2024年 京都新聞杯、東京9R+メインR以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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予想

2024.05.04
2024年 京都新聞杯、東京9R+メインR以降の予想

京都12Rの予想を追加しますm(__)m

■展開の振れ幅が大きいレース

 京都で行われた過去10年では、平均ペースが半数の5回。しかし、かなりのハイペースになったことが2回、かなりのスローペースになったことも2回あり、長距離らしく、展開の振れ幅が大きいレースとなっている。

 今年は何が何でも逃げたい馬が不在。ここは3月のゆきやなぎ賞で楽に先頭に立ちながらも、ウールデュボヌールやはアクアヴォナールに行かせて後半勝負に持ち込み、決め手比べで敗れた(10)ハヤテノフクノスケが序盤から抑えず、ハナを主張する可能性が高い。大外枠の(15)キープカルムも鞍上が武豊なので、他が行かない場合はハナを主張する可能性もある。

 今年は極端ではないにせよ、平均ペースよりも遅くなる可能性が高く、逃げ~中団までを中心に予想を組み立てた。

本日4番 京都11R 京都新聞杯 芝2200m
 ◎ (10)ハヤテノフクノスケ
 ○ (15)キープカルム
 ▲ (12)インザモーメント
 △ (4)ギャンブルルーム
 △ (8)ベラジオボンド
 △ (1)ジューンテイク
 △ (3)オールセインツ
 △ (5)ウエストナウ
 △ (14)アドマイヤテラ
結論 馬連10-15,1,4,8,1,3,5,14 (10:10:9:9:3:3:3:3) 複勝10 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (10)ハヤテノフクノスケ

 デビュー3戦目の前々走、京成杯で4着だった馬。前々走は8番枠から五分のスタートを切り、外からハナを主張する馬を行かせ、そこから促されて先行策と、わりと楽に3番手で進めた。道中は前2頭をある程度は前2頭を追い駆けたが、向上面で息が入るとコントロールして3番手の外を維持。3~4角で仕掛けながら前2頭を2頭分外から追い駆けて2列目の外付近で直線へ。序盤でしぶとく伸びて一旦は先頭列に上がったが、ラスト1Fで内のコスモブッドレアに出られて、さらに外から2頭に差されて、0.4秒差の3着となった。

 前走のゆきやなぎ賞は6番枠からまずまずのスタートだったが、楽に先頭に立ってしまって、そこからコントロールしながら外のウールデュボヌールを行かせ、2番手外。道中でアクアヴォナールにも行かせて3番手を追走し、3~4角ではアクアヴォナールを目標に仕掛けて行く。4角のペースアップでやや置かれ、直線序盤で追われても伸びは地味で2位争いに一角。ただラスト1Fで苦しくなって最後は前3頭から2馬身離されての4着だった。

 ハヤテノフクノスケ前走はラスト1Fの坂で急失速。前々走のでもラスト1Fで甘さを見せていることからラスト1Fで坂のない京都コースはプラスとなる可能性が高い。また、距離が1F短くなることも加点材料だ。また、前走は前後半5F63秒3-58秒8の超絶スローペースの後半勝負となったことで、キレ負けした面もある。

 本馬は3走前の未勝利で好位の外目を追走し、4角先頭から押し切って勝利しているように、前の位置を取って持久力を生かしてこそなのだろう。前走は楽に先頭に立ちながらも、前2頭に行かせたことが完全に裏目となってしまった。よって、ここはゲート出たなりで、前の位置を取って持久力を生かす競馬をすると見て期待した。またこの馬は操縦性が高く、他馬が競り掛けるなどでペースが速くなり過ぎれば、すぐに控えることができるのも魅力のひとつだ。
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本日2番 東京9R 青竜S ダ1600m
 ◎ (2)ソレルビュレット
 ○ (1)ラタフォレスト
 ▲ (7)ソニックスター
 △ (3)セントラルヴァレー
 △ (5)チュウワキャリア
結論 馬連2-1,7,3,5 (20:20:5:5) 複勝2 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にラタフォレスト(-14.3pt)、ブシン(-13.7pt)、ソレルビュレット、ソニックスター(ともに-10.3pt)、セントラルヴァレー、ルディック、チュウワキャリア(ともに-9.7pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (2)ソレルビュレット

 前走の未勝利戦では2着馬に5馬身差、4着以下には大差をつけて圧勝した馬。前走は12番枠から好スタートを切って先行策。最終的には内と外から飛ばす2頭を行かせて3番手を追走した。道中で前2頭に離されたが、3~4角で一気に差を詰めて4角では前2頭の直後。直線序盤で前2頭を早々とかわし、ラスト2Fではもう先頭。そこからどんどん差を広げて5馬身差で圧勝した。

 前走は未勝利勝ちながら、かなりの高指数を記録しての勝利。今回のメンバーはOPとしてはやや低調なメンバー構成となっているだけに、十分に通用すると見る。
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本日3番 京都10R 平城京S ダ1800m
 ◎ (15)ゼットリアン
 ○ (2)キングストンボーイ
 ▲ (6)カフジオクタコ゛ン
 注 (1)デリカダ
 △ (7)テーオーリカード
 △ (9)サンデーファンデー
 △ (11)マリオロード
 △ (12)ロードヴァレンチ
 △ (13)オディロン
結論 馬連15-2,6,1,7,9,11,12,13 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝15 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にゼットリアン(-26.7pt)、テーオーリカード、ロコポルティ、サンデーファンデー(ともに-25.7pt)、キングストンボーイ、アルーブルト(-25.0pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (15)ゼットリアン

 ヒヤシンスS2着、鳳雛S2着と3歳OPで活躍した馬。古馬混合になっても5走前の2勝クラス、大府特別では1クラス上の指数で勝利。そして4走前のの3勝クラス、観月橋Sでは休養明けながら、オープン級の指数で完勝した。

 4走前は11番枠から五分のスタートを切って、好位直後の外目を追走。3~4角で外からレイクリエーターが捲って来たが、それをやり過ごして直線へ。序盤で追い出されると3列目付近から一気に突き抜けて先頭。ラスト1Fではさらに差を広げて4馬身差で完勝した。

 ゼットリアンは前々走のOP・アルデバランSでも3着。前走に野川Sでは前が残る展開となり、本馬の息の長い末脚が発揮できなかった。ここは勝ちに行く馬が何頭かいるメンバー構成。息の長い末脚が届きそうだ。
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本日5番 新潟11R 越後S ダ1200m
 ◎ (15)イスラアネーロ
 ○ (11)タイセイブレイズ
 ▲ (12)クインズメリッサ
 注 (2)パウオレ
 △ (1)ファーンヒル
 △ (4)オメガシンフォニー
 △ (8)レッドゲイル
結論 馬連15-11,12,2,1,4,8 (15:10:10:5:5:5) 複勝15 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にファーンヒル(-27.3pt)、タイセイブレイズ、クインズメリッサ(ともに-26.0pt)、ナムラフランク(-24.0pt)、オメガシンフォニー、ロードエクレール(ともに-23.0pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (15)イスラアネーロ

 4走前に3勝クラスを勝利すると、前々走のOP・大和Sで3着に善戦した馬。前々走は5番枠から五分のスタート。そこから促されてはいたが、内と外からハナを主張する馬がいたので、控えて2列目の中目を追走。速い流れだったが、3~4角のペースアップでも前2頭を追い駆け、直線序盤で前2頭の外から3番手に上がる。ラスト1Fで前2頭をかわして先頭に立ったが、外から一気にスズカコテキタイにかわされ、外から迫る(11)タイセイブレイズにも差されてハナ差の3着となった。

 イスラアネーロはここに来てかなり力をつけている。前走のOP・千葉Sは3番枠から出遅れ、3~4角で中団の最内で包まれ、ラスト1Fまで進路がなく13着に敗れたが、スムーズな競馬ならここは巻き返せるはず。今回も前々走同様にテンの速い馬が揃っており、(11)タイセイブレイズ向きの展開になりそうだが、イスラアネーロは前走の不利で余力が残っている可能性が高いことと、内の各馬の出方を窺いながら動ける大外15番枠で、逆転の可能性を見出した。
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本日1番 東京11R プリンシパルS 芝2000m
 ◎ (7)ディマイザキッド
 ○ (13)ダノンエアズロック
 ▲ (9)ミカエルパシャ
 注 (11)ファビュラススター
 △ (1)シャンパンマーク
 △ (4)ポッドテオ
 △ (6)メリオーレム
 △ (8)グラヴィズ
 △ (12)エレクトリックブギ
結論 馬連7-13,9,11,1,4,6,8,12 (18:8:8:4:4:4:2:2) 複勝7 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダノンエアズロック(-12.0pt)、ポッドテオ(-10.0pt)、ディマイザキッド、ファビュラススター(ともに-9.0pt)、メリオーレム(-8.7pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (7)ディマイザキッド

 前々走の共同通信杯の4着馬。前走は2番枠から出遅れて後方からの追走となったが、すぐに包まれてしまった。ここで位置を下げたかったが、ペースが遅すぎて難しく、後方最内のまま進める。3~4角でも後方最内で我慢し、直線序盤では内ラチ沿いから追われ、狭い間から中団に上がる。ラスト2Fでもじわじわ伸びて好位列まで上がり、ラスト1Fでは4着争い。最後にエコロヴァルツを差し切って、アタマ差の4着に善戦した。

 前々走は1着のジャスティンミラノと2着のシャンタルマンタルが、次走の皐月賞で1着、3着と好走したように、かなりの好メンバーが揃った一戦。ペースも前後半50秒0-45秒3の超絶スローで前有利の展開だったが、それでも狭い内からメンバー最速の上がり3F32秒5を記録したことは高評価できる。

 本馬はデビューからの5戦全てで最速の上がり3Fタイムを記録しているように、末脚が鋭く、まだ底を見せていない。前走の山吹賞では初めての芝2200m戦で後方から3~4角で馬場の悪化した最内を通したことも祟って、スタミナ切れを起こして3着に敗れたが、直線が長く、幅員の広い東京なら抜群の末脚発揮が期待できる。
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本日6番 京都12R 4歳上2勝クラス 芝1600m
 ◎ (9)スイープアワーズ
 ○ (5)アイルシャイン
 ▲ (7)タガノシャーンス
 △ (3)セブンサミット
 △ (2)ワンダーキサラ
 △ (4)ルカン
 △ (6)フルメタルボディー
結論 馬連9-5,7,3,2,4,6 (15:10:10:5:5:5) 複勝9 (50)

本日6番 京都12R 4歳上2勝クラス 芝1600m
 ◎ (9)スイープアワーズ
 ○ (5)アイルシャイン
 ▲ (7)タガノシャーンス
 △ (3)セブンサミット
 △ (2)ワンダーキサラ
 △ (4)ルカン
 △ (6)フルメタルボディー
結論 馬連9-5,7,3,2,4,6 (15:10:10:5:5:5) 複勝9 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にタガノシャーンス(-14.3pt)、フルメタルボディー(-13.0pt)、セブンサミット(-12.3pt)、スイープアワーズ(-11.3pt)、レゾンドゥスリール(-10.3pt)。

 能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (9)スイープアワーズ

 デビュー4戦目となった5走前の未勝利戦は1クラス上の指数で勝利したように能力を出し切ると強い馬。前々走は休養明けながら直線で外に出されると豪快な伸び、上がり3Fタイムは断然の1位。指数もなかなかよく、高い潜在能力を感じさせた。前走の天神橋特別は休養明けで走りすぎたダメージ、レース間隔を詰めたことも良くなかったのだろう。今回は立て直されて、巻き返しが期待できる。

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