京都、東京の12Rの予想を追加しますm(__)m。
■馬番1~5番が7勝、逃げ~中団が7勝
2回東京開幕週で行われるフローラSは、過去10年を見ても馬番1~5番が7勝、2着4回、3着3回と好走している。昨年も7番のゴールデンハインドが優勝したものの、2着は2番のソーダズリング、3着は1番のブライトジュエリーだった。また、ゴールデンハインドは逃げ切りで実質内枠の競馬をしている。
またオークスのTRらしく、過去10年でかなりのスローペースが5回、一方、ややハイペースになったのは1回しかなく、逃げ~中団が7勝と有利の傾向。そのうち先行馬は4勝しており、さらにすごいのは先行馬の2着が7回もあること。いくら開幕週と言っても、ここまで差し、追い込みが決まらないのは珍しい。
本日2番 東京11R フローラS 芝2000m
◎ (3)ラヴァンダ
○ (14)クリスマスパレード
▲ (1)バロネッサ
△ (7)コスモディナー
△ (11)ユキワリザクラ
△ (4)エルフストラック
△ (6)トロピカルティー
△ (13)カニキュル
結論 馬連3-14,1,7,11,4,6,13 (14:14:5:5:4:4:4) 複勝3 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (3)ラヴァンダ
前々走のこぶし賞の3着馬。前々走は7番枠からやや立ち遅れたが、3走前に芝1400m戦を使われていたこともあり、楽に逃げ馬ポエットリーの外2番手を追走。3~4角でもポエットリーに離されずについて行き、4角では3/4差。直線序盤で内からルミッキにも並ばれ、ポエットリーに2馬身差まで差を広げられたが、ラスト1Fでルミッキを競り落とし、2着ポエットリーとの差を1馬身1/4差まで詰めてクビ+1馬身1/4差ゴールした。
前走は前々走から1Fの距離延長で時計の掛かる馬場。前後半48秒6-46秒3のスローペースではあったが、最後までしぶとく粘って、外から差し切ったオフトレイル、ポエットリーと0.2秒差だった辺りに、潜在的なスタミナを感じさせた。
前走のチューリップ賞では中団中目で折り合いに専念する競馬をしたが、掛かり気味の追走で最後の直線では2度も挟まれ、しっかり追えずに7着敗退。前走で能力を出し切れていないので、ここでの余力が十分にありそうだ。
○ (14)クリスマスパレード
新馬戦、水仙賞を勝利して2戦2勝。前走は5番枠からまずまずのスタートだったが、リズム重視でじわっと先行策。最終的には逃げ馬の外2番手を追走。道中も逃げ馬をぴったりマークで3/4差で3角へ。4角では楽な手応で先頭列。ここでやや外に張りながら直線へ。序盤で外から一気にマイネルフランツに並ばれたが、ラスト1Fで振り切ってしぶとく伸び、1馬身差で完勝した。
クリスマスパレードが前走で記録した指数は、メンバー中でNO.1で能力値は1位。しかし、今回は不利な大外14番枠に入った。内に逃げ馬の(4)エルフストラック、出遅れ癖があるが、スタートを決めれば前に行く(1)バロネッサ、その他、先行馬多数の状況を考えると、さすがに1~2番手に行くのは難しい。
好位の外目を追走する形となり、コーナーロスを強いられてしまいそうだが、キャリア2戦と浅く、まだまだ伸びしろがあるはず。良くも悪くもレースぶりに幼さがあり、底を見せていない点も魅力的である。枠は不利だが、上昇力を加味して対抗馬とした。
▲ (1)バロネッサ
デビューから上昇一途、前走の未勝利戦では3着馬に6馬身3/4差をつけて勝利した馬。2~3走前は出遅れたが、前走では6番枠からまさかの好スタート。そこから内からハナを主張したマグナレガリアを行かせて、同馬の外2番手を追走。道中も楽にコントロールして、マグナレガリアからやや離れた2番手で3角へ。
3~4角では逃げるマグナレガリアを壁にして我慢させ、2列目の内で直線へ。序盤で同馬の外に誘導して追い出されると、すっと反応して先頭に立ち、ラスト1Fでは半馬身差のリードを奪う。ラスト1Fで食らいつくアドマイヤマツリを振り切って抜け出し、1馬身3/4差で完勝した。
バロネッサはここでは能力値1位。今回は1番枠で前走のような立ち回りをされると厄介な存在だが、当然、出遅れるリスクもある。また、前走は出遅れなかったということはある程度、能力を出し切っていると受け取ることもでき、余力の面でやや不安もあるので評価を下げた。
___________________________________
本日3番 福島11R 福島中央テレビ杯 芝1200m
◎ (4)コナブラック
○ (8)アシャカタカ
▲ (9)ヨール
注 (3)トーセンサンダー
△ (2)インプロバイザー
△ (5)メイショウハボタン
△ (15)スムースベルベット
△ (6)ヒロノゴウカイ
△ (7)ポルタフォルトゥナ
△ (12)ハピネスアゲン
△ (13)ラウラーナ
結論 馬連4-8,9,3,2,5,15,6,7,12,13 (10:10:7:5:5:5:2:2:2:2) 複勝4 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にトーセンサンダー(-13.7pt)、コナブラック(-13.0pt)、スムースベルベット(-12.3pt)、メイショウハボタン、ヨール(ともに-12.0pt)。
能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (4)コナブラック
長らく芝の中距離路線を歩んできたが、3走前に芝1200mに起用されると、一変して勝利した馬。この距離を使われるようになってからは安定感が増し、昇級後の近2走でも3着に善戦している。
前々走は10番枠からまずまずのスタートだったが、二の脚が速く楽に先頭。内から(1)ショウナンカメリアがぶっ飛ばしてハナを主張すると、それを行かせて2番手で折り合う。3角では5馬身差ほど離された2番手だったが、それを3~4角で詰めて4角では2馬身ほどの差。直線序盤で追い出されるとしぶとく伸び、ラスト1Fでは半馬身ほどリードを奪う。残り100mくらいまでは先頭を維持していたが、外から並ばれると甘くなってクビ+クビ差の3着となった。
前々走は前後半3F33秒5-35秒7のかなりのハイペース。最後に差されたのは仕方なく、強い内容だった。前走の仲春特別は13番枠から好位の外と終始外を回りながら勝ちに行く競馬。結果、外から2頭に差されたが、濃い内容の3着。今年の福島芝は例年のこの時期と比較をすると高速で内も悪くないのでここは期待したい。
___________________________________
本日4番 京都12R 4歳上2勝クラス ダ1200m
◎ (12)カミーロ
○ (8)ストリンジェンド
▲ (11)サイレンスゴールド
△ (3)アポロプラネット
△ (4)ディキシーガンナー
△ (14)ディアサクセサー
△ (16)ツークフォーゲル
△ (10)ミキノプリンス
△ (13)メイショウナナクサ
結論 馬連12-8,11,3,4,14,16,10,13 (20:6:5:5:5:5:2:2) 複勝12 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にディキシーガンナー(-16.0pt)、ストリンジェンド(-15.3pt)、アポロプラネット(-14.7pt)、ディアサクセサー(-13.7pt)、ツークフォーゲル(-13.3pt)。
能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (12)カミーロ
デビューからずっと芝を使われてきたが、4走前に初ダートに起用されると3着に善戦し、ダート適性の高さを見せた馬。そして前走は12番枠からまずまずのスタートを切って、じわっと上がって好位の外を追走。3~4角の外からさらに進出して4角出口で3番手。そこからしぶとく伸び続け、ラスト1Fで差し切って前2頭と差し切って完勝した。
前走は2着馬には1馬身差だったが、3着馬には3馬身半差をつけており、好指数を記録。推進力が明確に上がっており、ダートに慣れてきたようだ。今回はさらなる上昇を期待する。
___________________________________
本日4番 東京12R 4歳上2勝クラス ダ1600m
◎ (4)タケルペガサス
○ (13)ウェイワードアクト
▲ (1)メロウヴォイス
△ (8)ピックアップライン
△ (9)パンテレリア
△ (3)エイトワン
△ (5)ロードジャスティス
△ (6)フィフティシェビー
△ (7)フリーフロー
結論 馬連4-13,1,8,9,3,5,6,7 (22:10:5:5:2:2:2:2) 複勝4 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にウェイワードアクト(-19.0pt)、シゲルソロソロ(-15.0pt)、タケルペガサス(-13.0pt)、メロウヴォイス(-12.7pt)、パンテレリア(-12.0pt)。
能力値は競走馬の力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (4)タケルペガサス
デビュー3戦目のカトレア賞では、あのレモンポップの2着になり、UAEダービーでは4着した実績馬。カトレア賞では大外11番枠から好スタートを切って、すっとハナを主張。前後半4F46秒7-49秒7のかなりのハイペースで逃げて、ラスト1Fで食らいつくレモンポップに1馬身半差、3着馬に11馬身半差の大差をつけての完勝だった。
タケルペガサスはその後、2度の長期休養を強いられたが、4走前の1勝クラスでは2勝クラス勝ちレベルの指数で勝利している。その後、長期休養明けから復帰してからの近3走は期待に応えられていないがスピード自体は見せている。前走はレース間隔を詰めたことも良くなかったようだ。立て直された今回は、復活を期待する。