本日は下記の4レースで終了ですm(__)m。
■良~稍重時は天皇賞(春)の前哨戦らしくスロー必至
日経賞は有馬記念と同じ起伏の激しい中山芝2500mが舞台。昨年のこのレースは極悪馬場で行われ、タイトルボルダーが逃げて激流となったが、2013年~2022年の10年間は良~稍重で行われスローペースで決着している。その内かなりのスローペースが8回だから、天皇賞(春)の前哨戦らしく、馬場が悪化しなければスローと決め打ちしても良さそうだ。
まして前走のAJCCで淡々と逃げて5着に敗れたマイネルウィルトスはもう一度逃げたいとは思わないだろう。(4)サザンナイツが行くか、それが行かなければ横山典騎手の奇策で(2)マテンロウレオが逃げる展開も考えられる。この2頭ではそこまで積極的な競馬ができないので、かなりのスローペースの可能性を視野に入れて予想を組み立てる。
本日2番 中山11R 日経賞 芝2500m
◎ (10)クロミナンス
○ (5)マイネルウィルトス
▲ (2)マテンロウレオ
△ (1)ヒートオンビート
△ (9)ボッケリーニ
△ (8)アドマイヤハレー
結論 馬連10-5,2,1,9,8 (12:12:12:12:2) 複勝10 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (10)クロミナンス
前々走のノベンバーS(3勝クラス)では超絶高速馬場の東京芝1800mで前後半4F48秒3-45秒9とかなりスロー。10番枠から五分のスタートを切って、軽く促し、中団の外を追走。向正面では位置を下げ、後方付近で3角。3~4角でも後方外目を通し、直線序盤で追われるとしぶとく伸び続け、クルゼイロドスルをハナ差で捕えたところがゴール板。前有利の展開を後方から断トツの上がり3Fタイムを駆使しての勝利だった。
前走のAJCCは不良馬場で外枠の馬、差し馬が優勢となった一戦。ここでは2番枠からまずまずのスタートを切って、コントロールして進めていたが、わりと楽に好位の最内を確保。道中は(5)マイネルウィルトスが淡々とレースを引っ張って行く展開で、好位の最内で前にスペースを作りながら進めて3角では4番手。3~4角の中間で前3頭が仕掛けて行ったが、ここでワンテンポ待って5番手。4角で中目を通し、3列目で直線へ。序盤でマイネルウィルトスの内を狙って2列目に上がり、ラスト1Fで同馬をかわして先頭に立ちかけたところを外からチャックネイトと(9)ボッケリーニに差し切られ、1馬身差1/4差の3着となった。
前走は前々走から一転して不良馬場で、内枠から3着したことには驚かされた。もともとダートでは大敗していたことから、時計の掛かる芝は苦手と見ていたが、ここにきてかなり力をつけているようだ。7歳馬ながら脚部不安と骨折による3度の長期休養でキャリア11戦と少なく、成長しているのだろう。ある程度前に行っても悪くはないが、末脚を生かす競馬ならチャンス大だ。______________________________________________________________
■明確な逃げ馬が不在で逃げ、先行馬有利が濃厚
毎日杯が行われる阪神芝外回りの1800mは、2角のポケット地点からスタートして、最初の3角までの距離は約665mとたっぷりあるために、逃げがベストの馬が集うと主導権争いが激化し、オーバーペースが発生することもある。追い込み馬のキズナが優勝した2013年、サトノインプレッサが優勝した2020年はまさにそれ。しかし、逃げがベストの馬が不在だったり、1頭のみだった場合にはそこまでペースが上がらず、2019年にはランスオブプラーナ、2022年にはピースオブエイトが逃げ切り勝ちをしている。
今年は明確な逃げ馬が不在。1番人気に支持されている(1)ノーブルロジャーはテンが速いが、1Fの距離延長になるので2列目を狙うことが推測され、逃げるのは(4)メイショウタバルか、(8)スマートワイスになりそうだ。重馬場ではあるが、ややスローペースが想定されるだけに、前が有利と見て予想を組み立てる。
本日3番 阪神11R 毎日杯 芝1200m
◎ (4)メイショウタバル
○ (3)ベラジオボンド
▲ (10)ニュージーズ
△ (9)サトノシュトラーセ
△ (7)ファーヴェント
△ (8)スマートワイス
△ (5)トラジェクトワール
結論 馬連4-3,10,9,7,8,5 (15:15:8:5:5:2) 複勝4 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (4)メイショウタバル
前々走の阪神芝2000mの未勝利戦では、中団の外から捲り上げるような競馬でなかなかの好タイムで好指数で勝利。スタミナの豊富さを感じさせるレースぶりだった。前走のつばき賞は5番枠から好スタートを切ってハナを主張。かなりのスローペースで逃げたが向正面でインファイターに捲られて2番手。3角手前で外からグラビスも上がってきたので、3~4角ではこれに抵抗して進出。4角で先頭に立つと、そこからしぶとく伸び続け、残り50mくらいで外からキープカルムが迫ってきたが、踏ん張ってアタマ差で勝利した。
前走もやっぱりスタミナはかなりあることを感じさせる勝利。2着のキープカルムは先週の皐月賞TR・若葉Sで勝ち馬ミスタージーティーと半馬身差の3着と好走しているように、メイショウタバルもそれほど相手が強くない重賞のここなら通用の余地がある。本日は降雨で現時点で重馬場。前に行ってスタミナを生かすレースならば、粘り込みは十分に期待できる。______________________________________________________________
本日4番 中京9R 金山特別 芝2000m
◎ (2)ワンダイレクト
○ (3)ロードスパイラル
▲ (8)リツィタル
△ (4)サスケ
△ (5)キャリーハピネス
結論 馬連2-3,8,4,5 (13:13:12:12) 複勝2 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にワンダイレクト(-12.3pt)、フォトンブルー(-9.7pt)、スピーディブレイク(-9.0pt)、キャリーハピネス(-7.3pt)、サスケ(-6.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (2)ワンダイレクト
デビュー2戦目に若駒Sで2着し、次走弥生賞では3着した素質馬。近2走ではこのクラスで連続2着。特に前々走は、1番枠から出遅れて中団やや後方の中目を追走し、3~4角で外に誘導しながら進出。4角で出口で大外に出されると、しぶとく伸び続けて残り100m付近で抜け出して先頭。そこを外からブリタニアに差されて半馬身差の2着に敗れた。しかし、前々走は3着馬に2馬身半差を付けており、ここではNO.1の優秀な指数を記録。能力値も1位であるここは決めたいところだ。_____________________________________________________________
本日1番 中京11R 伊勢S ダ1900m
◎ (16)ルクスフロンティア
○ (13)リチャ
▲ (14)キュールエフウジン
△ (8)セイクリッドゲイズ
△ (10)ロコポルティ
△ (4)ワセダハーツ
△ (5)セブンスレター
△ (6)タイセイエピソード
△ (12)トップスティール
結論 馬連16-13,14,8,10,4,5,6,12 (16:10:8:8:2:2:2:2) 複勝16 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルクスフロンティア(-22.0pt)、ロコポルティ(-21.0pt)、キュールエフウジン(-20.0pt)、ビップスコーピオン(-18.3pt)、セイクリッドゲイズ(-18.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (16)ルクスフロンティア
昨年のレパードSの3着馬。同レースでは11番枠からまずまずのスタートを切って、そこから押して迷わずハナを主張し、2角では2馬身差のリードを奪う。向上面ではじわっとペースを引き上げ、5、6馬身ほどのリードを広げたが、3角手前で2番手のライオットガールにやや詰められる。3~4角で外からライオットガールに競り掛けられ、抵抗してここで進出。4角で半馬身差まで詰めら寄られ、直線序盤でひと脚使ったが、食らいつかれてラスト1Fで甘くなり、ライオットガールがそれをかわして先頭。外からオメガギネスにも差されて、半馬身差3着となった。
ルクスフロンティアがレパードSで記録した指数は、ここでは明確に上。前走の金蹄Sでは、休養明けで300mの距離延長。7番枠からまずまずのスタート切って、そこから押して逃げ馬の外2番手を追走したが、残り300mで先頭に立ちかけたところでパッタリ止まって失速。このパターンはスタミナが不足しがちな休養明けの影響もあるが、距離が明確に長いという負け方だ。
本馬のベストはレパードS勝ちの1800mだが、軽いダートなら4走前の中京ダ1900mを勝利しているように、守備範囲だろう。また前走では前に行くスピードを見せていることから、調子は悪くなく、ひと叩きされての前進が期待できる。