の脚が速く、楽に最内から逃げたメイショウチタンの後ろを追走。道中で(12)メイショウチタンがペースを上げてくれたこともあり、前のスペースが広がり、3~4角の最短距離から前との差を詰めて直線へ。序盤の伸びはやや地味だったが、2番手まで上がり、早めに抜け出したアグリとの差は1馬身半ほど。ラスト1Fでしぶとく伸びて、アグリにクビ差まで迫った。

 前記の阪急杯では内と前が有利な馬場&展開で上手く立ち回れたのは確かだが、ここでは3着馬に2馬身半差をつけており、自己最高指数を記録している。ダディーズビビッドは3歳春の芝1400m戦、橘Sでは4馬身差で圧勝し、古馬OPレベルの指数を記録しているように芝1400mがベスト。昨年の京王杯SCでも2列目の外で進めて半馬身+クビ差の3着に善戦している。

 休養明けの前々走、オーシャンSは距離が短く枠も外で、後方外々回って能力を出し切れずに11着敗退。前走のダービー卿CTは最内枠から積極的に出して行ったが、距離がやや長く、ラスト1Fで甘さを見せながらも5着に善戦した。前走は復調気配を感じさせる内容。距離ベストの今回で能力全開を期待する。
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本日2番 新潟9R はやぶさ賞 芝1000m
 ◎ (8)ドナヴィーナス
 ○ (10)パレスドフィーヌ
 ▲ (1)ルクスパラディ
 注 (9)ネイルンノ
 △ (6)アシセバイラ
 △ (7)ヘルメース
結論 馬連8-10,1,9,6,7 (20:10:10:5:5) 複勝8 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にシーウィザード(-14.7pt)、タイキラフター(-14.0pt)、カフジアスール(-13.0pt)、カンティプール(-12.3pt)、マルチャン(-12.0pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (8)ドナヴィーナス

 阪神芝1200mの新馬戦では逃げて後の小倉2歳Sの2着馬ミルテンベルクの2着。次走の小倉芝1200mの未勝利戦では逃げ切り勝ち。続く小倉2歳S4番枠から好スタートを切って馬場の悪い内を通しながら逃げ、外から差した勝ち馬アスクワンタイムと0.5秒差(8着)と大崩れしなかった。

 近2走はテンの速い馬が多く、自分の競馬ができずに能力を出し切れなかったが、スピードの持続力が活かせる直線1000mならば本来の能力を出し切れるはず。巻き返しに期待する。
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本日4番 新潟11R 信濃川特別 芝2000m
 ◎ (9)フェミナフォルテ
 ○ (3)カンティプール
 ▲ (11)シーウィザード
 △ (4)タイキラフター
 △ (8)カフジアスール
 △ (2)マイネルメモリー
 △ (1)エイトキングゴッド
 △ (7)マルチャン
結論 馬連9-3,11,4,8,2,1,7 (10:10:10:10:4:3:3) 複勝9 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にシーウィザード(-14.7pt)、タイキラフター(-14.0pt)、カフジアスール(-13.0pt)、カンティプール(-12.3pt)、マルチャン(-12.0pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (9)フェミナフォルテ

 新潟芝1800mで2戦2勝の実績馬。デビュー2戦目の昨年5月の新潟芝1800mの未勝利戦では、8番枠から出遅れて中団やや後方からの追走。道中では内ラチ沿いの馬場の悪い箇所を避けながら内を追走し、3~4角では最短距離を通して直線へ。各馬が直線序盤で馬場の良い外へ外へと出して行く状況下だったが、馬場が悪化した内から一気に2列目まで上がって外に誘導。ラスト2F目から後続を引き離して逃げ馬シャイニースイフトとのマッチレースとなったが、最後は追うものの強みで差し切って3/4差で勝利した。

 フェミナフォルテはその後2戦は凡退したが、休養明けとなった昨秋の新潟芝1800mの淡島特別でも圧勝。ここでは14番枠から五分のスタートを切って中団外目を追走し、3~4角の外々から4角出口で外に誘導。そこから追い出されるとしぶとく伸び続け、ラスト2Fでは好位。ラスト1Fで2番手に上がり、早めに抜け出したロジシルバーを最後に差し切ってクビ差で勝利した。このレースでも3着以下にはしっかりと差をつけ、なかなか良い指数での勝利だった。

 休養明けの前走、奥の細道特別は前有利の展開だったが、直線序盤で挟まれてポジションが悪くなり、能力を出し切れなかった。今回はひと叩きされて、フェミナフォルテの息の長い脚が活かせる新潟芝1800m戦。12頭立てではあるが、外差し有利の馬場の9番枠も好ましく、前進を期待する。
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本日1番 京都11R 都大路S 芝1800m
 ◎ (2)ダノンティンパニー
 ○ (9)セントカメリア
 ▲ (8)ショウナンマグマ
 △ (1)ピンハイ
 △ (4)アルナシーム
 △ (3)アウスヴァール
 △ (7)リューベック
 △ (11)プライドランド
結論 馬連2-9,8,1,4,3,7,11 (10:10:10:10:6:2:2) 複勝2 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にショウナンマグマ(-18.0pt)、ピンハイ、セントカメリア(ともに-17.3pt)、フォワードアゲン(-17.0pt)、アルナシーム(-16.7pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (2)ダノンティンパニー

 デビューから3戦は地方でダート。JRAに移籍と同時に芝に転向すると強くなり、4走前の2勝クラス・山陽特別、3走前の六甲アイランドSをOPレベルの指数で勝利した実力馬。長期休養明けの3走前は14番枠から五分のスタートを切り、中団馬群の中目を追走。3~4角でも中団馬群の中目を通し、直線序盤では前が壁。そこでワンテンポ待つと1頭分の進路が開き、そこを一気に抜けて2番手に上がる。ラスト1Fでもその勢いのまま抜け出し、1馬身3/4差で完勝した。

 3走前は阪神芝1400mで前後半3F33秒1-35秒9の超絶ハイペース。逃げ、先行馬総崩れの展開に恵まれたのは確かだが、エンジンが掛かってからは後続を引き離す一方の強い内容で、3着馬レイべリング(現在、OP馬)には3馬身差をつけて完勝している。

 前々走のニューイヤーCは長期休養明けで好走した反動で5着敗退。2番枠から出遅れて挽回していくロスやラスト1Fで最内を突こうとしたところでパラレルヴィジョンに先に入られる不利もあったが、進路が開いてからも伸びてこれなかった。

 また、前走の阪急杯は15番枠から出遅れ、早めにスピードに乗せて中団まで挽回したが、3角で5頭分、4角ではカルロヴェローチェに外に張られて6頭分も外を回るロスが生じて9着に敗れた。まあ、酷い騎乗!! 今回は前走から2Fの距離延長。マイルならともかく芝1800mとなると微妙なところがあるが、早めにエンジンをかけていければ面白い。

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