2023年 アルゼンチン共和国杯・みやこS+京都9R+メイン以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.11.05
2023年 アルゼンチン共和国杯・みやこS+京都9R+メイン以降の予想

京都9Rの予想を追加しますm(__)m。

■極端な脚質の馬は全く馬券に絡んでいない

 過去10年で遅い年は5F通過62秒後半~63秒台、速い年は59秒~60秒だが、60秒を切った年は2回しかない。それも遅い年は極端なほど遅いので、予想する際には「極端なスローペース」か「ややハイペース」かに決め打つのもひとつの手段だが、全体的には極端にスローペースになることが多い。

 それ以上に面白いのは、過去10年で逃げや追い込みという極端な脚質が全く馬券に絡んでいないこと。基本的に先行~中団が強く、勝ち馬は先行馬5勝、中団馬4勝と先行~中団がほぼ独占している。唯一、差し馬が優勝したのは2014年で5F通過59秒8とややハイペースだった年だ。

 今年はアフリカンゴールドとディアスティマがハナを争うと見ているが、ハイペースにしていいタイプではなく、平均よりも遅いペースになると見ている。前走で長い距離を使われ、後方からレースを進めたようなタイプは苦戦する可能性が高い。

本日4番 東京11R アルゼンチン共和国杯 芝2500m
 ◎ (16)テーオーロイヤル
 ○ (14)ヒートオンビート
 ▲ (2)レッドバリエンテ
 △ (1)プリュムドール
 △ (3)ヒュミドール
 △ (4)チャックネイト
 △ (9)ゼッフィーロ
 △ (17)マイネルウィルトス
 △ (8)アリストテレス
 △ (12)ハーツイストワール
結論 馬連16-14,2,1,3,4,9,17,8,12 (11:10:5:5:5:5:5:2:2) 複勝16 (50)

■有力馬とそのコメント

◎ (16)テーオーロイヤル

 昨年は4連勝でダイヤモンドSを優勝し、天皇賞(春)でも3着と上半期の注目株だった馬。ダイヤモンドSは9番枠から五分のスタートを切って、単騎で逃げるグレンガリーから離れた好位の中目を追走。向正面で3番手に上がって、3~4角で前のアンティシペイトの外に誘導して同馬を交わし、グレンガリーとの差を詰める。4角では同馬と2馬身半差、それを直線序盤で一気に伸びて先頭列に上がり、ラスト2Fでは抜け出して2馬身差。ラスト1Fでジリジリ迫るランフォザローゼスにもしっかり差を付けて2馬身半差で完勝した

 天皇賞(春)は7番枠からまずまずのスタートを切って、タイトルホルダーの単騎逃げから離れた3列目の中目を追走。3角手前で外からクレッシェンドラヴに並びかけて交わし、そのままカラ馬のシルヴァーソニックの外からタイトルホルダーに迫ったが、4角ですっと離されて甘くなる。そこをディープボンドに交わされ、同馬に1馬身差つけられたが、ここではタイトルホルダーを負かしに行く好内容だった。

 しかし、本馬はその後、不利の連続で本来の能力を出し切れていない。昨年のオールカマーは内が圧倒的に有利な馬場&展開を終始好位の外々から押し上げていく不利。アルゼンチン共和国杯は最後の直線でキングオブドラゴンを捕らえに行くなかで、同馬が内ラチに激突し、それに巻き込まれて減速する不利。前走のジャパンCは最後の直線で追い出されたところで窮屈になり、そこをボッケリーニに寄られてブレーキ。徐々に位置が下がって終戦となった。今回は骨折による長期休養明けで、8枠というのも不安材料だが、実力はここでは上。配当妙味もあるここは大逆転に期待してみたい。

〇 (14)ヒートオンビート

 今年の目黒記念の2着馬。同レースは10番枠からまずまずのスタートを切って、中団中目から1角で内目に入れて追走。3~4角では最内で脚を溜め、4角でひとつ外に出し直線では中目に誘導。序盤は進路がなく仕掛けを待たされたが、ラスト2Fで中目を捌いて3番手まで上がると、ラスト1Fで逃げ粘る(13)ディアスティマを強襲し、アタマ差で捕え切った。

 前記の目黒記念は超絶スローペースで3~4角からペースが上がったが、そこで最内を走り貯金ができたことが大きく、それが最後の末脚に繋がった面がある。同レースは戦前の段階から、メンバーの貧弱さが囁かれており、今回と同格&同コースで勝ちながらも低評価されている。しかし、終わってみれば今年の目黒記念はそこまでレベルが低いものでもなかった。

 また本馬は昨年のこのレース3着馬でもあり、この舞台に高い適性を示している。前走の京都大賞典は休養明けで9着敗退。しかし、すでに体勢が決した後ではあったが、ラスト1Fで挟まれブレーキをかけたための大敗である。このような実績で低評価というのは不思議だ。

▲ (2)レッドバリエンテ

 3走前の2勝クラス・熊野特別ではオープン通用域の指数を記録して勝利と、ここに来て地力を付けている馬。同レースでは8番枠方五分のスタートを切って、中団のやや後方外目を追走。3角手前でタイセイドリーマーが2列目まで上がったが、これを追い駆けてじわっと進出。3~4角の外から徐々に上がって3列目付近で直線へ。そこからしぶとく伸び続けて4馬身差の圧勝だった。

 前走は休養明けで3勝クラスのムーンライトHを勝利。ここでも完勝ではあったが、3走前よりも指数は低く、全能力を出し切ったものではない。叩かれての前進が期待できる。

△ (1)プリュムドール

 デビュー当初は芝1600、1800mに使われ勝ちきれない競馬が続いた。しかし、芝2000m以上を使われて成績が上昇。未勝利、1勝クラスを連勝した。昨秋のローズSはスピード不足だったが、その次走の芝2400mの2勝クラスを勝利したように、距離適性はかなり長距離にある。

 その後も芝3200mの松籟Sで3着、そして前々走は芝3000mの古都Sで1着、前走は芝3600mのステイヤーズSで2着だった。その前走は12番枠からやや出遅れたが、そこから促して中団の外で流れに乗せ、向正面で最内に入れて追走。2週目の3~4角で中目に誘導して押し上げ、4角で外々からしぶとく差して、最短距離を立ち回ったシルヴァーソニックに3/4差まで迫った。

 このように芝2000mをやや超える距離では掲示板止まりだったが、3000m級になると重賞でも馬券になるという、かなり距離適性が偏った馬だ。今回のメンバーでは指数上位の存在だが、休養明けで芝2500mとなると、レースの流れに乗れず、スタミナを生かせないまま終わってしまう可能性もある。鞍上がどうやってこの馬の持ち味を引き出すかが見どころとなりそうだ。

△ (3)ヒュミドール

 デビュー以来久々の芝レースとなった信夫山特別(2勝クラス)を勝利すると、そこから芝に路線転向し、3勝クラスのノベンバーSも勝利した。オープン昇格後はやや足りない成績が続いた時期もあったが、2021年は小倉記念2着、福島記念2着と芝の重賞で馬券圏内に突入するまで地力をつけた。

 しかし、その後はまた不振が続き、さすがに終わったかと思わせたが、前々走のダイヤモンドSでは2着に激走。同レースは5番枠から五分のスタートを切り、二の脚で楽に先行し、好位の最内を追走。向正面でスタッドリーが捲って先頭に立ち、ペースが上がったが、そこでワンテンポ待って前のスペースを広げた。3~4角でそのスペースを潰して最短距離を立ち回り、直線序盤ですっと伸びて2列目まで進出。ラスト2Fで先頭列に並びかけ、大外のミクソロジーとの叩き合い。惜しくもクビ差で敗れたが、3着馬には2馬身差としっかり差をつけた。

 本馬はデビューしてからしばらくの間、不適なダートを使われ、無理をさせなかったことで7歳馬だがまだまだ元気だ。今回は前走で距離の長い天皇賞(春)を後方からレースをした後の一戦となり、レースの流れに乗れるか微妙も、能力はまだしっかりしたものを持っている。過大評価は禁物も、警戒しておく必要はある。

△ (4)チャックネイト

 昨春にノド鳴り手術をし、そこから復帰すると右肩上がりで上昇。休養明けの前走では3勝クラスの六社を勝利した。前走は9番枠から五分のスタートを切って中団の外目を追走。3~4角では3列目の外から4角で手口で外に出されると、直線序盤の伸びはそこまででもなかったが、外から上がって来たエンドウノハナと馬体をぶつけるように併せて一気に伸び、同馬に競り勝ち、内から上がった2頭も振り切ってクビ差で制した。

 本馬は前走で自己最高指数を記録。正直、本馬が2番人気に支持されるほどの能力の裏付けはない。しかし、前走からさらなる前進があればここで通用する領域にはいる存在だ。

△ (9)ゼッフィーロ

 今年のオールカマー3着馬。同レースは8番枠から五分のスタートだったが、二の脚が速く、中団最内を取って追走。道中は本馬の前でレースを進めていたマテンロウレオが下がってきたので、コントロールしながら後方付近までポジションダウン。3~4角でマテンロウレオの外に出して前のスペースを詰め、中団の中目で直線へ。序盤で好位列まで上がってラスト1Fで窮屈なところを走り切って最後まで伸び続け、2着タイトルホルダーにクビ差まで迫った。

 前走は前後半5F61秒1- 58秒5とかなりのスローペースで、前有利の流れだった。それだけに前のウインマリリンに突進しようとするのを抑え、位置が下がったマテンロウレオの巻き添えで位置が下がってしまったのは痛かった。しかし、最内から中目を追走したことで、脚を溜めたことが功を奏して自己最高指数を記録。そういったことを考えると、今回でさらなる上昇を期待するのは難しい。

 また前々走の目黒記念は、まずまずのスタートを切りながらも坂スタートの影響もあって二の脚が遅く、位置が下がって最後方からの競馬になり、3角でも後方3番手。3~4角で外目を追走も位置を押し上げ切れず4着に敗れた。本馬はここへきて地力をつけていることは確かだが、目黒記念と同舞台の今回も後方からになることが予想され、ペースが上がらないと届かない可能性も十分あり、全幅の信頼はおけない。

△ (17)マイネルウィルトス

 デビューからしばらく脚を溜める競馬で伸び悩んでいたが、2020年4月の飯盛山特別(1勝クラス)では先行策から圧勝。スタミナ豊富なところを見せた。その後、極悪馬場の新潟芝2000mで行われた2021年福島民報杯でも大差勝ち。同レースは序盤は好位直後の最内を追走していたが、そこから徐々に位置を上げ、4角では2列目。直線序盤で中目に誘導されると、他馬が次々と失速していく中を最後までしぶとく粘り、2着馬に1.8秒差をつけた。

 本馬は豊富なスタミナで時計の掛かる馬場を得意としており、凱旋門賞などもタイミングが合えば激走しそうなタイプだ。その後もアルゼンチン共和国杯、目黒記念、そして重馬場の函館記念で2着しているように、とにかくスタミナが豊富。

 ただ今年に入ってややレース内容が悪くなっているのも確か。超高速馬場の東京芝でスローペースになったときは微妙な印象もある。ただ全能力を発揮したときには、今回のメンバーでも能力上位の存在。スタミナが生きる流れ、スタミナを生かす騎乗がされたときは一発の可能性は十分ある。

3番人気 (13)ディアスティマ

 今年の目黒記念の2着馬。同レースは7番枠からまずまずのスタート。内からトップスタートを切ったバーデンヴァイラーがハナを主張したが、押して1角までにハナを奪った。そこからはペースを超絶スローに落とし、特に動きのないまま一団で3角へ。3~4角でじわっとペースを引き上げ半馬身差のリードで直線へ。序盤でバラジに並ばれたが、しぶとく踏ん張ってラスト1Fで同馬を振り切った。しかし、最後は中目から馬群を捌いて強襲してきた○(14)ヒートオンビートに差されてアタマ差の惜敗だった。

 前走の目黒記念は超絶高速馬場で前半5F62秒0-後半5F57秒9の超絶スローペース。つまり、逃げて内目をロスなく立ち回った本馬は展開に恵まれての2着だった。今回は同型馬(6)アフリカンゴールドの出走により、前走ほど楽には前に行けないはず。今回は前走を大目標とし、そこで自己最高指数を記録した後の休養明けの一戦。ここが目標ではないはずで評価を下げたい。
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本日2番 京都11R みやこS ダ1800m
 ◎ (7)メイクアリープ
 ○ (1)アスクドゥラメンテ
 ▲ (6)ブリッツファング
 △ (3)タイセイドレフォン
 △ (14)ウィリアムバローズ
 △ (10)ホウオウルーレット
 △ (4)サンライズホープ
 △ (12)ペプチドナイル
結論 馬連7-1,6,3,14,10,4,12 (14:9:9:9:5:2:2) 複勝7 (50)

■みやこSのポイント

 みやこSは2018年はJBCが京都競馬場で開催されたため、行われなかったこともあるレース。このようにJBCと開催時期が重なっているため陰が薄く、古馬一線級の参戦が少ないことから、上がり馬、特に4歳馬が過去10年で6勝2着1回(出走馬32頭中)が目立つ。

 また、このレースが行われる京都ダ1800mの舞台は、最初のコーナー(1角)までの距離が286mと短く、外枠の馬は最初のコーナーで外に張られることになるので、基本的には内枠有利だ。2015年の7番人気で優勝した2番枠のロワジャルダンを始め、最内を立ち回った馬が上位争いをしている。

 ただし、今年は何が何でも逃げるペプチドナイルが出走しているので、序盤でウィリアムバローズがハナを狙うフリをして抵抗していく可能性が高いにせよ、隊列がすぐに決まる可能性が高い。そうなると逃げ馬インティが大外16番枠に入り、序盤から先行争いが激化した2019年のような極端な外枠不利ではなくなるが、それでも有利な材料ではない。今回はそれも踏まえて予想を組み立てた。

■有力馬とそのコメント

◎ (7)メイクアリープ

 3走前の三宮Sでは、先日のJBCクラシックを優勝したキンズソードに最後までしつこく抵抗してハナ差の2着。前々走の名鉄杯でもJBCレディスクラシックで3着のアーテルアストレアとハナ差の2着。前々走は14番枠から五分のスタートを切って、逃げ馬からやや離れた好位の外を追走し、3~4角で前との差を詰めて4角2列目の外から直線へ。ラスト2Fでグンと伸びて先頭に立ち、ラスト1Fで高速を突き放したが、最後に外から一気に伸びたアーテルアストレアに交わされてハナ差だったが、3着ニューモニュメント(今年の川崎記念3着の実績)には4馬身差をつけた。

 このように後に交流重賞を勝利する馬と接戦、それも先に仕掛けてしつこく抵抗する形で好指数を記録しているように、実力はある。スタミナが不足する休養明けの前走、太秦Sは11番枠で人気を背負ったこともあって、ハナを奪う競馬。ペースが速くなり、最後の直線で勝ち馬に早めに来られてしまう苦しい展開となり、ラスト1Fで失速した。しかし、前走で厳しい競馬をしたことで、スタミナが強化され、ここでの上昇が期待できる。
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本日1番 京都9R もちの木賞 ダ1800m
 ◎ (2)ピュアキアン
 〇 (4)ジャスパーロブスト
 ▲ (9)テンエースワン
 注 (8)アラレタバシル
 △ (5)ヒロノラメール
 △ (10)グランルーチェ
結論 馬連2-4,9,8,5,10 (20:10:8:6:6) 複勝2 (50)

PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にピュアキアン(-9.0pt)、テンエースワン(-7.0pt)、アンモシエラ(-6.3pt)、グランルーチェ(-6.0pt)、ジャスパーロブスト(-5.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (2)ピュアキアン (新馬戦の評価A)

 9月の中山ダ1800mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは10番枠からトップスタートを切ってハナを主張すると、ペースを落としてマイペースで逃げ。逃げながらも道中では脚を溜めていたため、手応えに余裕があり、3~4角から後続を引き離しにかかった。

 ところがラオラシオンが食らいついて来たため、リードを奪い切れず、楽な展開とはならなかった。同馬は直線序盤で失速したが、最内からバナマンテソーロが猛追。しかし、本馬は追い出されるとフットワークの回転が上がり、最後まで抜かせず、半馬身差で振り切った。

 結果、上位2頭で3着馬に10馬身以上の差をつけてゴールイン。ラスト2Fは13秒1-12秒6。逃げて最後まで加速できた内容は優秀だ。また道中で息を入れての逃げができていたことから、逃げ限定タイプではないだろう。2着馬バナマンテソーロも指数は良く、近いうちに未勝利を突破すると見ていたが、先月末にしっかり勝ち上がった。
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本日3番 福島11R みちのくS 芝1200m
 ◎ (1)エナジーグラン
 ○(12)グルーヴィッド
 ▲ (7)アビッグチア
 △ (4)シュバルツカイザー
 △ (6)モントライゼ
 △ (8)コムストックロード
 △ (9)ファロロジー
 △ (11)グレイトゲイナー
 △ (15)キャプテンドレイク
結論 馬連1-12,7,4,6,8,9,11,15 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝1 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にシュバルツカイザー(-20.0pt)、コムストックロード(-17.3pt)、エナジーグラン、グレイトゲイナー(ともに-16.0pt)、リレーションシップ、ファロロジー、 ディヴィナシオン(ともに-15.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (1)エナジーグラン

 昨秋の福島1勝クラスを勝利すると、そこから一気に3連勝してオープン入りした馬。4走前の下関Sは11番枠から五分のスタートを切って、そこから押して中団中目を追走。位置を取ってからはレースの流れに乗り、3~4角の外から勢いに乗せて4角大外から直線へ。ラスト1Fで追い出されると一気に抜け出し、猛追するグランレイをクビ差で振り切った。

 ただ、4走前を含めて3連勝は展開に恵まれた面もあったため、オープン昇級後はやや苦戦しているが、前走の信越Sでは1番枠から五分のスタートを切って、馬場の悪化した最内からじわっと上がって好位の直後を追走。3~4角でも3列目付近の最内でレースを進めて直線で中目に出されると、勝ち馬に0.4秒差まで迫った。前走るは地力をつけていることがよくわかる内容だった。

 今回のメンバーでは能力値上位。今回も最内枠なのでギャンブル的な要素もあるが、うまく捌ければ十分に勝ち負けが狙える。また現時点では5番人気で内枠のリスクに見合うオッズとなっているので狙うことにした。

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