本日は下記の4レースで終了ですm(__)m。
■長距離適性とレースを順調に使われていることが重要
長距離の重賞路線は、ステイヤーズS→(万葉S)→ダイヤモンドS→阪神大賞典→天皇賞(春)という流れ。しかし、今年も昨春の天皇賞・春の上位馬は出走せず、昨年のステイヤーズSの上位馬に中距離路線組や新興勢力が挑んでくる形となった。
このレースは昨年、前走の万葉Sを優勝したミクソロジーが優勝したように、芝3000m以上のレース経験がある方が有利。最低でも一昨年の優勝馬(9)テーオーロイヤルのように、芝2400m以上の経験は欲しいところである。
このレースで2020年には前走で芝2000mのオープンに出走していた16頭立ての16番人気馬ミライヘノツバサがアドバルーンを打ち上げたことがあったが、同馬もシャケトラが優勝した2017年のハイレベルな中山芝2500mの日経賞で2着の実績があった。また、スタミナが求められる長距離戦らしく、休養明けの馬は苦戦の傾向なので、そこも加味して予想を組み立てたい。
本日1番 東京11R ダイヤモンS 芝3400m
◎ (9)テーオーロイヤル
○ (7)ハーツイストワール
▲ (3)トロピカルライト
△ (5)ワープスピード
△ (1)ワンダフルタウン
△ (2)ヒュミドール
△ (4)メイショウユズルハ
結論 馬連9-7,3,5,1,2,4 (15:10:10:5:5:5) 複勝9 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (9)テーオーロイヤル
一昨年は4連勝でダイヤモンドSを優勝し、天皇賞(春)でも3着と上半期の注目株だった馬。一昨年のダイヤモンドSは9番枠から五分のスタートを切って、単騎で逃げるグレンガリーから離れた好位の中目を追走。向正面で3番手に上がって、3~4角で前のアンティシペイトの外に誘導して同馬を交わし、グレンガリーとの差を詰める。4角では同馬と2馬身半差、それを直線序盤で一気に伸びて先頭列に上がり、ラスト2Fでは抜け出して2馬身差。ラスト1Fでジリジリ迫るランフォザローゼスにもしっかり差を付けて2馬身半差で完勝した。
本馬は一昨年秋に復帰すると不利の連続。5走前のオールカマーは内が圧倒的に有利な馬場&展開を終始好位の外々から押し上げていく不利。4走前のアルゼンチン共和国杯は最後の直線でキングオブドラゴンを捕らえに行くなかで、同馬が内ラチに激突し、それに巻き込まれて減速する不利。3走前のジャパンCは最後の直線で追い出されたところで窮屈になり、そこをボッケリーニに寄られてブレーキをかけ、終戦となった。
そしてその後に骨折という不運。長期休養明けからの復帰戦の前々走アルゼンチン共和国杯では、トップハンデ58.5kgを背負わされた。さらにレースがそれなりに流れた中で、16番枠から終始中団の外を回る苦しい形で、上手く脚を溜められず、10着に敗退した。しかし、前走のステイヤーズSでは、逃げ馬が逃げ切る前が楽な展開を中団でレースを進めて2着と復調気配を見せている。今回は得意の舞台。ここでもトップハンデ58.5kgではあるが、それ以外の要素にマイナス点が少ない。よって、本命馬とした。
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本日2番 京都11R 京都牝馬S 芝1400m
◎ (15)ソーダズリング
○ (18)ロータスランド
▲ (16)モズメイメイ
△ (12)ナムラクレア
△ (13)メイケイエール
△ (2)アルーリングウェイ
△ (5)ウインシャーロット
△ (6)シングザットソング
△ (14)ジューンオレンジ
結論 馬連15-18,16,12,13,2,5,6,14 (12:10:10:10:2:2:2:2) 複勝15 (50)
■時計が掛かる馬場のDコース替わりで、外差し有利
京都牝馬Sは2016年に1回京都開催最終週の芝1600mから、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わり、20年から過去3年は阪神芝1400mで行われた。今年は再び京都芝1400m戦に戻る。また16年以降はエリザベス女王杯や秋華賞なとの中距離路線馬は1月の愛知杯へ、高松宮記念やヴィクトリアマイルを目指す、スプリント~マイル路線馬は京都牝馬Sへという形で定着した。
このレースは京都開催の14日目で行われるため、馬場がタフになることが多く、外から差す馬が有利の馬場。このため逃げ馬がそこまでペースを引き上げなかったとしても、外差しが決まることが多く、実際に京都芝1400mで行われた過去4年中3回は差しが決まっている。
今回は昨年の京都牝馬Sで逃げて2着に粘ったウインシャーロットが逃げると見ているが、同馬は昨年は阪神芝1400mで前後半3F35秒1-33秒9のかなりのスローペースでレースメイクしての好走だった。今回は同型馬のモズメイメイが競ってくる可能性が高く、昨年よりもペースが上がりそう。また、今年はCコース→Dコース替わりで行われ、より外が有利となると、外から差せる馬を中心視したい。
■有力馬と評価ポイント
◎ (15)ソーダズリング
デビュー3戦目のフローラSで2着した素質馬。古馬と初対決となった前々走の三年坂Sでは上がり3F32秒8の最速タイムを繰り出して勝利し、力をつけているところを見せた。前々走は13番枠からまずまずのスタートを切り、様子を窺いながらコントロールして好位直後の外目を追走。3角でペースが上がっていく展開で、そこでは中目を通し、4角で前のスペース保って直線ではそのスペースを潰して外へ。直線序盤では3列目の外からすっち伸びて2列目に上がり、ラスト1Fでそのまま内の(11)モズゴールドバレルを競り落として半馬身差で勝利した。
前走のターコーズSではスタートで内の馬にぶつけられ、やや折り合いを欠き気味のレースではあったが、崩れずに4着、古馬重賞で通用する目途を立てた。今回は15番枠と外枠。近2走から1Fの距離短縮になるので、ここでは外から差す競馬になるだろう。キャリアも7戦と浅い4歳馬だけに、さらなる成長力も期待できる。
先々週はきさらぎ賞、東京新聞杯のW的中を達成。特に東京新聞杯では◎ウインカーネリアン(4番人気)、▲サクラトゥジュール(7番人気)で馬連万馬券大的中でした。前週は共同通信杯は数れましたが、京都記念は的中し、年間重賞回収率プラスを継続中です。
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本日3番 東京9R フリージア賞 芝2000m
◎ (1)キャントウェイト
○ (3)ホーエリート
▲ (2)バートウォッチャー
△ (4)ニシノティアモ
△ (6)アドマイヤベル
△ (7)ブライトマン
△ (8)サトノオラシオン
△ (9)マーシャルポイント
△ (10)アバンデル
結論 1-3,2,4.6,7,8,9,10 (10:10:5:5:5:5:5:5) 複勝1 (50) 複勝1 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にキャントウェイト(-7.7pt)、ニシノティアモ、ブライトマン(ともに-7.3pt)、バードウォッチャー、アドマイヤベル(-7.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (1)キャントウェイト
新馬戦で倒した相手は2着馬が次走未勝利戦勝ち、3着馬が赤松賞で2着のテリオスサラ。デビュー2戦目のOP・芙蓉Sでは2着。同レースでは7番枠からやや出遅れ、スタート直後から頭を持ち上げて行きたがる場面。好位の4番手でレースを進めていたが、向上面半ばで前に壁を作ってもコントロールに苦労し、3手前でペースが上がるとようやく折り合い、そこで息を入れる。4角で外に出す際に、外の馬と軽い接触があったが、直線では勝ち馬シリオスコルトの後ろから伸びて2馬身差まで迫った。
キャントウェイトが前々走で記録した指数は、ここではNO.1タイで能力値は1位となる。前走の若竹賞はタフな馬場。外から勝ちに行く競馬をしたために、ラスト1Fで甘くなり、外から一気にルカランフィーストに差し切られて4着に敗れた、しかし、スタミナが不足する休養明けだったことを考慮すれば、負けて強しだった。今回は叩かれてスタミナアップが見込める。内枠を利して先行して粘り込みを期待する。
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本日3番 小倉11R 小倉城S ダ1700m
◎ (8)サンライズグルーヴ
○ (1)ゴッドブルービー
▲ (15)コパノニコルソン
△ (3)ロコポルティ
△ (4)レリジールダモーレ
△ (5)タガノエスコート
△ (6)プリンスミノル
△ (10)イチネンエーグミ
△ (14)グラストンベリー
△ (16)スマートムーラン
結論 馬連8-1,15,3,4,5,6,10,14,16 (10:5:5:5:5:5:5:5:5) 複勝8 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にプリンスミノル(-21.0pt)、レリジールダモーレ(-20.0pt)、タガノエスコート(-18.7pt)、ロコポルティ( -18.0pt)、コパノニコルソン(-17.7pt)
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (8)サンライズグルーヴ
7走前となる昨夏の札幌ダ1700mの1勝クラスでは圧勝し、1クラス上で通用する指数を記録した馬。同レースでは10番枠から好スタートを切って、じわっと先行。逃げるセイゲンの2番手を追走。3~4角で同馬との差を詰めて、4角ではもう先頭。直線で追い出されるとしっかり伸び続けて5馬身差の圧勝だった。続く2勝クラス、大通り公園特別でも、単独3番手でレースを進め、その後3勝クラスで4回連対したミラクルティアラの2着しているように力はある。
その後はスランプ状態となったが前走の由布院特別で復調を示す勝利。中団の外から向正面で上がっていく、揉まれない競馬となったことも能力発揮の一因だったかもしれない。順調の強みを生かして能力を出し切ればここでもやれると見る。